登録日:2020/06/04 Thu 23:09:02
更新日:2024/05/17 Fri 13:24:15NEW!
所要時間:約 6 分で読めます
▽タグ一覧
桃太郎電鉄 意味なし 異星人 ペペペマン 1374 何がやりたいんだ 一応プラスイベント 結構役立つ たまに便利 イベントキャラ 三三七拍子
ペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペ
ペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペ
ペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペ
ペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペ
※注・笑い声
ペペペマンとは、パーティーゲーム『桃太郎電鉄』シリーズに登場する意味のないキャラクターである。
初登場は『桃太郎電鉄V』。
概要
遠い星から意味なくやってきた謎の異星人。
見た目は、緑色の鳥っぽい頭をしてマントを意味なく着けたヒーローっぽいスタイル。胸には意味のない「ペ」の一文字が燦然と輝いている。
喋っている間は意味なく唾をまき散らしている。ちなみにシリーズ通して横向き以外の顔グラが存在せず、正面顔がどういう構造なのかは微妙に謎。
特定のマスに止まると一定確率で意味なく出現し、止まった社長に意味のないカードをプレゼントしてくれ、そして意味なく去っていく。
……うん、こんだけである。徹頭徹尾何をやりたいんだかよくわからん存在である。
他のプラスイベント担当キャラは、例えば記念仙人なら「特定の数の物件を買ったお祝い」、福の神なら「冬場の赤マスに突っ込む勇気に免じて」とそれなりの理由付けがあるので、逆に異色さが際立つ。が、こういう「ゲーム性に関係ない遊び心」がある意味では桃鉄らしいと言えなくもない。
ちなみに、意味のない発言は全て本人の弁。自分から意味がないと言っておきながら、断る権利は与えずに強引に押し付けてくる辺り、ますますよくわからんキャラクター。
ただし、スリの銀次などと異なり、もらえるカードにデビルやウィルスなんかの損害系カードは一切含まれていないため、イベント自体は純粋なゼロ寄りのプラスイベント。最悪でもカード売り場で売れば無駄にはならない。
本来のイベント発生を妨害することもないため、覚えていたら寄ってみても損はない。
ごくごくごくまれにだが、ペペペマンファミリーが襲来し、この際はのぞみカードやスペシャルカードなんかの本当の意味で超強力なカードをプレゼントしてくれる。家族いなくても頑張れよぺぺぺマン
出現場所はシリーズごとに異なるが、大体の作品で「萩の西辺りにあるカードマス」は固定の出現ポイントになっているため、このマスの印象が強い人も多いだろう。
たまに銀河鉄道や3月の決算画面で背景を飛んでいることがある。もちろん意味はない。
もらえるカード
大体のカードは移動系の効果を持っているのだが、なぜか『12』以降は移動系ではなく便利系に分類される特徴がある(曰く、「移動系だと使ってくれないから」ごもっとも)。
本人が意味はないと断言する通り、効果が安定せずなんとも微妙な性能のカードばかりだが、状況によってはとんでもなく役立つことも……?
なお、これらのカードは基本的にペペペマンから貰う以外の入手手段はないため、実用性の微妙さに反して希少度は高い。そのためカードコンプリートの実績がある16では下手をすれば地獄を見る羽目になる…
そのためか、カード売り場での売値も意外と高いカードが多かったりする。
- 三三七拍子カード
使ったターンは3マス、その次のターンも3マス、3ターン目は7マス進めるカード。目的地や独占できる駅狙い、その他貧乏神のピッタリ擦り付けなどの特定の駅を狙う場合などにかなり有用な効果。
3回使える「〇進めるカード」ということで、枠を圧迫しないため持っておくと意外なところでも役に立つ。
実質「3進めるカード」が2回分使えるので、折り返して増資する使い方もある。
一度の移動量は少ないほうだが、3ターンで13マス進めるので、素直にサイコロ振るよりは移動量の期待値は高い。
が、やはりこのカードの真価は狙ったマスに入れる確率を上げるために使えることなので、素直に進行形カードを使ったほうがよい。何より簡単に補充できるものでもないのでもったいない。
後のシリーズでは進めるマス数が違うだけでほぼ同じ効果の「七五三カード」も登場した。
- どっち飛ぶ?カード
ルーレットで2つ駅を決め、そのどちらかを選択して飛ぶことができるカード。もちろん目的地が選ばれることはない。
ペペペマンから貰えるカードの中でも特に実用性が高い。期待値2倍のぶっ飛びカードなのである意味当然か。
とりあえず、マップの反対側が目的地に指定された時など、ぶっ飛びカードを使いたい状況なら迷わず使っていいだろう。選択肢のどちらかで確実に目的地に近づけるはず。
うっかりハワイにホールインワンなどという事故を回避できるぶっ飛びカードというだけでも十分使える。
- 1か8かカード
1マスか8マス進めるカード。期待値の振り幅が大きすぎて安定使用は難しい。
基本的にハワイまで1マスの時に使うのはバクチが過ぎるのでやめた方がいいだろう。万が一8が出た時、とんでもなく遠ざかる羽目になる。
迂回路を経由して、1でも8でもゴールできる状況なら有用。
なお、過去の作品でも「いちかばちかカード」という似たような名前のカードがあった。(こちらは目的地に辿り着いた時の援助金と同じ額のお金が貰えるか、貧乏神が取り付いてしまうか、というもの。貧乏神が取り付いている時は使えない。)
- 11進むカード
「○進むカード」系の最高峰。ペペペマンからもらえるカードの中ではかなり便利。
普通に距離を稼ぐ目的として見ても、11というのはなかなか大きいのでありがたい。
これは売るよりは積極的に使うべきカードだろう。
- 1374カード
1マスか3マスか7マスか4マス進めるカード。なんでこんな中途半端な数字かというと、「1374(いみなし)」だから。
ペペペマンがくれるカードの中でも屈指の微妙さを誇る。どの数字でもゴールできるという状況は極めてまれだろう。単純に距離を稼ぐ用途にしても出る数字が微妙すぎて……。
ただまぁ一応目的の数字が出る確率は1/4なので、素直にサイコロ振るよりは目的地に到着できる確率は上がる。せめてそういう状況ぐらい使ってあげよう。
言い換えれば「2・5・6を絶対に回避できるカード」なので、目的地に確実に到着するには微妙でも、海路などマイナスマスの回避が難しいシチュエーションで、2・5・6マス先がマイナスの場合に使ってみると案外便利。
1か3か7が出れば止まりたいマスにつけるという状況ならば確率3/4なので分のいい掛けになる。具体的には、4マス四角の周回路で隣がそのマスの場合。
- 月並みカード
現在の月と同じマス数進めるカード。1月なら1マス、12月なら12マス進める。
やや癖は強いが、上手く使えば進む量の調整は容易なのでまあまあ使い出はある方。
次のターンで使った場合何マス進めるかを把握し、そのターンのサイコロで狙いのマスまで移動してから使えばベスト。
- スタッカートカード
たまに10マス進めるが、進めない(そのマスにとどまる)ことの方が多いという難儀なカード。
上記の11進むカードの下位互換であり、期待値的に微妙過ぎるので積極的に使う意味は薄いが、「目的地まで10マスだが、その間がマイナスだったり貧乏神がいたりするので10進めないなら現在地に残った方がいい」という状況なら有用。
- 近距離カード
ペペペマンが10マス以内のどこかに連れて行ってくれる。ただし目的地は除く。
ぶっ飛びカードほど極端に飛ばしてくれるわけでもなく、むしろ目的地から離れる可能性の方が高いので、多分一番微妙なカード。
那覇やハワイから脱出する時に使うぐらいだろうか……その場合でも普通にサイコロを振るより近くに飛ばされる可能性があるのでやはり微妙。
売値はそこそこなので売ってしまうのが一番か。
- 6でなしカード
次のサイコロで6が出なくなる……つまり、1~5マス進めるカード。
なんとも微妙なカードの一つ。一応目的地まで6マス以外の時なら期待値をわずかに上げられるが……。
- ペペペマンカード
ペペペマンイベントの発生する可能性のあるマスに行ける。
「一番近い~」などの条件指定がないため、運が悪いととんでもないところに飛ばされる可能性があるが、基本的にはぶっ飛びカードの亜種と思えば使い勝手はそう悪くはない。
作品によって異なるが、ペペペマンイベントの起きるマスは基本的に北海道と九州には存在しない、ということを知っておくとジャンプ先をある程度予測できるので案外便利。
運が良ければ有用なカードに化ける…かもしれない。
- 本州カード
本州のどこかに飛べるのだが、7割以上を占める本州の駅から選ばれるので当然範囲は非常に広く、目的地へホールインワンもまず狙えない。
北海道や四国や九州に飛べない分、「ぶっとびカード」の下位互換なので、使うとしたら離島やハワイから本土に戻る時ぐらいか。
- 一匙の幸福カード
一番近くの青マスまで飛べる(2つ以上候補がある場合はランダムで選ばれる)。
進行系カードを連続で使うことが多い桃鉄において、通常のサイコロ1個を振って青マスに止まる余裕など殆ど無く、飛ぶにしてもより遠くに飛べる「青ぶっとびカード」を使った方がいい。
使うとしたら8月に使って小遣い稼ぎをするか、赤マスに囲まれている時に脱出するぐらいか。
余談
名前の由来はあの有名な「ゆうていみやおうきむこう……」であるとする説がある。
実はこの呪文の末尾「ぺぺぺぺぺ」は、調整で入っているだけの意味がない文字列であり、復活の呪文そのものとは関係ないのだ。
この呪文でハブられているすぎやまこういちが桃鉄シリーズにかかわっていることからの自虐ネタと見る向きもある。
ペペペマンの由来はペプシマンである。当時桃鉄のグラフィックを担当していた土居氏が何かのはずみでペペペマンと言ってしまったことが元ネタである。本当の本当に意味がないやつだなペペペマンよ!
出典
http://www.sakumania.com/diary/nikki/040118.html
追記・修正は意味なくお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,7)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- カラムーチョのババァにちょっと似てる -- 名無しさん (2020-06-05 00:01:30)
- カードの神様共々すぎやまこういちがモデルだったって聞いた覚えがある。もょもと出す復活の呪文でハブられてるせいでその末尾のペペペが当てられたとかなんとか -- 名無しさん (2020-06-05 10:37:44)
- こいつの顔見て、最初期のくちぱっち(もしくはくちたまっち)に似てると思った。 -- 名無しさん (2020-06-05 23:02:04)
- イラスト担当のどいんがペプシマンをぺぺぺマンと言い間違えたのが切っ掛け。数多い桃鉄のキャラの中で1番どいんのセンスが爆発してるキャラだと思う。 -- 名無しさん (2020-06-08 09:31:13)
- 毒にも薬にもならないキャラ まあたまにやくにたつよ -- 名無しさん (2020-11-19 15:45:42)
#comment(striction)
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧