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麻生魔法学院へようこそ

北海道某所にある麻生魔法学院は北方領土より更に北側にある鬼門と呼ばれる門を守るため。
そして新たなる異能使い・魔法使いを育成するするために作られた学校です。
魔術師の育成、魔法道徳の獲得。魔法理論の説明および魔術の発展の為に作られた日本で唯一の魔法を学べる学校です。

我が魔法学院の成立は明治初期頃。異能使いと呼ばれた日本の魔術師とも呼べる人々は、鎖国が解かれたことにより、西洋の魔術師と接触する事に成功しました。
日本の文明開化と同時に日本の魔法界にも文明開化が起きました。
交流が行われると、異能使いと魔術師は同様の悩みを抱えている事が分かりました。それはつまり、後継者不足です。魔法や異能は代々人から人へと教えられるものですが、基本的に身内の中でしか教えられることなく、それこそそこに世継ぎが生まれなければ、その魔法は断絶してしまうのです。
そういった悩みを解消する為に取られたのが「魔法学院都市計画」でした。
魔法学院都市計画とは、その当時開拓途中であった蝦夷地（北海道）を魔術師が開拓を行い、そこに魔術師しか立ち入れない都市を作り、その中心に魔法を教える学校を作るという大きなプロジェクトでした。
当時、異能使いの長であった「麻生助三郎」（麻生は異能者の長として存在する者に付けられる苗字）はそのプロジェクトの為に尽力し、結果、その魔法学院都市の基礎を築く事に成功しました。彼の尽力無くして、現在の魔法学院は無かったでしょう。
その後、幾度と無くその都市は拡大、改善され、現在の麻生魔法学院とその都市が完成しました。否、完成ではありません。現在もこの学院都市は成長を続けているのです。

 

なお、当wiki内の情報は全てフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。