超可動ガール1/6

ページ名:超可動ガール1_6

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登録日:2018/09/13 (木) 07:12:20
更新日:2024/03/22 Fri 12:57:44NEW!
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漫画 コミックハイ! 月刊アクション ラブコメ フィギュア 双葉社 アニメ 19年春アニメ 超可動ガール1/6 超可動ガールズ öyster 月刊のアクション studio a-cat



『超可動ガール1/6』は、ÖYSTERによる日本の漫画作品。
本項では続編となる『超可動ガールズ』についても取り扱う。



【概要】

動き出した美少女フィギュア達とイチャイチャするラブコメ漫画。
2012年から「コミックハイ!」で連載され、雑誌の廃刊に伴う「月刊アクション」への移籍なども経て2015年まで連載。単行本は全4巻。


終了の理由は『ど尖端ナース』、『シネマちっくキネ子さん』との3本同時連載+ケロロ軍曹のアシスタントは流石に無理だったとされていたが、
『超可動ガールズ』のインタビューによると、単純に単行本の売上が悪かったのが理由とのこと。



本作がアニメ化の候補に挙がったことにより、
編集の「現行作品なら推薦しやすくなる」からとの言葉で、
ニコニコ静画の「月刊のアクション」にて続編『超可動ガールズ』が連載開始した。


アニメ化に関しては『ガールズ』の単行本1巻の帯で明らかにする予定だったとのことで、
公式サイトなどの表紙画像でも帯のない状態で掲載されていたのだが、Amazonが速攻でバラした。
発売日前日のTweet「明日は知らなかったふりして「ええっ!?」とでも言って下さい」



【用語・作中作】

  • 超可動ガール

不可思議な力により動き出したフィギュアに対して成次郎が名付けた呼称。
1/6サイズに合わせた性能にはなるが、それぞれ原作で持っていた機能や能力はそのまま使え、
付属していたもの以外でも、身に着けた小物に本物同様の機能を与える性質を持つ。
動き出した時点では知識や理解力は、原作内で描写された範囲内に留まる。
ゲームキャラなど、操作可能・進行度に変化のある原作を持つものは近くにある原作媒体の影響を受けてしまう。
ギリシャ神話のピグマリオン伝説に伝わるガラテアの欠片が素材に混ぜ込まれており、愛をきっかけに動くようになる。


  • 少女→惑星探査

ÖYSTERの別作品『男爵校長High!』に登場する月彦の小説を原作に、
天才監督・竜田川潜が晩年に手掛けたテレビアニメ。
キャッチコピーは「今日知った事は明日覆る」
知的生命体を探し少女型の惑星探査機ノーナが相棒のサポートロボ・オズマと共に宇宙を旅するというストーリー。
難解な内容や後味の悪いラストから賛否両論(否多め)な評価になっているとのこと。
内容は古典名作からのパクリが多いらしい。


  • ドラグリウス・サーガⅣ

竜の娘がキーワードとなるRPGシリーズの第4作。
原作の機種はファミコンの様な形状でレトロゲームに辺り、携帯機でリメイクもされている。


  • ジョージのトンデモ大冒険

玩具に不思議な力を与える少年ジョージが仲間たちと共に、物語を混ぜ合わせる悪事を働くピッケル大魔王を懲らしめるための旅をするストーリーのテレビまんが。


  • ストライキングフィストⅢ

格ゲーブーム全盛期のアーケードの2D対戦格闘ゲーム。


  • 兵器娘ウォーズ

近代兵器を美少女に擬人化したソーシャルゲーム。
独自性から配信初期は支持されていたようだが同ジャンルの競合相手の多さから3年で終了。
春人はかなりの額を課金していたらしく、金額を聞いたオズマも同調してで塞ぎ込んだ。



【登場人物】

【房井田家】

  • 房井田春人

本作の主人公のオタク青年。職業はプログラマー。
どうせ現実逃避するならより遠くに飛びたいということで現実離れしたヒロインを好んでいる。


  • ノーナ

「少女→惑星探査」の主人公の少女型惑星探査機9号のフィギュア。
本作のメインヒロインで可動してすぐの時期に誤った知識から春人と婚約している。

  • D・Pシステム

緊急時に作動するノーナの非状態オペレーションシステム。髪が黒く染まり冷徹かつ好戦的な性格に変化し戦闘力が向上する。
D・Pシステム起動中の記憶はノーナには残らない。


  • オズマ

「少女→惑星探査」のノーナのサポートロボのフィギュア。付属品としてノーナに同梱されていた。


  • ベルノア

「ドラグリウス・サーガⅣ」の主人公の女勇者のフィギュア。
春人が原作をラスボス手前で能力ほぼカンスト、性格「せんとうマニア」に設定し放置していた影響で、動き出した時点では戦闘力の高いバトルマニアとなっていた。
自身がフィギュアだという事は長らく理解出来ずにいた。


  • 天乃原すばる

「ストライキングフィストⅢ」の対戦キャラクターの一人のフィギュア。
攻撃時の手足にやられ判定が設定されていなかったため狂った性能の強キャラとなっている。
冠が超可動ガールが動き始める仕組みを突き止めるため春人の家に持ち込み可動。
状況を理解できず逃げ出すが現実に近い世界観の日本のオタク趣味の女子高生という設定もあり、自力で自分の正体に気付き受け入れた。絶壁で腐女子。


  • 比等間ルウ

「兵器娘ウォーズ」の10式戦車娘のフィギュア。
冠がお詫びとして温泉旅行券と共に用意した、1/6のサイズの浴衣が入っていた箱に仕込まれ可動。


  • 房井田ミコト

春人の妹の玩具の破壊者。
小人サイズの服を縫うなど手先は器用で、丁寧に扱っているつもりなのに尽く玩具を破壊してしまう(本人曰く未知への好奇心が理由だが、好奇心関係なく壊れる)。
実家暮らしだが時折、春人のアパートを訪ねておりノーナたちの存在もあっさり受け入れた。



【冠家】

  • 冠成次郎

春人の中学時代からのオタク友達。
たまに会っては傍から見れば罵り合いの様に見える討論を繰り広げている。
歴史上最もオタク趣味を楽しめる現代日本に生まれた幸福を身に余ると感じており、後のオタクに還元することで恩を返したいと考えており、
マイナーでマニア向けの模型メーカー「タカサゴヤ」を創立。
クサビが動き出したことを契機に超可動ガールの謎を解き明かすことを目的に研究している。
一方で初恋のキャラであるクサビには強い思い入れを持ち、幸せになって欲しいと願っており、そのために暗躍することもある。


  • クサビちゃん

「ジョージのトンデモ大冒険」のマスコットの妖精のフィギュア。
原作ではカートゥーン風なデフォルメされた姿をしているが、現代風の美少女にアレンジされている。
誰にも縛られない冒険者に惹かれるが決して報われないという設定を持ち、原作ではジョージに好意を「大嫌い」と誤魔化している。
異世界への扉を開く「コント・ゲート」という能力で様々な創作作品の世界に入ることができる。
自由気ままな性格でいたずら好きで嘘つき。


  • リンドウ

「ストライキングフィストⅡ」から登場するシリーズの看板キャラのフィギュア。
シリーズが進むごとに強化されているようで、Ⅲ世界ではすばるに完封される性能だったが、
冠が仕組んだ対戦ではもはや人間とは呼べなくなるほど超強化されていた。
アイドルになりたいという夢を持つが「天乃原流抹殺」という使命に縛られ、いくら続編が出ても叶わなかったことから、すばるに強い憎しみを持っていたが、
春人の言葉から格ゲーファンからはアイドルの様に扱われていると知り吹っ切れ、アイドルとしてノリノリになる。
『ガールズ』では冠にCG風に映像を加工してもらいYouTuberデビューするも、
胸にばかり注目する視聴者のコメントに嫌気が差し、同じ世界出身のすばるに対しヤンデレ地味た好意を抱くようになる。


  • ノーナ・イコール

「少女→惑星探査」の少女型惑星探査機第9号のフィギュア。
地球の対となる星で造られたノーナと同存在であり、
彼女同様に移動可能範囲内に存在する同レベルの惑星という脅威を滅ぼすための破壊兵器として造られた。
無印最終話の最後の一コマで可動。『ガールズ』にて冠に引き取られたことが判明。


  • 竜田川神代

タカサゴヤに務める冠の秘書兼会計兼造形師兼営業。
ガラテアの欠片を所持しており冠に喜んでもらうためだけに独断でクサビ以外の超可動ガールを製作していた。
無印終盤で冠と結婚する。



【星海家】

『ガールズ』から登場。

  • 星海憧

春人に好意を寄せているらしい謎の少女。
超可動ガールを自作している。


  • アパ子

「兵器娘ウォーズ」のAH-64D アパッチロングボウ娘のフィギュア。
語尾を「デース」と伸ばし、カタカナ混じりの怪しい日本語で喋る。
憧の支持で春人を監視していたようだが戦闘兵器という原作設定と平和な現実のギャップのフラストレーションから戦闘を仕掛ける。


  • 考える人

オーギュスト・ロダン作のブロンズ像のフィギュア。
超可動だがガールではない。
製作者である憧を芸術家として評価しつつ、未熟な子供と心配しており、
アパ子の引き起こした騒動の謝罪のため、丸出しで春人の家に訪れた。



【その他】

  • ナズナ

「ドラグリウス・サーガⅣ」の勇者の仲間。
ゲーム世界に入ったハルトをベルノアに相応しいと思えず攻撃を仕掛け、彼を同行させようとするベルノアを見てパーティから離脱する。


  • 業魔王

「ドラグリウス・サーガⅣ」の裏ボス。
倒しだ敵キャラやプレイ時間などの業によって強化され、
メタ視点でネチネチ嫌味を言ってくる。


  • 空手魔王

「ストライキングフィストⅢ」の隠しボス。
冠とクサビがノーナ達の対戦相手として用意した一人目。
正体は、すばるの父親で「娘へも容赦なくエロス」を心情とする変態。


  • 竜魔王

「ドラグリウス・サーガⅣ」のラスボス。
二人目の対戦相手として呼び出された。
邪悪で荘厳な雰囲気だが、実際は女好きでウブな人間の娘を好む変質者。
実態を目にしたベルノアはショックで砂になった。
実はベルノアの父親。
元々は神であり女神を妻に持っていたが、人間の女と浮気した結果、ベルノアが誕生、
浮気に怒った妻が地上に魔物を差し向けたため、統治することで被害を抑えるために魔王に堕ちた。


  • ピッケル大魔王

「ジョージのトンデモ大冒険」のラスボスにしてクサビの父親。
昔話や童話の物語をぐちゃぐちゃに混ぜ合わせ悪さする設定を持ち、対戦に乱入するが、
本来の対戦相手だったリンドウに一撃で倒された。


  • ジョージ

「ジョージのトンデモ大冒険」の主人公。
最終話通りに仲間と別れピッコロ大魔王の悪さを止めるために旅を続けており、
冠が企てた対戦会をピッコロ大魔王の仕業と誤認し姿を見せる。


  • ウーナ

「少女→惑星探査」の少女型惑星探査機1号。
春人と冠の夢の中に現れ、とある人物の元に彼らを導いた。


  • 竜田川潜

多くの名作アニメを手掛けてきた天才監督。故人。
春人と冠の夢に少年の姿で現れ超可動ガールが動く原因を教え、
これ以上、作ることを止めさせるように頼む。


  • アルクメン

ÖYSTERの別作品『光の大社員』のマスコットだが「ストライキングフィストⅢ」とコラボしていたとのことでゲスト出演。



追記・修正はフィギュアを愛する方にお願いします。


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  • 力の入った項目で嬉しい -- 名無しさん (2018-09-13 13:05:35)
  • まさか原作者が火中の栗を拾いに行くとは… -- 名無しさん (2019-06-13 13:51:03)

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