ダイブ・モッシュ

ページ名:ダイブ_モッシュ

登録日:2011/10/15(土) 23:47:05
更新日:2023/10/27 Fri 13:29:24NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



タグ一覧
ダイブ モッシュ パンク ハードコア やりすぎ注意 快感 ライブハウス 人によっては地獄 場所によっては禁止行為 ライブの醍醐味



ダイブ・モッシュとは主にパンクロックやハードコア系のバンドのライブにて行われる行為のことである。(ライブハウスなど基本オールスタンディングの会場のみ)



名前だけ聞くと想像できない人も多いが体力を恐ろしく消費するうえに怪我をする恐れや貴重品の紛失及び故障もあり得るかなり危険な行為である
過去に死者が出た例もある



危険な行為なのは間違いないため一部のライブハウスやロックフェスでは最初から禁止されていることも多くダイブをしたら退場という処置が取られることも少なくはない


演奏するアーティスト側もダイブ・モッシュ行為を好むものや快く思っていなかったり、やる方にもある程度のマナーを求める発言をするアーティストもいる



モッシュとは?
可愛らしく言うと押しくらまんじゅう
激しく言うとタックルを沢山の観客が男女問わずすることである
大人数が密集することにより体感温度は凄まじいことになるうえに激しい運動量が問われるため余裕と思ってもしばらく間が空くとかなりの体力を消費していることに気づくだろう


もちろん体力に余裕があるなら続けてもいいが体の保証はしない
気づいたら体にアザがついていたなんてことがあるので注意


体力に限界を感じたら一旦退室するなり、後列に下がるなりしましょう


汗臭さが凄かったりもする…



ダイブとは?
その名の通り観客にダイブすること
厳密には観客の頭の上を寝転がりながら前に進むこと


とにかく危険な行為である。


まずダイブをするに当たっては手順としては会場の手摺を使って体を上げることによって他の客に頭の上に上げてもらうようアピールするか近くの客(特にガタイのいい兄ちゃん)に頼む
そうするとノッてくれるパターンは多い


体を上げてもらったら周りの客は「この人ダイブするなぁ…」と気づく
ダイブが嫌な人はここで退散することもあるがそうでない人は一緒に頭の上まで上げてくれる
そうしたらダイブする方は体を横にする
ここでポイントは極力体を上に向けること


あとは観客が自分の体をひたすら運んでくれて前の警備員にお届けしてくれるぞ。



ただし、必ずしも成功する保証はしない
失敗すると頭から転倒して鼻や頭を強打したり他の客が気づかずリンチされる可能性もある


またダイブしている客の下にいる場合は足が顔面に直撃したりヒールやアクセサリーで攻撃されるケースもある


この辺がダイブが危険とされる一番の理由なのかも知れない


ちなみに、Hi-STANDARDのギタリスト横山健はROCK IN JAPAN FESTIVALにて禁止されているダイブを観客に要求した結果それ以来同フェスに出演できない


また、同フェスの冬版にあたるCOUNT DOWN JAPAN FESTIVALにてRIZEのベーシストKenKenが客席にダイブした結果ライブ後のtwitterにて「出禁を言われた」と呟いていた
ダイブをしている側は楽しいかも知れないが必ずしもみんなが賛成しているわけではないのでちゃんとマナーやルールをわきまえてやりましょう



〇ダイブ・モッシュの対策


●やる側について


  • 装備は極力軽装備で

重装備だと貴重品の紛失や他の人に邪魔となるだけなのでオススメしない
場合によって貴重品は荷物と一緒にコインロッカーにしまうこと


  • 眼鏡や帽子も極力しないこと

モッシュ中に吹っ飛ぶことが多く眼鏡に至っては破損の可能性が高い
視力の悪い人は使い捨てコンタクトなどがオススメ


  • チャックのあるジーンズなどに携帯などはしまう

こうすればダイブ中に落ちる→破損の心配は減少する
チャックのないジーンズなどでダイブをしたら貴重品が落ちてましたってことは多いに考えられる
ちなみに筆者はダイブをした際にiPhoneを落としてしまい拾ってもらったはいいが画面を破損してしまった女性を見たことがある。
貴重品の管理はしっかりしましょう

  • 前述したようにダイブをする際にはアクセサリーは外しヒールやブーツを履くのは避ける

万が一ヒールのかかと部分が人の目に当たったらその人の一生に関わることだから辞めること


  • ダイブをしたらサポートしてもらった人に極力お礼をする


●ダイブ・モッシュが苦手な人の場合


  • 危ないと思ったらとにかく前列には行かず後列に残る

何もダイブ・モッシュするだけがライブの楽しみじゃない
後ろでまったり演奏を楽しむなり後ろで拳を挙げながら歌うもよし
ライブの楽しみ方は1人1人違います。初心者はまず自分が楽しめる最善の方法を見つけることが大切です


ダイブ・モッシュをしてて体力が限界だと思った時もこれが最善の対策
さて、ここまでライブにおけるダイブ・モッシュの説明をしたところでここはアニヲタWikiなのでその辺に関係することでも話そう


アニメソング(タイアップ)の項目にもあるように近年のアニメの主題歌にはコアな音楽シーンで人気の若手バンドが主題歌を担当することが多い


そういった中には音楽のジャンルがハードコア・パンクのバンドも起用されることが少なくない(大体年に3作品ほどが該当し日テレとvap、テレ東・TBSとSONY系列なんかのケースが大半)


アニメ主題歌を担当したことにより本来とは違うファン層にも名が知れるわけでありアニメを見てからライブを見に行きたいと思う人も少なくない


あのアニメを主題歌を間近で聴くため前列待機

ライブ開始と共にダイブ・モッシュに巻き込まれ地獄を見るという人も少なからずいるだろう


元々そっちにも詳しければ問題ないがそうでないと痛い目を見るので気をつけましょう
会場の大半のファンはアニメの曲目当てではなくバンドが目当てです
熱いファンの方々は
サスケェと言うアニメの歌だろうが
なん…だと…と言うアニメの歌だろうが
どこかでざわ…ざわ…なってるアニメの歌だろうが
デンプシーロールするアニメの歌だろうが
新世界の神になってしまうアニメの歌だろうが
学校にホスト部作っちゃうアニメの歌だろうが
会社から厳しい制作を強いられているアニメの歌だろうが場馴れしたファンは楽しむために容赦なくダイブ・モッシュをします


それを体感したいならともかく、そのノリが苦手なら前述の対策をしっかりしてライブを楽しもう



追記・修正はライブの最前列でモッシュしながらお願いします


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