登録日:2011/09/09(金) 07:42:07
更新日:2023/10/26 Thu 11:21:29NEW!
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マット・マートンは阪神タイガースに所属していたプロ野球選手である。
外野手で右投右打
背番号9
2010年より阪神に加入。
- 来歴-
03年に名門ボストン・レッドソックスからドラフト1位指名で入団。
しかし1年でシカゴ・カブスへトレードされてしまう。
2005年
カブスでの初年度はメジャーリーグで打率.321を記録しており
次2006年のシーズンでは打率.297、2007年は.281を記録している。
2008年と2009年はメジャーリーグでは結果を出せずマイナーリーグで暮らしていた。
くすぶっていた所をアメリカ駐在のスカウトであるアンディ・シーツの推薦により阪神が獲得を発表する。
オマリーが米駐在スカウトに就任して以来毎年糞外人しか連れてこないのでファンは正直期待していなかった。
オープン戦でも当初は全く打てずファンは「あぁ、またか…」とがっかりさせられるが、最終的に打率.352を記録してシーズン開幕を迎える。
シーズン開幕からヒットを量産しまくり大砲クレイグ・ブラゼルと共にチームを引っ張った。
また阪神の来日1年目外国人選手としては50年ぶりのオールスターゲームに監督推薦で出場した。
後半戦が始まってからしばらくヒットが出ない試合もあったが調子を取り戻し安打数を重ねていった。
来日1年目にして
- 外国人選手の来日1年目のシーズン安打数更新
- 球団選手のシーズン安打数更新
- 日本プロ野球選手史上4人目のシーズン200本安打達成
- セ・リーグの選手のシーズン安打数更新
等の活躍を挙げ最終的にあのイチローが持つシーズン安打数210をも塗り替え新記録214安打を達成し、1年目から球史に残る大活躍であった。
打率.349を残して両リーグ通じて最多の214安打で最多安打を獲得しベストナインにも選ばれた。
2011年
長打力を向上させる為にフォームを改造し、シーズン初ヒットをホームランで飾る。
しかしそれが裏目に出て試合を重ねるごとに打率が下降し4月の打率が1割台と最悪のスタートを切るなど前年の大活躍が嘘の様に絶不調だった。
途中からフォームを戻し本来の力を取り戻し春先の低調ぶりが嘘の様に打率.325前半戦を終える。
後半戦に入ってからは体調不良もありヒットが出ない時期が何度かあったが最終的には2年連続となる両リーグ最多の180本安打を放ち最多安打を獲得。
打率は.311で惜しくもリーグ2位で終えた。
2012年
打撃・守備ともに精彩を欠き、日本球界入り初の打率2割台の結果に終わった。
周囲とも刺々しい関係が目立ち、後述の「アイドントライクノウミサン」などの迷言?を残した。
2013年
守備位置を右翼から左翼手に変更。また打撃フォームを2010年のものに戻して四番に定着。リーグ最多安打・最多二塁打を獲得した。
しかし、8月14日の暴言退場・9月14日の相川亮二へのタックルを因とする退場の記録も残してしまった。
なお件の能見とは「ノウミサン、アイシテル」と歴史的和解を果たした模様。
2014年
この年は開幕から好調なスタートで、日米通算1000本安打を達成。
そしてあのランディ・バースの持つ阪神の外国人選手通算最多安打記録を更新する。
最終的に打率は.338を残し、首位打者のタイトルを獲得した。
2015年
シーズン序盤は調子を大きく落とし、打撃不振に陥る。
ただし、後半からは調子を戻しており、9月にはNPB通算1000本安打を達成する。
しかし、マスメディアではマートンが来季の構想に入っていないとの報道がされる。
マートン自身も、退団を示唆するようなコメントを残してCS終了後に帰国してしまった。
11月には、自身の公式HPで戦力外通告を受けていたことを発表し、後に球団からも来シーズンの契約を結ばないことが発表された。
この時のマートン曰く、『次なる挑戦も楽しみにしている』とのことだが……。
2016年
ブルージェイズから移籍した川崎宗則と共にシカゴ・カブス所属となるも好調のカブスでは3A以上になかなか上がれず。
2017年
デトロイト・タイガーズ(猛虎魂を感じる)の所属となるも3Aですらなかなか成績が伸びず、4月中旬に解雇されてしまった。
そして2018年
MLBに復帰できなかったこともあり引退を公表。
現在はカブスのフロントとしてチームを支えている。
【プレースタイル】
コンパクトなスイングで打球を広角へ打ち分ける広角打法が持ち味の中距離打者。
安定感もあり長期間の不調も無い。
しかし2012年5月14日現在まで開幕から不調が続き打率2割ちょいの状態である…。
低反発球が導入された2011年も2桁本塁打をマークするなど長打力も持ち合わせている。
左投手にも強くメジャーリーグの通算では3割を超える打率を残していて2010年は打率4割を超える程に得意としている。
【人物】
とにかく真面目。
コーチに積極的にアドバイスを求め居残り練習するなどまじめ。
メ○チやあの詐欺師とはえらい違いである。
ことあるごとにその日の試合の事をノートに記録している。
安打で出塁しても凡退してもベンチに戻れば相手投手の特徴や球審ごとのストライクゾーンの広さ等を記録している。
負けた試合でも誰も居なくなったベンチに残り、その日の試合の事を書いていたりと真面目さが伺える。
こういった真面目な性格が日本野球に適応し活躍できた秘訣である。
マジでメ○チとは何だったのだろうか…
バリバリのクリスチャンとしても有名であり、打撃の好調は「神様のお蔭」と称し、2012年には日本語の宣教用ウェブサイトを起ち上げた。
しかし守備には不安も多く、得点に絡むエラーも目立つ。
2011年の交流戦のロッテとの試合でアウトカウントを数え間違えて捕球したボールを客席へ投げ込むなど、チームが負けている時にやらかす場面が目立つ。
しかもその日はかつて巨人でも同じ事をやらかしたレイサムの誕生日でもある
2012年6月9日、能見篤史先発のオリックス戦、やたら遅い打球処理のせいで二走を返す痛恨のミスをやらかす。
試合後に取材陣に対し「レットゼムスコア(敵に点をやった)。」「ニルイ、ドウゾ。アイドントライクノウミサン。ワカリマスカ?」と暴言ととれる発言をして波紋を呼び、藤川球児が「オレも能見さん、嫌いやし」とジョークでフォローするなどと続いた。
時は流れて2013年4月9日奇しくも能見先発の巨人戦、マートンは先制点、能見は完封の活躍でヒーローインタビューに立つことになる。
能見「ナイスバッティングでした。ありがとうございます」との後にインタビューされたマートンは
「ノウミサン、アイシテル」と発言し熱く抱擁を交わし、全阪神ファンは歴史的和解に涙した。
なおマートン本人も上記の暴言は悔いており、能見は何度も謝られたという。
このように真面目で高潔であるがそのせいか頑固な一面があり、また短気でもあった為に態度の悪い審判とも揉める事も多かった。
だが阪神のチームメイトはそんな彼の事をしっかりと理解しており能見への暴言は誰も本意とは思っていなかったらしい。
後に能見は彼をこう評している「彼は野球に純粋過ぎた」と。
追記・修正は冥殿の力デ~ス
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テキスト
- 「アイドントライクノウミサン」って大学入試の問題に出たとか聞いたけど当時はそんなに問題視されてたの? -- 名無しさん (2015-04-07 00:58:00)
- 相川にどつかれたタックルの方が印象深いかな -- 名無しさん (2022-09-06 00:11:50)
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