イモラ

ページ名:イモラ

登録日:2020/06/14 (日曜日) 18:00:40
更新日:2024/05/17 Fri 13:30:31NEW!
所要時間:約 ? 分で読めます



タグ一覧
快獣ブースカ イモラ 凶悪怪獣 怪獣 円谷怪獣 箱根 バニラ 正月 tvsp 鈴木和夫 大村千吉 地獄谷 ブースカの大冒険




これから、我々は怪獣退治に出発する!



出典:快獣ブースカ/円谷プロ/第9話「ブースカの大冒険」/1967年1月4日放送



身長:30m
体重:5万t
出身地:地底
別名:凶悪怪獣



【概要】


箱根に旅行に出掛けたブースカや子ども達が見つけた、不思議な卵から誕生した巨大怪獣。
頭の9本の角と、巨大なくちばしのような牙が特徴。
正面の角は点滅して怪しいを放つ。
まぶしい光が嫌いなようで、走って来た列車のライトに反応して襲いかかり、横転させてしまった。
誕生して間もないにもかかわらず、非常に狂暴な性格で山を崩しながら進み、コンビナートで暴れ回った。


口からを吐いたり、光線を出したりはしないが非常に強い力を持っていて、一撃で山を崩したり、巨大な岩を軽々と持ち上げて投げつけたりする。
尻尾も、一発でガスタンクをひっくり返してしまう力がある。
頭の皮膚が兜のように硬く、大ちゃんが発射した風船爆弾やブースカが投げつけた岩が命中しても全然平気だった。


イモラが産まれた卵は、箱根の地獄谷にあったほこらの中に祀られていた。
いきなり光ったり、急に回転を始めたり、子ども達やブースカが踏んづけても弾力があってこたえない、さらには自分の意思があるかのように跳び跳ねるなど、明らかに怪しいものだった。
果たして、一体誰がこの卵を置いていったのかは不明のままである。



【活躍】


地獄谷を探検していたブースカと子ども達が見つけた卵を、温泉卵のように温泉に入れて温めたところ、卵が巨大化して大怪獣「イモラ」が誕生してしまう。
誕生したイモラは山を崩して暴れながらコンビナートに向かって進撃を始める。


ついにコンビナートに到着したイモラに対して、大ちゃん率いる子ども達が風船爆弾で対抗するが全く効果はなく、次々に巨大な岩を投げつけてコンビナートを火の海にしてしまう。


そこに、ダイナマイト泥棒に捕まっていたブースカが駆け付け、快獣と怪獣の対決が始まる。
素早く空を飛び回るブースカを捕まえる事が出来ずに翻弄されてしまう。
口の中にダイナマイトを投げ込まれて倒されると、その後魂は安らかに天国へ昇っていった。



【その他】


名前の由来は、当初はイモムシの怪獣としてイメージされていた事から。


イモラの着ぐるみのデザインは、成田亨氏。
ウルトラマン』に登場したバニラの胴体に、新しい頭部と尻尾を合わせて造られた。


ブースカを捕まえてしまう、二人組のダイナマイト泥棒を演じているのは『仮面ライダースーパー1』で、ジンドグマの幹部である幽霊博士を演じた鈴木和夫氏と、『怪奇大作戦』の「狂鬼人間」でお馴染みの大村千吉氏。


当時は、『ブースカ』や『ウルトラマン』の影響で「怪獣ブーム」が絶頂期であった。
そこで、お正月のスペシャル番組として『ブースカ』にも巨大な怪獣を登場させてブースカと対決させよう、となったのが本作である。
元々、怪獣ものではない『ブースカ』に、本格的な巨大怪獣が登場するという事で、当時はけっこうな話題になったという。



追記・修正お願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,4)

[#include(name=テンプレ3)]


#comment(striction)

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧