登録日:2016/08/29 (月) 16:13:55
更新日:2024/01/26 Fri 10:43:16NEW!
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逆転裁判 サーカス サーカス団員 課長 美少女 ハイレグ 猛獣使い 娘 キラキラ 無邪気 純粋 タチミ・サーカス 大地葉 ネタバレ項目 逆転検事2 ミリカ 立見里香 猛獣課 あまりにも無邪気すぎた者
ミリカ(本名:立見里香)は、『逆転裁判シリーズ』の登場人物。
CV:大地葉(アニメ版)
■概要
『逆転裁判2』の3章、『逆転サーカス』に登場するサーカスの団員の一人。
タチミ・サーカスの団長である立見七百人の一人娘であり、明るく無邪気な性格。そしてキラキラしている。
引田天功を彷彿とさせる赤いハイレグレオタードが特徴。
サーカスでは猛獣使いとして、トラのラトーを操っている。が、かつてはライオンのレオンが相棒だったようである。
サーカスで生まれ育っており、かつ一般教育を受けていないのか、
彼女にとってはサーカスで繰り広げられている世界が現実だと思っており、世間知らずどころか、まず一般常識も理解できているのかどうかずいぶん怪しい。
それもあり、彼女は16歳なのだが精神年齢はとても低く見える。
作中ではサーカスのテント内で突然成歩堂に飛びかかってきたトラのラトーを止めるところで初登場する。
この章の事件の被害者は団長かつ彼女の父である立見七百人なのだが、父が殺害されたことについて、
「パパはお星様になったんだ、そして毎晩ミリカたちのコトをお空から見ててくれるんだ」と全く深刻に思っていない様子である。
彼女からは事件についてはあまり情報を聞き出せないが……。
■他のキャラとの関係
父の立見七百人は彼女を大切にしており、また彼女の方も父のことは好きだった模様。
ただし上述の通りミリカは父の死を全く重く受け止めていない。
相棒のトラのラトーを操りながら可愛がっている。
かつての相棒だったライオンのレオンは半年前に事故を起こし、それによって団長により射殺されている。
ミリカはそのレオンが着ていた服を宝物として大事にしている様子。
大スターのマックス・ギャラクティカと腹話術師のベンからは好意を寄せられている様子である。
前者のマックス(本名は本人の項目で)はミリカを「ボクのスウィート・ハニイさ」と言っており、結婚するつもりでもある様子。
一方ミリカはマックスのシルクハットをデザインしている。
後者のベン(本名:木住勉)は普段はあまり喋らないが、人形のリロがあるとそのリロとして口は悪いがベラベラ喋ることができる。
ミリカに対して「RからMへ」(リロからミリカへ)と書かれた指輪を渡そうとしていたが、その指輪をなくしてしまっている。
この二人はミリカに関することについて食堂で大ゲンカをしており、マックスがジュースのボトルでベンの頭を殴るレベルにまでなっていた様子。
これについてマックスは事件の起きた夜、団長室に呼び出されている。
ピエロのトミー(本名:富田松夫)は明るく振る舞いながらも、
ずっと外の世界を見ることなくサーカスで育ってきたミリカについて思い悩むことがあるようである。
アクロバット芸人のアクロ(本名:木下大作)は半年前の事故で脊髄を損傷しており、車椅子生活である。
ミリカは食事や掃除など体が不自由な彼の身の回りのことをしている様子である。
しかしアクロからはどうもミリカに対して悪意を感じるような発言が時折見られている、一体どういうことなのか……。
アクロの弟であるアクロバット芸人のバット(本名:木下一平)は半年前の事故で意識不明の重体になっている。
どうやらミリカとは非常に仲が良かったようで、ミリカがバットにスカーフをプレゼントしたり、イタズラし合ったりしていたようである。
半年前、「もしも芸が成功したら一緒に映画に行く」と約束をしていたようでありライオンのレオンの口の中に頭を突っ込んでいた。
事件では団長が殺害されたが、実は真犯人の本当のターゲットはその娘のミリカであった。
その犯人の犯行の理由は半年前の事故にあった……。
ある日、バットはコショウでミリカを激しくクシャミさせるイタズラをしており、ミリカはその仕返しとしてコショウを振りかけたスカーフをプレゼントしたのである。
そのスカーフでバットをクシャミさせるのが本来の目的であったのだが、あろうことか前述の「もしも芸が成功したら一緒に映画に行く」ということで、
バットはそのスカーフをコショウが大量に振りまかれていることも知らず巻いたまま、ライオンのレオンの口の中に頭を突っ込む芸をしてしまったのである。
そしてレオンはそのスカーフに振りまかれていたコショウで、バットの頭が口の中にある状態でクシャミをしてしまい、バットを意識不明の重体に陥らせてしまったのである。
また、弟のバットを助けようとレオンに飛びかかったアクロは脊髄を損傷する重傷を負ってしまい、レオンは団長に射殺されている。
ここまで見ると悪い偶然が重なってしまって起こった不幸な事故だが、
ミリカはこの件で自分がやってしまったこと、バットを意識不明の重体に陥らせてしまったことについてなんの罪悪感も感じておらず、
そのミリカの無自覚な態度が事件の犯人を激しく怒らせ、事件が起こってしまったのである。
団長殺害事件の真犯人はバットの兄であるアクロであった。彼はもちろんミリカに悪気はないのは分かっていた。
けれども弟のバットに対して自分がやってしまったことに無自覚な彼女の態度に耐えられなくなり、事件を起こしたのである。
アクロは彼女の服のポケットに「殺人者に告ぐ」から始まるメモを入れており、彼女を事件現場におびき寄せようとしていた。
しかし自分がしたことに無自覚なミリカはそれを「別の人宛のものが間違えて自分の服のポケットに入ってしまっていた」と思い、それを食堂の掲示板に掲示、
それを見た団長はアクロの行動を察知し、娘の身代わりに事件現場に向かって殺害されてしまったのである。
このあまりにも重い事実をミリカは法廷で聞かされることになる。彼女にとってあまりにキツすぎる現実だが、ミリカの成長のため、ミリカの今後のためを考えると避けては通れないことである。
この現実を知ったミリカは自分のしてしまったことの罪の重さを自覚し、サーカスをやめようとするが、仲間に励まされ、サーカスを続けながらもバットの目がさめるまでバットのそばにいることを誓ったのである。
ちなみにアニメ版では法廷で警察に連行されるアクロに対して直接、涙ながらに謝罪している。
…しかしよく考えればバットはライオンがクシャミをするほど大量のコショウがかかったスカーフにまず最初にクシャミをするはずなのになぜか気づかず
そのままライオンの口に頭を突っ込んだという訳の分からない行為をしていることになるのだが、作中では誰もツッコまない。この件に限らずこの3話はムジュンが多い事件だが
ただしライオンの嗅覚は人間よりも遥かに鋭い為、振りかけたとは言え「人間がクシャミする程ではないがより嗅覚が鋭いライオンだとクシャミをしてしまう量だった」と考えればムジュンは解決されるのだが。
…「逆転裁判3真相解明マニュアル」によると2017年~2019年にバットは死亡したと記述されている、もしその設定が正しくバットが死んだのだとしたら、彼女も事情はどうあれ十字架を背負ってしまった事になる。
■[[逆転検事2での登場>逆転検事2]]
その後、彼女は『逆転検事2』で登場している。
まずは2章の「獄中の逆転」
『逆転裁判シリーズ』で幾度も登場した留置所、そして併設の刑務所の所長である美和マリーが彼女のファンであり、
囚人の心のケアを図り、度々タチミ・サーカスを呼んでいるようである。
また、タチミ・サーカスは会社となっていて、大魔術課、腹話術課、猛獣課と分けられており、
この章で容疑者として捕まっている猿代草太は彼女の部下で猛獣課に所属している。
草太には力仕事や雑用、宣伝など任せており、かなり部下使いは荒い印象。
しかし精神的には『逆転裁判2』の頃よりちゃんと成長している。
そして5章の「大いなる逆転」でも登場。
2章の事件の裁判の傍聴に草太とともに来ており、その後はサーカステントに引き返している。
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▷ コメント欄
- タチミ団長は団長としてはいい人出会ったけど、親としては落第だな。でも、検事2の親と比べたらマシだが… -- 名無しさん (2016-08-29 19:18:34)
- サーカスにずっといさせてたせいで世間知らずになっちゃった訳だからね…それが殺人の動機にもなるっていう… -- 名無しさん (2016-08-29 19:27:23)
- アニメラストのあのシーン良かったわぁ -- 名無しさん (2016-08-29 21:51:22)
- 原作では謝らずに終わってるから腑に落ちなかったがあれは良かった。 -- 名無しさん (2016-08-29 21:55:29)
- アニメの演出が短いなら短いなりに印象的な場面を活かしてくれるようになった気がする。サーカス好きなだけにホロッと来ちゃった -- 名無しさん (2016-08-29 22:01:00)
- 次はトミーさんの項目が出来るのを待つか。あの人もあの人で名言残してくれたし -- 名無しさん (2016-08-30 20:44:58)
- 団長はいい人だけど親失格な気もするんだよな 命の尊さを教えなかったっていうのは大問題だと思う -- 名無しさん (2016-08-31 13:23:49)
- 確か、この事件のテーマは「悪人がいない」ってことだというのを何かで読んだことがある。そういう意味で言えば、団長の「善意の空回り」が最大の悲劇かもしれない。だからこそアニメ版は、サイコロックが無くて良かった気がする。サーカス全体の問題に、団員全員が、マックスも含めて「当事者」として「立ち向かっている」のがゲームより協調されていて、良い改変だと思った。 -- 名無しさん (2016-09-11 19:15:51)
- しかしアニメ見て改めてすげぇ衣装だなと思ったわw -- 名無しさん (2016-09-24 22:35:16)
- トミーさんやベン/リロの項目無いの? -- 名無しさん (2017-01-27 22:38:42)
- コショウのあれは鼻づまりでも起こしててそれでくしゃみしなかったとか? -- 名無しさん (2018-08-18 20:46:23)
- そもそもスカーフのコショウが原因でくしゃみをしたってのが証拠ゼロの推測な上、バットがくしゃみしていないという反証があるんだから↑のように鼻づまりでもしてなければ起こりえない。コショウの香りは揮発性なんだから既に効果がなくなってた可能性もある。実際はスカーフで口の中をくすぐられてくしゃみしたとかだったら完全にミリカはとばっちり -- 名無しさん (2021-10-28 23:06:28)
- この事件で一番悪い人間は、半年前に惨劇が起きたのその原因のミリカに歪んだ教育を与え続けたタチミ団長でしょう。人違いで殺したというかむしろ必然だったのかも -- 名無しさん (2021-10-28 23:31:58)
- そもそも原因はミリカよりバットの部分が圧倒的に大きいんだから、アクロは単に恨みたい存在が欲しかっただけでしょ。コショウスカーフとか気づかない方がおかしい上に、気づかない量ならそれこそイタズラですらない。仮に成歩堂の推測が事実でもバットがやったイタズラが自分に帰ってきただけの話になるし -- 名無しさん (2021-10-29 21:10:10)
- 誰が悪いっていうか、基本的にみんなが少しずつ悪かったのがこの話 -- 名無しさん (2021-11-16 12:04:36)
- ↑2イタズラの報いとしては少々重すぎるんじゃないかな -- 名無しさん (2022-09-26 07:31:42)
- うーん、別のとこにも書いたけどさ。確かにきっかけはバットのイタズラだけど、例えて言うと交通事故の「ヒヤリハット」と同じで罪ってのは結果で判断される。タクシー運転手は一週間に一回は事故スレスレの「ひやりはっと」を体験すると言うが一万回の「ひやりはっと」より一回の実際に起こった事故が重要視される。というか「ひやりはっと」は怒鳴られたり恐怖を与える程度でなんの刑罰も受けない。バットのイタズラはミリカにくしゃみさせた程度だが、ミリカのイタズラは結果的に大惨事を現実に引き起こしてしまったんだし。 -- 名無しさん (2022-10-22 22:03:07)
- 「バットの方が悪質」って・・・元プロ野球選手のМ坂は商店街を100キロで走って検挙されたけど、たとえ法定速度を守った安全運転で走行してても死亡事故を起こした人間の方が罪は重いんだよね。 -- 名無しさん (2022-10-27 19:26:10)
- ↑2「ヒヤリハット」云々以前にまずライオンの口の中に頭を突っ込むべきではない。コショウスカーフ以前の要は自己責任だしその場に居てそれを止めずに黙って見てた一人であるアクロが他人を憎むのは筋違い -- 名無しさん (2023-05-04 18:55:25)
- ↑2その事故の原因がミリカでなくバットだってこと -- 名無しさん (2023-05-04 19:38:12)
- アニメでかなりフォローされてよかったな -- 名無しさん (2023-05-04 19:57:50)
- アクロも逆恨みだってのは理解してたでしょ。それでも殺意を抑えられなかったのは一切の罪悪感や悲壮感を持たないミリカの態度に対してであってそもそもの原因がどちらにあるかは重要じゃない。もう少し冷静だったら殺す前に団長に娘の教育について談判すべきだったな -- 名無しさん (2023-07-19 10:37:08)
- バットの事件の元ネタである戦前のアメリカのミステリ短編「ライオンの微笑」は、後に作者T・M・ハンシューによって長編「四十面相クリークの事件簿」(論創社)の第十六章から十八章として書き直されている。ちなみに元ネタでは、ライオンの「微笑」の原因は被害者の頭髪にふりかけられた「かぎタバコ」"snuff"だった。 -- 名無しさん (2023-10-08 01:43:18)
- 最初に仕掛けたバットが悪いだけじゃん。同じことやり返されて運が悪かったけ。自業自得 -- 名無しさん (2023-10-25 12:01:00)
- 逆転検事でライオンが人襲いそうになってるの見て笑っててこいつ心底ダメだわと感じた 成長が見えない -- 名無しさん (2023-11-24 00:02:26)
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