サイバー・エンジェル(遊戯王OCG)

ページ名:サイバー_エンジェル_遊戯王OCG_

登録日:2019/07/05 Fri 17:56
更新日:2024/04/19 Fri 10:32:54NEW!
所要時間:約 13 分で読めます



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☆概要☆

サイバー・エンジェルとは遊戯王OCGのカテゴリの一つである。
属するモンスターは全て儀式モンスターであり、サポートもすべて儀式サポートであるなど、数あるカテゴリの中では珍しく全体が儀式召喚に特化したものとなっている(類例としては「魔神儀」)。
属するモンスターはすべてインドの神の名前が付いているが、GX出身およびOCGオリジナルのサイバー・エンジェルは日本での通名、ARC-V出身は神の名前をそのまま使用しているという細かい違いがある。
関連カテゴリとして「機械天使」を内蔵しており、こちらの名前で呼ばれることも多い。


アニメGX・ARC-Vでは天上院明日香が使用。
GX時代は全くOCG化されなかったが、ARC-Vでの新顔の登場に伴いようやくまとめてOCG化。
儀式デッキとしてはかなり実践的なレベルに仕上がっている。
まあそのせいでデュエルリンクスでは相対的にカードパワーが高すぎて大暴れしたのだが…


変わった特徴としては、サイバー・エンジェルだけではなく他の儀式モンスターを取り込んだ方が活躍できる、という部分が挙げられる。
なお天使族統一ではあるが、儀式魔法の名前を見る限り設定的には機械仕掛けの天使人形のようだ。



☆おもなカード☆

関連モンスター

  • サイバー・プチ・エンジェル

効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 300/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「サイバー・エンジェル」モンスター1体または
「機械天使の儀式」1枚を手札に加える。

サイバー化した「プチテンシ」。厳密にはサイバー・エンジェル関連の効果を持つのはこいつだけである。
サイバー・エンジェルか儀式カードを引っ張って来る重要サーチャーで、コイツ自身もリリースの一部に使える。何気に「場合の任意効果」なのでタイミング逃しが起きないのも◎。
「マンジュ・ゴッド」辺りと共にリリースにするとよいだろう。
デュエルリンクスにも実装されているが、【機械天使】のカードパワー抑制のためにLIMIT2に長らく指定されており、荼吉尼か機械天使の儀式を諦めないとこのカードは使えなかった。*1


  • サイバー・エッグ・エンジェル

効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「機械天使」魔法カードまたは
「祝福の教会-リチューアル・チャーチ」1枚を手札に加える。

サイバー化した「ウィング・エッグ・エルフ」。
こちらは機械天使カードか「祝福の教会-リチューアル・チャーチ」を引っ張って来る。ちなみにリチューアル・チャーチの効果はこちら。


フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。
(2):自分の墓地の魔法カードを任意の数だけデッキに戻し、
デッキに戻した数と同じレベルを持つ、自分の墓地の天使族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


GXで明日香が使ったカードであり、当然ながらサイバー・エンジェルとの相性はグンバツ。
たまった儀式魔法を戻してサイバー・エンジェルを蘇生することもできる。


  • サイバー・チュチュボン

効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻1800/守1600
(1):このカードは自分の手札・フィールドから
戦士族または天使族モンスター1体をリリースして手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが儀式召喚のためにリリースされた場合、
自分の墓地の儀式魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

「サイバー・チュチュ」の練習着バージョン。アタッカー効果を持っていた原種と全く違う効果を引っ提げてやって来た。
厳密には儀式全体のサポートなのでサイバー・エンジェル関連ではないのだが、明日香のカードであるため便宜上ここに挙げる。
儀式の生贄となった際に墓地の儀式魔法をサルベージ出来る。
サイバー・エンジェルとは前半の特殊召喚コストに弁天を用いることでアドが稼げるが、実は同じくリリース時の効果を持つモンスターを抱えた【カオス・ソルジャー】ともベストマッチだったりする。



儀式モンスター


癒しの力を秘めし光の天使よ。麗しき姿で快癒をもたらせ!
降臨せよ!レベル5、サイバー・エンジェル-那沙帝弥-!!


  • サイバー・エンジェル-那沙帝弥ナーサテイヤ

儀式・効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1000/守1000
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力の半分だけ自分のLPを回復する。
(2):自分の儀式モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
(3):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地からこのカード以外の「サイバー・エンジェル」モンスター1体を除外し、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、対象のモンスターのコントロールを得る。


ARC-V組。サイバー・エンジェルの中での変わり種。ライフ回復、儀式モンスターへの攻撃無効効果、相手モンスターのコントロールを奪う効果を持つ。


(1)は自分のモンスターの攻撃力分LPを回復させる効果。自身も選べるのでとりあえず500は確約されている。


(2)は攻撃無効効果。よく見ると回数制限が全くないので、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》など発動封じの効果持ちでなければ攻撃を完全にシャットアウトできる。
ただし、除去に対する耐性は一切ないので、この効果に期待しすぎるのは得策ではない。


(3)はコントロール奪取効果でこれこそが本命。自身が墓地にいる時に、墓地にある他の「サイバー・エンジェル」1体を除外して発動でき、相手のモンスター1体を奪いつつ自己蘇生ができる。


なんとよく見るとこれにも回数制限がない。すなわち、墓地に「サイバー・エンジェル」を貯めてから「那沙帝弥」を儀式召喚することで、相手のモンスターを奪いながら、自分はリンク召喚し続けることができる


ARC-V放送終了後に登場したリンクモンスターによって、自分フィールドのモンスターを墓地に送り込むのが容易になったのは追い風であった。


相手がモンスターを並べるほど自分の素材として逆利用できる。対象耐性を持つモンスターは奪えないが、その時は《ヴァレルソード・ドラゴン》や《アクセスコード・トーカー》などで正面突破すればよい。


(1)のLP回復効果は名称指定の1ターンに1回ではないので墓地から出し直すたびに発動可能。コントロール奪取のついでに大幅なライフゲインのオマケが付いてくる。


純正の【サイバー・エンジェル】とはまた違った趣にはなるが、このカードを主軸にしたデッキを組むのも楽しいだろう。


  • サイバー・エンジェル-弁天-

儀式・効果モンスター
星6/光属性/天使族/攻1800/守1500
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
そのモンスターの元々の守備力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
デッキから天使族・光属性モンスター1体を手札に加える。

ベンテン。GX組。
一応バーン効果はあるが攻撃力が低いため、もっぱらサーチのためにリリースされるのが役目。
チュチュボンの特殊召喚のためにリリースすれば、サーチ効果で消費を取り返せるため相性は悪くない。ちなみに回数制限はないので、リリースが可能なら積極的にサーチに回したい。
総じて、サイバー・エンジェルにおける必須カードであり、確実に3枚入れておきたいところ。
アニメでは十代とのタッグ戦で使用されたが、「受け継がれる力」でフレア・ネオスの強化に使われた。


  • サイバー・エンジェル-伊舎那-

儀式・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2500/守2600
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
相手は自身のフィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送らなければならない。
(2):このカードの攻撃で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて相手モンスターに攻撃できる。
(3):1ターンに1度、自分フィールドの「サイバー・エンジェル」儀式モンスターを対象とする相手の効果が発動した時に発動できる。
自分の墓地の儀式モンスター1体を選んでデッキに戻し、
相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。


OCGオリジナルのサイバー・エンジェル。イザナ。
(1)は魔法・罠版の「痛み分け」。「荼吉尼」と対になっているが、チェーンされると無意味なので除去としての信頼性は低い。《ナイト・ショット》のようにチェーンできない効果がついていればと思わされる。


モンスターへの連続攻撃ができるためアタッカーに向くが、昨今の環境では2500はやや頼りないレベルなのでこれも微妙な線。「韋駄天」をリリースして攻撃力を上げてくれということだろう。


本命としては三つ目の除去効果で、サイバー・エンジェルを対象とする効果をトリガーに相手フィールドのカードを破壊できる。効果自体は止められないのでこれもまた微妙なのが何とも。


  • サイバー・エンジェル-荼吉尼-

儀式・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2700/守2400
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
相手は自身のフィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の儀式モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(3):自分エンドフェイズに自分の墓地の、
儀式モンスター1体または「機械天使の儀式」1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

ダキニ。GX出身の大型。
相手に強要する単体除去と貫通効果、エンド時のサルベージ効果を持つサイバー・エンジェルのエース。
貫通効果は儀式モンスター全体に及ぶため、ラッシュをかけるのに向いている。なお除去効果はアポクリフォート・キラーなどと同じ「相手プレイヤーへの強制」なので耐性を無視できるが、選ぶのは相手なので狙ったモンスターを外せるとは限らない。
サルベージ効果を生かすためには儀式魔人などを併用し、ある程度のロックをかけておきたい。
デュエルリンクスでは除去効果が強い上に韋駄天で打点を強化されると処理が非常に難しいパワーカードで、実装早々にLIMIT2に指定されている。


  • サイバー・エンジェル-韋駄天-

儀式・効果モンスター
星6/光属性/天使族/攻1600/守2000
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
自分フィールドの全ての儀式モンスターの攻撃力・守備力は1000アップする。

イダテン。GX出身。
儀式魔法のサーチorサルベージ、リリース時の儀式モンスター強化効果を持つ。
ステータスは低く、基本的には儀式召喚のための繋ぎ。弁天あたりの強化に使いたい。



無窮なる力を秘めし光の天使よ。今あまねく世界にその姿現し万物を照らせ!
降臨せよ!レベル10、サイバー・エンジェル-美朱濡-!

  • サイバー・エンジェル-美朱濡ビシュヌ

儀式・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻3000/守2000
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
エクストラデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスターを全て破壊し、
破壊したモンスターの数×1000ダメージを相手に与える。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):1ターンに1度、フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
自分の墓地の儀式モンスター1体をデッキに戻して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。


ARC-V出身の切り札。
EXデッキから出てきたモンスターを全破壊+バーン+2回攻撃権付与というどこの覇王黒竜ですか? と言わんばかりの殺意の塊。
相手がEXデッキから特殊召喚したモンスターだけを2体以上出していればこいつを儀式召喚するだけで1ショットキルとなる。


こんなのが字レアで収録されるのだから第9期のインフレは恐ろしい。


むろん相手が真竜や帝など、エクストラに頼らないデッキならば単なる打点の高いアタッカーでしかないのだが。場合によってはこっちから送りつけることも考えたい。


二つ目の効果は破壊効果に対するカウンター。下手な除去は自力で対処できるのがありがたい。
地味に「効果の発動」を潰すため、既に発動している永続系カードにも強いのが◎。


問題はレベルが10であることだろう。【サイバー・エンジェル】ではレベル2の《サイバー・プチ・エンジェル》か《サイバー・エッグ・エンジェル》、リリースされた時に効果を発揮するレベル6の「弁天」か「韋駄天」をリリースすることが多いため、儀式召喚の負担が増えてしまうことになる。


このカードを使うならば「魔神儀」なども併用してスムーズにリリース要員を揃えられるようにしたい。


「機械天使」魔法・罠カード

  • 機械天使の儀式

儀式魔法
「サイバー・エンジェル」儀式モンスターの降臨に必要。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「サイバー・エンジェル」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):自分フィールドの光属性モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。

儀式魔法その1。カテゴリを指定する最初の儀式カードで、除外による身代わり効果が付与されている以外は普通の儀式魔法。
サイバー・エンジェルではこれと後述の絶対儀式をモンスターごとひたすら使いまわす過労死戦法が基本なので、可能な限り積んでおきたい。
デュエルリンクスでは身代わり効果のせいでただでさえ除去しにくい荼吉尼の場持ちがさらに良くなってしまうためこちらもLIMIT2に指定されている。


  • 機械天使の絶対儀式

儀式魔法
「サイバー・エンジェル」儀式モンスターの降臨に必要。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、
またはリリースの代わりに自分の墓地から天使族または戦士族のモンスターをデッキに戻し、
手札から「サイバー・エンジェル」儀式モンスター1体を儀式召喚する。

儀式魔法その2。墓地の天使・戦士を回収することで儀式召喚が行える。
代行者ヴィーナスとのシナジーが強力で、墓地に落ちた「神聖なる球体」を使えば弁天と韋駄天を呼べる。
「高等儀式術」とのコンボも考慮に入る。


  • 応身の機械天使

永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分の「サイバー・エンジェル」儀式モンスターは戦闘では破壊されない。
(2):戦闘または相手の効果で自分がダメージを受けた時、
自分の手札・フィールドの「サイバー・エンジェル」儀式モンスター1体をリリースして発動できる。
手札から「サイバー・エンジェル」儀式モンスター1体を儀式召喚扱いとして特殊召喚する。

サイバー・エンジェルへの戦闘破壊耐性と、ダメージをトリガーとした疑似儀式召喚効果を持つ。
リリースすることで手札のサイバー・エンジェルを儀式召喚扱いで呼ぶという手順であり、このカードならではの強みはリリースのレベル調整が不要なこと。場合によっては自爆特攻に走る価値もある。


  • 慈悲深き機械天使

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドの「サイバー・エンジェル」儀式モンスター1体をリリースして発動できる。
自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は儀式モンスターしか特殊召喚できない。

サイバー・エンジェルをコストとしての手札交換カード。弁天などをリリースに用いればサーチ効果で損失0になるが、そうでない場合はこのカードを含め2枚消費して2枚ドローして1枚戻す、なので1枚手札が減る。どーゆーこっちゃい。
サーチに長けたサイバー・エンジェルでは手札交換用のこのカード自体が事故要因なので、採用するとしてもピン差しが限界だろう。


  • 荘厳なる機械天使

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドの「サイバー・エンジェル」儀式モンスター1体をリリースし、
自分フィールドの天使族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。
対象のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、
リリースしたモンスターのレベル×200アップする。
このターン、対象のモンスターが、EXデッキから特殊召喚された相手モンスターと戦闘を行う場合、
バトルフェイズの間だけその相手モンスターの効果は無効化される。




相性の良いカード

言わずと知れた儀式サポートカード達。サイバー・エンジェルは攻撃に長けていたり場持ちが良かったりするため、リリーサーで特殊召喚をロックしたりプレサイダーでドローしたり、と融通は聞きやすい。
魔神儀であればモンスターと儀式魔法を両方持ってこられる。


  • オネスト

光属性の定番カード。光属性モンスターが戦闘をする時に手札から墓地に送れば、相手モンスターの攻撃力を加算できる。


光属性の天使族ゆえに《弁天》で簡単にサーチ可能。《美朱濡》につかえばとんでもないダメージになる。


《リチューアル・チャーチ》で蘇生できるので、自己バウンス効果で回収して何度でも使いまわせる。



レベル6の光属性・天使族の儀式モンスター。
天使族モンスター1体を手札から捨てることで、相手の魔法・罠・モンスター効果をカウンターできるという凶悪なコントロール性能を誇る。


手札消費の激しさは「弁天」のサーチ効果で補い、攻撃力1800しかない攻撃力は「韋駄天」の1000パンプで補強でき攻めに転じられる。そしてレベル6なのでそれら1体でちょうどこいつが儀式召喚できる。


さらには《儀式の準備》によるサポートを共有でき、墓地に魔法を貯めれば《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》で蘇生できたり、まるで「サイバー・エンジェル」自体がこいつと組み合わせるために生まれてきたかのような抜群の相性を誇る



レベルではなく攻撃力を参照して儀式召喚のリリースを決めるカード群。
サイバー・エンジェル-那沙帝弥-を簡単に儀式召喚してコントロール奪取効果を活かせる。
サイバー・エンジェル-弁天-をリリースして大量展開も可能なので、むしろこちらが出張する形で併用される。


  • 高等儀式術

デッキの通常モンスターを生贄としての儀式魔法。
戦士・天使のバニラを投入すれば絶対儀式を無理なく発動できる。


  • 虹光の宣告者

儀式関連のサーチ効果を持つレベル4シンクロ。
カウンター効果で墓地に送られればそのままサーチ効果が使えるので相性は抜群。


例によってこいつも《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》の蘇生効果に対応している。


レッド・リゾネーター》を採用し《サイバー・プチ・エンジェル》か《サイバー・エッグ・エンジェル》とシンクロ召喚を行うタイプに使われる。


  • 儀式の下準備

サイバー・エンジェルは儀式魔法がカテゴリ指定なので未対応。
ではなぜここに書かれているのかと言うと、カード名指定タイプの儀式セットを採用した場合、弁天をリリースするための準備を整えるために使われるから。
このデッキはサイバー・エンジェルを呼ぶというよりもとにかく儀式召喚を連打するのが戦術なので、その準備を一気に整えられるこのカードの役割は大きい。


  • 昇華する魂

儀式召喚のリリースになったモンスターを手札に回収する永続魔法。
弁天の回収に使いたい。




追記・修正は儀式召喚しながらお願いします。


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  • 天使なのに機械、機械だけど天使、けれどもモチーフは仏教神(インド神)  …GXの頃から考えてたけど、つまりどういうことだってばよ!! -- 名無しさん (2019-07-05 22:29:43)
  • ↑悪魔絵師金子一馬は言っておられた。天使とは神に忠実に従うように創られた機械だと。ついでに言うと、インドの神ってヴィシュヌみたいにこの世のものに似た姿に化身して降臨することが多いから、機械のような姿で現代に現れても不思議じゃないと思うよ。 -- 名無しさん (2019-07-05 23:25:11)
  • ↑金子メタトロン「呼んだ?」 -- 名無しさん (2019-07-06 05:57:53)
  • 長らくOCG化されなかった不幸⇒インフレした9期でOCGになった事で原作よりもかなり強くなった幸福⇒リンクスで強すぎたため規制された上に10期登場のカードが微妙になる不幸 万事塞翁が馬って感じだ -- 名無しさん (2019-07-06 11:02:06)
  • イザナのテキストみると、対象取らないからチェーンしても1枚墓地送りにしなきゃいけないような気がするが -- 名無しさん (2019-07-08 10:26:54)
  • ナーサティヤの四つ目四つ腕四つ足四つおっぱい、異形娘好きの自分にはドンピシャだった -- 名無しさん (2021-09-28 21:17:04)
  • アニメ韋駄天は特殊召喚だけで何でも魔法回収できるアタオカだった -- 名無しさん (2021-09-28 22:02:51)
  • ゲーム作品とよほど相性が良いのか?それとも悪いのか?リンクスだけでなくMDでも規制されるカテゴリ -- 名無しさん (2022-05-01 11:59:07)
  • ↑ゲーム作品はシングル戦メインで、一度対戦した後サイドデッキと入れ替えて対策して次に勝てば…って手段が取れないからね 強いというより初見殺し性能の問題というか -- 名無しさん (2022-05-01 12:27:29)
  • そもそも原作でアタッカーだった弁天になんで汎用サーチ効果つけたのか。 -- 名無しさん (2022-05-01 14:23:01)

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*1 デュエルリンクスでのLIMIT2は属するすべてのカードから2枚しか投入できないため。

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