神郷洵/神郷結祈(ペルソナ~トリニティ・ソウル~)

ページ名:神郷洵_神郷結祈_ペルソナ_トリニティ_ソウル__

登録日:2014/05/03(土) 23:50:34
更新日:2023/12/15 Fri 13:33:44NEW!
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ペルソナ ペルソナ3 沢城みゆき トリニティソウル セト 男の娘 双子 双子の妹 治癒の精霊 神郷洵 神郷結祈 双子の兄



アニメ『ペルソナ~トリニティ・ソウル~』の登場人物。


CV:沢城みゆき



神郷三兄弟の三男。凪の杜学園中等部に2年生で転入し、2クール目からは3年生となる。2月4日生まれ。




本編開始前に両親が他界しており、兄の慎と共に東京の叔母の家で暮らしていたが1話目で故郷である富山県綾凪市に10年振りに帰ってくる。
ちなみにこの帰郷には洵が都会の学校でいじめられていたからというのも理由のひとつにあった。



兄の慎と比較して大人しい性格だが、しっかり者でもあり料理はかつての家族の味のシチューを再現できており少なくとも慎よりは料理の腕は上である。
また何故か少女のような言葉遣いになることがあり、「僕じゃない」という発言から二重人格であるような素振りも目立つ。


他にも人の思いや記憶の断片を読み取れる能力を持っており序盤から「誰かが苦しんでいる」ことに感づいて一人で家を出てしまうこともあった。
このため、慎と諒が対立している時には心を痛めており、4話目で家を出て行ってしまう。
慎は諒と合流して捜索し、海岸で洵を見つけるがそこで2人が見たものは死んだ妹である結祈の姿だった……。







ここから先は、作中の根幹に関わるネタバレです。



































洵の頭には手術痕があるが、これは10年前に同時多発無気力症が発生した際の事故で重傷を負った時のもの。
一緒にいた双子の妹の結祈も同時に重傷を負っており、危機的な状況だったが双子のうち、
洵の方はまだ助かる見込みがあるとして脳外科医であった小松原啓祐の手によって、結祈から脳移植を受け洵は一命を取り留めた。


この時、結祈の人格も洵の体の中に入っており時折少女のような口調になるのは結祈の人格が表に出ていたため。
また人の思いや記憶を読み取る能力も結祈の力であり、それが洵にも伝わっていたのである。
だがこの能力故、13話では諒の悲劇を感じ取ってしまい、2クール目でも引きずっていた。


そこに真田が来訪し、慎と共に諒の話を聞いた後八尾の戦いに駆けつけペルソナを発現させるが、敵の攻撃を受け負傷してしまう。
その後回復するが、そこに謎の少女アヤネが現れ彼女と「逢瀬」を過ごし、そこで一人でいたい心境を打ち明けると、
アヤネは洵を「くじらの海」に連れて行ってしまい、洵の体には結祈しか残らなくなってしまった。


20話で結祈はそのことに気がついた慎に甘え、過ごすことのできなかった少女としての楽しいひとときを過ごすが、夜になりペルソナ能力を狙う稀人に叶鳴共々連れ去られてしまう。
この時の稀人はペルソナの制御剤が尽きかけていたため、ペルソナを癒す力を持つ洵を狙ったのだ。


だが洵(結祈)のペルソナは「洵」と「結祈」2人いる状態でしか出せず、彼らに無理矢理ペルソナを出させるよう装置に繋がれるが、発現はしなかった。
そこに慎たちが駆けつけるも洵と結祈は慎に別れを告げ、「くじらの海」に行ってしまう……。





以下、更に重要なネタバレ


















10年前の事故によって結祈の脳を移植され助かった洵だが、実はそれをせずとも2人は助かる可能性があった。
手術を担当した小松原はこの時より以前から慎と洵、結祈に目を付けており実験の意図でこの処置を行ったのである。
諒はこの時、小松原の真意など知る由もなかったため手術の同意書にサインしてしまい、その事をずっと悔いていた。


2人も諒の苦しみには気づいており2人は諒を苦しみから救おうと「くじらの海」に完全に溶けようとしたのである。
だがそれは慎と諒に止められ、洵は慎に取り戻された。
そして「くじら」は鎮まり、死人だった結祈は「くじら」に還って行ったのだった。





エピローグでは富山に残り、拓朗が働いている店「セクシャルボンバー」にてアルバイトをしている。
また結祈がいなくなった影響か、慎のことを「アニキ」と呼んだりと男性的な面が多少強まっている印象。







使用ペルソナは『セト』。ピンクとブルーのラインが入った、特異な形状のデザイン。


元ネタは旧約聖書に登場するアダムとイブの息子のひとりであり、カインとアベルの弟。
結祈の能力である思考や記憶の読み取りを拡張させる他、他者のペルソナを癒し、鎮める能力を持つ。
この能力は複合ペルソナにも有効であり、制御剤より効果が高いため稀人が付け狙う要因となった(実際の所は、そういう力を持つように小松原=九条が仕向けたのだが)。


なおこのペルソナは「洵」と「結祈」2人がいる時でしか使えない。
原作ゲームで考えればサポート系のペルソナにあたるだろう(戦闘を止めさせる点で見れば高い能力を持つが)。





[余談]
彼(彼女)を演じた沢城みゆき女史は「ペルソナ3」ではエリザベスとチドリを演じている。
エリザベスと結祈は同じ「妹」であり、チドリとは「癒す力」を持つペルソナを持つ共通点がある(半ば人為的な要因で目覚めた力という点も似ている)。
さらに余談だが、ドラマCDで慎と洵を引き取った叔母である深水映(あきら)を演じたのは「ペルソナ4」でエリザベスの姉であるマーガレットを演じた大原さやか女史だったりする。






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  • ヒロインすぎる・・・ -- 名無しさん (2014-05-04 08:28:39)
  • 結祈の人格が出てる時はむっちゃ可愛いんだよな、下手すると男の娘に目覚めそうになる、しかし経歴が実にアトラス、ライトなファンをどん底に叩き落す -- 名無しさん (2014-05-04 14:32:45)
  • え、洵の状態でも犯罪的可愛さですが?(真顔) -- 名無しさん (2014-05-04 16:50:24)
  • セトといってもエジプトの方とは関係ない -- 名無しさん (2014-05-04 21:53:53)
  • セトよりもセツ(口語訳)のほうがよかったかもだぜ -- 名無しさん (2019-09-04 23:25:46)
  • 「精霊」じゃなく「聖霊」(キリスト教) -- 名無しさん (2020-02-09 07:06:17)

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