大宇宙侵略大走力団ハシリヤン

ページ名:大宇宙侵略大走力団ハシリヤン

登録日:2024/04/23 Tue 23:17:26
更新日:2026/06/06 Sat 17:04:34NEW!
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テール・トゥ・ノーズ!!




大宇宙だいうちゅう侵略しんりゃく大走力団だいそうりょくだん ハシリヤンとは、スーパー戦隊シリーズ第48作『爆上戦隊ブンブンジャー』に登場する悪の組織「大」が二つ付いてる…。
別名は「ハシリヤン一家」





概要

悪党宇宙人達から構成された暴走族のような宇宙マフィアで、ブンドリオ・ブンデラス曰く「色んな星のワルの寄せ集め」
元々長い歴史を持つ組織ではなく、走大将ワルイド・スピンドーが旗揚げしてゼロから下積みの末に宇宙全土に勢力を広げて成り上がった組織になる。


人間を苦しめることで生まれる負のエネルギー「ギャーソリン」を狙って全宇宙を暴れ回って星々を自分達のナワバリにしており、今度は地球に狙いをつけた。
「大宇宙侵略」と言う組織の看板も伊達や酔狂でもなく、既に数多の星々を侵略済みで、当初のビュンディーも「ハシリヤンとことを構えたら仕事がやりにくくなる」と零すなど、その影響力の強さはある意味犯罪組織クライム宇宙幕府ジャークマターに似る。
ただし、明確にジャッカー電撃隊や反乱軍リベリオンという対抗勢力が存在した前者二組織と異なり、こちらは下記の通り侵略先の社会や民衆の支持自体を自陣に引き込んでしまっており、ブンブンジャーという特大のイレギュラーが地球における最後の防衛戦力と化している。
加えてウェイウェイが「炎神戦隊ゴーオンジャー」出典のマシンワールドで暴れていたと言及されており、間接的ながら他のスーパー戦隊とも因縁がある。
とはいえ主な戦闘員や怪人は上からの支給か地球で現地調達したもので、当初の正確な地球侵略の構成員がたった3人だけ。どうやら下っ端にとことん負担を掛ける体制の模様。


組織のシンボルマークは、エンジンパーツで象られたイカ。「アオリイカ(=煽り運転)」という事だろうか。


組織名の由来は走り屋とエイリアンの掛け合わせで、幹部格の名前は暴走車が活躍するアクション映画のタイトルをパロディしたものとなっている。
映画を捩った名前という点は『天装戦隊ゴセイジャー』の悪しき魂に通ずるところがあるが、あちらはSF映画ホラー映画ロボット映画ファンタジー映画の括りだったため、現時点で被りは起こしていない。



組織構造

リーダーである「走大将」とその直接補佐を担当する「大番頭」が治める「ハシリヤン本家」が中核であり、その下に「部隊長」率いる部隊が位置し独自にギャーソリン回収の任に当たる仕組み。
独自通貨も導入されておりネジらしきものを使用。バクアゲ10ではイターシャが柏餅を買う際に使用している。


活動内容は上記の通りギャーソリンの回収。
大量破壊兵器自体は幾つも保有して必要とあれば星ひとつ吹っ飛ばすことも躊躇わないものの、目的はあくまで

  • ギャーソリンを集める事
  • 狙った星をナワバリにして安定したギャーソリンのシノギにする事

であるためか、過去作の宇宙人系敵組織のような殺人行為や大規模な破壊活動は基本的に行わない傾向が見られる。
とはいえ、言い換えれば生かしたまま苦しめ続けるのが基本方針ということであり、被害者にとってはどっちにせよいい迷惑。



サンシーター達のノリもあって、《2nd Lap》まではギャグ色が強く、表向きは暴走族や珍走団に近い愉快なノリだったが、『劇場BOON!』や《3rd Lap》から明らかになった組織の実態は『マフィア』の肩書きに恥じない半グレや経済ヤクザ、海外ギャングを彷彿とさせるゴリゴリの反社会的犯罪組織。
最大の特色は本来宇宙の犯罪者を取り締まる側であるはずの大銀河警察や宇宙の司法界とズブズブに癒着し、全く抑止されないまま大手を振って侵略活動している点。
これにより地球外の者に対してはハシリヤンに逆らった報復として親類縁者に意図的に冤罪を着せ、意図的に冤罪の罪状を盛って受刑者の刑を更に重くすることすら思いのまま。
征服対象の惑星についても直接的な破壊活動による制圧のみには頼らず、ハシリヤンと協力することで発生する経済的利益*1「ハシリヤン利権」を餌に現地の権力者を「商談」と称して秘密裏に引き込み懐柔。
秘密裏に内通させることで自ら主権を売り渡すように誘導したり、現地の権力者の権限を利用した情報操作で抵抗勢力を社会的に追い込ませる狡猾な手法を好む歴代で見ても非常に珍しい敵組織。


苦魔獣の破壊活動や悪事でギャーソリンを直接的に回収する一方で、裏ではギャーソリン回収の一環として

  • 利用価値を見出した侵略先の惑星の事業を無理矢理強奪して乗っ取る
  • 侵略先の権力者を懐柔・癒着することで運営権を譲り渡させる

といった裏工作により秘密裏に狙った星の事業や興行をギャーソリンを集めるためのシノギに仕立て上げる。
なので組織のノリとして一番類似するのは、良く当初比較対象に挙げられていたボーゾックガイアークではなく、珍走団とは無縁のロンダーズファミリー
ただしロンダーズファミリーとは異なり、中枢であるスピンドーやグランツの意志1つで部下は容赦なく捨て駒として使い捨てられる酷薄さを抱えており、組織でのヒエラルキーが下の者は裏では事実上人権が認められていないに等しい。


ただし、周到な計略を進めて社会的に優位に立って圧倒してくる一方でスピンドーのカリスマ性と政治手腕に依存しきった組織体制という側面もあり、ブンブンジャーの策に嵌ってサルカーを破壊され形勢逆転を決められた際、常槍本部長は早々に「これでハシリヤンも終わりか…」と呟いていた。


やがて、ブンブンジャーや地球人達の奮闘によってスピンドーとグランツが倒されたことで、組織としては事実上壊滅した。
一方で、惑星ブレキ等に点在する残党は野放しであるため、ブンブンジャーは事態を解決すべく宇宙へと旅立つのであった。


本編でのシノギ

  • ハシリヤン通販

ディスレースが征服した惑星ブレキを占領して設立した通販事業。
元々全宇宙規模だった惑星ブレキの通販事業をそのまま乗っ取っているため、ハシリヤン構成員が求める物品の迅速な配達が可能。
なおハシリヤン構成員以外が利用できるのかは不明。
『爆上戦隊ブンブンジャー ファイナルライブツアー2025』によれば、TV本編の後に惑星ブレキが開放されたことでハシリヤン通販も解体され、最大の補給線を失ったハシリヤン残党は弱体化に拍車がかかったとのこと。


  • ビッグバングランプリ

お前らの夢、何もかも、あたしが買ったよ!


通称「BBG」
ブンブンジャーが夢の目標としている宇宙一のカーレース興行だが、本編開始時点では既に運営権がスピンドーに買収されており、裏で人々に知られることなく秘密裏に八百長を仕切ることで、ハシリヤンの意のままにレースの勝敗を操作している。
レースの勝敗から発生する悲鳴はスピンドー好みの良質なギャーソリンを生むらしく、レースを利用して秘密裏にギャーソリンを搾取するためのシノギの場に利用されていた。*2
なお実態としては、直接スピンドーが運営権を握っているのではなくBBGの運営権を持つオーナーを傀儡にすることでシノギにしていたようで、バクアゲ47ではスピンドーの命令を受けて志布戸未来へあっさり運営権が譲渡されてオーナーが未来に代わっていた。


  • ビッグバンサッカー

作中宇宙において大人気のサッカー競技。
現在ではBBG同様スピンドーの掌中にあり、サッカー興行を利用してギャーソリンを稼いでいる。おまけにスピンドー自身ビッグバンサッカー連盟会長を務めており、自身のサッカークラブ「ハシリヤンユナイテッド」を運営中。
本編ではビッグバンサッカーの大会ビッグバンカップの開催地を地球とする見返りでギャーソリン100万人分を上納するよう、セバスチャンとボシマールが会長と副会長を務める大世界複合サッカー協会「BWCFA」と密約を交わす寸前のところをブンブンジャーに阻止された。
玄蕃によると直接的な暴力によらない侵食はハシリヤンの十八番であり、汚い大人を標的としてあちこちに根回しを広げた上で内から狙った星を手に入れる手口で惑星ブレキを支配下に置いたという。


  • 侵略宇宙人癒着事件

通称「ハシリヤンゲート」
ブンブンジャーの作中で行われた、ハシリヤン、I.S.A、ライトニング・テック社が関わった陰謀。
ハシリヤン側から宇宙資源や宇宙技術を提供することと引き換えに、地球人類が直面している貧困や格差社会、戦争等といった「悲鳴」の発生源となる社会問題を敢えて現状維持のまま解決しないことでギャーソリンを恒常的に生成できるようにし、最終的に地球全土をギャーソリン製造工場に変えてしまうスピンドーの描いた侵略計画。
またライトニング・テック社側の手引きで意図的にギャーソリンを発生させて、ハシリヤンに献上することも密約の内だった様子。


ハシリヤンはライトニング・テック社やI.S.Aを介して表社会や世界各国との癒着を深めただけでなく、SNSを介して世論を誘導し一時はブンブンジャーを「人類を脅かす敵」に仕立て上げることに成功。
世界各国にブンブンキラーロボを売りつけて治安維持用兵器として採用・導入させ、大衆は「ハシリヤンとISAが生む耳障りの良い捏造の情報」で躍らせてハシリヤンがもたらす恩恵の経済効果で盛り上がらせる状況に陥いらせた。
最終的にバクアゲFINALで上記の癒着が完全に暴露されただけでなく、スピンドーの化けの皮も剥がれた後そのまま打倒され事件は終結。
世界各国に配備されたブンブンキラーロボは一網打尽にされ、ブンブンジャーの名誉も回復し、常槍I.S.A本部長と内藤社長はそれぞれ逮捕された。
しかし常槍はあくまで「ハシリヤンとの交渉担当」にすぎず、背後に控えていた世界中の“悲鳴の現状維持”を受諾した権力者達は常槍を切り捨てる形でそのまま存在し続けている様子で、常槍は敗北を認めつつも細武調に対して「この一件、私の後ろにどれだけの力が控えているのか、君には想像もつくまい」と述べている。


名称の元ネタはおそらく1972年にアメリカで起きた一大政治スキャンダル『ウォーターゲート事件』。



構成員

現在作中に登場している構成員はみなメカニカルな姿をしている他、ギャーソリンを吸収することでパワーアップや巨大化が可能。一部の幹部達はペットのようなものを連れている。
多種族で構成されているようなので個々人で事情が異なる可能性もあり、たとえばヤイヤイ・ヤルカーら「ヤルカー族」の構成員に関しては生まれつき車のような姿の種族と思われる。


走大将そうだいしょう

  • [[ワルイド・スピンドー>ワルイド・スピンドー(爆上戦隊ブンブンジャー)]]

フッフッフッ、地球はいいねぇ。あっちこっちで戦争の匂い、貧しさの匂い!最高のギャーソリンの匂いさね!
お前も耳すまして聞いてみな。星中の悲鳴。たまんねぇわ!


全高/196cm
重量/216kg
エンジン/宇宙中の悲鳴
スピード/侵略最速
カスタム/シャイシャイ・サルカー、メガマックスティック
ファーストラウンド(コース/宇宙~ISA)
セカンドラウンド(コース/結婚式場)
ファイナルラウンド(コース/草原)
CV:遊佐浩二
SA:清家利一


ハシリヤンを束ねる走大将。通称「ボス」「ミスター・スピンドー」
バクアゲ8にて名前だけ登場し、物語終盤に近付きつつあるバクアゲ34にてようやく視聴者の前に姿を現した。
監獄惑星最深部に収監されている程の極悪犯……のハズなのだが、殺風景なブタ箱どころか超高級ホテルを思わせる豪華絢爛な独房で悠々と過ごし、部下に指示を出しているその姿は完全にVIPのそれ。
「宇宙より遥かにデカい器を持つお方」と彼を讃えるマッドレックスのように、ならず者揃いの部下達を纏め上げるだけのカリスマを持ち、その強烈なカリスマ性は姿を間近で見たサンシーターが感動のあまり気絶するほど。


詳しくは個別項目を参照。



大番頭おおばんとう

  • [[グランツ・リスク>グランツ・リスク(爆上戦隊ブンブンジャー)]]

我!ハシリヤン大番頭、グランツ・リスク!
スピンドー様の矛にして盾!
リスクを取り除く者也!!


全高/198cm
重量/238kg
エンジン/ロイヤリティスーツ
スピード/リスクヘッジ最速
カスタム/ランボー、ガーディアンブレラ
ファーストラウンド(コース:宇宙~I.S.A)
ファイナルラウンド(コース:草原)
CV:磯部勉
SA:齊藤謙也


《FINAL Lap》で宇宙から襲来したハシリヤンの大番頭*3
ハシリヤンのNo.2にしてワルイド・スピンドーの右腕的存在で、スピンドーが投獄されている間は彼が首領代行となって本家からハシリヤンを仕切って統率。
その辣腕にはスピンドーも「最高の大番頭」と最大の感謝と賛辞を贈っている。


詳細は個別項目を参照。



隊長

惑星の侵略とギャーソリン収集の陣頭指揮を執る幹部達。各々「〇〇隊長」という肩書を持つ。


  • [[マッドレックス>マッドレックス(爆上戦隊ブンブンジャー)]]

騒音はお手の物、暴走は俺のもの…


ハシリヤン斬込隊長、マッドレックス参上!


全高/193cm(ギャーソリン大強化体/45.7m)
重量/232kg (ギャーソリン大強化体/550.3t)
エンジン/騒音ヘッド
スピード/一騎討ち最速
カスタム/怒りのデスロッド、ハシリケン
ファーストラウンド(コース/工場地帯~イベント会場)
セカンドラウンド(コース/倉庫~ビル街)
ファイナルラウンド(コース/工場地帯~ビル街)
CV:神谷浩史
SA:清家利一


宇宙から襲来したハシリヤンの斬込隊長
両肩からドリルが突き出た真紅のライダースジャケットが特徴的で、頭部はバイクなどのエンジン部分に似ており左目には深い傷痕が刻まれている。
当初のサンシーター直属の上司であり、地球での侵略活動がマッドレックス隊の出世に懸かっていることから、ギャーソリン集めがまともに進まないサンシーターを叱責するなど中間管理職の側面を持つが痺れを切らしてとうとう地球にまでやってきた。


詳しくは個別項目を参照。



  • [[キャノンボーグ>キャノンボーグ(爆上戦隊ブンブンジャー)]]

生まれも育ちも惑星ニーダム!


ボスのためなら~!
あいつは悪く!こいつは強く!
魔改造~!!


わたくしこそ、ハシリヤン改造隊長……
キャノ~~~~ンボ~グ!!


全高/195cm(ギャーソリン大強化体/46.2m)
重量/234kg (ギャーソリン大強化体/555.0t)
エンジン/ニーダムブレーン
スピード/魔改造最速
カスタム/ジャッキー、ジャッキー・ホイホイ
ファーストラウンド(コース/街の実験場)
セカンドラウンド(コース/倉庫)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:くじら
SA:蜂須賀祐一


ハシリヤンの改造隊長。出身は惑星ニーダム。
赤紫の配線のような髪をドレッドヘアーに束ね、大きな眼鏡と白衣を身に着けた如何にも怪しい科学者ルックスが特徴。
マッドレックス亡き後、地球侵略を引き継ぐ形でバクアゲ11より登場した。
「ハシリヤンきっての切れ者」を自称するプライドの高い自信家であり、男性とも女性ともつかない甲高い声色の敬語口調で喋る。


詳細は個別項目を参照。



  • [[ディスレース>ディスレース(爆上戦隊ブンブンジャー)]]

強きにスマイル!弱きをディスる!

侵略テコ入れ成功率、実に100%!!


ハシリヤン!再建隊長ォ~~~…ディス!レース!


地球に、堂々!着任!!


全高/194cm(ギャーソリン大強化体/46.0m)
重量/233kg (ギャーソリン大強化体/552.6t)
エンジン/プロデュースコブラ
スピード/ダウジング最速
カスタム/フランク、ウィジャボード、サイキックガード
ファーストラウンド(コース/ミーティングルーム)
セカンドラウンド(コース/倉庫)
ファイナルラウンド(コース/宇宙)
CV:森久保祥太郎
SA:村岡弘之


ハシリヤンのテコ入れ隊長再建隊長
灰色の鱗で覆われたガタイの良い体格で、胴体にコブラ型のアーマーを纏っており、頭蓋骨のような頭からはマフラーを模した金色のモヒカンを生やしている。
ブンブンジャーの妨害とサンシーターのダラけ癖によって一向に進展しない地球ナワバリ計画の立て直しのため、バクアゲ26より本家から派遣されて来た。
なおやたら再建に拘る言動からヤルカーには「テコ入れ隊長」と揶揄されたが、そのあだ名は好意的に受け取っている。


詳細は個別項目を参照。



  • デイモンサンダー

王女を渡せ…さもなくば、斬る


全高/192cm
重量/230kg
エンジン/D-3シビレー
スピード/侵略ラップタイム最速
カスタム/トロフイエロー、惑星大破壊大ミサイル
ファーストラウンド(コース/森~岩山)
CV:岸祐二
SA:清家利一


劇場版『劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット』にて登場。
「侵略ラップタイム最速の黒き稲妻」の異名を持つハシリヤンの捕物隊長
6輪の赤黒いフォーミュラカーを人型にしたような風貌。
ハシリヤンが縄張りとする惑星トリクルから逃亡した王女二コーラ・キードアーを追って地球に来襲し、ブンブンジャーと激突する。


一人称は「儂」
普段は威厳を感じさせる落ち着いた言動だが、時折「サーンダッダッダッダ!」という独特な笑い声を出すこともある。
その地位と肩書に違わない冷酷かつ偏執的な性格で、一度目を付けた獲物をどこまでも執拗に追い回し、捕えるためなら手段を選ばない。
その様相には、面識のあった先斗も辟易としながら「しつこい奴」と評していた。
加えて、「高貴な身分の人間の悲鳴から生まれるギャーソリンこそ至高」という考えもあり、逃げ出したニコ―ラをただ殺すのではなく、彼女自身からだけでなく王女を嬲ることでキードアー王家を慕うトリクルの人々からも悲鳴を引き出して効率的に大量のギャーソリンを集めようと考えていた。


隊長格だけあって戦闘能力は高く、トロフィーを模した燻んだ黄金色の片手剣「トロフイエロ―」が得物。
トロフイエロ―から繰り出す電撃や異名に違わぬ超スピード、苦魔獣の強化能力でブンブンジャーを翻弄する。必殺技はトロフイエロ―から放つ赤黒い稲妻で周囲を破壊する「デス・オブ・サンダー」
また、独自に所持する「サンダーイグニッションキー」を用いて他者が生み出す者よりも一際強力な苦魔獣を生み出すこともできる。


名前の元ネタは映画『デイズ・オブ・サンダー』。*4
またビジュアル的な元ネタは6輪仕様のF1マシン「ティレル・P34」と思われる。
声優の岸祐二氏は、ブンブンジャーにとっては乗り物系戦隊の大先輩に当たる『激走戦隊カーレンジャー』にて主人公・レッドレーサー/陣内恭介を演じていたことで有名であり、奇しくも現役時代と同じモチーフの作品に再び出演することになった。*5



  • 追跡隊長(仮)

待って下さいスピンドー様!そんな筈は……!


CV:不明


ハシリヤンの追跡隊長。本名は不明。
青い軍服を纏い、銃と一体化した右腕が特徴。
肩書からして裏切り者の追跡・処刑を担当しているようで、数年前に組織からの足抜けを図ったブンドリオの処刑を実行した張本人。
が、周知の通りブンドリオは生き延びており、ディスレースからの報告でそれを知ったスピンドーに詰められ、焦りながら釈明しようとするも今度は自分が粛清されてしまった。
出番僅か十数秒。


スーツは保蛮官チラカシズキーの頭部、グリフォンマイナソーの右腕、バラシタラの脚をそれぞれリペイントして組み合わせたもの。*6



サンシーター

地球を新たなギャーソリン集めの標的としてやって来た、デコトラーデ、イターシャ、ヤイヤイ・ヤルカーの3人で構成されている現場監督達。
ハシリヤン斬込隊の下っ端トリオであり、組織での出世を夢見ているが、ブンブンジャーの妨害によってギャーソリンを献上することが出来ないのが悩みの種となっている。
なお、横断歩道で一般人が渡り歩いた時はちゃんと一時停止して待つなど、走り屋にしては一応交通安全を遵守している。教官殺しこと二作前の黄色いオニよりマトモだって?言うな。


詳しくは個別項目を参照。



苦魔獣くるまじゅう


ガッチャン、イグニッション!


今作の怪人枠で、地球のあらゆるモノにハシリヤンイグニッションキーをさして誕生させる生命体。


詳細は個別項目を参照。



その他構成員

  • ネジレッタ

ハシリヤンが持つネジから大量生産された車部品型戦闘員
暴走族のような格好をしてネジやナットに似た頭部を持つ。車のマフラーと釘バットを合わせたような武器「マフランボー」で武装し、持ち手を変えてネジ型の弾丸「ネジ烈弾」を発射する。
イキった見た目と振る舞いに反して戦闘能力は総じて低く、大半が一般人上がりのブンブンジャーにも生身で軽くあしらわれる程度の雑魚。
このため作中ではブンブンジャーと直接戦うより、苦魔獣のサポートに回る事が多い。
キャノンボーグが開発した「ビッグネジネジ」を頭に差されて巨大化可能にはなったが、結局ブンブンジャーロボ相手には時間稼ぎ程度しか出来ないのは変わらず。


サンシーター配下のネジレッタは上記の通りチンピラ丸出しだが、本家にはグランツ直属と思しき黒服のネジレッタも存在。
こちらは沈着な佇まいと統制の利いたきびきびした仕事ぶりを見せ、まさにマフィアの構成員らしい雰囲気を醸し出す。



  • ウェイウェイ・ヤルカー

キミを迎えに来たんだ、ヤイヤイ・ヤルカー。エリート達が走る、出世街道に!


CV:河西健吾


バクアゲ38で登場。
ヤイヤイ・ヤルカーと同じヤルカー族の疾走生命体で、自称「ヤルカー族のスーパーエリート」
見た目はヤルカーにオレンジ色のトサカ「トサカ―」が頭から生え、派手めな眼鏡を掛けたもの。
性格はヤルカーの態度を悪化させたような、エリートであることを事あるごとに強調する鼻持ちならない意識高い系。
エリートを自負するだけあり通常よりも強力な苦魔獣を納車できる「エリートイグニッションキー」を所有しているが、意識高い系エリートなせいかエリートでないサンシーターを露骨に見下しており、勝ち目がないと判断すればさっさと切り上げて撤退を決め込むドライな性格。
どうやらマシンワールドで悪さをしていたらしく、撤退時には追ってきたスピードルに轢き逃げアタックされた


  • ヤルカー軍団

バクアゲ46でグランツ・リスクが全宇宙から招集したウェイウェイ・ヤルカーと同じエリートのヤルカー族達。
外見は眼鏡をかけていないウェイウェイのような姿で、体色は赤や青、ピンクなど個体によって異なる。要はトサカーをつけたヤルカーのCGモデルを色調変更したお手軽カラバリ軍団。
ハイウェイ空間を通って大挙として地球に押し寄せており、内藤社長に「まるで総攻撃だ」と揶揄されるほどの威容を見せたが、実際のところは彼等を犠牲にしてクルマジュウグルマーをギャーソリン大暴走体に仕立て上げるための使い捨ての駒扱い。
またキャノンボーグに改造されるまでの初期のヤイヤイ・ヤルカーが見せていた急に気性が荒くなってギャーソリンを吸い上げる習性は、スピンドーの手でヤルカー族に秘密裏に仕込まれたギャーソリン回収のための機密指令の影響であった。



戦力

ブンブンキラーロボ

行くぜイターシャ!


オーケイ!


たたき上げ合体!!


完成!


ブンブンキラーロボ!!


【全高】46.0m
【全幅】21.8m
【胸厚】23.0m
【総重量】3500t(チューンナップ無し時2500t)
【スピード】400km/h
【出力】2100万馬力(チューンナップ無し時1500万馬力)
SA:伊藤茂騎(ブンブラックと兼役)


バクアゲ13にて初登場。
「ブンブンキラートレーラー」「ブンブンキラーオフロード」「ブンブンキラーワゴン」の合計3台がたたき上げ合体した、スクラップが得意なサンシーター専用のデンジャラスロボ。
キャノンボーグがブンブンジャーロボのデータを元に設計・建造したその外観はブンブンジャーロボに類似しているが、世紀末感が漂う赤さびが浮いたようなカラーリングと刺々しいフォルムが特徴。
あくまで「機械生命体のブンドリオの戦闘形態」に過ぎないブンブンジャーロボに対し、こちらは最初から違法改造を重ねた「戦闘ロボット」として作られただけあって、単純な戦闘能力は上。
頭部ホイールに武装したキラーミサイル、相手の装甲を貫通する右腕のキラードリル、強烈な鉄拳パンチを繰り出す左腕のキラーハンドで戦闘。
ブンブンジャーロボのキック技をマネした「パクルクルマキック」は超強力。
ブンブンのような自我も持っておらず、ブンブンチェンジャーを模したコントローラー「ブンブンデンジャー」で呼び出しと起動が行なわれる。


その正体は内藤雷汰率いるライトニング・テック社によって開発・量産された人型機動兵器。
出所不明で頻繁に呼び出されていたが、これは実はブンブンデンジャーはキャノンボーグが勝手に作ったものでありライトニング・テックに断り無く勝手に出撃させることができる状態となっていたため。
ライトニングテックからすれば自社製品を勝手に使用されるためたまったものではなく、報告を受けた内藤も憤りを見せつつも、「経費はI.S.A持ちだ」「どの道、いいデモンストレーションになる」と無理矢理余裕を立て直しており、実際世界各国に売りつけていたためデモンストレーションの効果はあった様子。

  • スピーカー搭載型

一番最初に登場したブンブンキラーロボで、胸部に巨大なスピーカーを搭載している。
そこからサガった気分をアゲてアガった気分をサゲる「逆転アゲサゲ音頭」*7を発し、その脱力する音色でブンブンジャーの全システムをダウンさせることという壊滅的な被害をもたらし、ブンブンジャーを窮地まで追い詰めたが、玄蕃の機転で失敗。ブンブンサファリのアタックでスピーカーを破壊されてしまった。


  • 変形合体仕様

バクアゲ14で登場。
「ブンブンキラートレーラー」が「ブンブンキラーオフロード」「ブンブンキラーワゴン」の二台と「たたき上げ合体」。キャノンボーグ曰く「超攻撃型仕様」とのこと。
後に登場する機体は全てこれがベースになっている。


  • ブンブンキラーロボポリス

バクアゲ30で登場。
ブンレッド以外のブンブンジャーの足止めすべく、サンシーターたちによって久々に出撃した際に、ヤルカーが錠の持っていたブンブンパトカー1ブンブンパトカー2を奪い取って変形した形態。東映公式ブログ命名、「汚職警官」
このときのサンシーターたちがマッドレックスのために奮起していたこともあり、相対したブンブンジャーロボがモンスター、ビルダー、ナイトと合体形態を切り替えて戦う中、必殺技を使わずにそれらと互角以上の戦いを繰り広げた。
最終的にブンブンジャーロボナイトのスピードに狙いを定めきれずに、バクアゲソードで斬り付けられて爆散。奪ったブンブンカーもブンブンジャーの手に戻ってしまった。


  • 正式量産型(仮称)

バクアゲ40で登場。
ハシリヤンへの技術アピール&ギャーソリン収集の手段として量産されていた個体群。
新兵器「ゲキトツバスター」を搭載した機体はブンブンデンジャー諸共スピンドーに譲渡された結果ブンドリオに致命傷を与えるという戦果を達成。
バクアゲ46では世界各国に治安維持用兵器としてブンブンキラーロボを提供した上各国で採用・導入することが決定されるなどライトニング・テック社に高い利益をもたらすこととなったが、バクアゲ47ではビュンビュンマッハーロボの奮闘で全て破壊された。


機界戦隊ゼンカイジャー』のゼンカイオーブラックジュラガオーン以来恒例となった1号ロボの敵バージョンだが、プレミアムバンダイ限定だったこれまでのロボ達とは異なり、一般店頭でも発売されている*8



その他兵器

  • サンシーターカー

サンシーターが乗り込むブンブンパトカー1に似た巨大ビークル。
劇場版でブンブンスーパーカーで逃げる未来と二コーラ王女を正面から追い詰めようとしたが、ブンブンスーパーカーを追跡していたブンブンマリンとブンブンショベルに激突して大破してしまった。
玩具版は映画『プロミス・ザ・サーキット』の前売り券の特典として商品化。変形させた後の操作で屋根部分にヤルカーを載せた状態に出来るが、ヤルカーがブンブンパトカー1の顔部分にあたる場所になるため、合体しても顔はない状態となる。



  • 惑星大破壊大ミサイル

ダイハカイーイ!ダイミサーイル!


CV:ハシヤスメ・アツコ


デイモンサンダーが持ち込んできた超巨大ミサイル
地球近辺の宇宙空間に停泊しており、ISAに対し「ニコ―ラの引き渡しに応じなければ地球を木端微塵にする」という脅迫の材料として使われた。
名前や大きさからして、実際に使用されれば惑星1つを容易に破壊できる超兵器と思われる。
制御用の自律回路も搭載されているが、大量破壊兵器と言っても消耗品ゆえにハッキング対策がザルであり、そこを突かれて無力化。最終的に宇宙船にリユースされている。
ちなみにCVはメンバー6人+調役のハシヤスメ氏の7人の中からオーディションで選ばれており、TTFCにてその様子を公開。映画公開後にCVが発表されている。舞台挨拶ではガッチャード組の面々もミサイルのセリフをやらされた。



  • 監獄惑星

スピンドーが収監されている牢獄で、鎖で縛られた隕石のような荒い岩から炎を吹き出す煙突が無数に生え、鉄格子が無数にくっ付いている殺風景で武骨な外観。
ただし最深部のスピンドーの独房は豪華絢爛な豪邸や高級ホテルのスイートルームめいたインテリアや装飾で彩られており、内部には普通にハシリヤンの隊長が出入りするなど扱いは完全にハシリヤンの本拠地状態。
スピンドー以外の囚人が収監されている様子もなく、いざとなれば監獄そのものから巨大な6輪タイヤが展開されスピンドーが望む惑星の許へと移動することができ*9、挙句にはスピンドーの意のまま内から牢を開いて自由に外出可能。
上部の煙突部分には炎で形作られデカデカと掲げられたハシリヤンのエンブレムが存在感をアピールしている辺り監獄自体がスピンドーの私物同然で、存在全てが大銀河警察の腐敗の象徴というべきものに成り下がっている。


元ネタはおそらくコロンビアに昔存在したマフィアの個人刑務所「ラ・カテドラール刑務所」。



離反者

  • [[ブンドリオ・ブンデラス>ブンドリオ・ブンデラス]]

来い、スピンドー!俺はもう、逃げない!!


声:松本梨香
SA:藤田洋平


ブンブンジャーのサポートをする機械生命体型宇宙人だが、正体は元ハシリヤンの開発のスペシャリスト。
スピンドーの根回しによってBBGのスター選手の座を追われ荒れていた頃を見計らって接触したスピンドーの甘言に乗りハシリヤンに加入。
当時のスピンドーは組織を立ち上げたばかりで、彼のお抱えの裏方メカニックとしてハシリヤンイグニションキーの開発などを手掛けハシリヤンの勢力拡大に寄与したハシリヤンの最古参構成員であったが、ハシリヤンの実態を知ったことでハシリヤンを恐れ脱走。死んだふりで追跡隊長の目を逃れて流れ流れて地球に辿り着き、大也と出会った。
ディスレースによると当時はスピンドーのお気に入りだったとのことで、離反した現在もスピンドーから[[「ブンの字」>キンタロス]]と呼んで執心。調に好かれてコイツに気に入られて、モテモテだなブンブン
「裏切り者が生きてるの知っちゃあ、麗しくはねぇな?」という発言と共にブンドリオを追い詰めるため、監獄惑星を動かし地球へ来訪することを決定した。



番外編

  • ロプーワ

クックックッ…追い詰めたぞブンブンジャー

サンシーターパイセンたちが、「アレ」に「イグニッション!」した超ヤバい苦魔獣でお前たちを倒し、ギャーソリンをたっぷりゲットしてやるぜ!


ハシリヤンの広報隊長
自ら「ハシリヤンの生き様にホレた」と語って入団し、カスタムのワープロ一つで広報隊長の地位に上り詰めた。
公式キャストブログにてハシリヤンの活躍と作戦内容をアピールするのが仕事で、ネットを通じての情報収集も欠かさない。一方でサンシーターに対し「パイセン」と敬称を付けて呼ぶ辺り、入団してからまだ日が浅いのか、あるいは「自称」広報隊長なのか。
前者だとしたら、後輩に追い抜かれているサンシーターのうだつの上がらなさが更に増すことに。


正体はキャストブログを更新している番組スタッフ
なので本編には未登場であり、恐らく今後も登場する事は無い……と思われる。



余談

  • キャラクターデザイン担当は燃える漫画家こと島本和彦で、東映特撮への参加は『仮面ライダーゴースト』以来。東映公式サイトでは、島本和彦直筆によるサンシーターのデザイン画が掲載されている。なお、島本先生はバクアゲ27でカーペットグルマーに襲われる漫画家として出演している。ライブアライブの時と言い元気ですね島本先生

  • 項目冒頭にもある、サンシーターが使う「テール・トゥ・ノーズ!」という掛け声は、本来「モータースポーツにおいて、前のマシンの後部と後ろのマシンの先端部が触れそうなほど接近する」という意味の和製英語であり、転じて「どこまでも付いていく(=了解)」というニュアンスで使われている。



ギャーソリンを多く集めて無事献上できた人から追記・修正よろしくお願いします。



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この項目が面白かったなら……\テール・トゥ・ノーズ!/
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*1 例:地球侵略完遂後の社会的地位の確約、宇宙資源や宇宙技術の提供、宇宙で人気のスポーツ興行の実施
*2 八百長が思いのままということを考えればスター選手を意図的に生み出し、その当該選手を人気絶頂の状態で冤罪での追放、最悪事故死に見せかけての殺害を行うことでも悲鳴を生み出すことも可能である
*3 所謂総支配人ポジション
*4 トム・クルーズ主演のストックカーレースを描いた作品で、このプロミス・ザ・サーキットのゲストヒロイン・ニコーラ王女のネーミング元と思われるニコール・キッドマンがヒロイン役として出演している。
*5 劇場パンフレットに掲載された監督のインタビューによれば本作が始まった頃から岸氏より「呼んでほしい」と要望があったとのこと
*6 ちなみにチラカシズキーの元はゴーオンジャーに登場した「危官房長官チラカソーネ」だが、これじゃ「チラカッターネ」。チラカシズキーは「ゴーカイジャー」に登場するにあたって掃治大臣キレイズキー(コイツもゴーオンジャーの後期幹部怪人)とチラカソーネのパーツを組み合わせた造形なので、この顔は2回目の流用ナノーネ。
*7 ちなみに歌っているのはキャノンボーグ。『爆上戦隊ブンブンジャー EPvol.2』にもフル音源で収録され、くじら御大の歌声を堪能できる。
*8 ブンブンデンジャーとのセットはプレミアムバンダイ限定
*9 この時、鎖が千切られたかのようにゆらゆらと揺れながら車のアクセサリー感覚で引きずられている

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