登録日:2012/09/18(火) 17:53:35
更新日:2023/10/30 Mon 12:38:14NEW!
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killer7 須田剛一 須田51 ghm 第二次スミス同盟 暴君 暴れん坊 魔銃 魔弾 ダン・スミス
※この項目を読む前に、先ずは、こちらの項目を読むことをお勧めします。
「地獄の底から貴様を殺りに来た」
- ダン・スミス(Dan Smith)
「ダン・スミス」は05年に発売されたPS2、GC用ゲーム作品、『killer7』に登場するキャラクター。
CV:マイケル・ガフ
【概要】
アイルランド系。
デトロイト出身。
33歳。
暴君。
得物はリボルバー。
後に"魔銃"。
増殖野郎は"魔弾"で駆逐。
元シアトル自警団。
ミルズとは古い付き合い。
カーティス・ブラックバーンは師匠で敵。
Union Hotel:Room#601。
【人物】
やや着崩した黒スーツに白シャツ、ネクタイ姿を基本とする野性味溢れるイケメン。
シャツの色はエピソード毎に変わり、シャツによってはネクタイを締めていない。
イベントシーンやアニメパートでは一際目立つがモミアゲが濃ゆいのが特徴で、実は腕には入れ墨なんかも入れていたりと明らかにその筋の人。
若々しい見た目だが意外と設定年齢は高い。(というより、二次元的というよりはリアル30代前半の見た目と言うべきか。)
常に不敵な笑みを浮かべ、如何なる状況でも軽口を叩いてみせる余裕あるクールな態度を崩さず、意外にもウイットに富んだ会話もこなせるのだが、性質は好戦的かつ高慢で挑発的である。
対立する他者には一切の容赦が無く、イワザルからは「暴君」、トラヴィスからは「暴れん坊」と呼ばれている。
特に、何かと命令を下してくるハーマンや、馬が合わないコヨーテ、そして、かつては師事していたとはいえ、自分を殺った因縁の相手であるカーティス・ブラックバーンには敵意を剥き出しにしている。
また、同じ第二次スミス同盟のカエデに想いを寄られているが全然気にしていない。
同じくカエデから好意を寄せられているコヨーテを、過去に一度殺っているが、これは標的と暗殺者の関係でありカエデは無関係である。
ダンとコヨーテは天敵同士であり、同盟に加わる以前には敵対の末にコヨーテはダンに殺害されているらしい。
人格交代の際(TV)には「相変わらずブサイクなツラだな」と悪態吐いている。
更に、コヨーテと仲が悪いことから、彼を慕っているコンからは嫌われている。*1
彼とまともに会話が出来るのは、協調関係を築いているガルシアンくらいだろう(元々は兄貴分になる予定だった名残)。
ゲイとレスラー?知らんなぁ
【過去】
他の第二次スミス同盟のメンバー同様、詳細は殆ど不明。副読本である「Hand in killer7」から判明している確かな事実は、
- ホテルユニオンにて、殺人鬼エミール・パークライナーによって殺られた後、第二次スミス同盟のメンバーとなる。
- その後、ハーマンの差し金で「シアトル自警団」なる組織に所属する。カーティスの弟子として殺しを学ぶが、同僚ペドロ・モンタナの策謀でカーティスの手にかかり死亡した。
この2つのみである。
【キャラとしての特徴】
野卑なイケメンでワルでリボルバーが得物という、ある種の正統派な設定とビジュアルからも解るように『Killer7』というゲームを象徴するキャラクターであり、先行ビジュアルや開発途中のイメージの頃から事実上の主人公として頻繁に記事等でも取り上げられていた。
元々のシナリオ上でもハーマンに次ぐ主人公格のキャラクターになる予定であったが、当初のシナリオがアクションゲームとしては消化出来ないレベルのテキスト量であった為に製品版では流れを簡略化されつつ全く別のシナリオが採用されることになったのに伴い、元々はあまり目立つポジションではなかったガルシアンがシナリオ上のメインとなり、他の人格達はあくまでもアクション上の切り替え可能なキャラクターという扱いとなっていったという経緯がある。
しかしながら、上記のようにダンは元々の比重が多かった筈のキャラクターであり、イベントシーンなんかでも無闇にダンの出番が多いのはその名残。
事実、特に重要な役割を担っているキャラクターでもないのにプレイ開始時にはダンから始まるという事実もあってか、一番印象に残りやすいキャラとなっている。
バカデカい拳銃(大型リボルバー)を得物にしているが、待機ポーズでは肩の後ろに預けて担ぐという独特のスタイルを見せる。(放置すると銃を掲げて嬉しそうに眺める。)
因みに、設定身長は172cm程と、傲岸不遜な本人のキャラクターやデカい銃をぶら下げてる&外国が舞台という設定の割には意外と低め。
2019年にNintendo Switch用として発売された『Travis Strikes Again: No More Heroe』のDAY7パッチ購入で見られる特別オープニングムービーに登場。
同作に於ける主人公トラヴィスと並ぶメインキャラクターであり、同作無印に登場したバッドガールの父親バッドマンは元“シアトル自警団”の一員でダンを裏切った一味の一人だったらしく、ダンに命を狙われるも事情を話す中でダン(に会話の途中で依頼されたミルズ)より、命を狙われる羽目になっても探し求めていた娘の仇=トラヴィスの情報を教えられ、命を殺られる代わりにトラヴィスとの戦いに導かれるという展開となっている。
尚、同ムービー内にてダンはトラヴィスを“表のチャンピオン”と呼んでいる。
【得物】
初期は大型リボルバー拳銃(6インチモデル)の「HANDSOME DEVIL」を使用。デザインのモチーフは形状からコルト・パイソン357マグナム、もしくはS&W M19だと思われる。
色はシルバーで、グリップに特徴的な装飾が施されている。装弾数は6発。
後にイシザカランドにて「魔銃"QUEEN IS DEAD"」が「復活」。
銃口が上下に重なったダブルバレル方式であり、同心円状に左右の薬室が重なる弾倉を持ち、引き金を引くと交互に上下の銃口から弾丸が発射されるという特異な形状の拳銃。
なので、リボルバーであるにも関わらず装弾数は12発。
どう考えても巨大で重くなりすぎて普通の人間には扱えない、規格外の銃である。
モデルはゲームの発売する僅か2年前に発売された、市販されている中では世界最強の弾丸を発射できる拳銃であるS&W M500であると言われている。
因みに、元々は同時期に発表されていたプロデューサーを同じくするバイオハザード4にて隠し武器の一つとして“ハンドキャノン”の名称でS&W M500が登場しており、レオンがメニュー画面でハンドキャノンを装備した時のポーズが、上述のダンの待機ポーズと同じになっているというお遊びがされている。
ゲーム中のハンドキャノンを見れば解るが、通常のS&W M500の時点でバカげた大きさと威力と反動を持った銃なのだが、魔銃は単純計算で2倍近くもデカくなっているという更にバカげた代物ということになる。
……それを片手で扱えているあたりがダンが、延いては「同盟」が異常な能力を持った殺し屋達であることの証明ということだろうか。
この他のバイオ4ネタとしては、カエデが使用すると同じオートマチック式マグナムが、「キラー7」と言う名前で登場している他、ラスボスのサドラーの声優がダンと同じマイケル・ガフ氏である。
因みに、HANDSOME DEVILもQUEEN IS DEADも、須田が好きなバンドThe Smithのアルバムのタイトルである。
【能力】
カエデ、マスク、ケヴィン、コヨーテの様に仕掛けを解除する特殊能力は持たないが、高い攻撃力を持った人格となっている。
しかし、物語の前半は装弾数の少なさ、発砲時の標準のブレ、リロードの遅さなどから、他の人格と比較してどれも中途半端な位置付けになっている。しかも、難易度「死闘」では、唯でさえ難易度が高いのに加えて有用なスキルも他の人格の方が早く習得出来る為、ぶっちゃけ使い辛い。
しかし、物語の後半で前述した魔銃が“復活”してからは一変。装弾数は2倍に、リロード時間も大幅に短縮され、非常に使い勝手が良くなる。仕掛けの解除や特定の敵を倒す以外は彼一人で十二分に戦えるだろう。銃がデカくなったのに早くなるのかと思わないでもないが“復活”という表現からも、異能者であるダンが本来の力を取り戻したいうことだと考えられる。
特殊攻撃は「魔弾」。構えたまま「薄い血」をセットする事で破壊力の高い弾を撃つ、つまりチャージショット。「薄い血」は3つまでセット可能で、セットした数に応じて威力も上昇する。
特に、増殖野郎の類は魔弾でなければ倒すのが困難なため、この能力が重要となる。
発射時の決めゼリフ「collateral shot!!」は、須田風に訳すと「コイツはオマケだ!!」。
……余談となるが、開発当初は“ダークスター”のコードネームで「弾丸の軌道を操る」能力者になる予定であった。
【年表】
※主にダンに直接関係がある事件のみを記載。
■1955年
ホテルユニオン、Room#601でエミールと対峙。互いに銃を抜いたが、あと一歩及ばず、彼に殺られる。
■1957年
第二次スミス同盟、俗称killer7が結成される。
■1973年
ハーマンにより、カーティス・ブラックバーンの元に送られ、シアトル自警団なる組織に入団。カーティスと師弟関係を結ぶ。
■1975年
カーティスに破門される。バスケットボールコートで撃ち合い、これに破れる。その後、死体はガルシアンに回収、蘇生された。
■1990年
とある依頼の達成後、突如現れた女の殺し屋の手により、ダンを含む第二次スミス同盟の面々は殺害される。ガルシアンによる再生も10年の時を要した。
■2000年
第二次スミス同盟復活。しかし血迷ったダンはハーマンを射殺。仮死状態のハーマンは、サマンサの介護を受ける事になる。
■2011年(シナリオ:邂逅)
イシザカランドにて魔銃が「復活」。その後、ブラックバーン邸でカーティスを殺害。すべてを手にした師匠と、何も得ることの出来ない弟子との闘いに幕が下りる。
■2011年(シナリオ:笑顔)
コバーン小学校にて、ブラックヘヴンスマイルに遭遇。ガルシアンを除く第二次スミス同盟のメンバーは全員死亡。第二次スミス同盟、解散。
追記・修正は師匠を殺ってからお願いね、スミスさん(´−`)ノ
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▷ コメント欄
- 「邂逅」は事実ダンが主人公。まっテレビ画面でものすごく興奮ってか感情が高ぶるようなこと言ってたからね。あと声がエロい -- 名無しさん (2015-08-18 02:45:14)
- カーティス・ブラックバーン・・・愛称はカーくん。シアトル自衛団とゆう組織の元頭(ドン)でダンの師匠。ダンばりにナイスなじぃさんだが、その正体は変態ロリコン -- 名無しさん (2016-01-09 23:09:25)
- 暴君(ダン)の声優って、バイオ4のあるキャラクターの声優です。 -- 名無しさん (2020-10-15 00:48:55)
- 発売前の相関図だと真面目な性格のマスクとはソリが合わないから苦手、とあった -- 名無しさん (2021-01-22 06:59:44)
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