登録日:2010/03/09(火) 01:51:28
更新日:2023/08/12 Sat 19:00:37NEW!
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arms 念動力 テレキネシス 超能力者 螺旋 ツイスター 皆川亮二 幼女 キャロル エグリゴリ x-army 曲がれ!
ARMSに登場するキャラクター。
超能力部隊X-ARMY(エグザミィ)に所属する。
見た目は傘を持った少女。
通称“螺旋”(ツイスター)のキャロル。
念動力により物、人体を曲げることができる。
その力はエグリゴリのサイボーグ部隊を一人で圧倒できるほど。
先天的な超能力者だが、親も含め周囲に恐れられ、エグリゴリのX-ARMYに来ることとなった。
サイコキネシスの衝撃波で巴武士とその家族を気絶させ、武士を拉致。
オープン前の遊園地内で、ヴォルフ、キクロプスに次いで第三の刺客として涼の前に立ちはだかる。
以下ネタバレ
クリフ
「…しかし私は、高槻涼を見くびっていたようだ。
まさかジャバウォックになる前に、キクロプスまで倒されてしまうとは…
…だが…もうお遊びは終わりだ。こっちもとっておきの切り札を使うことにしよう」
クリフの命令で恵をサイコキネシスで空中に浮かばせたキャロルが現れる。
「ウフフ、あなたも大変ね…でもね…残念ながら、愛しの彼女を助けるにはこの私と戦わなければいけないの。
自己紹介しとくね…私の名は、キャロル。みんなからは"螺旋"(ツイスター)って呼ばれてるわわ。
なんで私がそう呼ばれているか知りたい!?」
「……おいおい、冗談じゃねえぞ…クリフの奴、こんな子供と戦わせようっていうのか!?
おいクリフ、お前こそ隠れてないで出てきやがれ!いい加減きさまが相手に…」
次の瞬間、サイコキネシスにより涼の足が圧し折られる。
「人の話はちゃんと聞くものよ、お兄ちゃん…子供だと思ってバカにしないで…。
私はね…どんな相手でも好きなように曲げられるの!!気にいらなければ壊す事だってできちゃう!!
さーて、ジャバウォックさん…次はどこを壊して欲しいのかしら?」
ジャバウォックは移植者の生命の危機に応じて、移植者が拒もうと強制的に発動・暴走する。
クリフはその事を知っていてジャバウォックを発現させる為に、キャロルに涼の体を徹底的に破壊させた。
しかし涼はそれでも精神力だけでジャバウォックを抑え続ける。
「…オレはこの子を殺さないよ。何故なら……『このオレ』が殺したくないからだ!!
…オレは戦士の道を選んだんだ… 自分の意志を自分で決めるためにな!!」
そしてさらにサイコキネシスに対し、ARMSが耐性を覚え始めたことに恐怖するキャロル。
キャロル
「…そ、そんなバカな事があるわけないわ…
…この私の力が通用しないなんて………
いつだってこの能力のおかげで、なんでもしてきたのよ!」
涼
「…もうやめよう、キャロル…お前だって気づいているはずだ…
力を振るうことに喜びを感じたら、その力に自分が食われるぞ…
力は、恐怖や憎しみを生んだだけだっただろ!?
力で自分の心まで閉じ込めちゃだめだよ…」
こうしてキャロルは泣き崩れ敗北を認めた。
だが、それを認めないクリフにより、キャロルを救った涼もろとも殺されかける。
クリフが敗北した後は涼達と和解、ひとまず神宮道場にて匿われるも、エグリゴリに囚われている他のX-ARMYの仲間達を助けるべく出立した。
……が、その直後にレッドキャップスの襲撃に遭う。
ヴォルフ、キクロプスが惨殺され、クリフがキース・レッドと命がけの戦いをする間にユーゴーと共に難を逃れるが、X-ARMYはエグリゴリ内も含めて全滅。帰る場所を失う。
続けざまに襲い来るレッドキャップス部隊とキース・レッド達に対抗する為、しばらくユーゴーと共に協力した。
その後、キース・レッドの襲撃から身を挺して庇った十三と隼人の姿に心を打たれ、騒動後は新宮家の養子となった。
高槻達がアメリカに旅立つ時は日本に残ることとなる。
ユーゴーともうこれから力は使わないと約束し、クリフ達の墓を守っていく役目となった。
新宮家のじいちゃんからは合気道も習っている。
尚、クリフは「能力を搾り取られるだけの使い捨てのティーバッグ」という自嘲をしていた。
しかし実は何気にサイコキネシスを使える者はクリフとキャロル以外、誰一人としていなかったりする。
(唯一似た能力を挙げるなら、ホワンの空間干渉能力ぐらい)
そして物語のクライマックスの10年後には、見目麗しい女性となり大学に通う傍ら、新宮家の家事一切を切り盛りする多忙な毎日を過ごしている。
彼女はこれから普通の人生を歩み、普通の幸せを掴むのだろう。
余談だが、某凶れ!の人とは多分関係ない
新宮流古武術をマスターしたサイコキネシストとか、もはやルーク・スカイウォーカーばりの化け物じゃないだろうか。
仲間になりそうだったが結局ならなかったのは、能力が強すぎたためではないか、とファンの間で言われていたりもした。
(もっとも高機動サイボーグ相手では能力を使う前に殺されてしまうだろうが)
名前が『不思議の国のアリス』の原作者であるルイス・キャロルを思わせ、少女という容姿はいかにも『アリス』然としていたのも物議を醸した原因だろう。
そもそも彼女とは比べ物にならない圧倒的なサイコキネシスを持った魔王クリフでさえ、劣化ヴォルフのレッドキャップスと失敗作キース・レッドに惨殺されている。
もしも仲間になり付いてきていれば、グランドキャニオンの戦いで惨殺された子供達のような目に遭っていた可能性が高い。
恵、ユーゴー、アルなどは後方支援だから助かっているだけで、もし戦力と見做されれば敵に真っ先に狙われてしまう。
(そして彼女にはユーゴーのようなテレパシーによる先読みも、クリフのようなサイコシールドもないので、狙撃でもされたら終わり)
何より涼が身を挺して伝えた超能力で人を傷つけてはいけない、小さな子供に残虐なことをさせないという教えに矛盾が生じてくるので、彼女の退場は必然だったと言える。
ちなみに文庫版の対談ではキャロルは能力が強すぎるので置いてきたとされている。
私はね…どんな項目でも好きなように追記・修正できるの!!気にいらなければ荒らす事だってできちゃう!!
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- 設定が「絶対可憐チルドレン」の特務エスパーになれそうな感じ・・・。それとかくとう+エスパー・・・なんでもないです。 -- 名無しさん (2014-12-21 10:45:36)
- まぁ確かに曲がれ唱えたら大抵が終わりそうだしなぁ。てか、作者も初めはこいつを重要キャラのつもりで描いてたのではなかろうか。名前がアリスの作者と同じだし。 -- 名無しさん (2016-06-28 23:52:58)
- いたぶったりせずに不意打ちで首をひん曲げたら大概の相手は終わりだもんな。 -- 名無しさん (2017-06-07 09:23:46)
- 正直後半のボス格相手では、避けられるかそもそも効かないかの2択な気がする -- 名無しさん (2020-03-17 22:03:52)
- 遥かに格上のクリフがあのやられようでは -- 名無しさん (2020-05-07 00:19:19)
- 多分だけどこのX-ARMY編でキースの退場を考えた時にボスの設定を急遽変更したものと思われる。(2巻まではキース・レッドがエグリゴリのボスは一人であるかのような話をしていた)アリスになぞらえる話もそれに合わせて本格化させたものと思われるため、彼女の退場はそういう脚本事情もあったのではないかん? -- 名無しさん (2021-10-26 16:14:38)
- 文庫版の対談でキャロルは能力が強すぎるので置いてきたと公言されている。 -- 名無しさん (2022-01-03 20:55:42)
- 見た目だけならアリスより不思議の国のアリスっぽい見た目してる。 -- 名無しさん (2023-06-14 20:07:25)
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