登録日:2012/02/22(水) 00:30:50
更新日:2023/11/10 Fri 13:36:18NEW!
所要時間:約 3 分で読めます
二宮敦人
1985年生まれ。
一橋大学経済学部卒。
性別不明(女性説あり)。
小説家。
作風はホラーや心理モノ、ミステリーなども。
東京都生まれ。
エブリスタなどの携帯向け小説サイトなどでWeb中心に活動していたが出版社の目にとまり、商業活動デビューする。新人賞などは取得していない珍しい作家。
別にアカウントを消したりはしてないので一部の作品はいまだにWebで読むことはできる。
高校時代から美術部でギャグマンガを描いてたので絵心もないわけでなく、デビュー前はイラストも寄稿していた。
現在も絵を描くことがあるがなんというかその普通に変である。
作品
「!」
「!!」
「!!!」
「!!!!」
「暗黒学校」
「クルイタイ」
「僕が殺しました×7」
「最悪彼氏」
「夜までに帰宅」
「小指物語」
「ドールハウスの人々」
「18禁日記」
「正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート」
「超巨大密室殺人事件」
「学校裏サイト」
「四段式狂気」
「一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常」
「なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘」
「悪鬼のウイルス」
「占い処・陽仙堂の統計科学」
「殺人鬼(サイコパス)狩り」
「廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門」
「狂化」(「クルイタイ」の別タイトル)
「最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常」
「最後の医者は桜を見上げて君を想う」
「文藝モンスター」
「郵便配達人 花木瞳子が盗み見る」
「郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る」
「郵便配達人 花木瞳子が顧り見る」
「郵便配達人 花木瞳子 CASE 親指泥棒」
作品タイトルを見ればなんとなくわかる通り、マジキチな作家である。
携帯電話に死体の写メが入っていたり、隣に殺人鬼が住んでいるくらいは序の口。
女子高生が全裸で密室(しかも時間経過で部屋が縮む)に閉じこめられたり、ゴミ出しのおばさんに殺されかけたり、
校舎の窓も出口も黒い壁で覆いつくされて閉じこめられたり、他人の言葉が「 」としか聞こえなくなったりする。
何を言ってるのかわからない?ごめん俺にもよくわからない
奇想天外な設定で独特な世界観を作り出し、非常に賛否両論の作品が多い。作品によってはえらい哲学的だったり、またはギャグも交えたエンタメに徹してたりする。
化学・数学ネタを扱うこともあるがそのための取材調査は欠かしてないらしい。
作品に対して本人のインタビューやTwitterは割と気さくそうである。(覆面作家だけど)
ちなみに「僕が殺しました×7」は7人の自称犯人がそれぞれ自白しあい、誰が本当の犯人か議論する話らしい。カオス。
「最後の秘境 東京藝大」は唯一のエッセイ作品であり、タイトル通り東京藝大のヤバ目の様相を教えてくれる。
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