登録日:2014/09/06 (土) 17:16:29
更新日:2023/12/21 Thu 10:50:59NEW!
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モンスターファーム チート ドーピング 狂気の産物 トロカチン トロロン パラドクシン バリーズ製薬 ちからと命中 寿命削り ちからと命中の適正なんてあってないような物
バリーズ製薬狂気の産物
トロカチンとはモンスターファームシリーズに登場するアイテムの一つ。
モンスターに使用してそのステータスに影響が出る所謂薬系アイテムの一種。
◆概要
かしこさの修行地でお馴染のバリーズ製薬が販売している薬。
投与するとモンスターの神経が興奮状態となり修行時の効果を高めることができる。
お値段一本1000ゴールド。
初めてアイテム屋を訪れてから28年以上が経過すると店に並ぶようになる他、Dランクのトロカチン杯の優勝賞品としても入手可能。
とまあこの説明だけ聞けばよくあるアイテム見たく思えるかもしれないが
実のところを言うとこれ、初代モンスターファーム屈指のチートアイテムだったりする。
その効果の詳細は仕事もしくは修行が一度成功する度にちから10アップ、命中10アップ、寿命マイナス1週という効果で
これが4週間、つまり1月丸々の間続く。
もっと単純に換算すれば寿命1ヶ月分と引き換えにちからと命中を40ずつ上昇させる薬だと思えばわかりやすい。
初代モンスターファームには様々なドーピングアイテムが登場するが
そのどれもが能力一つを20アップもしくは二つの能力を10ずつアップする代わりに別の能力が一つ10ダウンするというデメリット付き。
つまるところプラマイの差も考えて総合的には10しか上がらない。
だというのにこの薬は寿命の大幅減少こそあれど実質ステータスが合計80アップするというとんでもない薬なのだ。
この薬を複数回投与するだけで非力な筈のプラントやピクシーはとんでもない馬鹿力と化すし
ノーコンのゴーレムなんかは百発百中になったりする正にチートと呼ぶべき産物。
それだけならまだしも更に上位版のトロカチンEXという薬も売られており、効果と寿命減少が単純に二倍になっている。
つまり2ヵ月の寿命減少と引き換えにちからと命中が80ずつ、総計160のステータスアップとなる。
こちらはアイテム屋を訪れてから32年後以降か、Aランクのトロカチン特別杯の優勝賞品。
初代の仕様上、例え適正が最高値であっても一度の仕事や修行で能力が20も上がるなんてことはよほど運が無ければありえないので
それを二つの能力で同時に起こせるこの薬は何度も言うようにチート同然と断言していい。
FIMBAリーグの敵モンスターはそれほど強くないのでこれを常飲させながら丈夫さ系のステータスを鍛えるなんて育成方針でも
寿命を迎える前に余裕で四大大会制覇なんてのも可能だったりするから恐ろしい。
というかどんなにちからと命中が低いモンスターでも初期値は100前後はある筈なので
トロカチンEXを一年欠かさず飲ませるだけで簡単にカンストも可能だったりするからこれまた何とも。
とはいえ一本ごとに実質寿命が月単位で削られるのは、やはり小さくないリスクであるのも事実。
プラントやヘンガーのような長命種族ならともかく、ガリやモノリス、ドラゴンのような短命種族を薬漬けにして命を削るのは……
黄金モモ「おいすー^^」
卵カブリ「おいすー^^」
……初代ではドーピングアイテムの複数投与も可能なのでその辺の問題も余裕で解決できたりする。
もっと言うと単純換算で言えば桃+卵の延命期間が75週なので
トロカチンEX9本前後くらいの寿命ならモンスター一匹分の延命アイテム発掘で賄えてしまう。
付け加えるなら一回食べるごとに寿命が1週伸びるチートエサニクもどきもあるので……
以上のことを踏まえた結果、トロカチン発売以降の初代モンスターファームにおいては
モンスターのちからと命中の適正などあってないような物同然の状態になると言ってしまえたりもするのだ。
流石に開発側もそのチート具合を理解していたのか続編の2では登場せず。
代理のアイテムとして効果と刺激を抑えたトロロンという薬が販売されるようになった。
こちらは寿命6週と引き換えにちからが一回ごとに10アップ、命中は5アップの総計60アップと抑え目になっている。
それでもまだ強力に思えるかもしれないが、2ではシステムの仕様変更によって気をつけないとモンスターの寿命がゴリゴリ削れていくので
初代と同じ感覚で5本も6本も飲ませたら確実に即効お葬式コース一直線となるので
飲ませるのは生まれたてや寿命間近のステータスが伸びにくい時期などが好ましいだろう。
尤も、2には2で寿命18週と丈夫さ、回避のステータスを犠牲にちからと命中を一回30ずつ上昇させるパラドクシンなるアイテムがあったりするが。
それから長い時が経ち、アプリとSwitchに復刻された移植版でとうとう大ナーフをくらうハメに。
寿命消費量が双方とも3倍となり、トロカチンなら3ヶ月、トロカチンEXなら半年もの寿命が吹き飛ぶ。
黄金モモと卵カブリを両方使ってもEX3つ分しかフォロー出来ず、さすがに当時のように薬中のごとく気軽に投与出来るものではなくなった。
◆余談
●初代にはバグで適当なモンスターにトロカチンを飲ませた後
そのモンスターをすぐに冬眠させて別のモンスターを仕事や修行に出すと
何とその別のモンスターにトロカチンの効果が適用されてしまったりする。
このバグを使えば寿命を減らさずにトロカチンの効果だけを……なんてみんな考えたろうが
初代のトロカチンの寿命減少は仕事や修行成功時の効果適用時に計算されるという検証結果が挙がっているためあしからず。
●2には没になったアイテムで、「トロカチンFX」なる代物が存在する。
これは寿命12週を犠牲にしてちから・命中がトレーニング一回で+25上昇かつパラドクシンのようなデメリットも無しというチート効果である。
むしろデメリット無しなのが問題になって、パラドクシンが生み出されたとも。
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▷ コメント欄
- 当時はゲームだからってそんなに気にしてなかったけど、こうして見返すと酷いもん飲ませてたんだなぁ…と -- 名無しさん (2014-09-06 17:28:52)
- トロカチン漬けにしたミントをキックの鬼にした思い出。 -- 名無しさん (2014-09-06 17:30:16)
- ドラゴンが一年足らずで死んだのはいい思い出 -- 名無しさん (2014-09-06 17:46:04)
- 初代は薬桃封印ぐらいでちょうどいい -- 名無しさん (2014-09-06 18:43:19)
- さすがに移植版では寿命が三倍減るように…… -- 名無しさん (2019-12-06 08:16:16)
- アイテム矢→屋と誤字修正しました -- 名無しさん (2020-04-20 08:03:31)
- トロカチンで鍛えまくったプラントが、大会のピクシーをフェイスドリルで800以上のダメージ与えた事もあったが、よく相手のピクシー死ななかったな -- 名無しさん (2020-10-03 18:12:27)
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