ボルメテウス・武者・ドラゴン

ページ名:ボルメテウス_武者_ドラゴン

登録日:2022/09/06 Tue 18:00:53
更新日:2024/06/27 Thu 10:26:00NEW!
所要時間:約 15 分で読めます



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dm デュエル・マスターズ ボルメテウス・武者・ドラゴン ボルメテウス 武者 火文明 火文明のクリーチャー 火文明のドラゴン アーマード・ドラゴン ドラゴン サムライ 極神編 dm-24 シールド焼却 切札勝舞 デュエマ スーパーレア sr dm-27 武者聖戦伝 -arcadia overdrive- dmpp-09 完全極神 dmc-53 レジェンド・クロニクル dmx-19 スーパーレア100%パック 英雄決闘譚 コミック・オブ・ヒーローズ マスターズ・クロニクル・パック コスト6 名称カテゴリ デュエル・マスターズ プレイス w・ブレイカー アーマード 田島章寛 バイオレンス・ヘヴン パーフェクト・ヘヴン サムライ・アンビシャス 武者見参 dmc-59



「武」の「者」と書いて「武者」。

その名前に違わず、武を持って戦い、武に殉じたドラゴン。


その刃には、覚悟という名の炎が燃える!

*1



ボルメテウス・武者・ドラゴン》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DM-24「極神編 第1弾」に収録された火文明アーマード・ドラゴンである。



概要

極神編における拡張パック第1弾のパッケージを飾った記念すべきドラゴン
あの《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》の名を受け継ぎ、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》に続いて登場した第四の「ボルメテウス」である。


「武者」の名の通り全身に鎧や刀を装着し、額の角には武田信玄でお馴染みの名文「疾如風徐如林侵掠如火不動如山」が刻まれている、侍然とした出で立ちをしている。
登場時期の関係から戦国編より実装されたサムライ種族に持っていないが、漢字二文字を名前に宿したアーマード・ドラゴン達の開祖でもあり、このカードより後に《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》などの現在でも有名なドラゴン/サムライが登場する事になる。


漫画では切札家に代々伝わる火文明のカードとして回想で登場し、現代でもVバベルとDr.ルートのデュエルの最中に勝舞の手へと渡った。
以降、世界大会からザキラ戦に至るまで切札の1枚として活躍している。


メディアミックスでのプッシュもあって再録の機会は多く、2022年現在ではパックやスーパーデッキなどで計9回ほど収録されている。



解説

ボルメテウス・武者・ドラゴン SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000
このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚、墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー

《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》からコストとパワーが一回り軽くなり、同じくW・ブレイカーも備えている。


目玉は何といっても名前と共に継承した「ボルメテウス」を象徴するシールド焼却能力。
アタックトリガーでシールドを1枚墓地に送りつつ、パワー6000以下への火力で相手クリーチャーを破壊する。
軽量級~中量級クリーチャーの除去と同時にシールドも焼けるのでかなり優秀な…


このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚、墓地に置いてもよい。


…ん?


自分のシールドを1枚、墓地に置いてもよい。




ゑ?




何とこいつ、シールド焼却を相手ではなくプレイヤー自身に発揮してしまう。逆だろ…
メイン効果のためのコストといった所だが、自分のシールドをS・トリガーどころか手札に加える事すら出来ず墓地送りにされるのは代償として重い。
それでいて発動される肝心の能力は6000火力のみ。シールド1枚の犠牲に見合ってないしあまりにもしょっぱい。
おまけにシールドを墓地へ置くことを条件とする効果なので、シールドが無ければその火力すら使えない始末。
強制ではなく任意効果なのがせめてもの救いだろうか。


ボルカニック・アロー C 火文明 (2)
呪文
S・トリガー
パワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
自分のシールドをひとつ選び、墓地に置く。

同じ効果ながらも3分の1のコストで発動できる基本セット時代の呪文《ボルカニック・アロー》の存在も低評価に拍車を掛けている。
今さっき「コストに見合わずしょっぱい」と評した火力効果だが、それは召喚からのアタックトリガーで発動タイミングが6~7ターン目になるだろう《武者》の場合。
こちらは最速で2ターン目以降から発動できるため、序盤に出てきて脅威となる高パワーのクリーチャーを破壊できる上に、S・トリガー付きなので相手ターンに対応可能。しかもあちらと異なりシールドが0枚でも焼却効果のみ発動できる。
引き換えのシールド1枚はやはり重たいが、守りを気にせず攻める【速攻】では2コストの軽量さ故に採用される事もあった。



このような残念スペックなのでインフレが進んだ現在どころか収録当時でも評価は低く、パッケージを飾ったカードであるにもかかわらずハズレア扱いされる事も少なくなかった模様。
パックの目玉として扱われたカードがそこまで強くない事は今も昔も珍しくないが、特に《武者》の場合は主人公である勝舞の切り札として扱われていた事、派生元の《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が【ボルメテウスコントロール】として環境でも活躍する程に強かった事、イラストはかなりカッコよかった事もあってユーザーからの落胆も激しかった。


こうして《ボルメテウス・武者・ドラゴン》は数ある微妙カードの1枚として、デュエマの歴史に埋もれるのだった…。











ゴッドは言っている。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》はここで終わる運命うんめいではないと…。






単体性能では確かに微妙な武者ドラゴン。
しかし複数のカードが織りなすコンボによって強さを発揮するのがデュエマ含むTCGの醍醐味であり、このクリーチャーにも《ボルメテウス・武者・ドラゴン》を指定したサポートカードが後に数多く登場し、それらと組み合わせる事で一定以上の力を発揮する1枚に強化されている。



サポートカード

ボルシャック・大和・ドラゴン SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 6000+
スピードアタッカー
W・ブレイカー
攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の能力によって、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する時、かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。

ボルシャック・大和・ドラゴン P 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 6000+
スピードアタッカー
W・ブレイカー
攻撃中、このクリーチャーのパワーを自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000する。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の能力によって、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する時、かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。
大和ザンゲキ剣 P 火文明 (4)
呪文
S・トリガー
相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。バトルゾーンに自分のドラゴンがあれば、かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。

極神編第3弾より登場した、《武者》と同じく侍の装いを纏い新生した《ボルシャック・ドラゴン》。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》指定のサポートカード第1号であり、場にいればアタックトリガーによる火力の範囲を倍の12000まで引き上げる効果を持つ。さらにこの火力引き上げは置換効果なので、一部のクリーチャーが持つ破壊耐性を貫通するようになる。
ちなみにカード単体で見ても、6コストのスピードアタッカーかつ2打点持ちという当時の水準ではかなり優秀なカード。そのせいで肝心の《武者》へのサポート効果はオマケ扱いされた。
爆竜 GENJI・XX》の登場以前は【連ドラ】の1枚として活躍していた事も。


後に開発の勘違いエラッタでサムライが種族に追加され、同時にツインパクト版も登場した。
呪文面の《大和ザンゲキ剣》では通常なら4000火力、場にドラゴンがいれば《武者》との連携効果と同じ置換効果の12000火力を発揮できる。


武者ザンゲキ剣 UC 火文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のパワー5000以下のクリーチャーを1体破壊する。バトルゾーンに自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が1体でもあれば、相手のパワー5000以下のクリーチャーをもう1体破壊する。

極神編第4弾より登場した呪文。
通常は5000火力を放つのみだが、《武者》が場にいれば追加でもう一体焼ける。


ムシャ・ルピア R 光/火文明 (4)
クリーチャー:ファイアー・バード 2000
自分のドラゴンを召喚するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。

同じく極神編第4弾より登場したクリーチャー。
ドラゴン全体へのコスト軽減効果に加え、《武者》のアタック時に山札からシールドを追加してくれる。
コスト軽減はもちろん《武者》も対象になる上に、火力効果と共に削られるシールドを追加効果で補填してくれる。場合によって火力効果を使わずにシールド追加のみを行う事も可能である。


竜装 ザンゲキ・マッハアーマー R 火文明 (4)
クロスギア:サムライ
このクロスギアがクロスされていない時、自分のドラゴンとサムライの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
このクロスギアがドラゴンまたはサムライにクロスされている時、自分のドラゴンとサムライすべてのパワーを+2000し、「スピードアタッカー」を与える。
このクロスギアをコストを支払わずに《ボルメテウス・武者・ドラゴン》にクロスしてもよい。

戦国編第1弾より登場したクロスギア
ジェネレートするだけでもドラゴン及びサムライへのコスト軽減効果を持ち、ドラゴンかサムライにクロスされていればいずれか二つの種族を持つ味方クリーチャーにパワーアタッカー+2000SAを付与してくれる。
更に《武者》ならノーコストでクロス可能なため、4ターン目にこのカード→5ターン目にコスト軽減で呼び出しつつ総攻撃を仕掛けられる。


バルケリオス・武者・ドラゴン P 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 6000
G・ゼロ−バトルゾーンに自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》があれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
バトルゾーンにある自分のドラゴンはすべて、種族にサムライを追加する。
W・ブレイカー

コロコロコミックに付録で登場したクリーチャー。サムライとなった《バルケリオス・ドラゴン》。
場に《武者》がいればG・ゼロにより0コストで召喚でき、味方全員の種族にサムライを付与する。
上記の《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》とのコンボにより味方全員へのSA付与が実現するため、《武者》と合わせて1ショットキルも十分狙える。


シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン UC 火文明 (5)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 5000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるドラゴンをすべてアンタップする。
バトルゾーンに自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》または名前に《NEX》とあるドラゴンがあれば、このクリーチャー以外の自分のドラゴンはすべて「パワーアタッカー+4000」を得、シールドをさらに1つブレイクする。

戦国編から二つ飛んで覚醒編より久々に登場したサポートクリーチャー。
《武者》のみならず神化編の顔だった「NEX」のサポートも兼ね備えていて、いずれかの名を持つドラゴンが場にいれば自身を除く全てのドラゴンにパワーアタッカー+4000を追加した上で打点を一つ増やしてくれる。
cipでマナゾーンにあるタップ状態のドラゴンをアンタップするので、【連ドラ】なら単体でも非常に扱いやすいのも嬉しい。


戦極無双 P 火文明 (9)
呪文
S・トリガー
相手のパワー9000以下のクリーチャーを1体破壊する。バトルゾーンに自分の、名前に《武者》《大和》あるいは《紫電》とあるクリーチャーがあれば、相手のクリーチャーを、パワー9000以下を1体のかわりに、パワーの合計が12000以下になるように好きな数選び、破壊する。

DMX-21「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚」より登場した呪文。
通常は9000火力を放つのみだが、場に「武者」「大和」「紫電」と名の付いたいずれかのクリーチャーがいれば、パワーの合計が12000以下になるよう好きな数のクリーチャーを選んで破壊できるようになる。
これを含め「マスターズ・クロニクル・パック」のサポートカードは《ボルメテウス・武者・ドラゴン》ではなく「武者」指定であり、ついでに《大和》と《紫電》にも対応している。


竜装 センゴク・トッパアーマー P 火文明 (3)
クロスギア:サムライ
このカードがクロスされていない時、自分のドラゴンの召喚コストを1少なくしてもよい。ただしコストは0以下にならない。
これをクロスしたクリーチャーは、パワーを+2000され、シールドをさらにひとつブレイクする。
このカードをコストを支払わずに、名前に《武者》《大和》あるいは《紫電》とある自分のクリーチャーにクロスしてもよい。

同じく「マスターズ・クロニクル・パック」で登場したクロスギア。
こちらも「武者」「大和」「紫電」と名の付いたいずれかのクリーチャーを参照していて、該当クリーチャーならノーコストでクロス可能。
《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》より1コスト軽いながらも同じドラゴンのコスト軽減効果を持ち、クロスすればパワーが2000増した上でシールドも1枚多く破壊できるようになる。


モノノフ・ルピア R 火文明 (4)
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000
このクリーチャーが出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ボルメテウス》とあるクリーチャーを1体相手に見せ、手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が攻撃する時、相手のシールドを1つ選び、持ち主の墓地に置く。

デュエル・マスターズ プレイス』よりTCGに逆輸入されたクリーチャー。
cipで山札から「ボルメテウス」と名の付いたクリーチャーをサーチし、更に《武者》が攻撃する際に相手シールドを1枚墓地に送ってしまう。
このカードとのコンボが前提ではあるものの、ついに《武者》も本家「ボルメテウス」達と同様にシールド焼却を相手にも放てるようになった。



同名カードとして扱えるカード

竜装 ムシャ・レジェンド VR 火文明 (3)
クロスギア:サムライ
これをクロスしたクリーチャーは、種族にアーマード・ドラゴンとサムライを追加し、パワーが+2000され、名前に《ボルメテウス・武者・ドラゴン》を追加する。
これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。

戦国編第1弾より登場したクロスギア
《武者》になりきれるカードであり、クロスすればそのクリーチャーには種族にアーマード・ドラゴンとサムライ、そして名前に《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が追加され、アタックトリガーでシールド1枚を犠牲にした6000火力を発動できるようになる。
ただし名前を得ていても火力効果はクロスギア側による能力なので、《大和》の置換効果を適用できない点に注意。
《極仙龍 バイオレンス・サンダー》等元々6000火力を放てるクリーチャーにクロスさせたなら、自前の火力を使う時に《大和》の置換効果を適用できるというちょっと特殊な挙動をしたりする。
因みに《ボルフェウス・ヘヴン》の場合、6000火力だが割り振り火力なので置換する事ができない。
ぶっちゃけ分割払いできるとはいえ効果を発揮できるまで6コストかかるので、本家本元の《武者》と下記の《剣誠》を複数枚採用しているのであれば余り採用される事はないカード。
効果自体は面白いので変わり種の【武者ワンショット】を組みたい時に採用してみてはどうだろうか。


ボルメテウス・剣誠・ドラゴン P 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 8000
G・ゼロ−バトルゾーンに自分のサムライが5枚以上あり、自分の《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》が1体もなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。
バトルゾーンにある間、このクリーチャーは名前に《ボルメテウス・武者・ドラゴン》を追加する。

スーパーデッキ「BATTLE of YAMATO魂」より登場したクリーチャー。
バトルゾーンにいる間は名前に《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が追加され、同名のカードとして扱う事ができる。
コストが二回りほど大きくなったが、場に《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》を除く5枚のサムライがいればG・ゼロで踏み倒しでき、更に「枚」換算なのでクリーチャーだけでなくクロスギアにも対応している。
アタックトリガーではネックだった自分へのシールド焼却が無くなり、6000火力のみを発動可能となった。


紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン P 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 11000
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。

「マスターズ・クロニクル・パック」より登場したクリーチャー。
「紫電」の名も継いだ《武者》であり、「紫電」特有のアンタップによる二回攻撃も併せ持っている。
更には火力効果も《剣誠》と同様にシールドを犠牲にする事なく発揮できるように。
ただしその分コストも2ほど高くなっており、G・ゼロなども持たないのでそこをどうするかが過大となる。


ボルメテウス・武者・ドラゴンP'Sプレイス SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。

デュエル・マスターズ プレイス』仕様の《武者》をTCGに逆輸入したクリーチャー。
種族にサムライが追加され、アタックトリガーだけでなくcipでも火力効果を発揮できるように。
更には火力効果を発揮した後に自分のシールドを焼けるように変更され、シールドがなくても扱える効果となった実質的な完全上位互換。


ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉ブイ =V= 火文明 (4)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アーマード・サムライ 6000
侍流ジェネレート(このクリーチャーが出た時、自分の手札にあるクロスギアを1枚、コストを支払わずにジェネレートしてもよい)
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。そうしたら、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。

DM23-EX1「大感謝祭 ビクトリーBEST」にて、ビクトリーの称号と新たな得物《竜牙 リュウジン・ドスファング》を得て新生した武者。
現代のパワーに合わせて驚愕のコスト4になり、新たにアーマード・サムライ侍流ジェネレートを獲得したことで名実共にサムライとなった。
一方でP'Sと違いシールドを犠牲にしなければクリーチャーを破壊できないが、その際の処理がブレイクに変更。手札補充やS・トリガーの意図的な発揮に使えるようになったため総合的には強化されている。


《竜装 ゴウソク・タキオンアーマー》による軽減や《竜牙 リュウジン・ドスファング》のメクレイドによる踏み倒しなどサポートも強力であり、総じて新たなサムライデッキのエースに相応しいカードとなった。



関連カード

聖竜ボルフェウス・ヘヴン SR 光/火文明 (7)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/アーマード・ドラゴン 13000
進化V−自分のエンジェル・コマンドまたはアーマード・ドラゴンのいずれか2体を重ねた上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札にある光または火の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。
このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚、墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーをパワーが6000以下になるように好きな数選び、破壊する。
T・ブレイカー

《武者》が《龍聖霊ウルフェウス》と融合したクリーチャー。合体しても火力効果は健在である。シールドコストも
極神編の背景ストーリーでは《暗黒凰ゼロ・フェニックス》に対抗するために誕生し、死闘の末に相打ちとなって打ち倒した。
後にハンター化した《竜ボルシャック・ウルフェウス》も登場している。合体元が何故か「ボルシャック」になったけど


詳しくは個別項目を参照。


緑神龍ディルガベジーダ SR 自然文明 (9)
クリーチャー:アース・ドラゴン 23000
Q・ブレイカー
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルする。

戦国編第2弾より登場した自然文明アース・ドラゴン
何故か《武者》と《竜極神ゲキ》《竜極神メツ》が融合したかのような見た目をしている謎多きクリーチャーであり、その弩級の基礎パワーやフレーバーテキストのチンピラっぷりからネタにもされている。


詳しくは個別項目を参照。


時空の侍ボルメテウス・若武者・ドラゴン  P 火文明 (7)
サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 5000
このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー3000以下のクリーチャー1体を破壊する。
覚醒−自分のターンのはじめに、相手のシールドが2枚以下であれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
覚醒後⇒《戦国の覚醒者メビウス・武者・ドラゴン》

戦国の覚醒者メビウス・武者・ドラゴン P 火文明 (14)
サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 9000
このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー9000以下のクリーチャー1体を破壊する。
W・ブレイカー

サイキック・クリーチャーとなった《武者》。
詳しくは個別項目を参照。


武者の超人ジオ・ムシャ・ジャイアント VR 自然文明 (7)
クリーチャー:ジャイアント/エイリアン 6000
スペース・チャージ:火
SC―パワー6000以下の相手のクリーチャーを1体破壊する。
このクリーチャーが攻撃する時、火のカードを1枚自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
W・ブレイカー

《武者》の力を受け継ぐジャイアント/エイリアン
火力の発動条件がスペース・チャージになっており、火マナを置くだけで火力が打てる。
アタックトリガーで火のカードをマナから回収できるため弾を自前で用意し続けられるなど、能力の再現と発展の仕方が秀逸な一枚。


ザビメテウス・武者・BLACKブラック SR 闇文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/エイリアン 6000
エイリアンが攻撃する時、自分のシールドをひとつ、自分の墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー

《武者》の力を受け継ぐエイリアンその2。
名前はブラックだがブラック・コマンド・ドラゴンではない。
コストが1上がり、自分のエイリアン全員に《武者・ドラゴン》と同様の火力効果を与えられる。一応指定が無いので相手のエイリアンの攻撃時にも能力を使えるが、実用性は微妙。


極武者カイザー「斬鬼ざんき P 火文明 (5)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター/エイリアン 4000
パワーアタッカー+2000
このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドをひとつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。このようにしてシールドを手札に加えた場合、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー

今度はハンターにまでなった《武者》。
本家より1コスト軽く、火力効果の引き換えとなっていたシールドも墓地送りから手札に加える効果に変わって使いやすさが増した。


ボル武者の炎霊ソウル C 火文明 (2)
タマシード:アーマード・ドラゴン/サムライ/レクスターズ
シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
このタマシードが出た時、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。

王来MAX第1弾より登場した《武者》のタマシード
効果自体は2コストで4000火力を発動する程々のものだが、発動後もシンカライズで場に進化元を残せる。
種族の上では一応サムライに属するカードのため、《剣誠》のG・ゼロに貢献できるというメリットもある。


ボルメテウス・竜装・ドラゴン R 火文明 (4)
サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 4000
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
このクリーチャーが離れる時、かわりにクロスギア側に裏返す。
裏面⇒《次元の竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》

次元の竜装 ザンゲキ・マッハアーマー R 火文明 (4)
サイキック・クロスギア:サムライ
クロスギア(自分のターン中、このクロスギアのコストを支払って、クリーチャーにクロスしてもよい。そのクリーチャーが離れても、このカードは残る。)
このクロスギアがクロスされていない時、自分のドラゴンとサムライの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
このクロスギアがドラゴンまたはサムライにクロスされている時、自分のドラゴンとサムライすべてのパワーを+2000し、「スピードアタッカー」を与える。
このクロスギアをコストを支払わずに《ボルメテウス・武者・ドラゴン》にクロスしてもよい。
裏面⇒《ボルメテウス・竜装・ドラゴン》

新たにサイキック・クロスギアとなった武者…もとい竜装ドラゴン。
クリーチャー面の《ボルメテウス・竜装・ドラゴン》はSA持ちで、場を離れた際にクロスギア面の《次元の竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》へと裏返る事が可能。
効果は《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》そのままであり、S・トリガー獣の《神影剣士ジュウベイ》から出せれば武者とサムライのサポートが期待できる。



デュエル・マスターズ プレイス

ボルメテウス・武者・ドラゴン SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 6000
W・ブレイカー
バトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のパワー6000以下のクリーチャー1体を破壊してもよい。そうした場合、自分のランダムなシールド1つを墓地に置く。

先述した《ボルメテウス・武者・ドラゴンP'S》の輸入元。
こちらは焼却するシールドが任意からランダムになっている点以外はTCG版と同じ仕様であり、火力効果を発揮した後にシールドを墓地に置く事が出来る。
また種族の「サムライ」は登場当初は実装されておらず、収録から91日後のメンテナンスで追加されたという経緯がある。


デュエプレでは火力効果が環境においてTCG版以上に脅威となっていた事、カードプールがTCG版ほど充実していない事、収録された次の弾には相性抜群のデュエプレ版《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》が実装された事などが相俟って環境でもそこそこ活躍していた。
後に《剣誠》が実装されてからはそちらに切り札としての立ち位置を譲っている。


ボルメテウス・武者・ドラゴン 初陣 R 火文明 (5)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 4000
攻撃する時、自分のクロスギア1枚を墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のパワー6000以下のクリーチャー1体を破壊する。

デュエプレにのみ登場しているオリジナルカード。
こちらは自分のクロスギア1枚と引き換えに6000火力を発揮するが、効果の順番は先に対価を払ってから火力効果が発動されるTCG版の《武者》と同じ仕様。
まあシールド抜きでも発動できるデュエプレ版仕様でクロスギア対応となると強すぎるか。



余談

  • 実はシークレットカード仕様が初めて実装されたカード。
    シークレット版では青い鎧を纏って額の角が折れた禍々しいビジュアルをしており、後にリメイクされた「武偉」ではこちらのカラーリングをベースに描かれている。
    相方の《大和》にもシークレット版が存在しており、《武者》とイメージを合わせたかのように青い甲冑を身に纏っている。


  • 特殊種族の「2016カレンダー」では《武者・ドラゴン》のイラストが《1月》を担当している。
    1コスト1000という軽量さだが、攻撃できない制約付きなのでクセが強い。
    ちなみにこちらでも《大和》が《12月》のイラストを担当する形で一緒にいる。仲良しかよ



追記・修正は充実のサポートと共にお願いします。


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  • 今まで項目無かったんかい -- 名無しさん (2022-09-07 21:15:27)
  • なんでサポートカードのが強いんだよってカード -- 名無しさん (2022-09-07 22:30:36)
  • 弱い…あまりにも… -- 名無しさん (2022-09-08 00:17:41)
  • デュエプレでは武者コントロールも人気だったから…… -- 名無しさん (2022-09-08 09:34:05)
  • スーパーレアや勝舞が使ったカード達は脳死で強いと感じてた小坊の自分でもこれ弱くね?って感じてしまったカード。同期がウルフェウスやドルボランなのも不遇さに拍車をかけてる -- 名無しさん (2022-09-08 15:33:20)
  • 登場当時からしてボロクソに言われてたカードだけどメディアでの扱いが良かった+封入率が低かったからなのか当時は性能の割に高額なカードだったよね。なんでこんな性能なのにこんな高いの?って思った記憶がある。 -- 名無しさん (2022-09-08 15:40:52)
  • 六千火力を撃ちながら一枚焼却だとそれはそれでドラゴンサポートと組み合わせて暴れられるからレッドゾーンZ以上のヤクザカードになりかね無い -- 名無しさん (2022-09-08 18:54:21)
  • ↑連投すまん。相手の盾をが抜けていた -- 名無しさん (2022-09-08 18:57:40)
  • ファンデッカーとしてはボル白と比べてのコレジャナイ感とかだけでコイツがボロクソ言われ続けるのは未だに納得いかない。とりあえず武者ワンショット組んでみな(シールド消し)飛ぶぞ。 -- 名無しさん (2022-09-08 20:49:43)
  • 低評価下してた奴を自分が武者使って凹ったら考えを改めたものの、4箱くらい買ったのに1枚も出なくて嘆いてた記憶。 -- 名無しさん (2022-09-09 00:20:51)
  • 公式サイトとかデュエマ本家wikiと合わせる意味でも「」表記にしているものを全部『』に改変していくの止めてもらえませんか?IP:133.149~さん。あと見やすさを考えて敢えて省略してる部分もある中で略語含むカード名の全部が全部に《》を付けられてもかえって目が滑ります。もう戻すのも面倒なのでこの記事はこのままでいいですけど、まだプラグインが整ってない記事を編集で整理してくれるならともかく既に整理されている記事を後付けで変更していくのは勘弁してください。 -- 名無しさん (2022-09-15 22:55:20)
  • ↑ログインし忘れましたがtileです。 -- 名無しさん (2022-09-15 23:01:23)
  • 遂に4コスになってサムライになった武者が令和に帰ってくるぞ。侍流ジェネレータも備えてるし色んなことができそうでワクワクする -- 名無しさん (2023-07-20 13:15:25)
  • 数年の時を経てザンゲキマッハやバルケリオス武者が輝きを取り戻す日が来ようとは夢にも思わなかった -- 名無しさん (2023-07-29 22:07:34)
  • 当時はこんなカード刷られたんだって思ってたけど、今思うとデュエマにしては個別のクリーチャーのサポートカードが作られるなんて異例中の異例だったんだな。それだけ開発にとって武者の失敗は大きかったんだろうな -- 名無しさん (2023-08-30 12:27:20)

#comment(striction)

*1 画像出典:Twitter イラストレーター市丸きすけ(旗助/KISUKE)氏 @kisuke_ichi 2021年5月27日掲載より https://twitter.com/kisuke_ichi/status/1397853114699423749?s=20&t=rzQHwO-LUZ0lBMU9Om240A ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids

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