登録日:2016/10/05 (水) 12:48:06
更新日:2024/01/29 Mon 10:59:45NEW!
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『ガジェット警部』は、海外アニメのうちの一作である。本国アメリカでは1983~1986年に放送された。
日本ではNHK衛星第2放送(BS2)のアニメ劇場内にて放送されたが、日本語版は権利関係が原因かどうかは不明だが、未だにDVD・ブルーレイ化はされていない。
なお、Eテレではガジェット警部が世界中の様々な場所を駆け巡り、視聴者に色々紹介するドキュメンタリー番組『ガジェット警部の世界旅行』が放送された。
1999年には、『Go!Go!ガジェット』のタイトルで実写映画化された。
(此方は日本国内でもDVD化されている。)
◆ストーリー
アメリカ『メトロ・シティ』(『ファイナルファイト』は関係ない)の警察署に努める若手警部ガジェットは、バナナの皮で滑って転んで頭を打ち、死亡。
しかし、フォンスリックスタイン教授の手により、様々な装置(ガジェット)を仕込んだサイボーグとして復活。
今日も今日とて、多種多様な装置を駆使しながらガジェットは世界中を駆け巡り、悪人達を検挙していく。
◆登場キャラクター
- ガジェット警部
主人公。
前述の通りバナナの皮で滑って転んで頭を打ち付け、死亡するがサイボーグ警部として復活。
おっちょこちょいな面もあるが、持ち前の正義と装置で悪人たちを検挙していく。
生真面目さが空回りして知らず知らずピンチに陥りがちだがペニーとブレインがうまく誘導して悪人のところへ乗り込んでいる。
常に帽子とコートを着用しており、帽子は風呂に入るときも被ったまま。
- ペニー
ガジェットの姪で、ツインテールがキュートな金髪の少女。
決断力や判断力に富んでおり、毎回ガジェットを陰からサポートしているため、実質、彼女のおかげで事件の大半は解決しているといえる。
本型の高性能パソコン「コンピューターブック」を携行しており、コンテストで優勝して日本へ渡った事もある。
- ブレイン
ペニーの飼い犬で、飼い主に似て賢い。
普段は四本足で歩くが、ガジェットをサポートするときは二足歩行になり、ジェスチャーを用いた会話もする。
- フォンスリックスタイン教授
不慮の事故で一度は死んだガジェットをサイボーグとして甦らせた科学者。
- クインビー署長
ガジェットの上司。
毎回何かに変装してはガジェットに指令書を送る。しかも指令書は毎回読んだら爆発(=自動的に消滅)するお約束付き。
尚、この手法は後に「モンタナ・ジョーンズ」等でも見られた為、ある意味、「指令を送る→指令書が敵の目に止まる前に自動消滅」というテンプレが誕生したともいえる。
指令書が送り主に投げ返されない例ならばスパイ大作戦がもっと早く1966~1973年に放送している。
- Dr.クロウ
秘密結社マッドの首領。毎回腕しか姿を見せない。
OPでは「ガジェットが椅子の後ろから手錠をかける→椅子に座っているのは腕の模造品と爆弾」がオチになっている。
- マッドキャット
クロウの飼い猫。
- アツコ
日本人の少女で、ペニーの親友。ガジェット達がアメリカへ帰国する際は、着物姿を披露した。カワイイ。
勿論、お別れの挨拶は「サヨナラ」。
- 五つ子忍者
クロウの命令で、日本に渡ったガジェットを始末しようと企む五つ子の忍者兄弟。
鉢巻、眼鏡、蟹股、釣り目…と、ステレオタイプな見た目である。
「コンニチハ、ガジェットサン!」
- 関取
これまたクロウの命令で、ガジェットを始末しようと企んでいるお相撲さん。
◆ガジェット警部の装備
- ガジェットコプター
帽子からプロペラが飛び出て、空を飛ぶことが出来る。
遠くにいる悪人達も、大抵の場合これで発見される。
- ガジェットアンブレラ
帽子から傘が飛び出し、パラシュート代わりになる。
- ガジェットスコープ
帽子のツバから双眼鏡が飛び出す。偵察などに使用される。
- 極秘ガジェット電話
指先からアンテナが出現し、遠くの相手と極秘に会話ができる様になる。
- ガジェットスクリュードライバー
薬指の先からドライバーが出現する。
- ガジェットコート
ボタンを引っ張るとコートが膨らみ、クッションや救命胴衣になる。
- ガジェット磁石
靴の裏が磁石になり、どんな高い所でも歩いて登ることが可能になる。
- ガジェットレーザー
人差し指からレーザー光線が出る。
- ガジェットウォーターガン
人差し指が水鉄砲になる。
- ガジェットスケート
靴の裏からローラーが出現する。
◆実写映画『Go!Go!ガジェット』
原作とは違い、ガジェットは元々は警備員という設定になっている。
本名もジョン・ブラウンとなっており、ブラッドフォード研究所に配属されている。
彼は警部になるのを夢見ていたが、警備員二年という経歴ではダメだという理由で一蹴りされてしまう。
しかし、悪党スコレックスの手下サイクスが研究所に乱入し、教授を殺害した事件が発生したその時から、彼の運命が決まった。
ブラウンは犯人を追跡中、返り討ちに遭い、瀕死の重傷を負ってしまう。
市長や皆が見守る中、ブラウンはガジェット計画の実験体として改造手術を受け、ガジェット警部となったのである。
追記・修正は装置(ガジェット)を上手く使いこなしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- kazura40氏、前回のまんが世界ふしぎ物語でも言われていたが、もうちょっと初稿を充実させられないか? -- 名無しさん (2016-10-05 12:56:28)
- 指令書が爆発するテンプレはスパイ大作戦じゃないの? -- 名無しさん (2016-10-05 14:46:08)
- 世代的に世界旅行のほうしか見たことないや。てっきりナビゲート用に作られたキャラなのかと思ってた -- 名無しさん (2016-10-05 23:28:48)
- 実写映画あったよね -- 名無しさん (2016-10-06 14:41:07)
- ガジェット警部が読み終わった指令書は署長にポイ捨てされて黒焦げになるのがテンプレ -- 名無しさん (2016-10-06 22:34:20)
- 懐かしいなあ・・・未だにOPを映像込みで覚えてる -- 名無しさん (2016-10-07 06:51:31)
- ちなみに項目内で如何にも準レギュラーみたいな紹介されてる日本関係キャラは単なるゲストキャラ ガジェット警部が日本に来たエピソードのゲスト -- 名無しさん (2016-10-07 23:10:56)
- 視聴者のアイデア投稿のコーナーとかあったよな 懐かしい -- 名無しさん (2016-10-08 17:36:43)
- 「Inspector Gadget Megaset」はアニメ本編全エピソードが楽しめる リージョン1なのでリージョンフリープレーヤーかvlcプレーヤー(PC)が必要かも -- どっかの名無し (2020-02-24 10:32:46)
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