登録日:2018/4/1 (日) 23:50:00
更新日:2024/02/19 Mon 13:49:05NEW!
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シルヴァリオ ヴェンデッタ シルヴァリオシリーズ 極晃星 太陽 カグツチ 大和創世、日はまた昇る。希望の光は不滅なり 英雄譚 天奏 炎 核融合 四宮豪 ラスボス 光の奴隷 意志の化物 神星 迦具土神壱型 どてら4号
世界とは総じて己と他者で出来ている、要は自分一人のものではないのだ
ならば社会において功を打ち立て、己が存在を歴史にしかと刻まねば大衆になるのが世の宿命よ
それだけの力を得ながら、名も無き民衆になりたいなどと独りよがりは止すがいい。個として生まれた意味が無かろう
往けるものは、征くべきなのだ
カグツチとは『シルヴァリオ ヴェンデッタ』の登場人物である。CV:どてら4号/四宮豪
◆概要
帝都地下の謎の施設に存在する謎の男。半身が崩れており、カプセルの中で浮いたまま動かない。
動けないが確かな意思を持った存在であり、ヴァルゼライドは彼と共通の目的を持っている様子。
しかしにも関わらず両者は公然と敵対も宣言しているなどその関係性には謎が多い。
その正体は今からおよそ1000年前、大破壊により分かたれた所謂旧西暦の終わり…第五次世界大戦の末期に日本軍に作られた史上初のアストラル運用人型兵器。その試作型である「迦具土神壱型」。
兵器としてのコンセプトは生身での拠点潜入及び制圧。後の活躍からすれば大いに違和感があるが、元々は大量破壊兵器などではなく敵国の要所に入り込み、内側から打撃を与える能力を期待されていたのだ。
しかし大破壊が起きたことでカグツチは大きく傷つき、そればかりか日本国が高位次元へと消え去ってしまう。
余談だが、より戦争向きの兵器として天之闇戸なる彼の兄弟機も製造されていたが、同じく戦線投入を待たずしてお役御免となった。
その後動き出したカグツチの目的は、第二太陽となった日本国を三次元世界へと呼び戻し、この世界に支配者として君臨させること。
被造物であるがゆえに、世界が壊れてしまった程度で入力された命令をやめる訳もなく計画を練り続けていた。
星辰体関連の技術、人造惑星の製造、日本国降臨への具体的な計画を六世紀かけて完成させ、それから四世紀ほどの時を経て、己の代行者としてクリストファー・ヴァルゼライドを選ぶ。見返りとしてアドラーは星辰奏者という軍事力を得ることとなり、2人は着々と計画を進めていく。
だがお互いの利害の一致で協力こそしているものの、彼らは目的を別にする敵対者。同士では断じてない。
そしてその果てに、自身が復活し第二太陽を地に降ろした暁には聖戦にて雌雄を決しようと誓い合うこととなる。
しかし、カグツチは己と同等の意志力を持つヴァルゼライドに一種の共感を抱いており、ある意味では絶対の信頼を置いている。
◆聖戦
それは、カグツチを含む全魔星vsヴァルゼライド単騎の総力戦。
比類なき2つの光がぶつかればセントラルは消え去り、帝都が半壊しても不思議ではないとチトセは半ば確信している。
当たり前に絶望極まる戦力差だが、ヴァルゼライドは意思が滾っている限り前進を続ける異常者。
本人にとってはこの程度の壁は苦にもならない。敗れることが許されない以上、負けるわけがないのだ。
何発かもらうものの、特に語ることもなくカグツチ以外の魔星は殲滅されるとされる。
そして
作者によると、実際に聖戦が起これば帝都半壊どころで被害が収まることはない。
端的にいうとカグツチとヴァルゼライドが無限覚醒合戦を繰り広げた結果、世界が滅んで新宇宙誕生。
帝都はおろかアドラー国土、ユーラシア大陸、地球という惑星、それどころか高位次元や太陽系といった規模まで吹き飛ばす大惨事が発生しかねなかったのだ。
ちょっとお隣のラインと間違えていませんか。
なお誕生した新宇宙は森羅万象の法則が人間の繁栄向きに幾らか寄り、文明もSFレベルに楽に達し、善人や努力する者が報われやすい良い世界になるという。
規模が極限まで行き着いてしまったというだけで、彼らの「良い未来を齎す代わりに、過去や現在を破壊していく」在り方そのものの結果であり、なんともはや。
◆星辰光
天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星を掲げるがため
おお、輝かしきかな天孫よ。葦原の中国を治めるがため、高天原より邇邇藝命を眼下の星へ遣わせたまえ
日向の高千穂、久士布流多気へと五伴緒を従えて、禍津に穢れし我らが大地を、どうか光で照らしたまえと恐み恐み申すのだ
鏡と剣と勾玉は、三徳示す三種宝物。とりわけ猛き叢雲よ、いさや此の頸刎ねるがよい――天之尾羽張がした如く
我は炎産霊、身を捧げ、天津の血筋を満たそうぞ。国津神より受け継いで、焔の系譜が栄華を齎す
天駆けよ、光の翼――炎熱の象徴とは不死なれば、絢爛たる輝きにて照らし導き慈しもう。遍く闇を、偉大な雷火で焼き尽くせ
ならばこそ、来たれ迦具土神。新生の時は訪れた。煌く誇りよ、天へ轟け。尊き銀河を目指すのだ
――これが、我らの英雄譚
超新星――大和創世、日はまた昇る。希望の光は不滅なり
基準値 | 発動値 | 集束性 | 拡散性 | 操縦性 | 付属性 | 維持性 | 干渉性 |
AAA | EX | AAA | AAA | AA | AA | AA | AA |
ヴェンデッタルートにてカグツチとヴァルゼライドが到達した、新西暦における第2の極晃星。
本編でこれに至ったカグツチとヴァルゼライド*1は「星辰天奏者」と称され、極晃星そのものは多くの場合「天奏」と称される。
この星辰光の特化した性質は、使用者が異能を使用する際の出力の向上度合いである発動値…つまり、天井知らずに上昇し続ける無限の出力。
彼らにとって勝利とは“進み続けること”。夢に向かって、未来に向かって、我らがそう決めたのだから。それは決意と前進の意志のみであらゆる障害を踏破する光の英雄譚であった。
その能力は核融合。要するに炎と熱を無尽蔵に生み出し、集め、散らし、操り、纏い、世界に伝播させる能力である。
発動値EXは到達した時点で発動値AAの数十倍の出力だが、この炎はカグツチの意志力……”陽”の感情、誠意に仁義に勇気に愛、すなわち勝利への希求に比例してどこまでもどこまでも際限なく出力が上昇し強大化する。相手が強ければ強いほど、星辰天奏者が振るう星辰光はその相手への敬意と強い相手を乗り越えたいという願いによって果てしなく強くなっていく。あらゆる星辰光に対して圧倒的好相性を実現する滅奏を相手取ってさえ、出力を数百倍に上げることで無理矢理拮抗してみせた。というか最終的に上回った。
総合ステータスなら間違いなく最高最強の星だが、その実炎熱を超々高出力かつ高精密にぶっぱしているだけなので能力そのものは単純極まる。……能力そのものは。
────まだ、まだァァッ
しかし、先述したようにこの異能は核融合能力。炎を、熱を、エネルギーを、能力を行使する者の意志が折れない限りはそれこそ際限なく生み出すことが可能な異能である。そしてこれまた先述したように、この異能を宿した存在である星辰天奏者とは決意と前進の意志のみであらゆる障害を踏破する光の英雄。
つまり星辰天奏者がこの異能を用いて生み出すエネルギーとは、冗談抜きで無限大。たとえ能力の内容それ自体がシンプルであっても、使う者の気合と根性による出力の無限上昇によってもたらされる無限大のエネルギーを利用して様々な宇宙規模の現象を擬似的に再現することにより、いくつもの天災とかってレベルじゃない必殺技を行使可能としている。
以下は劇中で使用された技である。
- 純粋水爆星辰光
重水素と三重水素の核融合。平たく言えば水爆の再現。
普通なら相手は死ぬ。普通じゃなくても相手は死ぬ。が、この技は戦闘の序盤で使われた技。つまり、常に前進を続ける星辰天奏者の用いる技としては初歩にすぎない。
- 流星群爆縮燃焼
相手の全方位から無数の爆熱を発生させ、相手へと浴びせかける技。
無数とは比喩ではなく、本当に無数。地の文の説明によれば、単位としては不可思議の領域に達している。単純な火力ならば純粋水爆星辰光が上だが、こちらは全方位からの攻撃である。
- 惑星間塵
正確には天奏の技ではなく、術者であるカグツチの”機能”。平たく言えば、これまで劇中に登場してきた敵キャラたち(一部味方だが)の能力の再現。
ガンマ線の放射、磁力の操作、分子結合の破壊、物体の凍結、衝撃の操作、大量の機械の蜂の同時操作を自由自在に組み合わせて行使する。
- 極・超新星
先述の三つの技を無効化し、己へと接近することで更に強烈に無効化能力を浴びせかけることで王手をかけたゼファー・コールレインに対抗すべく、内臓器官をいくつか歪ませ弾け跳ばしながら土壇場で編み出した新たなる技。
どういうものかはシンプル。それまで使っていた核融合の十倍以上の規模で核融合を起こす、以上。数十倍の出力差を付けても遅れを取るので、数百倍に達しただけである*2。
- 崩界・事象暗黒境界面
超新星爆発では仕留めきれない相手であると判断したゼファーを確実に打倒するべく、全身が融解寸前になりながら更なる覚醒によって発動した超必殺技。
熱量を高めに高め、そして圧縮するという技。これを空間が耐えられないほどのレベルで行うことで、ブラックホールを作り上げて相手をその中に叩き落とす。
- 縮退星・創造
覚醒の連発程度では確実に仕留めきれるとは断言できないゼファーに対し、確実に止めを刺すべく三段階目の覚醒*3を遂げることで発動した、作中における天奏最大の技。
ブラックホールを中心核として更なる超高密度の核融合を行うことで作り上げられる星の爆弾。縮退圧の上限を突破した瞬間に重力崩壊を起こしながら数十光年範囲の生命体を放射能で根絶させる鏖殺の宇宙現象。 つまり、人工の縮退星を発射する攻撃。
これが放たれたならば余波で戦場となっていた場所は消し飛び、射線上に存在していた月を呑み込むという規模の破壊を引き起こすという、火力ならば恐らくは『シルヴァリオシリーズ』最強の必殺技。
尚、ここまで説明してきた技は全て、飽くまでも星辰光による擬似的な再現であって本物の現象が発生していたわけではない。だがどういう訳か、この技だけは星辰光をも超越した謎の異界現象である*4。
星辰光ではない為、滅奏でも無効化できない。
◆本編での活躍
動けないため活躍そのものも少ないが、ヴェンデッタ√にて瀕死の重傷を負ったヴァルゼライドと融合。
あらゆる常識をねじ伏せて完全復活を果たし、星辰滅奏者となったゼファーと激突する。
加減はない。討たせてもらうぞ吟遊詩人。──第二太陽は降臨する。天津神々を迎えるために、産霊の焔で焼かれるがいいッ
滅亡するのはおまえの方だ。閻魔の下まで墜ちやがれぇッ!
死闘の果てに闇を打ち破り勝利を掴むも、星辰体干渉により自己の肉体を特異点化させたゼファーとヴェンデッタの逆襲を受け斬首。
首が胴から離れるが、使命を果たすべく僅かな残り滓に等しい力で主君を救うために大和の在処へ訴える。しかし……
カグツチの脳裏に走ったのは「不要也──任ヲ解コウ、桃源郷ハ此処ニ有ル」という旧日本軍通信用の周波数を使ったメッセージであった。そこではじめて彼は己の勘違いを自覚する。
特異点と化した日本は高次の存在となっており、この世の法から脱却し不滅の現象となっている。
そのため実はとうに救われており、日本国による地上の支配など当の本人たちさえ望んでいなかった。カグツチの使命はとっくの昔に時代遅れとなっていたのだ。
兵器としての存在意義を粉砕され、絶望の坩堝へと墜落する、寸前に。
──いいや、まだだ。
千年も開きがあればこの結末は予想できたことだろう覚悟くらいしておけ、阿呆が
むしろ何故戸惑うのか理解できん。創造主に望まれなかった程度でどうして、歩みを止めねばならんのだ?
決めたからこそ、果てなく征くのだ。それ以上の理由など我らにとっては必要ない
宿敵の意思に殴りつけられ、再び大和を地上に降ろすと決意を抱く。
出来る、出来ないなどではなく…求められるかということでもない。
そうとも、理由さえもはや要らん。勝利とは、"進み続けること"なのだから──ッ!
前へ、前へ、前へ、前へ──我らの旅路は終わらない。今生は敗れたが、次は必ず勝つ。復活、蘇生、あるいは輪廻か、どれでもいい。諦めなければ世の理など紙屑同然、蹴散らしねじ伏せ突破できると我らはすでに知っている。
その時こそ、対峙する相手は冥王ではなく宿敵たる英雄であってほしい。
正負に分かれた対極ではなく、光と光を競い合う、その凄まじさを脳裏に描いて口元をほころばせた。
では、またいつか。
あの世の果てで奇跡を億ほど起こした先に。
聖戦の成就を、さあ───
◆余談
人気投票の結果は10位。
『ラグナロク』発売後に行われたシリーズ全キャラ総選挙では29位。
本編ではイレギュラーが起こったことでヴァルゼライドとの合体で復活し極晃星に到達したカグツチだが、予定通りに聖戦が実現した場合、2人の戦いがヒートアップしていく最中に両者がそれぞれの極晃星に到達する。
敵対しながら「お互いが同じ想いを抱く」という到達条件をクリアしてしまうあたり、本当にこいつらは…
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- 元ネタ知らんと全くわからん上に元ネタがなんなのかすらわからんのだが…せめて先頭に概要付けようぜ? -- 名無しさん (2018-04-02 02:00:28)
- ひたすら専門用語が飛び交うせいで「なんかすごい」ってことしか伝わらん -- 名無しさん (2018-04-02 02:04:08)
- 「それっぽい架空項目」というネタかとすら思った -- 名無しさん (2018-04-02 03:43:32)
- 要は凄い炎攻撃ってのを分かりにくく書いてるだけ? -- 名無しさん (2018-04-02 07:25:21)
- 意味不明。何関連の項目すらわからないし削除案件では? -- 名無しさん (2018-04-02 09:37:06)
- こわいわータグ及び関連リンクが付いてるのに架空項目だの削除案件だのこわいわー -- 名無しさん (2018-04-02 09:47:40)
- 本文中にlightより発売されたpcゲームシルヴァリオヴェンデッタに出て来るって書いとけば分かりやすかったかな -- 名無しさん (2018-04-02 10:18:30)
- そらそのゲーム知らない人も多数いるであろうwikiでその説明省いたらそうなりますがな… -- 名無しさん (2018-04-02 11:03:49)
- むしろ悪い見本として、修正しないでこのまま残しておきたい。 -- 名無しさん (2018-04-02 11:14:25)
- 調べたら「極晃星」は(現時点で?)4つみたいだし、https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39164.htmlとこの項目の文量レベルならひとまずは「極晃星」っていう一つの項目で建ててもいい気がする。 -- 名無しさん (2018-04-02 11:22:16)
- キャラ項目に一緒に書けば十分じゃないかと思う -- 名無しさん (2018-04-02 12:03:01)
- まず先に、記事内で星辰体と星辰光について詳しい概要が説明された、星辰奏者の項目でも作るべきだろうに。ファン装って別の場所で叩く材料を作りたがってる、荒らしの自演かと思ったわ。 -- 名無しさん (2018-04-02 12:39:59)
- 正直討論はここじゃなくて掲示板でやったほうがいいのでは。その後新たに項目を作ったほうが良いと思う。どちらにせよこれは削除になると思うけど -- 名無しさん (2018-04-02 13:08:54)
- 横レス失礼。ちょっと加筆してみたんだが、貼るだけ貼ってみてもいい? -- 建主ではない (2018-04-02 13:49:18)
- コピペ項目じゃない、説明不足なだけの話が削除になる理由がわからない。なら隣ライン(正田作品)の釈迦ノ掌や反魂香も冒頭に作品説明ないから消すかっていう -- 名無しさん (2018-04-02 14:12:00)
- ↑上の方別の方が書かれていますが、1つの項目にまとめたほうが良いと思うのですが。まとめた項目を作るのならばこれは削除されるものだと考えていました。もし知識不足ならすみません。 -- 名無しさん (2018-04-02 14:42:36)
- しかし既に個別ページが存在する他のスフィアもあるんだぞ? 流石にここでスフィアは一つに纏めますって結論が出たから他も消しますなんてのは無茶だろう。スフィアを説明する新しいページを立てることには全く反対しないけど、此処も出来ることならば、内容を充実させた上で残した方が良いのでは? そういう訳で駄文ながら加筆したものをスタンバらせてみているのだけど……。 -- ↑↑↑ (2018-04-02 15:33:44)
- ↑正直今のままでは説明不足も良いところだから更新したほうが良いかと。それにここはアニヲタwikiですしルール守れば好きに更新していいと思いますよ。 -- 名無しさん (2018-04-02 15:42:50)
- ↑2あと他のページも含めて掲示板で議論したほうが良いと思いますよ。説明不足だったら加筆してくれる人が出てきてくれるかも知れませんし、1つの項目にするという事になっても作業を手伝ってくれると思いますよ -- 名無しさん (2018-04-02 15:44:43)
- ↑サンクス! とりあえず上げてみました! -- ↑↑↑ (2018-04-02 16:02:28)
- 天奏がカグツチに変更されてる -- 名無しさん (2021-09-15 15:27:39)
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*2 現実? 常識? 言い訳は止すがいい、そんなものはねじ伏せよ。←原文ママ
*3 流石に体が保たずに死ぬ寸前となったが、肉体に宿るヴァルゼライドの声援を受けることで内臓器官が進化し金属細胞を生み出すことで復活した
*4 作中でもどういう現象かは説明されても、何故そんな現象が起きたのかは説明されない。それでも説明をつけるとすれば、気合と根性が生んだ奇跡であるとしか言い様がないだろう
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