都市伝説理論

ページ名:都市伝説理論

都市伝説理論とは、人から人に伝わり、多くの人へ伝播することによって「存在するかしないかもわからない存在」を「存在するもの」へと変換させることが出来るという理論である。
術式系統分類でいくと言惑術に近い。人々が発する言葉の中の微弱な魔力(いわゆる言霊の力)を噂により拡散させることで同じ都市伝説を信じる者同士の間に結びつきが出来、それを連鎖させることにより、大きな魔力と強制力に変換している。

魔導器「蜃気楼都市」は都市伝説理論で作られた強力な魔術である。その強力さについては別枠でいずれ紹介する。

都市伝説理論を利用すれば、漠然とした拡散する魔力を収束させ、その場に留めることも可能になる。本来ならば大きな術式と手練者の魔術師によって行われなければいけない魔法なども瞬時に行うことができるかもしれない。

ただし、都市伝説理論をつかった術式を作る場合、以下などの弊害が起きるため注意が必要である。

・都市伝説で伝播させられる噂は基本的にあまり複雑なものは不可能である。故に複雑な魔術などを行うことは出来ない(例えば蜃気楼都市は都市伝説の術式を使っているのはその都市の維持と移動だけにのみである。他は魔導器と余った収束魔力で魔法効果を発生させている)
・多くの人間に噂が伝播する場合、都市伝説そのものが変容してしまう可能性がある。その場合、正確に術式が展開されない可能性も出てくるので、噂をある程度コントロロールできる術師が必要になる。
・都市伝説の変容により魔力が暴走する可能性もある。(例えば、人を襲う車の都市伝説など)

主に学校では基礎学問の中で教えられるが、この都市伝説理論を使った魔法展開を上手に行える人間は全世界を見ても居ないという。それだけ噂の力は操作しにくい。たとえ言惑士の力を以てしても、だ

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