マルチ

ページ名:マルチ

登録日:2009/09/23(水) 00:31:33
更新日:2023/08/10 Thu 17:10:42NEW!
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メイドロボ 堀江由衣 怪獣 ミラーマン はわわ ロボ娘 円谷怪獣 aquapazza アンドロイド マルチ toheart 東鳩 マルチ商法 抹茶プリン



1.マルチ商法のこと。
マルチ商法とは販売組織に加入し購入した商品などを知人に売ることによって組織に勧誘し、
それぞれがさらに加入者を増やすことによってマージン(利益)が入るとうたう商法。
もちろん、そんなウマイ話なんか成功するはずも無く多額の借金と商品の在庫を抱えることになる。




2.あるゲームが複数の機種で発売されることをマルチプラットフォーム、一般的には縮めてマルチと呼ぶ。
よく2chのゲーム関連板で使われる。
例 「○○○がXBOX360にマルチ決定!」


最近、1.の企業がゲームと同名にすることでその企業がマルチ商法ではないかと怪しんで検索しても
2.の検索結果しか出て来ないという悪知恵をつけたとかなんとか。



3.ミラーマン第4話と9話に登場した怪獣。
2度目は凧に乗ってあらわれた。



4.ToHeartのヒロインの一人。
CV:堀江由衣
3月19日ロールアウト
身長:147cm
B68W52H73


来栖川重工で一般家庭向けメイドロボとして開発されたアンドロイド。
正式名称は「HMX-12"マルチ"」


試作機のAIには「人間の感情」がインストールされてる為、
喜怒哀楽を表現できるだけでなく、「夢」をも見る事ができるというロボットらしからない行動をとれる。
しかも、ロボット三原則を覆す様な行動をもとる。
また、アンドロイドなので、普通の試作機と違いを分ける為に「耳」ではなく「ギアレシーバー」を装着させている。
さらに、"メイド"ロボにもかかわらず、ドジや失敗を繰り返しているダメなロボット。
しかし、そこに萌えを感じメイドに目覚めたオタクは数知れず。
そのためか、二次創作ではかなり弄られている。


彼女の話は「感動を与え泣かせる」という新しいジャンルを開拓し、後に泣きゲーを作り出すきっかけになった。
つまり、マルチルートは泣きゲーの原点ともいえる話である。
事実、ONE~輝く季節へ~を作るきっかけは、「マルチルートみたいな話を作れ」と言われたからである。



以下、ネタバレ










新型メイドロボのテストとして来たマルチだったが、何かに付けてトラブルを起こす為浩之はその世話をいつも焼いていた。


「美味しいってどんな感じですか?」


あまりにもロボットらしくないマルチに次第に惹かれていく浩之だったが、テストが終わると同時にマルチと別れる事になった。
浩之はそれを断固拒否したが、マルチは浩之との思い出を絶対に忘れないからと言い残し工場へ向かった。


それから数年後、大学生になった浩之は父親に頼み、商品化されたマルチを購入した。しかし、それは人間味の無い文字通りの「ロボット」だった。
それでもマルチの妹なので少しでもマルチの心が入っているだろうと信じ話しかけつづける浩之の元にある日マルチのデータが入ったDVDが届いた。
そこでメイドロボにアップデートすると元のマルチが目を覚ましたのであった。


アニメ版において
アニメ1作目にも、当然登場。
こちらでは、研究所に戻った後は、新しいデータを入れて別のテストに使われることになる、という設定になっている。
原作同様、学校に編入してきたマルチに世話を焼く浩之とあかり。
研究所に戻る日まで残り数日となった彼女に、学校生活の思い出を作ってもらおうと、浩之とあかりはマルチをお出かけに連れ出す。
そして、デパート屋上の遊園地で遊んだり、彼女の服を買ってあげたりと、三人は楽しい時を過ごした。


そして……とうとうその日はやってきた。
静かな校舎の中で、いつものようにお掃除をするマルチ。
それを終えて校舎から出てきた彼女を出迎えたのは、浩之、あかり、志保、雅史の四人だった。
夕暮れの中、浩之はマルチに一つの紙を渡す。それは、四人の手作りの卒業証書だった。
四人の心からの贈り物を手に、マルチはセリオと研究所に帰っていった……。


そしてその数日後、浩之は一人のくたびれた中年男性(マルチの開発主任である長瀬)と出会う。


浩之にロボットと人間の違いについて尋ねる長瀬に、浩之はマルチと触れ合って感じたことをそのまま答える。
マルチのことを、ロボのことを想ってくれる人がいたことに感謝したのか、長瀬はただ、「ありがとう」と言い残して去っていった。


さらにその後日。いつものように登校したいつもの四人。
だが、そばにも、そして廊下にもマルチはいない……。


そんな中を歩く中、あかりはつぶやく。


「ねぇ、浩之ちゃん。例え、マルチちゃんみたいな子がいたとしても、それはマルチちゃんじゃないんだよね……」


そう、研究所に戻ったマルチは、また新しいデータを入力されて、別のテストに使われる。いわば、外見が同じだけの別人となるのだ……。


そのことに寂しさを感じてつぶやいたあかりに浩之は返した。


「いいんじゃねぇの? マルチはマルチの役目をはたして幸せだったんだから」


それにあかりがうなずいた時だった。


「とぉりゃあーーーーーーー!!」


いつもの通り、必死にモップ掛けをしているマルチがやってきたのだ。


彼女の話によれば、テストに失格したので、再テストのためにやってきたという。
再会することができ、また同じ時間を過ごすことができることになった喜びを胸に浩之とあかりが彼女の名前を呼ぶと、マルチは「これからももっと頑張ります」と、にっこりとほほ笑んだのだった。


なお、最終話ではクリスマスパーティに、浩之たちが買った服を着て、パーティの手伝いをするために時間より早く会場にやってきていた。




5.余談
前述の通りToHeartの登場人物なのだが、稀に東方Projectの二次創作に目線付きで登場することがある。
その理由はクロスオーバーでもゲスト出演でもなんでも無く、実際に登場していたから
ただ流石に自重したのかゲーム中では黒い目線が入れられており、名前もま○ちと伏せられていた。
色々しがらみのない当時だから出来た荒業である。




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  • 長瀬主任が辛辣な言葉を吐く没シナリオが採用されていたら、ギャルゲ界はどうなっていたんだろう。 -- 名無しさん (2013-11-25 01:14:36)
  • 因みに椎名高志は「ドジッ娘メイドロボはうちのミソッカスが起源なんだよ!」と主張している模様。 -- 名無しさん (2014-03-07 18:16:08)
  • アニメ版のマルチのエピソードもよかったなぁ。あっちも胸が温かくなる。↑椎名先生、自作品にメイドロボなんか出してたっけ? -- 名無しさん (2016-07-25 09:56:22)
  • ↑多分マリアの事だと思う…メイドロボか? と言われるとびみょーな感じはするけど -- 名無しさん (2018-07-16 19:23:20)
  • ↑2↑3 椎名百貨店に収録されてる「電化製品に乾杯!」のミソッカスの事だから、マルチの10年近く前の作品。 -- 名無しさん (2020-07-07 12:37:21)
  • 最初のアニメ版のことを追記しました。 -- 名無しさん (2020-07-07 14:49:47)

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