Superman: The Men of Tomorrow

ページ名:Superman_ The Men of Tomorrow

登録日:2017/07/20 (木) 18:21:06
更新日:2024/02/08 Thu 13:43:16NEW!
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『Superman: The Men of Tomorrow』は2014年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。


+ 作品情報-

『Superman Vol.3』#32~#39
発売 2014年6月から
脚本 ジェフ・ジョーンズ
作画 ジョン・ロミータ・ジュニア


日本では未邦訳。


DCコミックスの屋台骨ジェフ・ジョーンズとMARVEL作品やマーク・ミラーの『Kick Ass』で活躍したジョン・ロミータ・ジュニアの描く、
スーパーマン:アンチェインド』同様もう1人のスーパーマンの登場と対立を描いた作品。
序盤はスーパーマンが自分では実現できない両親との再会をサポートし2人で協力しヴィランに立ち向かうなど、
スーパーマンともう1人のスーパーマン、Ulyssesとの友情を中心に描いているが終盤からは意外な展開を迎え、
スーパーマンという存在を掘り下げている。
『DC Rebirth』の重要キャラクター、ミスター・オズが初登場した作品でもある。




『Superman Vol.3』#32~#38
『Superman Vol.3』#39




『Superman Vol.3』#32~#38



【物語】

メトロポリスに現れた謎の敵を前に謎の超人Ulyssesが現れ共闘したスーパーマン。
彼が元々地球人である事故で四次元空間に向かい超人となったことを知ったスーパーマンはシンパシーを感じ、
両親を見つけ出し共に悪と戦うなど親交を深めていく。しかしあることをきっかけに2人は対立してしまう。



【登場人物】

メトロポリスを守る鋼鉄の男。クラークとしてはメトロポリスの新聞社デイリー・プラネットを離れフリーの記者として活躍している。
もう1人のスーパーマン、Ulyssesが現れ彼に共感し協力していく。しかし彼が戦争などで苦しむ人々を四次元空間に連れていこうとすると、
それはただの逃避でしかないと対立し彼の船に捕らわれてしまう。


  • Ulysses(Neil Quinn)

スーパーマンの前に現れたもう1人のスーパーマン。地球人の科学者を両親に持ち赤ん坊の頃に『Ulysses Research Lab』で発生した事故から逃れるために
両親によって四次元空間に送られた。そして四次元空間の平和で苦痛が存在しない世界『Great World』で拾われ育てられた。
四次元空間の影響でスーパーマンと同等の力を手に入れ守護者として活躍していたが、
五次元空間の刺客Klerikが地球を滅ぼそうとしていることを知り地球に現れスーパーマンと出会う。
スーパーマンの協力で死んだと思っていた両親に再会し地球に永住しようとするが、
Machinistとの戦いを通じて地球が戦争や病気などの苦しみで満ちていることを知り絶望する。
その苦しみから人々を救うため自分の船に600万人を乗せて『Great World』に連れて行こうとする。
そのことでスーパーマンと対立し彼を捕まえるが真の目的は別にあり……。



≪ヴィラン≫

  • Klerik

メトロポリスに現れた謎の敵。鋼鉄製のアーマーのようなものに身を包んでいる。
五次元空間の住人で四次元空間に攻め込みUlyssesと戦いを繰り返していた。兄弟がUlyssesに殺され復讐のために地球を破壊しようと現れた。
スーパーマンとUlyssesに敗北しストライカー島の刑務所に拘束されていたが……。


  • Machinist

機械のマスクをつけた武器商人。闇社会で様々な武器を取引しておりその中には国家で使われているものもある。
動物や兵隊を模したロボットをメトロポリスで暴れさせるがスーパーマンとUlyssesに防がれる。
ロボットのパーツから発するエネルギーを探知され隠れ家の廃棄場に2人が現れるが、Ulyssesへの洗脳や偽物を犠牲にし2人を動揺させる。
その後大型船で取引に向かう途中、2人に襲撃され敗北するがUlyssesに世界の現実を見せ、最後はミスター・オズの名前を出し自爆した。



≪デイリー・プラネット≫

  • ジミー・オルセン

スーパーマンともクラークとも仲が良いカメラマン。デイリー・プラネットに所属していたが現在はフリーで活動している。
両親から相続した財産を巡って係争中。Ulyssesを相手に再びロイスとコンビを組んで取材に向かう。


  • ペリー・ホワイト

デイリー・プラネットの編集長。ルーサーがヒーローになるなど変わりゆく情勢に対応するためクラークにデイリー・プラネットに戻るように頼む。
新米だった頃に『Ulysses Research Lab』の事故を担当しており、そのことをクラークに聞かれ復帰を条件に情報を与える。


  • ロイス・レーン

デイリー・プラネットの美人記者。クラークに先を越されまいとジミーと共にUlyssesの両親の取材を行う。



≪その他≫

  • Peter Quinn、Bridget Quinn

Ulyssesの両親。元々は軍事産業に関わっていた科学者だったがMargaret Nightに誘われ平和な別世界を探す『Ulysses Research Lab』に参加した。
平和な世界がある四次元空間を発見するが、五次元空間からエネルギーがあふれ研究所が崩壊しかけたため赤ん坊のNeilを四次元空間に送る。
その後、そのまま事故で命を落としたと思われていたが何とか生き延びNeilの行方を捜し続けていた。
スーパーマンの協力でUlyssesとなったNeilと再会し喜び合い、彼が人々を『Great World』に連れ帰ろうとすると共に行こうとする。
しかし何故か断られてしまいUlyssesに黙って船に乗り込んでしまう。


  • ミスター・オズ

緑のローブを身にまとい杖を携えた謎の人物。どこかからモニターを通してスーパーマンの行動を監視している。




『Superman Vol.3』#39



【物語】

Ulyssesとの戦いの末に目覚めた新たな能力『スーパーフレア』の影響で地球人と同じ肉体となったスーパーマン。
彼はジミーに自らの正体を明かし普通の人間として一日を過ごしていく。



【登場人物】

メトロポリスを守る鋼鉄の男。体にため込んだ太陽エネルギーを全て放出する『スーパーフレア』の影響でスーパーパワーを24時間無くしてしまう。
ジミーに正体を明かし信じてもらえなかったが共に一日を過ごすことで信じてもらおうとする。
普通の体のためちょっとしたことでダメージを負うことを新鮮に思う。デイリー・プラネットに復帰した直後、
人質事件が発生しコスチュームを身にまとい銃を持つ犯人に向き合う。


  • ジミー・オルセン

スーパーマンともクラークとも仲が良いカメラマン。スーパーマンに正体を明かされるが能力を失っていたため信じられずにいる。


  • ペリー・ホワイト

デイリー・プラネットの編集長。デイリー・プラネットに復帰したクラークとジミーを以前と変わらない態度で迎える。


  • ロイス・レーン

デイリー・プラネットの美人記者。クラークのUlyssesの記事を褒める。人質事件が発生すると先を越されまいと走り出す。


  • ミスター・オズ

緑のローブを身にまとい杖を携えた謎の人物。部下を通じてクラークのもとにある資料を送る。




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  • これを記事にするとは思いもしなかった… -- 名無しさん (2017-07-21 15:47:11)

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