奇蹟とそれに付随する内容

ページ名:奇蹟とそれに付随する内容

【奇蹟/天恵】
神に愛された者(Blessed person)のみが使える、魔法とは異なる力、若しくは超能力。扱える人間は一握りほどで、魔法学院でもその存在を教えるのみとなっている。奇蹟は巻き起これば魔法では起こしえない事も実現可能だと言う。
魔術士曰く「チート」。
実際、限定的ではあるが、相手を蘇生しうる力を持つ人間も居る模様。
以前からその能力の存在は確認されていたが、20年前の「Eyes of Blood(通称Eob)」の事件後から全国各地でその存在が多く報告されるようになった。一説によれば、Eobのウイルスに感染した存在が、中和ウイルスを完璧に受け入れず、何かしらの作用によって人間の脳の使われていない場所を目覚めさせることにより超常の力を巻き起こすとも謂われるが実際はよく分かっていない。原理についても魔法の発現方法と似ているものもるようではあるが、そうでないもののほうが圧倒的に多く、その原理の解明及び発現の理由は今なおはっきりとさせることが難しいようである。
ルナティックのデモニックとは違い、殺す事に念頭を入れていない能力の発現があることが特徴。
また、この能力を使える人間は通常の人間であることが多い。ルナティックのように狂気を持ち合わせていない。
カウンタールナティック組織「神の御使い(ANGELS)」を擁する私立聖愛学園では天恵とも呼ぶ。

能力は人それぞれで、能力自体は魔法で代用が効かないほど強力なものが多いが、魔法とは違い、その効果が単一的(移動なら移動にしか効果が無い)で、尚且つ使用者が体質などによってその力が有用に働かない場合でも、奇蹟の保有者はその奇蹟が持つ効果しか使用できない等の欠点を持つ。(極端に言えばスギ花粉アレルギーの人間がスギの花粉を無意識的に自分の周りに纏わせる能力があるかもしれないということ)

奇蹟の使い手は基本的に1つないし2つまでの奇蹟を使うことができるようであるが、中には3つ以上使える者も居るという。

【神に愛された者(Blessed Person)】
奇蹟を持つ者をこう呼ぶ。
奇蹟を3つ以上持つ者且つ他の奇蹟で代用が効かない特殊な奇蹟を持つ者を神の代行者(Angeliser)と呼ぶ。
私立聖愛学園の学長「山口正孝」がそれ。彼はその奇蹟の代償として成長を止められているため、現在のその姿も少年のままである。(治癒系の奇蹟を使える者が成長を止められやすい)

【純粋種】
奇蹟/天恵を持っている人間は20年前からも存在はしていた。彼らは純粋種と呼ばれ、その人間が持つ能力は強大であるとされる。
純粋種を捕らえて、研究し、その能力を普通の人間に使わせようとした結果生み出されたのがルナティックであるとも謂われている。実際その力を研究していた機関はあるようだが、かなり前に消滅している。G機関という組織があったという文献のみが残るだけであり、そこで研究していた内容噂の域を過ぎず、万能霊薬の研究だとか恐怖の人体実験場だったとか文献によって変わるため不明である。
そもそもが少なかった純粋種であるが、そういった経緯があったのかなかったのか不明ではあるものの、現在確認されている純粋種は非常に少ない。
私立聖愛学園の山口正孝学園長はその希少な純粋種の一人である。

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