終末捕喰

ページ名:終末捕喰

登録日: 2013/12/25(水) 01:11:30
更新日:2023/12/08 Fri 13:28:04NEW!
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god_eater god_eater2 ゴッドイーター 終わりの始まり 終末論 アポトーシス 終末捕喰



終末捕喰        


(以下はGEBのNORNデータベースより抜粋)


»終末捕喰:1
アラガミ同士が捕喰を続けることで、地球全体を飲み込むほどに成長した存在「ノヴァ」によって引き起こすとされる人類の終末理論。
科学的な根拠はなく、単なる風説に過ぎないと言われている。
とあるオカルト団体がこの理論によって人々の不安を煽り、集団自殺を引き起こした事件で広く一般に知られるようになった。


»終末捕喰:2
単なる風説とされていた人類の終末理論。
終末捕喰は地球再生のエコシステムであり、地球上の存在をアラガミによって喰らい、
一度「初期化」した上で、「生命を再分配」する現象。
恐竜の絶滅など、過去繰り返された大絶滅にも関わりがあると考えられている。
サカキ博士により10年以上前に理論上実証されていたが、
シックザール前極東支部支部長によって隠蔽されていた。
なお、本情報は極東支部外秘とする。








終末捕喰とは、
ゲーム『GOD EATER』シリーズの用語である。




CONTENTS


≫概要
≫特異点
≫赤い雨との関係
 >黒蛛病について
≫事例





概要



アラガミ同士の捕喰(共食い)の果てに、地球全体を飲み込むほどに成長した存在「ノヴァ」が生まれ、それによって人類が滅亡するという終末理論。
科学的な根拠はなく、単なる風説に過ぎないとされていた。


しかし、終末捕喰は地球再生のエコシステムとして実在する現象であることが、アラガミの研究者ペイラー・榊博士によって明らかとなった。
その内容は、地球上の存在をアラガミによって喰らい尽くし、一度「初期化」した上で「生命を再分配」するというもの。恐竜の絶滅など、過去繰り返された大絶滅にも関わりがあるとされる。
また、「特異点」という超高密度の情報集積体によって起動されることも判明している。
終末捕喰が起動した場合、別の終末捕喰が起動した場合でもない限り止める事はできない。


ちなみに、終末捕喰の表現については、上記の「地球再生のエコシステム」以外に、「外的要因によって危機的状況に陥った時の再生プログラム」や「アポトーシス(プログラムされた死、死を経て再生へ至る循環)」とも表される。
いずれも、地球のシステムについて言及している点は同じである。


2060年頃に榊博士により理論上実証された現象だったが、故ヨハネス・フォン・シックザール極東支部支部長の思惑により、その事実は以後10年以上に渡り隠蔽されていた。


終末捕喰は2071年から2074年までの3年間で二度起動しており、どちらも「人為的に引き起こされた」「極東支部近郊で起こった」という共通点がある。
また、終末捕喰の詳細についての情報はフェンリル内でトップシークレットであり、特に二度に渡って終末捕喰に関わった極東支部では支部外秘扱いに指定されている項目も多い。



特異点



終末捕喰を引き起こすコアであり、超高密度の情報集積体。
特異点が大量、または高密度のオラクルの塊に触れた時、終末捕喰が起動するとされる。一方で感応能力を持つ神機使いによって起動した例もあるため、起動には複数の条件があることも考えられる。


現時点で特異点のコアを持つことが確認されている存在は、アラガミかアラガミ化した人間のみ。







赤い雨との関係



「赤い雨」とは、積乱雲に似た「赤乱雲」の発生により起こる異常な気象現象、およびそれによって降下する赤い色をした水滴を指す。


人間がこの雨に触れることにより高確率で「黒蛛病」(こくしゅびょう)を発症し、アラガミが触れると特異な能力を有する「感応種」に変化する可能性がある。



以下「GOD EATER 2」のネタバレ
携帯版は要注意!











研究が進むにつれ、赤い雨には「特異点に酷似した偏食因子」が含まれていることが明らかになり、黒蛛病の進行は「特異点化の進行」と同義であることも判明。
更に、赤い雨は地球上から特異点が存在しなくなったことにより、地球再生のエコシステムである、終末捕喰を起動する手段を保持しようとする地球の「意志」が発現したという説も浮上した。


発生を止めるには地球上に新たな特異点が誕生するのを待つ他にない。


黒蛛病について     


赤い雨、または黒蛛病患者との接触で感染する病。
いくつかの段階があり、感染初期は風邪に似た症状として表出するが、次第に身体機能の著しい低下や吐血などの症状へと悪化する。この段階で衰弱死してしまう患者が大多数だが、更に病状が進行し最終段階を迎えると、体の表面に黒い蜘蛛のような不気味な文様が浮かぶ。
また、個人によって病状の進行速度は異なる。


赤い雨の発生当初は有効な治療法が確立されておらず、発症した場合の致死率は100%とされていた。



以下「GOD EATER 2」のネタバレ
携帯版は要注意!











赤い雨の研究が進むにつれ、黒蛛病の進行は偏食因子による「特異点化の進行」と同義であることが明らかとなり、最終段階に至った患者の中から進行に耐えきった者が完全な特異点となることも判明。
ただし、黒蛛病の偏食因子に適合する人間は極少ないようで、ほとんどの者が特異点化が完了する前に命を落とす。
完全に特異点化した者はアラガミ化し、人間だった時の意識を失ってしまうようだ。


また、特定の神機使いが持つ強力な感応能力によって、黒蛛病の偏食因子を「統制」し取り除くことで完治が可能である。



事例



GOD EATER      


特異点:人型アラガミ「シオ
発案者:ヨハネス・フォン・シックザール


フェンリル極東支部支部長ヨハネスが、彼がエイジス島で育成していた超巨大アラガミ「ノヴァ」に、特異点である人型アラガミ「シオ」のコアを与えたことで起動した。


しかし、シオの持つヒトとしての意識が地球で終末捕喰が行われることを避け、ノヴァと共に月へと飛び去ったため、人類の滅亡は回避された。



»背景         


ヨハネス支部長の起こした終末捕喰は人類の存命を考えた上でのリセットである。
彼はいずれ誕生してしまうであろうノヴァによって人類が滅亡することを憂い、その時が来る前にアラガミを駆逐した上で人類を存続させようと考えた。そのための計画が「アーク計画」である。


方舟の名を冠するその計画は、極東支部の神機使いとその血縁者を中心に選抜された人間だけをロケットなどで地球の外へ脱出させ、終末捕喰が終わった後にリセットされた地球へ帰還する、というもの。
方舟から除外され置いて行かれる側の人間は見捨て、それ以外は救済するという「大を見捨て小を救う」計画が、ペシミスト(悲観主義者)である彼の出した答えだった。


終末捕喰を行うノヴァは、マーナガルム計画の偏食因子転写実験中にアラガミ化したアイーシャ・シックザールその人であり、地球を覆うほどに強大な存在。
ヨハネスが度々ソーマやリンドウ、主人公に特務の名目で接触禁忌種のアラガミのコアを回収させていたのは、ノヴァの育成のためだった。
人類を終末捕喰から守るとされる「エイジス島」もノヴァの保育器でしかない。また、危険性の高いアラガミが極東に集中していたのはノヴァの存在に引き寄せられていたためである。


本部の命令でヨハネスの身辺を調べていたリンドウがこの真実に肉薄したことが、リンドウの暗殺未遂に繋がることになった。


発案者のヨハネス自身は助かるつもりは毛頭なく、寧ろ終末捕喰でリセットされていく地球と運命を共にするつもりでいた。


詳細は「ヨハネス・フォン・シックザール(GOD EATER)」を参照。



GOD EATER 2      




以下「GOD EATER 2」の重大なネタバレ
携帯版は要注意!











特異点:人型アラガミ「世界を拓く者」
   (アラガミ化したジュリウス・ヴィスコンティ
発案者:ラケル・クラウディウス


フェンリル極致化技術開発局に属するラケル博士の策略により、同局に属する特殊部隊「ブラッド」の隊長ジュリウスが赤い雨を浴びて特異点化。その後、アラガミ化した彼の意志によって終末捕喰が起動した。


一方、ジュリウスによる終末捕喰を食い止めるべく、榊博士が考案した終末捕喰相殺計画により、ブラッドと芦原ユノが中心となり黒蛛病患者の偏食因子を増幅させ、もう一つの終末捕喰を起動させる。結果、2つの終末捕喰は喰らい合い、特定の位置に留めたままの状態にすることができた。


2つの終末捕喰が起動した場所には、「螺旋の樹」という二重螺旋の塔が構築され、それと同時に、黒蛛病患者達から偏食因子が取り除かれた。
樹の内部では、2つの終末捕喰が均衡を崩さず、どちらも定常状態を保ったまま捕喰を継続している。これはそれぞれの「偏食」が一定の制御を受けているためとされる。一説ではジュリウスの意志がそれに関わっているとされるが、中心部の観測は困難であり、詳細は不明。


また、地球上で終末捕喰が実行されている状況のため、「赤い雨」の発生は止まっている。



»背景         


ラケル博士は終末捕喰のトリガーとなる特異点を生み出したものの、彼女は終末捕喰起動に立ち会った訳ではない。
彼女の目的は「終末捕喰を起こすこと」だけにあり、そのためならば自分、そして他のあらゆるモノが供物となることも厭わなかった。


ラケルの内面は、幼少時に「P73偏食因子」を投与されたことで「人ならざるモノ」へと変貌しており、彼女はその時から「終末捕喰による新しい秩序の形成」に向けて動き出した。


そして、成長したラケルは生まれながらにして「あらゆる偏食因子を受け入れられる」という稀有な体質を持つ少年―ジュリウス・ヴィスコンティと出会う。
彼との出会いに運命を感じたラケルは、彼を特異点として完成させるために、自分を含むあらゆるモノを供物として捧げることを決意。そして、あらゆる犠牲の下にジュリウスを特異点として完成させたのであった。


ヨハネスの時と違う点は、ラケルが引き起こした終末捕喰はあくまで「新たな秩序をもたらすためのもの」であり、人類の存亡は微塵も考えられていなかった点にある。


詳細は「ジュリウス・ヴィスコンティ」および「ラケル・クラウディウス」の項目を参照。










追記・修正は月にピクニックに行ってからお願いします。


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  • 正直編集してて頭がこんがらがった…誰かもっとわかりやすく纏めてくれ… -- 名無しさん (2013-12-25 01:14:46)
  • クリスマスに立てるなんて!!! -- 名無しさん (2013-12-25 03:01:53)
  • こうして見ると宣伝部長って真剣に人類の事を考えてたんだなぁと痛感する。それに比べてあのゲスペチャパイと来たら…… -- 名無しさん (2013-12-25 11:03:27)
  • >月にピクニックに行ってから ここに凄いセンスを感じる 無印と2にちなんでるし -- 名無しさん (2013-12-25 12:20:11)
  • ↑2 だってラケルは別に人類側に立つひつようなんてないもの。人のふりしただけのアラガミなんだから。 -- 名無しさん (2013-12-25 17:54:28)
  • ↑5 自分がやってもいいけど、編集用プラグイン一覧にあるテンプレを使ったり、シナリオの解説部分を関係する人物の項目に丸投げする関係で構成がかなり変わっちゃうけどいい? -- 名無しさん (2013-12-26 01:44:28)
  • まあ、復元できるから気に入らなければ元の状態に戻しちゃえばいいのだけど。 -- 名無しさん (2013-12-26 01:53:59)
  • ↑現時点での項目内容のバックアップは取ったから愛のある構成でよろしく頼む -- 名無しさん (2013-12-26 11:00:34)
  • ↑愛のある構成か……内容が複雑なだけに愛のある表現を入れるのは難しいな…
    でも、編集に力は入れてみるよ。 -- 名無しさん (2013-12-26 11:58:54)
  • かなーり変えちゃったけど……これでいいかな?
    一応、前あった部分はなるべく残しておいたけど… -- 名無しさん (2013-12-26 13:06:17)
  • おおおおだいぶ見やすくなってる!ありがとう(建て主)! -- 名無しさん (2013-12-26 13:51:44)
  • ラケルが人かアラガミかは不明だね、わたし個人としては人間だったと思う、案内理屈こねるのなんて人くらいだ -- 名無しさん (2013-12-27 12:05:04)
  • データベースに書いてある通りアラガミ化した可能性の方が高いとは思う。まぁどう感じるかは人それぞれだが -- 名無しさん (2013-12-27 12:28:15)
  • もっと概念的なものかと思ってたが、固有の"現象"だったんだな… -- 名無しさん (2013-12-27 14:46:34)
  • なんで黒蛛病患者は治ったのに感応種はそのままなんだろなー -- 名無しさん (2014-02-11 16:56:17)
  • 月にピクニックで少しクスッと来てから寂しくなった。dlcでシオ来てくれねぇかなあ・・・ -- 名無しさん (2014-03-07 01:21:26)
  • そのうち週末ごとに終末捕食…。いや、螺旋の樹があるから毎日どこでも、か -- 名無しさん (2014-03-07 02:38:15)
  • これから毎日、終末捕食しようぜ? -- 名無しさん (2014-03-07 05:17:26)
  • 一週間に一回は週末捕食が起こるのか、まるでジャンプだな。 -- 名無しさん (2014-05-02 19:54:18)
  • 二度も世界を揺るがす極東こわいホントこわい -- 名無しさん (2014-05-02 21:03:58)
  • ↑でもそれらを解決してるのも極東支部だもんなぁ…。その気になればフェンリル乗っ取れそう。 -- 名無しさん (2014-07-02 23:31:55)
  • 前作で支部長は終末捕食後の世界に人類を存続させようとしてたが、捕食後の世界の大気組成が変化して人類に適さない環境になる可能性もあるのではなかろうか -- 名無しさん (2014-09-16 17:34:40)
  • ???「オラクル細胞の意思が、人類の無意識が、終末捕喰を望んでいるのだ!!」 -- 名無しさん (2014-09-16 18:05:05)
  • ↑アラガミとして出て来そうだなアヌビスとメタトロン -- 名無しさん (2014-10-19 19:59:28)
  • どっちかと言うと人類というより地球の意思 -- 名無しさん (2014-12-04 13:26:00)
  • トモダチィィィィィッ!「ガイヤが俺にもっと輝けと言っている」 -- 名無しさん (2014-12-18 14:54:32)
  • ゲームだとジュリウスが特異点として完成した時にそれに引っ張られて黒蛛病の偏食因子が取れたとしか書いてないけど、「統制」して取り除けるって何処で明かされた情報? -- 名無しさん (2015-08-24 19:55:06)
  • 元となるアイデアはグレイ・グーなのかな -- 名無しさん (2016-08-02 19:48:49)
  • 新作の荒廃っぷりでもしかしてこれ起こったあとの世界なんじゃないかと予想してしまう -- 名無しさん (2017-02-21 17:59:27)
  • 聖域がある=終末捕食進行中だから新しく起こる事はないとは思う…でも2の解決策って終末捕食2つ同時に起こす事だったもんなぁ -- 名無しさん (2017-10-18 03:33:08)
  • ↑↑灰域という触れたものを悉く灰のようなものにしてしまう現象によるものの模様。・・・相変わらず、地球の殺意たっけぇな! -- 名無しさん (2018-04-17 20:26:15)
  • ↑ここまで地球が人類を滅ぼしたがってるなら、もういっそ地球の意思とかぶち転がしちゃってシオのいる月にでも移住しちゃうしかないんじゃないかな?と思わずにはいられない。 -- 名無しさん (2018-10-04 18:35:20)

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