登録日:2012/02/14(火) 23:01:57
更新日:2023/10/26 Thu 11:34:58NEW!
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web漫画 one 主人公 ハゲ 埼玉 趣味 正義の味方 ヒーロー 古川慎 最強 無敵 チート 孤独 汚れ役 正義漢 ニート 天然 サイタマ 無気力 怪力 脳筋 不死身 無双 一撃必殺 ただ殴るだけ それでも強い レベルを上げて物理で殴ればいい デウス・エクス・マキナ 逸般人 思い込み万能説 ワンパンマン a級ヒーロー b級ヒーロー c級ヒーロー 趣味でヒーローをやっている男 ハゲマント とある市街の一撃男 庶民的 世界一かっこいいハゲ 一撃男 ヒーローネーム被害者の会 ヒーロー協会 歩く勝利フラグ 無敵キャラ おまえのような主人公がいるか アンパンマン←ではない アンパンマン←は関係ない 戦闘狂? だんだん減る出番
「何者だ お前は?」
「趣味でヒーローをやっている者だ」
「……なんだその適当な設定は」
ONE氏が描くWEB漫画【ワンパンマン】の主人公であるヒーローの青年。
CV:古川慎
●目次
【概要】
年齢は25歳。一人称は「俺」。特徴はハゲ。
原作では廃墟の管理人室を(おそらく無断で)改造した住居で暮らしている。
村田版では、家賃を払ってZ市のゴーストタウンにあるアパートで暮らしている。
Z市での怪人協会とヒーローの戦い(主にタツマキ)が原因で住居が完全倒壊した後は、A級に昇格。
そのまま家賃が無料のヒーロー協会本部付属マンションに転居している。
幼少期、ヒーローに憧れるも、結局社会人として生きるべく就活に勤んでいたが、ある日、子供を狙う怪人*1と遭遇。
やむなく子供を救うべく、怪人に立ち向かいフルボッコされつつも勝利をもぎ取る。
以降、幼き日の夢が再燃し、頭髪が全て抜け落ちるほどの三年間の鍛練の末……彼はあらゆる敵や困難をワンパンで叩き潰し、あらゆる攻撃にも無傷な無敵のヒーローとなった。
……大切な何かを失って。
そう、髪の毛感情を失って。
プロヒーローとなった後はヒーロー協会から「ハゲマント」のヒーローネームを与えられるが、
当然気に入っておらず協会の関係者にも極力サイタマと呼ばせている。
【人物】
全力出しても認められない日々やチート過ぎる実力により、対等な実力の相手が存在しない飢餓感に加えて、当人がかなり天然な影響もあって、飄々とした気怠げなハゲた無職の青年である。
とは言え、主に彼のおバカさが原因で師匠と慕うサイボーグ青年が自分より高い地位のヒーローに認定されると、寂寥感や焦燥感を幾らか感じていたり、飢餓感や虚無感以外の人間らしい感性も抱えている。
と、言うよりもその凄まじい力故に達成感がないせいで欠落しつつある、と言う方が正しい。
当人は「正義の味方は完全なる趣味でやっている」と心の底から豪語しており、他の生真面目な使命感に燃え責任感溢れるヒーローからすればおふざけにも見える。
しかしこれは、趣味である以上金銭的な見返りや名誉は殆ど期待せず、プライドや悪への憎しみにも囚われない、純粋な正義感からヒーローをやっているということでもある。
ヒーローとしての在り方には一家言あり、実力を問わずヒーローと見做した者への賞賛は惜しまず、相手の本質を見抜いてポツリと正鵠を射抜く事も多い。
周りからどう思われようと、彼の思考・言動は紛れもないヒーローのそれである。
具体的には下記の通り。
- 絶望的な実力差を知りながら深海王に「ヒーローとして」挑んだ無免ライダー(サトル)を「ナイスファイト」と称賛する
- 深海王を一撃で仕留めたことで、それまでに彼に挑んで敗北したヒーローたちの評判が落ちるのを避けるべく、「漁夫の利を得たインチキヒーロー」を演じる
- 偶然が重なってサイタマの功績の一部を奪う形になったことを悔やんでいたキングを、その事情を知っても一切責めない
- 「トップ」という地位と派閥に拘るフブキに、ヒーロー精神と真価を訴える
- 戦いで疲弊した童帝を褒め称え、その後怪人が現れた際に彼の援護をする
- スイリューの涙による必死な助けを聞きつけ、彼の命を救う
- ガロウの真の目標は「ヒーロー」と見抜き、その後は無気力になった彼に、励ましの言葉を送る
- タツマキとフブキの姉妹喧嘩の際は、不器用ながらも二人の仲裁に入る
- 凶悪な怪人を倒すべく醜い怪人態を晒し、助けたばかりの人々や他ヒーローからも怪人扱いされるアマイマスクを「かっけぇな」と称賛。戦うフリをして彼を人目に触れないところまで逃す。
(ただし、ガロウに関しては特段の事情もなくそこらの怪人よりも甚大な被害を故意に出していることや、殺していない「だけ」(しかもゾンビマンへの攻撃は本来ならば致命傷)で迷惑極まりなかったため、怪人以外の悪人でも平然と叩きのめす姿勢を知る読者からすると疑問符がついたりも)
サイタマはガロウの事を詳しく知らなかったので仕方ない所もあるが、逆に見知らぬ他人には無関心な方でよく適当に物理で黙らせるのに、ガロウに対しては何で気付いたの?レベルの洞察力を発揮しつつ会話も噛み合わないのに長々と対話するなど、違和感が強いものになっている。
そのためか村田版ではガロウを認識するまでの経緯にかなり手を加えられており、尺がより長くなった是非はともかくとして対応の違和感はほぼなくなっている。
【戦闘力】
「新人類だの進化だのと遊んでいる貴様等では決してここまで辿り着けん」
「自分で変われるのが人間の強さだ!」
ハゲマ……もといサイタマは鍛え抜いた己の肉体のみを武器に戦う、今時珍しい昔気質のヒーロー。
他のヒーローは、例えば機械の体(サイボーグ)だったり、サイキッカーだったり、人間離れした体術の達人だったりするわけだがアホ面にハゲ頭なだけで、場違いなまでにマイペースなので確かな実力を持つS級ヒーロー以外からは「空気の読めない低級ヒーロー」扱いされることがほとんど*2。
別段筋骨隆々でも武術を嗜んでいるわけでもないが、S級ヒーローや災害レベル神の怪人の凄まじい攻撃をもらってもびくともしないくらいの頑強さも備えており、タイトル通り大抵の敵をワンパンチで仕留める別次元の戦闘力を持っている。
つまり戦闘技術の類を身に着けていない格闘技の素人なのだが、それが問題になった場面は一度もない。
以下、作中の彼の超絶ぶり。
- 災害レベル狼~竜以上の怪人の排除は朝飯前。
- 大抵の敵を拳一発で死に追い込む。
- 物語開始以前の時点で軍が出動するレベルの強さを持つ体長38mの怪獣を一撃で撲殺(理由は「トイレに行きたかった」)。
- 街よりでかいクレーターが出来るほど殴られても服が汚れただけ。
- 身長200mの巨人の顔まで底が見えない程の大穴の中から一っ跳びで飛びあがり、そのまま撲殺。
- 超高温高圧ガスの渦中に放り込まれても服が焼けただけ。
- 怪人を殴り飛ばして叩きつけ、高層ビルを倒壊させる。
- ワンパンで高層ビルを倒壊させるバトルスーツの、MAXパワーのパンチを余裕でキャッチして静止。
- 音速に達した敵の挙動、表情をアッサリ見抜く。
- 不意打ちの暗器を指先でキャッチ。
- 辺りを更地にする衝撃波を食らっても服が破れた程度。
- 巨大隕石を例によって一撃で粉砕。市街にも被害はあったが、サイタマの配慮で死人はゼロ。
- ミサイルをも跳ね返すシェルターをぶち破るパンチを受けても無傷。
- 都市を更地にする巨大砲弾を蹴り返す。
- 単身、地球に攻め込んで来た宇宙船内部に乗り込み、巨大な施設と大量の刺客をボコボコのズタズタに。
- 単なる投石で怪人の頭を爆砕。
- 遠当てで敵に大ダメージ。
- マトモな生物なら灰すら残らないほどの熱を持った、1㎞程もあろうかという爆発に巻き込まれても平気。
- 地球表面を消し飛ばす光線をマジ殴りで粉砕し、余波で敵に致命傷を与えた。
- 蹴っ飛ばされて月面に叩きつけられても平気。しかも月からジャンプして寸分違わず地球に戻ってくる。(村田版)
- 光速のレーザーの弾道を見切って躱せるジェノスより更に早いソニックを軽く上回る速度で動き回る。(村田版)
- 着ぐるみを着たものだけが介入できる精神世界にパンチ一発で割り込む。(村田版)
- 全身が液体で出来ている怪獣を一撃で完全粉砕し行動不能に追い込む。
- とにかくダメージを受ける描写自体皆無。コンクリが抉れる攻撃どころか何tもの瓦礫をぶつけられ、巨大建造物を倒壊させるほどの破壊力をもってしても。
- 並の怪人では全く歯が立たないS級ヒーロー多数を打ち破った怪人を打ち破る。勿論力はセーブして。
- 防衛システムのみでA級ヒーロー全員分の力を発揮するロボットの軍勢をあっさり全滅させる。
- 最強格の超能力者の念力を身体の内外に喰らってもノーダメージ(これは意志の強さ・図太さによるものらしい)。
- 本気を出せば、S級の実力を持つフラッシュやソニックを倒すのに1秒もかからないと豪語する最強の忍者を軽くあしらった上に、武器を全て没収。
- 都市を切り刻んだり、光の球体で風穴を開けたり等、多種多様な技を用いる戦闘ロボットのハゲマントという言葉がこのロボットの最期である。
- 怪人によって倒壊した廃ビルで出れなくなった出入り口を、下から廃ビルごと怪人諸々吹き飛ばした。 (村田版)
- S級ヒーロー複数人がかりでも全く歯が立たない災害レベル:竜*3以上に達した怪人ガロウ曰く、「隙だらけなのに、いざ攻めようとすると、付け入る隙が無い」
- そんなガロウ*4は体術の素人という弱点を衝いてもほんの少し本気を出したサイタマ相手にはあらゆる技が通用しない。
「どうすりゃ倒せんだコイツ?」 - 現在、人類が確認した中で最も光度の高い物理現象……つまりは最強の破壊力であるガンマ線バーストを放たれても生存。(村田版)
- 「カミ」に取り込まれたガロウが急激な成長でサイタマを追い越そうとした際は、感情の高ぶりもあってそれ以上の速度で成長。成長性でさえ死んでいないどころか、まだまだ伸びしろがあることが発覚。(村田版)
- マジくしゃみで木星を完全破壊。
あと当然のように宇宙空間に生身でいても無傷(村田版) - 怪人により環境に多大な被害が出てしまったが、改心したガロウと協力することで物理法則の限界を超えたエネルギーを発生させ、それを利用して光速を越える速度に到達、時空間の流れを逆流して過去に戻り怪人をワンパン撃破することで被害自体を無かったことにした。(村田版)
- ↑なお、この時に放ったパンチは"無かったことにされた未来"からの一撃のため、実際の時系列では攻撃していない、つまりノーパンで怪人を撃破している。(村田版)
- しかも、これほどの強力なパワーで敵をぶん殴っても周囲の人達が巻き添えで吹っ飛ばされる描写がなく、このスーパーパワーを受けてもサイタマのコスチュームは汚れるだけでほとんど破れない。
ざっと見てもチートな力を見せているが、現時点で全く苦戦描写はなく*5、余りにも強すぎてワンパンで何でも片付けるホント何なのこの人。
村田版では、これでもまだサイタマの強さは未完成であり匹敵する能力の持ち主が敵対すればまだまだ成長する余地がある、とされている。
弱点
ない。
上述の通り、人類に実現しうる限りの様々な方法の攻撃をくらっているが、致命傷どころか大ダメージを与えた所さえ現在の所確認されていない。
宇宙だろうが構わず活動可能で、常人なら即死級の放射線・放射能を浴び続けても何ら影響を受けない。
ただし徒手空拳でしか戦えない為、万能超人というワケにはいかず後手に回りがち。
最終的には必ず勝つが群体で活動するタイプの怪人の始末に手間取ったり、被害の拡大を抑えられないというのが数少ない短所と言えば短所。
また、実力の高さから比べると他人を守る能力についてはそこまで高くない。
敵が恐ろしく強大である場合には、自分は無傷ではあるものの、攻撃を相殺しきれず周囲や地球への被害を食い止められないこともある。
また、自分が無敵である故か脅威や害意への反応速度が低く、サイタマが駆け付けた頃には怪人が散々暴れまわった後だということがほとんど。
本来ならそのパワーにより移動速度も速いのだが、本気で走ると周囲への被害が出るためか抑えているようで、通常の移動ではジェノスやソニックに抜かれていた。
方向音痴の気もあり、迷子で余計に時間がかかることもしばしば。
ヒーローの救いの手を求めている人を察知する勘がほとんど働かないため、C級になった際、ヒーロー活動を行うノルマについて焦る場面もあった。
これは、すぐに現場にかけつける他のヒーローに評価や手柄を奪われる要因となってしまっていて、本人も「自分はヒーローに向いてない」と自覚はしているようだ。*6
金欠気味らしいので、衰弱死や餓死が彼の生命を脅かすだろうが、弟子が来て同居してくれたお陰でその危険もほぼ失っている。
なお、その弟子から受け取った生活費にはまだ手を出していないらしいので蓄えもある。
ヒーローになった講習で最低限の聞く態度も取れなかったり、ヒーロー手帳を読まずにいたりと、社会人としては非常に不真面目。
この協調性の無さと図太い性格ゆえ物言いにもあまり遠慮が無く、ヒーローらしからぬドライな言葉を投げかけることも数々(相手も相応に失礼な場合も多いが)。
協力して事に取り組んだのはキングくらいで、ヤングジャンプ本誌の読み切りでB級ヒーローと組んで怪人に当たった時もサイタマだけは終始マイペースであり、本人も終わった後に「俺は一人が向いてる」と零す。*7
ただし最近では行動を制限する堅苦しい決まりが無いのと利害が一致している『ヒーローネーム被害者の会』では仲間と非常に良好な関係を結んでいるにで必ずしも団体行動が取れないわけではない。
普通(?)のトレーニング
特別な血筋でもなく、改造人間でもなく、何か異能力に覚醒したでもなく、サイタマはただ純粋に3年間休まず、普通のトレーニングでひたすら体を鍛えてこの強さを手に入れた「最強系」主人公。
ただ、あまりに常人離れした強さのため、サイタマ自身がその事実を告げても大抵の場合は信じられず、「何か特別な秘訣があるんでしょ?」と返されるのがデフォ。気持ちはわかる
そのトレーニングの内容は、
- スクワット100回、上体起こし100回、腕立て伏せ100回、ランニング10キロを毎日やる。
- この「毎日」というのは誇張ではなく、たとえ病気になろうが、腕がブチブチと変な音を立て始めようが、怪人の襲撃で避難していようが絶対に休まない。
- 1日3食きちんと食べる。朝はバナナでもいい。
- 精神を鍛えるために冷暖房を封印(本人曰く一番キツいらしい)。
という三つ。君も強くなりたければぜひ挑戦してみよう。ただしハゲても責任はとれません。
あと冷暖房を使わない生活は夏は熱中症、冬は風邪や凍傷になる危険性があるので一般的におすすめできない。怪我や病気中でも筋トレ続ける時点で無理?その通り
また、3食きっちり食べる事をトレーニングの一環としているが量は人並みなのでフードファイト等には向かない。(うどんの大食いチャレンジでダウンしていた。サイボーグのジェノスは完食。)
◆必殺技
- 普通のパンチ
名称通り、単なるパンチ。
だがサイタマのソレは敵を彼方までぶっ飛ばすか粉微塵にするか、とエゲツない威力。
ある意味、サイタマと本作の象徴的技。
大体の敵はこれで死ぬ。稀に、再生能力や物理攻撃無効といった特殊能力で耐え切るケースも存在するが、致命的なダメージは免れない。
- 連続普通のパンチ
オラオラばりに普通のパンチのラッシュを浴びせる技。威力は推して知るべし。
一番最初にこの技の餌食になった獣王は見ているこっちが可哀想になるぐらい上半身を粉々にされた。
両手だと更にスピードが跳ね上がり、突きの速さ比べで怪人として覚醒したガロウを正面から圧倒した。
【必殺"マジシリーズ"】
- マジ殴り
サイタマの切り札の一つ……と言っても、単に本気で殴るだけ。
なのだが、星の表面を消し飛ばす光線を容易く吹き飛ばす程の破壊力を誇る。
- マジ反復横跳び
本気で反復横跳びしつつ前進して相手を通り過ぎるだけ。
しかし、数え切れないほど残像を残し、生じた衝撃波だけでS級ヒーローレベルの相手を気絶させることができる。
後にこの技を食らった音速のソニックが忍天党との戦いで再現を試みたが、似たような流れには持ち込めたものの流石にそんな衝撃波が出るほどではなく、更に瞬間最大速度を上げるのに精一杯だったため技中や技後の攻撃も出来ずに本当に通り過ぎるだけに留まった。
- マジちゃぶ台返し
地面に両手の指を突っ込み、本気でひっくり返すだけ。
その規模は範囲内の地盤を丸ごとひっくり返すことでS級ヒーローのゾンビマンが「黒い壁」と形容する程の破壊を齎し、大量の瓦礫が空高く舞い上がる。
巻き込まれた相手は数秒では着地しない程の高度に飛ばされ、あちこちに舞う地盤の関係もあって上下の感覚を狂わされる。
- マジ頭突き
本気で頭突くだけ。
すぐに再生したとはいえ、普通のパンチでは、あまり破壊出来なかったガロウの右腕を完全に粉砕した。
- マジ水鉄砲
村田版(加筆修正ver.)にて使用。お風呂場でよくやる水鉄砲を本気で打ち出す。地球のエネルギーを光線にして放つ、オロチ渾身の一撃を余裕で相殺するという規格外の威力を誇る。なお、厳密に言えば打ち出してるのは水ではなく、マグマである。
- マジ嚏
村田版にて使用。常人のくしゃみによって放たれる呼気でさえ時速300kmを超えるが、サイタマのそれはもはや天文現象クラスの影響。
ガロウとの戦闘地点と推察される木星の衛星「イオ」から放たれ、即座に400,000km以上離れた木星に到達。
そして、木星が半壊した。
【人間関係】
- [[ジェノス>ジェノス(ワンパンマン)]]
師弟関係。と言ってもサイタマが明確に何か指導しているわけでもないが、度々実際に戦い合って戦闘力を確認しあったりはしている。
役に立つかわからないような師匠の言葉をいちいち生真面目にメモっている。
ヒーロー仲間。プライベートでも付き合いがある友人。どちらとも等身大の人となりと戦闘力を知っている仲で、互いに最大の理解者で、立場と力でカバーもし合っている。
劇中、サイタマを明確に負かしている人物。ゲームでだけど
サイタマは何度もTVゲームで挑んでいるが、その度にキングに返り討ちにされている。
- 地獄のフブキ
B級1位のヒーロー。B級内で自らの派閥「フブキ組」を作り、B級内トップの地位を確保している。
B級に昇格したサイタマを派閥に取り込もうと動くが、あっさり断られ、報復も圧倒的実力差と音速忍者の乱入で失敗。
S級と普通に話すサイタマを見て「自分も仲間に入りたい」と感じ、勝手にサイタマを「フブキ組の特別枠」と扱っている。
少なくともサイタマ側の認識は「ただの知り合い」だが、彼女なりの活動を認めているのか横暴なタツマキを見かねてなのか、タツマキとの喧嘩ではフブキ寄りで仲裁に入った。
(ただし無理を押してるタツマキのことも心配している…が、罵倒が激しいのでいらっともしている)
自称サイタマのライバル。
速さに自信を持ち、その動きを見切ったサイタマに挑み続けては毎回返り討ちにあっている。
原作114話時点で14回らしい。
- ヒーローネーム被害者の会
サイタマ同様、ヒーロー協会にイジメのようなヒーローネームをつけられたヒーロー達。
「どすけべ」だの「ムッツリスケベ博士」だの「ハゲマント」がマシに見えてくる酷いヒーローネームばかり。
幹部として誘い、承諾したサイタマと仲良くヒーロー協会に抗議を行っている。
実力は「どすけべ」がB級100位、他はC級とお察しレベル。
【以下ネタバレ】
劇中に出てきたジーナス博士によれば、サイタマの強さの秘密は「生物の持つ成長の限界『リミッター』が外れているから」らしい。
リミッターを外すには限界を超えるほどに自分を追い込む必要があり、上記の三年間の鍛練で外れるようなものではない。
では、なぜ外れているかというと、サイタマは三年間の鍛錬に加えて、その合間に怪人が出ると生身で只管戦いを挑んでおり、その戦いを通して外れていったと思われる。
サイタマが語った特訓内容も、厳密には自身も血塗れになる程の怪人との死闘を繰り広げながら、上記のトレーニングを一日たりともサボらず自主的にこなすという超ハード訓練。
本人曰く「足が重くなっても、腕がプチプチと変な音を立てても腕立てを断行した」
しかし、サイタマ自身は単に特訓の積み重ねで力を得たと思っているため、強さの理由を問われても怪人との戦いやその時の状態を他者に語ることはほとんどない。
(一言二言ジェノスに語ったこともあるが、過去の戦いが具体的に語られるのは村田版の回想編や、キングの過去描写くらいのものである)
【余談】
前述の通り、サイタマはスーパーなパワーの持ち主ではあるがヒーローによくあるスーパーパワーは持ち合わせていない。
ヒーロー活動の際、彼は[[どこぞの顔が美味しいヒーロー達>アンパンマン]]のように思わせぶりなマントの着いたコスチュームを身に纏うが……
飛べない。
ので現場への移動手段は専ら徒歩。
とはいえ、人外レベルで足が速いため、特に苦にはなっていない模様。
作中で飛行している様に見えるのは、身も蓋もなく彼の凄まじい脚力によるジャンプである。
爆発やレーザーなどを喰らってもほぼノーダメージのサイタマだが、実は蚊には刺されるし、蚊を退治する腕前も人並み。
そのため今のところ最も苦戦した敵はモスキート娘……が操っていた『ただ一匹の蚊』だったりする。
蚊の群れに対しては唯一(?)サイタマがゾッと恐怖している一幕も。
劇中に出てくるヒーロー協会は上記の助けた子供の祖父がサイタマの行動に感動して私財を投じて設立した。
ただし、サイタマはその存在を物語途中まで知らず参加もしてなかった。
本人の覇気の無さに小物扱いを受けることが多いが、ストーリーが進むにつれて彼の実力を理解する人が増えてきている。
……が、それでも全体から見れば少数であるため、実力に見合う社会的評価がされているとは言えない状況が続いているのが現状。当の本人はちょっとムッとするくらいでそこまで気にしていないのは幸いと言うべきか無欲と言うべきか……
いいか。大切なのはこのハードな項目作成が出来るかどうかだ
項目立て100回。追記回数100回。修正回数100回。これを毎日やる!!
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*2 初見で実力を見破ったのは阿修羅カブトぐらいしかいない
*3 複数の都市を容易く壊滅させる領域
*4 この時のガロウは外見や能力は恐るべき怪人だが、彼は登場から一貫してサイタマからは「ヒーロー願望を拗らせた近所の怪人のコスプレしている隣人」扱い
*5 そういう描写がある第4話は夢オチ
*6 メタ的な事情を挙げると最強キャラであるサイタマが いの一番に現場に到着すると話がすぐに終わってしまうという作者側の都合も関与している。
*7 キング以外にもサイタマの実力を知る者はいるが、特に作戦指示や道案内をしている様な描写はない。
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