U.A.(遊戯王OCG)

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登録日:2015/04/04 Sat 02:02:51
更新日:2024/01/12 Fri 10:57:02NEW!
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U.A.ウルトラアスリート」とは遊戯王OCGに登場したカテゴリ。




▼概要

海外先行テーマの一つ。
属するカードは「ウルトラアスリート」の名前の通りスポーツ選手をモチーフにしており、
モチーフになったスポーツから攻撃ポジションと守備ポジションに当たるモンスターが各一枚ずつ計10種類登場している。


スポーツテーマというのはOCG・TCG通してそう多くなく、カテゴリとしてはほぼ初である。
また、F.A.と世界観を共有しているのか、一部のカードにはF.A.として扱う効果を持っていたりイラストでも共演していたりする。


属するモンスターはすべて地属性・戦士族で統一されており、
ファンタジスタとリベロスパイカーを除いた8種類はすべて上級モンスター。しかし各モンスターはほぼすべてに共通して以下の召喚ルール効果を持っている。


「U.A. ○○」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは「U.A. ○○」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻して、手札から特殊召喚できる。


この効果でがあることで場のU.A.を自由自在に入れ替えることができるようになっている。
以下、紹介するカードのテキストは便宜上遊戯王カードwikiから引用した物を掲載する。



▼所属カード

▼モンスター

下級モンスター

  • U.A.ウルトラアスリートファンタジスタ/U.A. Midfielder

効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1200/守1000
「U.A. ファンタジスタ」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、「U.A. ファンタジスタ」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは「U.A. ファンタジスタ」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻して、手札から特殊召喚できる。
(2):このカード以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示のモンスターを持ち主の手札に戻す。
その後、そのモンスターとカード名が異なる「U.A.」モンスター1体を手札から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。


長らくU.A唯一の下級だったモンスター。
ステータスは頼りないもののリリースなしで召喚できる貴重なU.A.モンスターであり、後述の「U.A. スタジアム」と絡めてこのカテゴリの起点となる重要な一枚である。


加えてフリーチェーンでのモンスター交換効果も持っており、召喚反応型の罠を回避したり、バトルフェイズ中に発動して追撃したりなど柔軟な運用ができる。


裏を返せば「U.A.」はこのカードと「U.A.スタジアム」に強く依存していると言え、このカードと「U.A.スタジアム」をいかに素早く手札に引き込めるかが勝負を決める。


モチーフはサッカーのポジションであるミッドフィールダー。
攻守の両方に関わる中間地点に位置するポジションであり、攻めにも防御にも回るミッドーフィールダーの特徴が良くあらわされたカードだと言える。


和名の「ファンタジスタ」はサッカー選手における最上の賛辞であり、超絶テクニックで観客を魅せるサッカー選手が自然とそう呼ばれる。


  • U.A.ウルトラアスリートリベロスパイカー

効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守1800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは「U.A.リベロスパイカー」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻し、手札から特殊召喚できる。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
手札のレベル5以上の「U.A.」モンスター1体をデッキに戻し、そのモンスターとはカード名が異なる「U.A.」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
その後、フィールドのこのカードを持ち主の手札に戻す。


PHANTOM RAGEにてようやく登場した2体目の下級モンスター。
リリースなしで出せる上に同名以外のU.A.が居れば特殊召喚出来るので非常に出しやすい。
更に相手メインフェイズ限定とは言え自己バウンスしつつ手札の上級U.A.を戻して異なる名前のU.A.をリクルートする効果を持つ。


ファンタジスタと違いフリーチェーンではないので罠を回避したりバトルフェイズの追撃などは出来ないものの、相手に合わせてデッキから呼び出せるのは非常に強力。


モチーフはバレーボール選手の花形である攻撃役のスパイカー。
「リベロ」は色々な制約がある代わりに何度でも交代出来る守備専門のポジション。
スパイクが出来ないリベロにスパイクを撃つ攻撃役のスパイカーは矛盾してんじゃないかって?知ら管



上級モンスター

  • U.A.ウルトラアスリートマイティスラッガー/U.A. Mighty Slugger

効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2300/守 700
「U.A. マイティスラッガー」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは「U.A. マイティスラッガー」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻して、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。


アタッカーポジに当たる上級モンスターの1体。
攻撃力は2300と若干物足りないものの、攻撃宣言時に一切のカード効果の発動を封じる強力な拘束効果を持ち、
これにより魔法・罠はおろかダメステいいっすか^^やカルートすらも無視して強引に殴り込むことができる。
地味ながら戦闘破壊をトリガーとして発動する効果やリバース効果なども無視できる点も優秀。
反面召喚反応型罠やフリーチェーンの罠などには無力なので、禁じられた聖槍などでカバーしたい。
モチーフは野球選手。スラッガーとは長打力のあるバッターのこと。



  • U.A.ウルトラアスリートパーフェクトエース/U.A.Perfect Ace

効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻1500/守2500
「U.A. パーフェクトエース」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは「U.A. パーフェクトエース」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻して、手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。この効果は相手ターンにのみ発動できる。


防御ポジに当たる上級モンスターの1枚。高めの守備力と手札コストと引き換えの万能カウンターを有する。
「カードの発動」ではなく「効果の発動」がトリガーである点が極めて大きく、
これにより墓地発動型の「ブレイクスルー・スキル」のような罠カードや、
既に発動されている永続罠・魔法カードやフィールド魔法といった止めるのが極めて困難なカードの効果もカウンターで潰すことができる。
守備力も高く、並の上級モンスター程度では突破するのは困難と極めて堅牢なカード。


しかし自分のターンでは何もできず、攻撃力もわずか100ポイントの差で奈落の落とし穴に引っかかってしまうため、
マイティスラッガーと同じく補助カードなどで上手くカバーしてやろう。


この手の効果には珍しく同名カードの効果発動縛りが無いので、複数展開すればその分だけカウンター効果が発動できる。
モチーフは野球のピッチャー。



  • U.A.ウルトラアスリートカストディアン/U.A. GoalKeeper

効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻1000/守2800
「U.A. カストディアン」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは「U.A. カストディアン」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻して、手札から特殊召喚できる。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはこのターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。


2800の高い守備力と、1ターンに1度の破壊耐性効果を持つ。
現在は破壊以外の方法で除去する手段などいくらでもあるため破壊耐性効果だけでは若干頼りない。
しかし守備力はU.A.の中でも抜きんでて高く、また上級U.A.の中で唯一奈落の落とし穴に引っかからない点も評価できる。
モチーフはサッカーのゴールキーパー。
和名の「カストディアン(custodian)」は「守衛」を意味する。



  • U.A.ウルトラアスリートコリバルリバウンダー/U.A. Rival Rebounder

効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2200/守2300
「U.A. コリバルリバウンダー」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、「U.A. コリバルリバウンダー」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは「U.A.コリバルリバウンダー」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻して、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚、または相手ターンに特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札・墓地の「U.A. コリバルリバウンダー」以外の「U.A.」モンスター1体を選んで特殊召喚する。


海外パック「Crossed Souls」で登場したカード。
召喚・特殊召喚に成功した「場合」、U.A.モンスターを1体追加展開できる。
召喚だけでなく特殊召喚にも対応している点が極めて優秀で、上級モンスターが多いために展開速度に問題があるU.A.の展開速度を大幅に強化できる。
残念ながら発動条件の関係で召喚ルール効果による特殊召喚には対応していないが、
相手ターンでパーフェクトエースの効果発動
→発動後パーフェクトエースをファンタジスタで手札に戻してこのカードを特殊召喚
→効果で手札に戻したパーフェクトエースを再び特殊召喚
→一旦フィールドを離れたので効果再発動
といった奇策も可能。
またターンオーバー・タクティクスの効果発動条件を一体で満たすことができ、逆にターンオーバー・タクティクスの効果で特殊召喚して効果発動を狙うといった働きも可能。
様々な場面で応用が利く優秀な効果なのでファンタジスタと並んだU.A.デッキの要であると言える。
モチーフはバスケットボール選手。ゴールに失敗したボールを確保(=リバウンド)して味方選手にパスしようとしている。


和名の「コリバル(corival)」には「競争相手、競争相手の」と言う意味があり、リバウンドを狙う際には相手選手との激しい取り合いがある事からイメージしてつけられたものと思われる。



最上級モンスター

  • U.A.ウルトラアスリートフィールドゼネラル/U.A. Playmaker

効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2000
「U.A. フィールドゼネラル」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは「U.A. フィールドゼネラル」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻して、手札から特殊召喚できる。
(2):このカード以外の自分フィールドの「U.A.」モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードの攻撃力を800ダウンし、その攻撃モンスターの攻撃力を800アップする。


他のU.A.モンスターの攻撃宣言時に自分の攻撃力の一部をそのモンスターに上乗せできる効果を持つ。
アタッカーとしては既に安全に攻撃を通せるマイティスラッガーがいるためにそちらに出番を奪われがちだが、
マイティスラッガーだけでは対処しきれない高打点モンスターに役割が持てる。
下がった攻撃力は後で他のU.A.と交代した時に元に戻るので問題ない。
単純に1ターンキルを決める際の打点要員として使ってもいい。


モチーフはアメフト。
「プレイメーカー」とはチーム全体の指揮を執って動かす役割の選手を指し、アメフトではクォーターバックが該当する。
因みにアーマーを着込んでいるせいで分かりにくいが中の人は金髪のイケメン。


和名の「ゼネラル」は「司令官」と言う意味。



  • U.A.ウルトラアスリートストロングブロッカー/U.A. Blockbacker

効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻1600/守2700
「U.A. ストロングブロッカー」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは「U.A. ストロングブロッカー」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻して、手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、相手がモンスターを特殊召喚した時に発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更し、その効果を無効にする。


鬼気迫る勢いでボールに突進するこのデッキの守備の要の一つ。効果を無効にしつつ表示形式を変更できる。
厄介な効果を封印しつつ高打点モンスターの攻撃を封じ、さらにこちらからの戦闘破壊を容易にする。
他の守備ポジモンスターと違って自分のターンにも発動できる。
守備力も非常に高く、このカードとパーフェクトエースが並んだ時の堅牢さは凄まじい。


さらに表示形式の変更と効果無効化が同時に行われるので、
効果の発動に対して月の書などをチェーンして対象のモンスターを裏側守備表示にしたとしても、
きっちり表側表示に戻したうえで効果を無効にしてくれる。
モチーフはアメフトのポジションの一つ「ラインバッカー」。



  • U.A.ウルトラアスリートドレッドノートダンカー/U.A. Dreadnought Dunker

効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2500/守1800
「U.A. ドレッドノートダンカー」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは「U.A. ドレッドノートダンカー」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻して、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


海外パック「Crossed Souls」で登場したカード。
U.A.待望の除去効果持ちのモンスター。
最上級モンスターとしては攻撃力が低めなものの上級帝程度ならば殴り倒せる攻撃力に加え、
貫通効果によって守備表示で居座るモンスター相手にも対応することができる。
一方攻撃を通さないと効果発動が狙えない不安定さが弱点で、マイティスラッガーと違って安全に攻撃を通せる保証もないため、扱いには慎重さが求められる。
モチーフはバスケットボール選手。名前の通りダンクシュートを決めようとしている。



  • U.A.ウルトラアスリートプレイングマネージャー

効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2000/守2600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が「U.A.」モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
●「U.A.」モンスター以外のフィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。


PHANTOM RAGEにて登場した新カード。
共通効果を持たない代わりにU.A.が場に出た時に手札から特殊召喚出来るので出しやすさは変わらない。
特殊召喚成功時に場のカード1枚破壊かU.A.以外の場のモンスター効果を無効化するかを選べる。
自身の効果以外で特殊召喚しても発動出来るので攻撃や妨害のどちらにも活躍出来る。


ただし、自身の打点は頼りない方なので場に出して効果を使ったらすぐに他の上級U.A.に交代したい。


モチーフは選手兼任監督のプレイングマネージャー。
もっと直接的なモチーフは背番号「27」から「代打・オレ」で有名な東京ヤクルトスワローズの元監督・古田敦也であろう。



▼魔法カード

  • U.A.ウルトラアスリートスタジアム/U.A. Stadium

フィールド魔法
(1):自分フィールドに「U.A.」モンスターが召喚された場合に発動できる。
デッキから「U.A.」モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分フィールドに「U.A.」モンスターが特殊召喚された場合に発動する。自分フィールドのモンスターの攻撃力は500アップする。


専用フィールド魔法。
(1)の効果が重要で、大量展開を苦手とするU.A.においてデッキからのモンスターの引き出しと展開を安定させる潤滑油となるキーカード。
ファンタジスタを手札に握っておけば毎ターン効果を発動できるので、いかにこのカードとファンタジスタを手札にそろえるかが重要になってくる。
それだけに手札から突然効果を発動してくる幽鬼うさぎには特に警戒が必要であるといえる。
(2)の効果も地味ながら無視できない効果で、打点の足りないマイティスラッガーすら攻撃力2800+効果の化け物と化す。


  • U.A.ウルトラアスリートハイパースタジアム

フィールド魔法
このカード名はルール上「F.A.」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「U.A.」モンスターまたは「F.A.」モンスター1体を手札に加えるか、自分の墓地から「U.A.スタジアム」1枚を選んで手札に加える事ができる。
(2):手札のフィールド魔法カード1枚を相手に見せ、1000LPを払って発動できる。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、「U.A.」モンスターまたは「F.A.」モンスター1体を召喚できる。


専用フィールド魔法その2にしてF.A.カードしても扱うフィールド魔法。
発動時にU.A.かF.A.モンスターのサーチが出来るので重要な起点となり得る一枚。
サーチの代わりにU.A.スタジアムのサルベージも行えるので、先に張ったスタジアムを回収出来るので張り替えもしやすい。
更に、サルベージした場合は(2)の効果による通常召喚権追加でU.A.を並べられるので非常に心強い。



  • U.A.ウルトラアスリートパワードギプス/U.A. Powered Jersey

装備魔法
「U.A.」モンスターにのみ装備可能。
(1):装備モンスターの攻撃力・守備力は1000アップする。
装備モンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
(2):装備モンスターの攻撃によってモンスターを破壊した場合に発動できる。
装備モンスターはこのバトルフェイズ中にもう1度だけ攻撃できる。
(3):自分スタンバイフェイズに発動する。装備モンスターを除外する。
(4):装備モンスターが手札に戻る事でこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札に戻す。


装備したモンスターが超サイヤ人と化すジャージ。
ジャージってレベルじゃねぇぞ!?イラストではマイティスラッガーが超サイヤ人化している。
効果が多すぎて分かりにくいが要するにU.A.限定の強化版「ストイック・チャレンジ」。


戦闘ダメージを倍化させる効果、攻撃力を強化する効果に加え、
なんと戦闘破壊に成功した場合はもう一度攻撃できる効果までついている。


マイティスラッガーに装備すれば攻撃力3300にして相手モンスターとの戦闘ダメージ2倍+連撃&ダメステ効果発動不能という狂気の怪物へと変貌を遂げる。
適当な下級モンスターを殴っただけで1ターンキルレベルの大ダメージが発生するのだ。


その分ストイック・チャレンジよりもデメリットはきつくなっており、
何もしなければ次の自分のスタンバイフェイズ時に装備モンスターが除外されてしまう。


とはいえ、U.A.共通の交代効果によって手札のU.A.と入れ替えてしまえばデメリットを無視でき、
しかもこのカードには装備モンスターがバウンスされた場合手札に戻ってくるステキ効果も持っているので次のターン以降も安心して使用できる。


ジャージなのだが和名は「ギプス」。まぁ、日本人にはジャージよりこちらの方が馴染み深いだろう。



  • U.A.ウルトラアスリートターンオーバー・タクティクス/U.A. Turnover Tactics

速攻魔法
「U.A. ターンオーバー・タクティクス」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「U.A.」モンスターが2種類以上存在する場合に発動できる。
フィールドのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す。
その後、自分のデッキに戻したカードの数まで、デッキから「U.A.」モンスターを選んで特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚した自分のモンスターはこのターン攻撃できない。
その後、相手のデッキに戻したカードの数まで、相手はモンスターをデッキから選んで特殊召喚できる。


フィールドのモンスターをすべてデッキに戻し、戻した枚数分デッキからモンスターを特殊召喚する豪快な除去カード。
しかし相手も同様にモンスターを特殊召喚できる上に特殊召喚するモンスターに制限が無いので場合によっては逆に自分が不利になる可能性もある。
考えなしに撃っても役に立たないことが多いので、発動するタイミングは慎重に選びたい。


エキストラデッキに戻ったモンスターなどは戻した数にカウントされないので、
シンクロモンスターやエクシーズモンスターなどを大量に並べてきた場合に撃つと大ダメージが狙える。


Turn Overとは「攻守交代」という意味。
攻撃ポジのフィールドゼネラルが防御ポジのカストディアンと選手交代する様子が描かれている。



  • U.A.ウルトラアスリートフラッグシップ・ディール/U.A. Signing Deal

通常魔法
「U.A. Signing Deal」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「U.A.」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、S・X召喚の素材にできない。
その後、特殊召喚したモンスターのレベル×300のライフを失う。


海外パック「Crossed Souls」で登場したサポート魔法カード。
発動条件なしでデッキから好きなU.A.をリクルートできる。
状況に応じて一番欲しいカードを呼び込める強力な効果なのでぜひとも複数枚投入したい。
特殊召喚したモンスターには効果無効、S・X素材にできないという二重のデメリットが付くが、大抵は手札のU.A.と入れ替えてしまうのでほぼ問題にはならないだろう。
むしろ付随するライフロスデメリットの方が問題で、気軽に乱発できるカードではない点だけは覚えておきたい。


Signing Deal とはチームとの契約成立という意味。
和名の「フラッグシップ・ディール」とは上位のチームが下位のチームから主力クラスの選手を獲得して戦力を厚くし、代わりに有望な若手選手や金銭をその下位のチームに譲渡するやり取りの事である。


イラストではU.A.ロッカールームおよびU.A.ペナルティに登場する金髪の人物(背番号9)が、
オーナーと思われる男性と共に記者会見に臨む様子が描かれている。
背後にはアイスホッケーのスティック風のものが飾られている。



  • U.A.ウルトラアスリートロッカールーム

速攻魔法
このカード名はルール上「F.A.」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のフィールド・墓地の、「U.A.」モンスターまたは「F.A.」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻し、自分は500LP回復する。
その後、以下の効果を適用できる。
●手札の、「U.A.」モンスターまたは「F.A.」モンスターを任意の数だけ相手に見せ、デッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキに戻した数だけデッキからドローする。


F.A.カードとしても扱う速攻魔法。
墓地のU.A.をサルベージしつつ回復し、追加で手札の交換も出来るので手札事故の軽減にも繋がる一枚。
ただし、リベロスパイカーやハイパー・スタジアムの登場で事故率は下がりつつあり、
単なるサルベージ目的なら戦士の生還辺りもあるので採用枚数には注意したい。



▼罠カード

  • U.A.ウルトラアスリートペナルティ/U.A. Penalty Box

永続罠
「U.A. ペナルティ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):ダメージステップ開始時に発動する。
自分の「U.A.」モンスターが相手モンスターと戦闘する時、相手モンスターを相手の2回目のエンドフェイズまで除外する。
(2):このカードを墓地から除外して発動できる。
自分のデッキから「U.A.」魔法カード1枚を手札に加える。


海外パック「Crossed Souls」で登場したサポート罠カード。戦闘を行う相手モンスターを一時的に除外する。
始祖竜ワイアームなどのU.A.ではほぼ対処できないカードを突破する足掛かりにでき、除去されても墓地のこのカードを除外することでデッキからU.A.の魔法カードをサーチしてくれる。
ただし効果の都合上、パワードギプスとは致命的に相性が悪いので注意。


モチーフはアイスホッケーで反則を犯したプレイヤーが一定時間待機させられる「ペナルティボックス」だと思われる。
イラストには未登場のアイスホッケー選手が描かれている。



  • U.A.ウルトラアスリートマン・オブ・ザ・マッチ

通常罠
このカード名はルール上「F.A.」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の「U.A.」モンスターまたは「F.A.」モンスターが、戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後、または相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
自分の手札・墓地から、「U.A.」モンスター及び「F.A.」モンスターを任意の数だけ選んで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。


F.A.カードとしても扱う通常罠。
相手モンスターの戦闘破壊時か相手に戦闘ダメージを与えた時に手札・墓地から任意の数のU.A.を並べられる強力なカード。
ただし、守備表示での展開なのでパーフェクトエース辺りの守備側モンスターを展開して相手ターンに備えるのが基本。
追撃するならファンタジスタを中継するか表示形式変更カードとの併用は必須。



▼相性のいいカード

  • 増援

ファンタジスタを手早く手札に呼び込むために絶対に搭載しておきたい。


ファンタジスタをリクルートできるMX-セイバー・インヴォーカーをエクシーズ召喚できる。
同名カードを複数積んでリクルートしても良いが、同じく海外先行テーマの彼岸を一緒に採用するとアドバンテージの面で無駄がない。
ただし、インヴォーカーが禁止となった後は採用理由が消滅。
後にインヴォーカーが制限に復帰したもののU.A.カードの充実により優先度が下がり、逆に事故要員になりかねないため採用は難しい。


同じく海外先行テーマのカード。レベル3なのでデスガイドによってリクルートでき、かつ墓地に送られればアドバンテージも稼げる。
また手札に来ても共通の手札からの特殊召喚効果により、緊急時の上級U.A.のリリース素材役もこなせ、既にU.A.の展開を終えている場合でもパーフェクトエースの手札コストとして無駄なく活用し切る事ができる優等生。
効果が単独で完結しているファーファレルや、デスガイドもサーチできるスカラマリオン等が主な出張要員。
上のデスガイドと同じく現在では採用圏外。


  • 帝王の烈旋

カードのほとんどを上級モンスターが占めるU.A.において、起点となるファンタジスタを手札に呼び込めないのは致命的。
幸いエキストラデッキのモンスターに頼らずとも戦えることが強みのデッキなのでデメリットはほとんど気にならず、
除去も兼ねた遂行力の高さもあって数枚採用されることが多い。


U.A. スタジアムかU.A.ハイパー・スタジアムを呼び込める確率を上げられるので、場合によっては類似カードのメタバースなども含めて投入する事すらも視野に入ってくる。


  • MX-セイバー・インヴォーカー

禁止になる前はデスガイドから呼び出してデッキからファンタジスタをリクルートしており、採用する場合はこのカード以外にもランク3エクシーズモンスターの選択肢が用意されていた。
後に制限カードに復帰したが、禁止になっている間に新たな下級モンスターであるリベロスパイカーやサーチ付きフィールド魔法のハイパー・スタジアムが登場したため無理にランク3ギミックを搭載せずともデッキが回る様になったため優先度が下がっている。


  • No.30 破滅のアシッド・ゴーレム

単純に打点が高く、特に居座ってこちらの行動を阻害してくるサイバー・ドラゴン・インフィニティを自力で突破できうる貴重なカードでもある。
生き残ってデメリットが発生したとしても、上級U.A.のリリース素材にしてしまえば問題ない。
ただし、インヴォーカーが禁止になっている間にU.A.カードの充実し、インヴォーカーの優先度が下がりランク3ギミックの採用理由が消滅したので現在では採用圏外。


  • バトルフェーダー

手札に上級が溜まりやすく突破されたら場が空きやすいU.A.の特性上、フェーダーは保険になる。
また速攻のかかしと違ってこのカードはフィールドに残って後続の上級U.A.のリリース素材にでき、特性上一族の結束等を邪魔しにくいのも長所。


  • 一族の結束

全体的に素の打点が足りないテーマなので、ジャージ以外の打点補助は悪くない。
デスガイド等を使いにくいために噛み合わせがやや難しいのが難点か。
兼ね合いを気にするならより一貫性の高い強者の苦痛を採用する手もある。
逆に群雄割拠や御前試合をメインから差しておく手も有る。


  • 次元の裂け目

次元の裂け目やマクロコスモスと言う除外カードは大概自分の足を引っ張りやすいが、
U.A.は特性上セルバンで墓地を経由せず出せるので次元カードの相性は良好な部類。
特に次元の裂け目はギプスを除外せずにつかえるので、往年の次元剣闘じみた動きも出来る。
とは言え、別に除外がテーマと言う訳ではないので、対霊獣等を想定し王宮の鉄壁も突っ込める。


  • 蛮族の狂宴Lv5

レベル5モンスターを2体まで特殊召喚。マイティスラッガーとパーフェクトエースの2体が効果に対応する。
効果は無効になるものの最大2体までモンスターを場に出せる点が非常に重要で、不利な状況からの切り返しに有効。


  • 天昇星テンマ・覇勝星イダテン

レベル5銭士族を主軸とした勝鬨君のモンスター達。
テンマは場が空もしくは地属性戦士族がいるなら特殊召喚可能で、特殊召喚時に手札のレベル5地属性戦士族を特殊召喚出来る。蛮族の狂宴Lv5と違い1体しか出せないが効果を無効にせずマイティスラッガーかパーフェクトエースが出せるのは大きい。ランク5エクシーズにも繋げやすい。
イダテンはレベル5以上の戦士族2体で融合出来るので、上級戦士族の多い【U.A.】なら融合ギミックを追加するだけで出せる。
レベル5以上の戦士族サーチもあるので後続のマイティスラッガーやパーフェクトエースも手札に持って来やすい。


  • 一点着地

手札から場にモンスター1体のみが特殊召喚された場合に1ドロー出来るドローソース。
この効果でドロー出来なかったら自壊するが、交代効果のある【U.A.】なら維持したままドローソースとして着実に手札アドバンテージを稼げる。




▼デッキとして

相手ターンを凌ぐ守備ポジと自分のターンで攻撃を行う攻撃ポジとで明確に役割が分かれている点が最大の特徴。


基本的な動かし方としてはU.A. スタジアムを貼った後ファンタジスタを召喚、
デッキから後続をサーチしつつ手札のアタッカーと選手交代して攻撃、その後は手札の守備役に選手交代して相手ターンをやり過ごし、
自分のターンになったらまたファンタジスタを召喚し…のサイクルを繰り返しながらフィールドを制圧。
趨勢が決まってきたらギプスを装備して一気に攻め込み、そのままとどめを刺すといった戦い方。


パワードギプスの効果がべらぼうに強く、うまく回れば後攻1キルすらも可能になる。


守備ポジモンスターによる守りも非常に硬く、特にパーフェクトエースの万能カウンター効果により相手の行動を強く牽制できる点が大きい。


何より新マスタールール環境下でもエクストラデッキに依存しない戦力が多数存在することのメリットは計り知れない。
戦術を工夫してこちらの得意とするスローゲームに持ち込んでしまえばその特異な性質をもって思わぬダークホースとして活躍できるかもしれない。


しかし特定のコンボによるサイクルを基軸としたデッキ故にそのサイクルを突き崩されると脆い。
特に効果を発動したU.A. スタジアムを幽鬼うさぎで狙撃されたり、
ファンタジスタを狙って除去カードを撃たれたりすると後続の展開ができなくなって非常にまずい。


展開は自身の召喚ルール効果によって行われ、
防御ポジモンスターの守備力は軒並み高いので幸いスキルドレインなどのカードにもある程度対処できるが、
召喚反応型罠による除去やフリーチェーンのカード、召喚そのものを無効にする神の警告などのカードをもろに喰らうとサイクルが停止してしまう。
なのでこの手のテーマの宿命としてライオウは天敵。烈旋でリリースしてあげよう。


マッチ戦を意識する場合はマインドクラッシュなどピンポイントで天敵を潰せるカードや
禁じられた聖槍などによってそれらのカードに対処できるよう努めたい。



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  • 作成乙。あんまり注目してなかったけど、装備魔法がスゲー強いんだね。手札に入れとかなきゃいけないカードが多いとはいえ、かなり強力なテーマになりそう。 -- 名無しさん (2015-04-04 09:44:05)
  • 下級がもう少し増えたら化けそうなテーマだよね -- 名無しさん (2015-04-04 12:10:48)
  • サッカーなのかやきうなのかアメフトォ…なのかこれもうわかんねぇな -- 名無しさん (2015-04-04 17:26:09)
  • ヴァンガードのスパイクブラザーズが頭をよぎった -- 名無しさん (2015-04-04 21:26:21)
  • モンスター組をジャンプ作品で網羅できないかと思ったが、ジャンプって野球の印象が薄かった(たぶん自分が知らないだけ) -- 名無しさん (2015-04-04 21:45:30)
  • ↑×2 俺は第一印象にアイアンリーガーが浮かんだ -- 名無しさん (2015-04-05 00:00:33)
  • 通称「世界最強のジャージ」 -- 名無しさん (2015-04-05 00:16:23)
  • ↑×4こっちはイナイレシリーズかな…というわけで攻撃的なフォワードとディフェンダー来てくれないかな? -- 名無しさん (2015-04-05 00:55:51)
  • そういえばGXでテニス系のカードあったけど、追加テーマで加わったりしたら面白そう -- 名無しさん (2015-04-05 01:48:49)
  • バランス的に野球とアメフトの下級、サッカーのアタッカーが来てほしいな -- 名無しさん (2015-04-05 14:44:27)
  • バスケ部の新規が現れたぞ! -- 名無しさん (2015-05-01 19:25:18)
  • いい感じに足りないものが補われてて良いんだけどいかんせんデッキスペースが厳しいんだよなぁ -- 名無しさん (2015-05-03 20:57:21)
  • ジャンプ作家のイラスト版出れば売れそうだし、コレクション的価値も高そう。野球はルーキーズ、サッカーはキャプ翼、アメフトはアイシールド、バスケは黒子での作者がやれば。 -- 名無しさん (2015-05-22 10:58:59)
  • ↑そのラインナップなら黒子よりはスラムダンクでしょ -- 名無しさん (2015-05-22 11:51:31)
  • GXのテニスは雨四光だと思うよ(1500バーン)せっかくだから修造のガッツマスターも出そう -- 名無しさん (2015-07-03 05:03:54)
  • ↑2だよな。翼の作者に書いて貰えるんだったら尚更だろ -- 名無しさん (2015-07-03 06:31:16)
  • 一体何のスポーツをやっているんだ… -- 名無しさん (2015-07-30 01:03:11)
  • ↑決まってるさ「決闘(デュエル)」だよ -- 名無しさん (2015-08-07 00:33:56)
  • ↑俺好みの答えだ -- 名無しさん (2015-09-14 16:33:20)
  • タッグフォース新作がもし出たら柊修造がガッツマスターの代わりにこのカテゴリを使いそうだ -- 名無しさん (2015-10-24 04:37:57)
  • 強 化決定 -- 名無しさん (2020-06-09 17:35:39)
  • 一応「チームで戦う球技」というのが縛りなのかな。テニスはダブルスならギリ行けるか? -- 名無しさん (2022-03-26 21:10:26)
  • ↑スタジアムでやってるから「屋外」も条件にありそう。あと、手札に戻して他を出してるから「選手交代が可能」も条件かな。 -- 名無しさん (2023-04-01 23:47:40)
  • このテーマ光物が2枚しかないんか。 -- 名無しさん (2023-07-16 09:31:07)
  • 魔法罠サーチする下級が出たらマジで化けそう -- 名無しさん (2023-11-20 12:23:53)

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