登録日:2011/01/12(水) 14:07:42
更新日:2023/08/10 Thu 13:55:32NEW!
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映画 バットマン シュワちゃん 黒歴史 どうしてこうなった 厨二病 アメコミ dcコミックス ロビン ワーナー・ブラザース ジョエル・シュマッカー ジョージ・クルーニー 愛のある→ アンチ項目 黒歴史 ←には何故かならない 内容が無いよう 乳首スーツ ゲイっぽい ←男のケツから始まる映画 ミスター・フリーズ ポイズン・アイビー ベイン バットガール ディック・グレイソン ゴッサムシティ
- バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲
『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲(BATMAN&ROBIN)』は97年の米映画。
映画『バットマン』シリーズの第4弾で、監督は前作に引き続いてジョエル・シュマッカーが務めた。
前作のファミリー路線を発展させて製作された娯楽大作で、シリーズ中でも特に豪華キャスト、豪華なセットが用意された。
…が、ファミリー路線に走り過ぎたためにバットマンファミリーVSMr.フリーズ&ポイズンアイビー&ベインと云う構図以外に物語らしい物語が存在せず、演出としては60年代TVシリーズのノリを意識したスピーディーな展開を目指した…との事だが、それが完全に裏目に出てしまい、評価と興業成績は共に散々な結果に終わり『バットマン ビギンズ』まで一旦シリーズを閉じる原因を作ってしまった。
ただし、これは監督であるジョエル・シュマッカー氏の責任ではない。
氏は『オペラ座の怪人』などアカデミー賞レベルの優れた作品の監督も勤めており、
この結果は、むしろ彼に「子供向けで明るいバットマン」を依頼した製作会社の責任であろう。
もともとバットマンは60年代の明るいドラマでメジャーになった経緯があり、暗くダークな雰囲気はバートン版バットマン以降。
そしてシュマッカー氏はドラマ風に原点回帰するという意味では、要求を完璧に満たしているのだから。
(そして後に「楽しんで貰おうと思って作ったけれど失敗した。申し訳ない」と謝罪コメントもしている)
……あ、バット乳首とバット尻は監督の趣味だと思います。
実際このスーツはジョージ・クルーニー鉄板の自虐ネタとなったり、
バートンを「散々暗いだのキモいだの文句言っておいてこのコスチュームは通すのか?ざけんな!」とガチギレさせるなど、曰くつきのシロモノ。
フォローしておくと、スーツをデザインしたホセ・フェルナンデスによるとフェチのつもりではなく、古代ローマ人の鎧をモチーフにし、
さらに原作コミックでも、裸の上にスプレーペイントしているような見た目だったことから踏み切ったと語っている。
つまり、ちゃんとした意図があった上でのデザインだったわけなのだが、結果はご覧の通り。
しかしそれ故に「最も有名でそして悪名高いバットマンの衣装だ」とされ、オークションでは4万ドルから出品された。
【物語】
世界有数の繁栄の影に超常の力を持つ犯罪者が跋扈するゴッサムシティに新たなる脅威が現れた!!
その名はMr.フリーズ!!
冷凍世界に生きる冷酷な冷血漢だ。
バットマンとロビンでも手を焼くその新たなる脅威に加え、南米のある実験施設では化学が生んだ怪物と化学により復活した悪女ポイズン・アイビーが誕生…。
…彼らもまた、ゴッサムを目指すのだった。
苦戦を強いられるバットマンとロビン…そして、彼らを支えて来たアルフレッドに最期の時が迫っていた…。
【登場人物】
- ブルース・ウェイン
プレイボーイの億万長者を装うが、バットマンとして悪と戦う正義の使徒。
- ディック・グレイソン
今回もイキの良いバットマンの相棒。
自爆したり、邪魔されたり、かませになったりとヤラレっぷりは見事。
- バーバラ・ウィルソン
イギリスからやって来たアルフレッドの姪っ娘。
有能だが、こまっしゃくれたガキ…。
挙句に小太り呼ばわりされるアイドルが演じる。
- アルフレッド
ウェイン家の執事。
今回は死病を患い余命幾許も無いなど、何気にピンチ。
- ゴードン警視総監
今回はアイビーのフェロモンで操られてしまうなど情けない役回り…。
- ジュリー・マディソン
ブルースの婚約者。意外にも原作初期からのキャラクター。
いつものヒロイン枠なのだが、出番は少ない。
- ジェイソン・ウッドルー
パメラ(アイビー)の研究を利用して兵器開発を目論んでいたマジキチ。
【登場キャラクター】
子供向けコミックのヒーローそのまま。
悪党と戦っていれは世界は幸せ…本気か?
前述の様にヤラレっぷりが良い。
- バットガール
正直、あんまり活躍しない。
おそらく次回作のためかも知れなかったが、結局本作の正統な続編は製作されなかったので徒労に終わった。
- Mr.フリーズ
本名はビクター・フリーズ。
超低温でしか生きられない氷の男。
難病に侵された妻を救うべく、治療法を見つけるまでの間に冷凍保存をかけたものの、その際の事故により自らは零下45℃の世界で凍結…冷凍スーツが無ければ生きられない身体になった。
ノーベル賞科学者にして、オリンピック10種競技のアスリートと云う天才で、スーツの維持にはダイヤモンドが不可欠。そのため子分たちを率いあちこちから強奪していた。
なお、上記の設定は(オリンピック云々は除き)アニメや原作と同じだが、それらでは悲劇的なキャラクターなのに対し、本作では演者がパワフル過ぎて暗いキャラクターでは無い。ギャグの寒さも氷点下レベル。
…本作のメイン悪役であり、影の主役。
- ポイズン・アイビー
本名はパメラ・アイズリー。
植物を偏愛する変人科学者転じて、植物の力を操る超人。
度が過ぎた自然博愛主義者で、変身前からイカれてるのは公然の秘密。
口から吹き掛けるフェロモンと、毒液でテカった唇の死のキス、護身用の折り畳みナイフが武器。
ウッドルーが作り上げた特殊麻薬「ヴェノム」により超人と化した死刑囚。
チューブにより脳に直接「ヴェノム」をドーピングしており、無尽蔵のパワーを発揮する。
反面、その供給チューブを破壊されただけで倒れる等、脆さや弱点にもなっている(因みにヴェノムとは蜂等の動物毒の意なのだが、この映画では植物性……それはポイズンである。ポイズン・アイビーと被る事を避けたためか?)。
…原作では力のみならず頭脳も優れているのだが、本作では片言しか喋れない力だけの脳筋キャラクターになっている。
ウッドルーの死後、何故かアイビーに従順に付き従うが“特”に理由は示されていない。
ひょろひょろの囚人が「スーパーソルジャー血清」を流し込まれてムキムキになるシーンはキャプテンアメリカのパロディになっている。
本作ではリムジンの運転手を務めるなど完全にアイビーの召使い扱いだが、後のシリーズの『ダークナイト ライジング』では原作に近い設定で再登場となった。
【メカニック】
- バットモービル
オープンカー型。
防御が心配…。
- レッド・バード
ロビンの高性能バイク。
- バットバイク
バットガールが終盤に乗ってたバイク。
※他、とって付けた様な秘密兵器が続々。
- 冷凍スーツ
Mr.フリーズが自らの命を守る為に開発した特殊スーツだが、銃弾を跳ね返したり飛行能力を備えてたりと高性能。
- 冷凍銃
フリーズの武器で、何でも凍らせる冷凍ビームを発射する大型の光線銃。
- アイスモービル
見た目は無骨な鉄の塊だが、意外に高性能のフリーズの愛車。武器として冷凍銃と発射可能なスパイクを装備している。
…ロケットは何の為だったんだ?
【余談】
…ここまでシリーズ皆勤となったアルフレッド役のマイケル・ガフは、シリーズ終了後にCMでもアルフレッドを演じている。
前述の様に散々たる評価となった同作…3代目バットマンとなったジョージ・クルーニーだが、長らく「キャリアから消したい」と黒歴史にして欲しいとのコメントを残していた。
…が、『ダークナイト』のヒットによりコメントを求められた際には、「自分の歴史の一部」と現金にも手の平を返している。
近年では呆気なく「無かった事」にされる映画や作品が多い中でも、決してそうはされずに現在でもシリーズ扱いされている。
…故に『バットマン ビギンズ』はシリーズ5作目、『ダークナイト』は6作目、『ダークナイト ライジング』は7作目である。
【主要キャスト】
- Mr.フリーズ/ビクター・フライス(ビクター・フリーズ)
- バットマン/ブルース・ウェイン
ジョージ・クルーニー(竹中直人/小山力也)
- ロビン/ディック・グレイソン
- バットガール/バーバラ・ウィルソン
アリシア・シルバーストーン(岡本麻弥/石塚理恵)
- アルフレッド
マイケル・ガフ(松岡文雄)
- ゴードン警視総監
パット・ヒングル(緒方賢一/藤本譲)
- ポイズン・アイビー/パメラ・アイズリー
ユマ・サーマン(戸田恵子/田中敦子)
- ベイン
ジープ・スウェンソン(郷里大輔)
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- ジョエル・シュマッカーはホモ(事実) -- 名無しさん (2013-11-16 16:47:00)
- ポイズン・アイビーが美人だった…あとは覚えてない(爆) -- 名無しさん (2014-04-11 00:23:41)
- このノリはこのノリで好き -- 名無しさん (2014-05-01 18:30:25)
- バットクレジットカードは絶許 -- 名無しさん (2014-06-04 19:17:36)
- 某海外レビュアーが激怒してたっけね。自殺したくなるレベルで嫌いだとかw -- 名無しさん (2014-06-04 19:22:34)
- 上映当時、烈火の炎の主人公とフリーズを戦わせるとどうなるのかが気になった -- きれいなダークナイトとなった平成版4 (2014-09-04 22:57:22)
- これはこれで結構面白いと思うけどなー。評価が低過ぎて残念だ。 -- 名無しさん (2015-02-01 11:10:30)
- 組合員たちの間でもこの映画はほとんど使われないな。玄田ボイスだったら変わっていたかなあ -- 名無しさん (2015-08-05 20:44:58)
- 子供向けで明るいのはいいが、センスがずれてる感じはするんだよな。バットクレジットカードはその最たる例 -- 名無しさん (2015-09-03 13:47:44)
- 子どもの頃に観たから普通に楽しめた。こういうノリのバットマンはもう作られないだろうなあ -- 名無しさん (2016-03-18 13:20:55)
- 日本版のポスターでは「主役はオレだ!」のキャッチコピーとともに、フリーズがデーンとアップで載っている…w -- 名無しさん (2016-04-06 09:14:22)
- シュワ映画として見たらそこそこ楽しい -- 名無しさん (2016-06-04 23:18:01)
- 小物感全開のフリーズと唯一の映画版バーバラちゃんに萌える映画。89年以降の実写化作品の中では最もノリが軽いが、キャストは結構いい。 -- 名無しさん (2016-10-05 07:45:36)
- 邦画で言えばデビルマンに相当する作品 -- 名無しさん (2020-01-04 10:57:46)
- 60年代テレビシリーズの超豪華版だと思えば十分許容範囲。 -- 名無しさん (2020-05-29 12:37:11)
- 3対3の構図で行きたかったんだろうけど、ぶっちゃけベイン居なくても十分成立する話よね。むしろ原作とキャラ違いすぎて出さないほうがよかったんじゃ -- 名無しさん (2020-05-30 22:33:13)
- ↑そもそもべインは後のノーラン版含めても忠実に実写化されたことは無いのでは? -- 名無しさん (2020-12-18 19:05:16)
- 正直これとスーパーマンⅣ最強の敵の方が、見ててしんどくなるノーラン版とMOS系よりも好きだわ -- 名無しさん (2021-03-26 09:55:48)
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