スクライド オルタレイション TAO

ページ名:スクライド オルタレイション TAO

登録日:2012/03/14 (水) 23:35:12
更新日:2023/11/20 Mon 13:42:51NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



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スクライド 総集編 オルタレイション tao 前編 クーガー優遇 お遊びカット 繋がらない展開運び 繋がらない展開運び ←苦肉の策 あのシーンないの? ←誰もが思う でもやっぱり好きだね! コメンタリー聴取推奨



その一撃が道となる!




スクライド オルタレイションTAOはスクライド放映10周年を記念して、二部構成で制作された劇場公開作品の前編である。


新作パートの挿入とHDデジタル・リマスター、全編完全新録のアフレコを経て各90分に再構成されている。
尺とテンポの都合で物語は主にカズマ視点で進んでいく。
なお尺の都合上かなりハイテンポで進むため、テレビ版を見ていない人にはあまりオススメ出来ない。ついでにオーディオコメンタリーは聞き応えたっぷりで補足説明も十分で是非聴いてもらいたい!



  • あらすじ

22年前、関東地方の一部で突如起こった原因不明の大隆起現象により、一帯は日本本土から隔離。やがて、ロストグラウンドと呼ばれるその大地では、新生児に一定の割合でアルター能力者が発現するようになっていた。
市街の外に住むアルター使いのカズマは、友人の君島とともに、「なんでも屋」としてアルターを使う裏仕事を請け負っていた。ある時、チーム同士の争いに助っ人として加わったカズマの前に、治安維持を担うホーリー部隊が現れる。
これまで負けることを知らず、己が拳で道を切り開いてきたカズマだったが、ホーリーの隊員・劉鳳(りゅうほう)の前になす術なく敗れ去り、捕らわれの身となってしまうのだった。
二人の男の道が交差するとき、物語は動き出す。



  • 用語

アルター能力
アルター能力とは、精神感応性物質変換能力の通称で、物質を原子レベルに分解・再構築する力である。常人を超える力を持ったアルター能力者の多くは、その力を誇示し始め、破壊活動や犯罪行為が増加。そのためロストグラウンドは内戦さながらの状態に陥り、進んでいた復興も頓挫してしまった。


武装警察機関ホールド
アルター犯罪者に対抗すべく創設された組織。さらにその内部にアルター使いのみで構成された特殊部隊ホーリーが存在する。



  • 主な登場人物

カズマ
己が拳で道を切り開き、金さえ貰えばなんでもやるアルター使いの主人公。そしてロリコン。
新作パートでは、かなみやクーガー兄貴との出会いのシーン、クライマックスで劉鳳とのバトルが追加された。
アルターは殴打に特化した融合装着型の「シェルブリット」


劉鳳
主人公その2。対アルター能力者特殊部隊「ホーリー」のA級隊員。ある無法なネイティブアルターとの 戦いを通じて、その男の名、カズマという名を自らに刻むこととなる。アルターは高速戦闘を得意とする自立型「絶影」


ストレイト・クーガー
ホーリーに所属し、最速で己の道を突っ走る我らが兄貴。元はロストグラウンドの荒野側に暮らしいたネイティブアルター。5年前にカズマと出会い、しばらく行動をともにしていたことがある。新作パートでは新たな早口ゼリフが聞ける。
最速のアルター「ラディカル・グッドスピード」を操る。


桐生水守
不幸なヒロインその1。ホーリーの作戦情報処理班で研修中のアルター研究者。クーガー兄貴に惚れられているが、本人は劉鳳に好意を抱いている。人質に捕られたり、ジグマールに捕まったり、無法者に襲われたりと何かとトラブルに巻き込まれるが大体は自身の行動のせい。


由詑かなみ
不幸なヒロインその2。カズマと一緒に暮らす少女。カズマの嫁。
無法者に捕まって売り飛ばされそうになったり、ホールドに捕まったり、劉鳳に家を壊された上に脅されたりと本人の行動とは関係なくトラブルに巻き込まれることが多い。


君島邦彦
カズマの友人で、仕事の相棒。愛車のビークルにカズマを乗せて移動することも多い。
物語中盤でホーリー部隊と戦うカズマを助けに行くが・・・。


シェリス・アジャーニ
劉鳳に付き従うホーリー隊員。明るく快活な性格で、劉鳳に対しては単なる尊敬の念を超えた強い憧れの気持ちを抱いている。


マーティン・ジグマール
ホーリーの隊長。22年前の大隆起現象以前に発見された、世界初のアルター能力者。
アルター能力者を兵器として管理しようとする本土側の思惑を知りつつも、ホーリーという組織を守るべく、権謀術策を使う。


橘あすか
不遇な下ネタ要員その1。ジグマールの命令で、カズマを処断すべく遣わされたホーリー隊員。尺の都合で自身のエピソードが大幅にカットされてしまった。恋人の新カットはあったのに・・・。前売り特典のドラマCDでは向こう側の世界でそのことを愚痴っている。
アルターは生命を操る8つの宝玉「エタニティ・エイト」。


瓜核
常にスイカを抱えてるホーリー隊員。スイカ用いたアルターを使うが、放映から10年たった今でも詳細が明らかになってない。


イーリャン
索敵、監視に特化したアルター「絶対知覚」を持つホーリー隊員。ダースを指揮するなど、特殊な任務を任されることも多い。


立波ジョージ
下ネタ要員その2。市街の再開発として、強制労働につかせる人間狩りを行っていたホーリー隊員。
太くて堅い拳銃型アルター「ビッグ・マグナム」を用いる。


エマージー・マクスフェル
「崖っぷちのマクスフェル」の異名を持つホーリー隊員。
追い込まれるほど強くなる巨大ロボット型アルター「スーパーピンチクラッシャー」を持つ。尺の都合でピンチじゃなくても超ピン。


寺田あやせ
能力を隠して生きてきたネイティブアルターの一人。君島の思い人でもある。
アルターは触れたものを水に変える「ノーブル・テンペスト」。


無常矜侍
ロストグラウンドの情勢を監視する本土側の顧問。自身もまた、ロストグラウンド出身のアルター能力者。
強力なアルターによってのみ扉が開かれる「向こう側の世界」に興味を示す。


異納泰介New!
今作で新たに追加された登場人物。無常に仕えるアルター能力者。
兵器として本土側の思惑に動かされる、現在の自分たちの置かれた状況に疑問を抱いている。
映画の構成上無常の話し相手が必要になり作られたキャラ。




  • 主題歌

「Reckless fire 2011」
歌:井出泰彰 作詞:酒井ミキオ


名曲である「Reckless fire」をリメイクし、新たに4番目の歌詞が起こされている


  • テレビ版との差異

新パート
この映画の売りの一つ。テレビ版をベースに再編集し所々に新規カットが挿入されている。
カズヤとクーガー(若しくはかなみ)が初めて出会ったシーンなど。また、監督と脚本家のお遊びで漫画版のキャラ、「リヴァイアス」のキャラが映ってるシーンがある。


新キャラの追加
異納泰介が新たに登場。前編の出番は顔見せ程度。


ビフ
テレビ版では中の人の松尾銀三が放映中に亡くなったため、島田敏が代役を務めた。
だが今回は最初からチョーが声を務めている。


90分という時間の都合上、収まりきらなかった感があり、展開運びに強引で無理矢理な所がある。これは視聴者はもとより、監督スタッフ共々感じており、コメンタリーで語っている。





物語は後編の『スクライド オルタレイションQUAN』へ。





さぁ! 項目だ項目ゥ!! お前が追記した! 俺が修正した! だからテメェをボコる!! 徹底的にだ!!



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