登録日:2018/06/10 Sun 02:32:33
更新日:2024/02/26 Mon 13:43:12NEW!
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ブラッククローバー 無効化 黒の暴牛 筋肉 チビ 熱血 主人公 アスタ 愛すべきバカ 意外とモテる 悪魔憑き 筋肉は裏切らない 魔法騎士 魔法騎士団 氣を読む力 クローバー王国 反魔法 梶原岳人 藤田奈央 魔力無し 五つ葉の魔導書
諦めないのが
俺の魔法だ!!!!
アスタとは、漫画『ブラッククローバー』の主人公。
●目次
プロフィール
出身地 | 恵外界ハージ村 |
誕生日 | 10月4日(教会に拾われた日) |
星座 | 天秤座 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 155cm |
血液型 | A型 |
好きなもの | シスター |
等級 | 三等下級魔法騎士 |
所属団 | 「黒の暴牛」 |
魔法属性 | 「無」(反魔法) |
CV | 梶原岳人、藤田奈央(幼少期) |
目標は幼馴染でライバルと幼少期から勝負しているクローバー王国の魔法使いの頂点、「魔法帝」になること。
どんな人間も多かれ少なかれ魔力を持つ作中世界で、欠陥とも言える魔力が全く無いという非常に特殊な体質を持つ。
幼いころから差別と偏見に晒され、教会で一緒に住んでいた年下からもアスタと呼び捨てにされるくらい*1馬鹿にされているが、諦めの悪さと努力、周囲の支えもあってそれらを跳ねのけている。
原作第26巻において、自らの魔導書に宿る悪魔と契約を交わし、右腕が真っ黒に変貌した。今まで以上に反魔法の力を出せる半面、一時的に悪魔に右腕そのものを奪われたことも。
人物
外見の特徴は灰色の髪に団のマークが入ったバンダナ。小柄であるが、昔から鍛えていたため非常にムキムキな肉体である。
性格はポジティブかつハイテンションで独断専行したがる者に対しても譲らない明るい熱血バカ。
ことあるごとに叫びまくる以外は常識的なので、それ以上にぶっ飛んだ言動をするヤミ団長とかアネゴレオンとかには思わずツッコむ場面も多々ある。
最下級の下民で魔力0という特異体質、傍から見れば大それた魔法帝になるという目標を周りからバカにされているが、彼をよく知る人物からは、そのとにかく真っ直ぐな性格と明るく決して諦めない彼が周囲に影響を与える影響力が評価され、なんだかんだで教会の者からも好かれているし、ノエル、ミモザ、レベッカなどの女性陣からも割とモテている。
ただしハージ村のシスター・リリー一筋なアスタ本人は恋愛事に鈍感で、全く気付いていない。
まあ、そのシスターからは家族としてしか見られておらず、「諦めねェェェ」と何度も言って鉄拳制裁されるくらいなので、この恋はアスタが作中で唯一諦めることなんじゃないかって読者から言われるくらい脈がない……
活躍・経歴
ユノと共に魔法帝を目指す日々を送っていたアスタは晴れて15歳になり魔導書を受け取ることができる授与式に行った……のだが、魔導書をもらえないという異例の事態に見舞われる。
ユノから失望されたと思いショックを受けていると、ユノが元魔法騎士”鎖魔法のレブチ”に襲われ、持っていた希少な四つ葉の魔導書を奪われそうになっているのを発見する。
アスタは助けに行くもののレブチにあっさり倒され、自分には魔力が無いという事実を伝えられた。
そのことを知り諦めかけたその時、ユノが自分をちゃんとライバルと見なしていることを知ってユノを助けるために奮起したところで漆黒の謎の魔道書を手に入れる。
その力でレブチを倒し、ユノと改めてどちらが魔法帝になれるかという約束をした。
その半年後、魔法騎士団入団試験では壊滅的な結果を残したが、最後のバトル演習でアスタを滅茶苦茶なめていた対戦相手のセッケを瞬殺。その実力を示す。
しかし魔力が無いというハンデは大きく、どの団からも指名されない…と思われたとき、最低最悪と称される「黒の暴牛」の団長・ヤミから指名され、「黒の暴牛」に入団することが決まった。
それからは個性的な仲間たちと協力して数々の任務をクリア。評価の証である「星」を大量に獲得し、万年最下位だった「黒の暴牛」の序列を二位まで上げる大貢献をした。
その後はクローバー王国を付け狙う白夜の魔眼との戦いから加速度的に進行する、王国外を巻き込んだ戦乱に飛び込むことになる。
魔法「反魔法」
魔力が無いアスタが唯一使える魔法。
その魔導書は黒ずんでおり、背表紙には悪魔が棲むという逸話が残っている五つ葉のクローバーが描かれている。
魔導書を開いた場合、収納されている相手の魔力を無効化する武器「反魔法の剣」が飛び出してくる。当初は一本しか収納されていなかったが、激闘の中で徐々に本数が増加している。
この魔導書の中には反魔法エネルギーが渦巻いており、他の魔導書にはない特徴に異質な魔法とその成り立ちなどには謎が多い。
基本的な戦法はこの反魔法を活用した防御無視かつ純粋な筋力を活用した近距離戦。ただ、魔力がないせいでミスを犯すと致命的な一撃をもらいやすいこともあってか、アスタは作中頭を使った立ち回りや連携もよく見せている。ごり押しのほうは序盤のユノのほうが割とかましている
実際魔法そのものに関しては滅法強い半面、遠距離攻撃や岩や武具といった魔力ではない物理的な攻撃、肉体強化魔法を使って尋常ではないフィジカルで攻めてくる敵には苦戦しがち。
◎「反魔法の剣」
特殊な剣で相手の魔法を無効化する。
全体的に黒く汚れたような色、柄や剣刃の部分で相手の魔法を無効化、といった性質が共通している。
常人にはその重量と魔力を無効化・吸収する特性故に持ち上げることすら困難な代物だが、昔から身体を鍛えてきたアスタは軽々と扱うことができる。魔法(物理)
二本以上同時に出すこともできるため、作中では二刀流を行使するほか次々に使い分ける描写が多い。
同じ黒の団員のシスコン先輩ゴーシュのミラーズブリゲイドを受け、分身した状態のアスタが斬りまくる数の暴力ミラーズ・スラッシュや、糸魔法や空間魔法の援助を受けて二本の剣を構えて突っ込む暴牛の刺突など、結構無茶をする合体技も多い。
- 第一の剣 【断魔の剣】
アスタが一番最初に入手した反魔法の剣。巨大で幅広な両刃の大剣。
反魔法の剣が持つ魔法の無効化に加え、剣脊の部分で相手の魔法を威力そのままに跳ね返すことができる。
また人間にかけられた魔法は、斬り付けずに鍔で小突く事でも無効化させる事が出来る*2。
ただし、魔法そのものではなく「魔法によって発生した事象*3」までは無効化できない。
一応剣ではあるが切れ味は悪く魔法以外の物は切り裂くことができない。よって武器としては刃物というより鈍器に近い。
おまけにかなり重いというデメリットがあるため、扱うには重さに振り回されない術者の強靭な筋力が必須となる。
しかし一撃当てれば容易に相手を骨折させることができるほどに攻撃力が高い。一番のパワーを活用する場合はまず断魔が使われる。
その大きさと重さを活かして穴を掘ったり重石代わりに利用することもできる。
白夜の魔眼・エルフ転生の争乱が終結した後は、なんと足で反魔法エネルギーをコントロールし、箒代わりに断魔の剣に乗って空を飛び回る芸当が可能になった。自由に飛び回るからこれはどっちかというと筋斗雲のほうかもしれない……
- 第二の剣 【宿魔の剣】
アスタが入手した二本目の反魔法の剣。
魔宮宝物殿の隠し部屋の床に刺さっていた*4もので、魔宮攻略後アスタの魔導書に収納された。
断魔の剣と比べて細身で比較的軽いため小回りが効き、触れている人間の魔力を吸い取る効果もある。
また断魔の剣と違って切れ味もあり、相手を切ったり突き刺したりする事ができる他、味方の魔力を借りることで魔力のこもった斬撃を飛ばすことができる。
エルフの転生魔法が起動してしまった際には一時的に本物のリヒトに奪われたが、争乱終結時には本人から返却された。
スペード王国の漆黒の三極性との戦争の中では、鍛錬の結果もあってか剣に蓄えられた反魔法エネルギーそのものを斬撃として放つことが可能になった。
○ブラック・スラッシュ
反魔法エネルギーによる鋭く黒い斬撃を放つ。スペード王国編では遠距離攻撃として大いに活用されることになる。
- 第三の剣 【滅魔の剣】
浮遊魔宮内に眠っていた、アスタが握ることになる第三の反魔法の剣。
当初は本物のリヒトが引き抜いて使用していたが、その交戦中に宿魔の剣と入れ替わりになるような形でアスタの魔導書に独りでに入っていった。*5リヒトが使用する際は光り輝く剣となる。
形は小振りながら丸みを帯びて広がった切先と、刀身に三つ葉のクローバーが刻まれた剣なのだが、この剣の特徴は周囲の魔法およびその効果・影響の結果そのものを強奪・無効化するというもの。たとえば断魔では打ち消せない自身や周囲の人間の体に回った魔法由来の毒を打ち消すことができるのがこの滅魔である。
アニヲタ的には断魔はリフレク・宿魔は魔法剣・滅魔はデスペルといえるのだろうか。
禁呪であるエルフの転生魔法や、悪魔由来の一部の呪いすら打ち消せるので、要所要所でかなり活躍している。打ち消し発動時は刀身が真っ黒になるほか、初使用時はその効力の強さから「じゃじゃ馬みてぇだ」とアスタは扱いに苦労していた。
団長より託されたもの
- 第四の刀 【斬魔の刀】
漆黒の三極性の一人、ダンテとの決戦の際、後一歩のトドメが足りない際にさっと投げ寄越されたヤミの刀に反魔法エネルギーが宿った結果生まれた、リヒト由来ではない新しい剣。反魔法エネルギーが宿ったことで使用していないときは薄汚れている。
意識を取り戻したアスタは魔導書からこの刀が出てきたことでヤミが連れ去らわれたことが現実だと痛感し、彼にしては珍しいくらいに焦燥に駆られていた。
単純な鋭さでは壁を切り裂くほどのもので反魔法武器としては随一だが、この刀の特徴は斬りたいものを選べること。味方ごと斬っても敵側だけに攻撃が当たるようにできるため、スペード王国編の終盤では大活躍することになる。
◎「ブラックアスタ」
冷たい湖に入ったみたいな…
ひんやりした感覚…
びっくりするぐらい頭が冴えてやがる…
そんで力が 漲って来る
もはやあらゆる魔法は
オマエの前で意味を成さない
反魔法の剣を持って決まった姿勢を一定時間とることにより発動する、前半のアスタの切り札。
反魔法のエネルギーを体内に巡らせた状態で、この状態の時は体の右側に悪魔のような角と翼が生える。右目の瞳は赤く染まり、瞳孔も獣のような形となる。まだ完全に悪魔の力を引き出せてはいないためか、実は形態としては未完成ではある。
本来ならば反魔法エネルギーという劇物は誰にも体内に巡らせることはできないのだが、魔力がないアスタはこのエネルギーを上記の剣たちを経由して体内に反魔法エネルギーを流入・循環できる。*6最初は魔女王の策略もあって強制発動したが、以降はメレオレオナ・ヴァーミリオンによる地獄の火山修行の中で反魔力の存在に気付き、自力発動ができるようになった。
この状態のアスタはアスタ自身が反魔法そのものになったようなものであり、魔力に対しては絶対的な存在となる。
魔力の一番多いものに向かっていく性質があり、その攻撃に触れた者は魔力を限界まで失うことになる。この性質を活用することで空中でも高速で突進できる。反面、制御が難しいため思わず味方を攻撃してしまった場面も。
強力な状態ではあるが体への負担がひどく、当初は一日にインターバルを挟んで二回までという使用制限があるほか、完全に発動するまでに時間がかかっていた。しかし、リヒトたちとの共闘の中で限界を超えたことで発動時間は大幅に短縮され、一回で変身できる時間も延長された。
○黒き流星
駆け登る 黒い流星
ブラックアスタ時に放たれる一撃。溢れ出る反魔力によって魔力を追尾して敵を凄まじい威力で切り裂く必殺技で、宿魔の剣で放ってもかなりの威力。漫画でもアニメでも発動時は非常に演出がかっこいいためか人気な技であり、特に初回発動時やランギルス戦での行使シーンは必見。
ゴーシュの鏡魔法で分身し、大量に放った場面もある。
○片角ブル・スラスト
魔力に突っ込む性質を利用し、剣一本で強引に上記の「暴牛の刺突」を再現する。初使用時は制御できずに火山の魔法生物を巻き込みながら強引に火山踏破していた。
○ブラックハリケーン
回転斬りの際に反魔力を放出し、広範囲の魔法を打ち消す。非常に強力なのだが燃費も悪く、当初は一発撃ったらそこでブラック化が解除されてしまっていた。
○断魔の剣・ブラックディバイダー
エルフ編での最終決戦時、ユノに負けじと発動した断魔の剣の強化形態。反魔法エネルギーを大量に放出・循環させ、断魔の剣を巨大化させる。この状態の断魔の剣はかなり禍々しい模様が浮かび上がり、刃も鋭くなる。
単純に断魔のパワーが大幅に上がっているほか魔力を追尾する性能もかなり向上しており、一度不意打ち気味に大きな一撃を加えた。
ネタバレ:反魔法の魔導書の成り立ちと宿る悪魔の正体
この魔導書を元々持っていたのは、実は500年前のエルフの長である本物のリヒトであり、白夜の魔眼のリーダーであったリヒト(パトリ)が断魔の剣と宿魔の剣を見て激怒していたのもそれが原因。
当初は四つ葉のクローバーが描かれた魔導書であり、属性もまた剣魔法であった。
しかし、その魔導書に目を付けた言霊魔法の悪魔ザグレドの策略により、人間であるリヒトの妻を含むエルフたちは皆殺しにされ、リヒトも悪魔の依り代にされかけてしまう。四つ葉の魔導書は持ち主の深い絶望で五つ葉の魔導書に変化し、冥府より降臨した悪魔が本来の力を発揮するために必要なものであったため、リヒトたちは狙われたのだ。
この際、後に初代魔法帝と呼ばれる親友のルミエルが駆け付けたことでギリギリで正気を取り戻したリヒトは禁呪を発動。自らを魔神に変貌させることで魔導書を手放した。
こうして、本来所有者の死とともに消え去るはずの魔導書は黒く変貌した五つ葉の魔導書として残存し、悪魔も宿らずに終わった。
この件があったため復活したリヒトは「その魔導書は君のものだ。君と共に同じ道を歩ませてやってくれ…!」とアスタに託している。
そして経緯は不明だが、後にアスタが赤子の頃、魔力を命ごと吸い取ってしまうがために我が子を手放さないといけなかったアスタの母親、リチタがこの魔導書を拾っている。そして、彼女と関係のあった悪魔こそが……
………やっぱりとんでもねー
バカだよオマエは
反魔法の悪魔 リーベ
CV 松田健一郎(影の状態)、岡本信彦(実体化時)
このリーベこそがアスタの魔導書に宿っていた悪魔であり、時折アスタと会話していた悪魔の正体であった。
冥府の第一層、最下級の悪魔でかつ魔力がなかった彼は生まれてからずっと流血沙汰の日々を送っており、上位悪魔の気晴らしに冥府の門に投げつけられたことで結果的に人間たちの住む世界、現世に到達してしまう。
そこでも魔力の強い人間たちに追われて死にかけてしまうが、ちょうど五つ葉の魔導書を拾ったリチタに救われ、看病されることになる。
魔力がないおかげでリチタと共に過ごすことができたため、これがきっかけで二人は疑似的な親子関係を築くことが叶った。
しかし、最上位の悪魔であるルチフェロが現世にいる下級悪魔に目を付け、リーベの体を乗っ取ろうとした際、リチタの命と引き換えにリーベは五つ葉の魔導書に封じ込まれた。
このことがきっかけで本編の魔導書が完成し、リーベは義母を失った弱い自分のこと、原因であるルチフェロたち悪魔を激しく憎み、反魔法を覚醒させることになる。
この魔法は序列ですべてが決まる悪魔たちに反逆する、まさに下剋上のための力だったのだ。
リーベの外見は白髪で頭部に二本の角が生えた、黒白目・赤目の悪魔。ブラックアスタ時に出てくる翼や角はリーベ由来であり、身長もアスタと同程度。
それまでは巨大な影としてアスタと対峙し、時には力を与え、時には忠告してきた。
敗北し消滅していくザグレドを敗北者と煽ったのもコイツである。
同じ悪魔憑きでもある黒の暴牛副団長・ナハトの指導の下、悪魔を制御するための従魔の儀式を行ったときに遂に本来の姿で登場したリーベはアスタの体を奪おうとするが、氣を読まれたことと「本気で戦う気がなかった」ことを実はリーベもちびであることを気にしているも含めて見抜かれて敗北する。だが、その際にアスタから「対等な友達になろう」と呼びかけられたことで本当の信頼関係が生まれることになる。
そもそもアスタは「ここまで戦えるようになったきっかけは反魔法をくれたリーベのおかげだ」と考えており、初っ端からありがとう、と伝えている。
この対等な契約をアスタは友魔の儀式と名付け、悪魔にもいい奴がいる、とクローバー王国内でも主張したがっている。
その後は悪魔同化の特訓および行使で本格的に話に絡むようになるが、なんだかんだアスタとは最底辺からとんでもなく努力して格上や差別に立ち向かい強くなったことも含めて似た者同士であるためか、息があうコンビネーションを発揮するようになる。使い魔状態のリーベは普段アスタの肩にちびキャラとして乗っかっている。
リーベ自身も「こーゆー時のコイツ(アスタ)は一割の確率でとんでもねー正解を引き当てる」「フツーに9割のダメな方だった」とギャグもこなしながら滅茶苦茶アスタのことを理解してくれている。
自分を脅かす存在なんてなかったから
知らなかったよなァ…
それが 恐怖だ…!!!
この世界に
手を出すな‼‼
悪魔と契約を結び、その悪魔と同化することで100%の力を発揮する悪魔同化。
それを発動したアスタとリーベは文字通り魔法と、絶対的な魔力を持つ悪魔を打ち滅ぼす存在と化す。
外見は完全に悪魔の角と翼が左右両方とも生え、鎧を纏ったような姿と化す。初使用時はナハト副団長と比べてダサくない?とツッコむ読者もいたが、動くとカッコいい!という評価に落ち着いた。実際すごいスタイリッシュに動く。
名前からわかるとおり、ユノたちが用いる精霊同化とはデザイン・能力が対になっている。
ありとあらゆる反魔法の剣たちがすさまじく強化されており、反魔力が迸っているせいか複数の黒い光球が周囲でスパークを起こしている。
その実力はスペード王国に封印された魔神の片割れを瞬殺し、最上位悪魔であるナハマーとリリスを圧倒するほど。翼が完全にできたおかげで空中戦闘も高速で可能となっている。
ただし、変身時間は5分。胸にある星が1分ごとに一角ずつ丸くなり、すべて丸くなると強制的に解除される。途中解除も可能だが、経過時間は引き継がれる。
悪魔同化を5分完全に使用した後は全身筋肉痛になっており、反動で30分は悪魔同化もブラック化も使用できなくなる。
- 第一の剣 【断魔の剣】
異常なまでに火力が上がっており、魔力の塊である魔神はスパッと切れて致命傷になり、上位の悪魔ですら直撃させると一撃で死ぬほど。
そして巨大化まで可能となっており、ナハマーを吸収したリリスが放った超巨大な魔法ですら跳ね返した。
- 第二の剣 【宿魔の剣】
反魔力の斬撃を飛ばす「ブラック・スラッシュ」が連発できるように変貌している。地味ながらもすさまじい貫通力で、悪魔の魔法ですら簡単に貫く。
- 第三の剣 【滅魔の剣】
鍔と柄が変化しており、周囲のありとあらゆる魔法を問答無用で消滅させるようになっている。
どれだけ周囲を魔法で埋め尽くしても一瞬で消し去ってしまう。
- 第四の刀 【斬魔の刀】
元の使い手であるヤミが放つ闇魔法並みの射程と切れ味へと強化され、下記の技を披露した。
○斬魔・無限斬り 彼岸
ヤミがエルフ編最終盤で使用した「闇纏・次元斬り 彼岸」の反魔法バージョン。
味方に当てずに放つことができるため、作中では救出もかねて大規模にぶっ放した。
◎その他の技術について
- 剣術
序盤は剣術について全くの素人であったアスタは独学で鍛錬していたが、ノベライズ第一弾においてダイヤモンド王国から逃亡してきた男と接触した際に剣術を習っている。
これを基にし、戦闘の最中ヤミの日本刀技術などを見て学ぶ・ハート王国での半年間のブラック化を絡めた修行も含めた研鑽を積んだ剣術が今のアスタの武器となっている。ちなみにノベライズ第一弾のキャラはその後本編に当たり前のように出て来たため、ジャンプ本誌だけを追い掛けていた読者は滅茶苦茶混乱することになる。本編だけでもなんとなく経緯は分かるが、今ならノベライズやアニメを見て補完できるため気になるなら目を通してみよう。
- 氣を読む力
リヒト(パトリ)との一回目の交戦の際、ヤミの適当な指摘を受けた時に、ヤミの故郷の技術である【氣】を読む力をなんとか習得したもの。飲み込みの早さが異常だったためかヤミはドン引きしていた。
氣は「物質や人に宿って発せられる、魔力とは異なる力」を差し、作中外の言葉で例えるとオーラや生気のようなものを関知する。
魔力がなくても氣は関知できるため、ヤミほどの使い手ではないもののアスタは以後この関知能力をフルに活用することになる。
攻撃に使うだけでなく岩などの回避への応用のほか、人命の察知すら可能。
余談
16・5巻に載っている読み切り版「ブラッククローバー」では「スタリア」という苗字がついていた。
人気投票では毎回上位に入っており、第5回人気投票まではなんと毎回1位を取っていた。*7
連載第一話で魔導書が得られず心が折れかける場面があるが、実はそれ以後はまったくメンタルが折れることがなかったりする。意外にも連載第一話が一番の危機だったとも言えるのかもしれない……
こちとら…生まれた時から逆境なんだよ…!!
何人荒らしが来ようが何が起きようが全部追記・修正してやらあ!!!
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▷ コメント欄
- 申請してから時間がかかりましたが作成できました。初めて作成した記事なので拙いところや足りないところがあるかもしれませんがよろしくお願いします。 -- 名無しさん (2018-06-10 02:36:59)
- 宿魔と入れ替わりで手に入れた剣は「吸魔の剣」ってところだろうか -- 名無しさん (2018-06-10 19:02:25)
- 降って湧いた無効化スキル・トントン拍子の出世・フラグ体質、と箇条書きすると俺TUEEEEラノベの主人公のようだが、実物見るとそんな要素は微塵も感じさせないナイスガイな熱血主人公。 -- 名無しさん (2018-06-11 00:36:03)
- ↑そもそも作中で明確に特別な血統じゃないって明言されたからねぇ。 -- 名無しさん (2018-06-11 09:35:54)
- ↑2 幼い頃から愚直に努力を重ねて来ている熱血漢である、出自を理由に頻繁に差別を食らう、思考の単純さや低身長である事も散々バカにされている、好きな女性に一途、ボスキラーではあるが総合戦闘力では並み居る強者に劣る……といった要素が作中でしっかり描かれてるからだろうね。「魅力あるキャラクターは欠点が多い」という王道的キャラ作りにはしっかり則っている -- 名無しさん (2018-06-11 10:31:35)
- ラデスへの囲い込みが見事すぎてお茶吹いた -- 名無しさん (2018-07-29 00:35:13)
- ↑3 魔力を一切使えない欠陥品と大魔女から断言されてたしな。業魔地帯なんて魔法の災害やらが存在する魔法絶対な世界で魔力が一切無いって全盲に近い重過ぎるハンデだしな -- 名無しさん (2018-08-17 05:24:14)
- 魔力が無いから反魔法の剣を使えたのが才能って反論が出来ないんだよな……その剣自体が魔力関係無しに物理的に重い、作中でもチビって言われてて体格が恵まれてる訳ではない、魔力とは別に気と言う要素があるが、魔力有る奴も使える上にマナスキンという汎用性が高いのがある、そもそも魔力の方が色々な事が出来て、身体能力を楽に向上出来る。魔力無いのが才能なんて言えねぇ… -- 名無しさん (2019-02-07 22:27:45)
- アスタの中の人。1番好きなアニメドラゴンボールだってWikipediaって知った。俺も一番好きなアニメドラゴンボールだから嬉しい。 -- 名無しさん (2021-03-27 19:31:10)
- これだけ自身の能力に恵まれてない主人公もいないなあと思う 肉体だって特別優れてるわけじゃないし 逆に言うと努力だけで本当にここまでやった男だと言えるな -- 名無しさん (2022-06-18 12:45:32)
- 運含めて才能とするなら天才だと思うあを -- 名無しさん (2023-01-07 12:31:32)
- 運含めて才能とするなら天才 -- 名無しさん (2023-01-07 12:31:59)
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*2 主に魔法で洗脳された子供、被毒した村人などといった非戦闘員に対して行われる
*3 「魔法で作り出した毒草から受けた、既に体内に回った毒による衰弱」など
*4 ダイヤモンド王国との国境に近い魔宮になぜ隠されていたのかは未だに不明だが、ネロが隠し場所を見つけた際に案内していることから、何らかの理由でだれかか見つけ、隠したものとも思われる
*5 完全に覚醒していないとはいえ、リヒトはこの転生魔法が仕組まれた罠であることと、アスタがこの剣の今の持ち主であることを看破していた。そのためかよく見るとわざとアスタたちを逃がして状況を打開するこの滅魔を託していることが察せられる
*6 当初のアスタは無意識のうちに出力・停止を行うことで味方から発せられる自身への空間魔法や回復魔法を無効化せずに受けることができていた。
*7 第5回人気投票の1位はノエル
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