笑い飯

ページ名:笑い飯

登録日:2012/11/19(月) 06:11:35
更新日:2023/11/20 Mon 10:51:36NEW!
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『笑い飯』とは、吉本興業に所属している、西田幸治と哲夫からなる日本の漫才コンビである。
結成年は2000年。



【特徴】

二人とも元々ボケ同士だったことがキッカケとなり、
ボケツッコミが交互に入れ替わる独自のスタイル(いわゆるWボケ)の漫才をやっている。


漫才の本筋は哲夫が説明し、先に哲夫がボケて最後に西田のボケで締めることが多い。
基本はボケとツッコミの交代の繰り返しだが、次第にテンポが上がるものが多く、変化球を投げつけてくることも少なくない。


ネタ作りはテーマを出してお互いにボケ合うという、大喜利に似たスタイルで作っている。
そのためか大喜利も得意としており、番組内で大喜利をするコーナーがあったり、大喜利ライブを開くことも。



【メンバー】


「やあ、僕が鳥人だよ」


●哲夫
フルネームは中西哲夫*1
1974年12月25日生まれ。奈良県桜井市出身。
芸名が下の名前だけなのは前コンビの名残。


関西学院大学文学部哲学科卒業で、さらに教員免許も持っているなど、なかなかのインテリ芸人。
しかし他の芸人に真面目な部分を持ち上げられると、途端に悪ぶってありえないような武勇伝を吐く。


得意科目は日本史で、特に仏教に関心が高い。
般若心経が大好きでスケジュール帳に記入してあるほか、ネタ作りの際に写経することも。
それが高じてか般若心経の本まで出しているほか、お寺を紹介するDVDも出していたりする。


近年は先述した仏教関係の仕事や学習塾経営・農業など副業で多忙を極めており、NON STYLEの石田明、パンクブーブーの佐藤哲夫ら共にNSCで講師もしている。


また、花火・鉄道オタクでもある。


愛車は青のマツダ・RX-7(FD3S型)。



「お母さぁーん! なんか変なん来たー!!」


●西田幸治
1974年5月28日生まれ。奈良県奈良市出身。
愛称は"にっしゃん"


長く伸びた黒髪とヒゲが特徴で、仙人陶芸家とイジられることも多い。
長髪に関しては何度かバッサリ切っているが、一番短い時でも肩に届くほどの長さを保っていた。


かなりの運動音痴でアメトーーク運動神経悪い芸人にひな壇で呼ばれるほど。
また、同番組の中学の時イケてないグループに属していた芸人の常連でもあるが、その異質さ(アンダーウェアに鎖かたびらを着用)から色んな意味で異彩を放っている。


大喜利を非常に得意としており、ダイナマイト関西・千原ジュニアの座王IPPONグランプリといずれで優勝経験を持つ。


ドラマ版もやしもんでは(容姿的な意味で)見事なハマり役を得た。




【M-1グランプリと笑い飯】

笑い飯を語る上で欠かせないのがM-1グランプリの存在だろう。
この項では代表的な活躍について書いていこう。




第2回(決勝初出場)


この時から笑い飯の戦いの日々は始まる


ノーシードという不利な状況から勝ち上がり、第2回の決勝戦に進出した笑い飯。


当時はほとんどテレビに出ていなかったこもあり、その独特なネタのインパクトと実力は存分に示され、
ダウンタウンの松本人志からは「何や? あの面白さ」と評されたほか、他の審査員からも高評価を受けるが、
最終決戦で披露したネタが振るわず、第2回の結果は3位に終わってしまう。



●第3回


笑い飯の二人は前回時の無名の新生から一転、優勝候補として決勝に進出。
今でも『伝説のネタ』と言われるようになるほどの、ファーストステージでの圧倒的な完成度のネタは審査員からも絶賛され、続く最終決戦では一番手でネタを披露。
二人は確かな手応えを感じるものの、同じく高い実力と勢いを誇るフットボールアワーに惜しくも1票差で敗北を喫してしまう。



●第5回
不振に終わった第4回の屈辱を晴らすため、ファーストステージでは不利とされる一番手からのネタ披露にも関わらず、圧倒的な高得点をたたき出す。
そして勢いを保ちながら最終決戦に進出し、ここでも完成度の高いネタを披露するが、またも高い実力と勢いを誇るブラックマヨネーズに一票差で敗北。
第3回と同じく2位という結果に終わってしまうのだった。



●第9回
第&~8回と決戦まで進み、M-1の常連となっていたものの、肝心の最終決戦に進出できず燻っていた二人だったが、9回大会の決勝ファーストステージでは渾身のネタ『鳥人』を披露。
会場は大爆笑の渦に巻き込まれ、審査員の島田紳助は大会初にして唯一の『100点』を付けるなど、笑い飯はもちろん、会場全体が今度こそ笑い飯の優勝か?という雰囲気に包まれた。



しかし現実は甘くはなかったのだ



なんと笑い飯のあまりのウケ方に、決勝初進出で緊張していたパンクブーブーが「自分たちに優勝はない。それならばいつも通りやろう」と腹をくくったのだ。
そうしてプレッシャーの抜けたパンクブーブーは本来の高い実力を発揮。
笑い飯の下ネタ(チ●ポジ)がスベッてしまったこともあり、最終決戦はパンクブーブーの全表獲得による圧勝。
またも笑い飯の二人は優勝を逃してしまうのだった……



●第10回
M-1最後の大会。
今度こそはと燃える二人は、前回ウケた『鳥人』と似たパターンの『サンタウロス』を披露。
一歩間違えば二番煎じになりかねない内容を上手く昇華した『サンタウロス』は審査員からも好評を得て、無事に最終決戦進出する。


だが審査員は前回優勝の実力派・パンクブーブーを高く評価。
対して会場の観客は強烈な個性を放つスリムクラブの空気に染まるという厳しい状況の中、『小銭の神様』というネタを披露。
最後の最終決戦の場でも”らしさ”を発揮し、観客を存分に笑わせることに成功する。


そして結果発表。
開かれた審査員の票は……



笑い飯:4票
スリムクラブ:3票



「やっとやー!」


会場に響く西田の絶叫。苦節9年。無冠の帝王と呼ばれた笑い飯はついに栄冠を勝ち取ったのである






「じゃあ俺が追記するから、お前は修正な」


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  • あくまで個人的好みだが、ネタの完成度が微妙に思える。コント仕立てのネタでも「キャラを演じてる」と言うより「キャラを演じてるお笑い芸人」でしかないように思えてしまう。本人達とファンの方々には失礼ながら。 -- 私の好きな芸人はアンジャッシュ (2014-09-18 07:52:51)
  • 紳助と松本人志いわく、所々にやたらとクオリティの低いボケを持ってくるのが逆に笑えてしまうらしい。そういう意味では見る人を選ぶコンビだと思う。 -- 名無しさん (2014-12-22 18:32:58)
  • そこそこ好きだったが、M1最後の出来レースっぷりに失望して嫌いになったな。無冠の帝王という言葉が良い意味と悪い意味でピッタリな感じ。決勝に残るくらい面白いのは確か。だけど、良くも悪くも完成されてる分トップ取るほど面白かったかというと「う~ん…」ってなるイメージが強いように思う -- 名無しさん (2014-12-22 19:50:06)
  • 優勝した割にメディアの露出あまり変わってない現状。 -- 名無しさん (2015-12-22 12:33:26)
  • 哲夫がTwitterでノンスタ井上の件や慰安婦のことで見解を述べては一般人に叩かれて謝罪するのを見る度に「ウーマン村本ほどふてぶてしくなれとは言わんけどもっと堂々とすれば良いのに」と思う。 -- 名無しさん (2017-02-11 04:57:29)
  • 彼らより千鳥の方が上になるとはね…。 -- 名無しさん (2020-03-21 09:51:08)

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*1 元サッカー選手の中西哲生とは漢字一字違いの同姓同名

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