登録日:2012/06/09(土) 00:07:05
更新日:2023/10/20 Fri 12:29:08NEW!
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港古志郎警視とは、2011年にBSフジで放送されたテレビドラマ。
監督・脚本・主演はベテラン俳優のキンキンこと愛川欽也
数々のサスペンスドラマに出演し、またフランス映画への造詣も深い愛川のこだわりが光る画面構成や演出には一見の価値がある。
そんな愛川のこだわりがサブタイトルの連続映画という部分に現れているのだろう。
音楽もシャンソンを用い、地上波では見られない大人向けのドラマだ。
登場人物
港古志郎警視
妻に先立たれ、行きつけの店でカシスパインを傾ける一時だけが安らぎの時
仕事の止めどきを常に考えている哀愁溢れる男
うん、間違ってはないよ。間違っては
少なくとも、番組開始まではこのように紹介されていたし。
そう、宣伝では非常に面白そうで、かつ、雑誌や新聞でもそのように扱われることがあったが、このドラマ
とんでもない駄作である
そのレベルはすさまじく
- 『シベリア超特急』のライバル
- 天然放送事故
- でんぱのほうそくがみだれる
- BSフジはキンキンに脅迫されてこの番組を流している
などと言われてしまうほど
…普通、サスペンスドラマや刑事ドラマは話をまとめやすく一定のファンがおり、キャラクターさえ魅力的ならばそうそう大コケしないジャンルであるが、これは大コケした。
まぁ、それにはそれなりの理由はあったんだけどね…。
以下、港古志郎警視の問題点
- 役者がキンキン主催の劇団員が殆ど
- よってみんな素人に近いためみんな棒読み
- そして周りにつられてキンキンも棒読み
- どんどん劣化していく俳優のビジュアルと演技
- 監督、脚本、主演がキンキン一人に委ねられるいわゆる超監督システムを採用しているため、誰もキンキンを止められない
- ゆえに、意味の分からないカットやいらないシーンが続出(編集していない説あり)
どうするんだこれ
そんなわけで面白シーンも多数発生
- 死体を囲んで大爆笑する刑事たち
- 鈍器にべったり指紋がついているのにナチュラルに犯人がわからない警察
- 刑事の半分が挙動不審。しかもやる気がない
- 同じモノローグを二回繰り返すキンキン(まさか…)
- 基本的に刑事達はなにもしていないのに勝手に事件が解決する
以下だいたいのストーリー展開
キンキンとママの茶番→
事件発生→
鑑識のババアとの茶番→
被害者の妻登場(夫とは不仲)→
キンキンに好意を持つ若い女の子の登場→
始終鳴り響く謎のシャンソン→
なんとなく事件が解決する→
キンキンとママの茶番
そんな今世紀最狂のドラマとの呼び声もあるこの番組。
実はテレ玉で放映されていた。(ちなみにキンキンは埼玉県出身)
しかし、当初BSフジ放送分とは別に新規撮影分も含め半年を予定していた放送期間は、まあ当然と言うべきか3ヶ月に短縮されてしまった。
つまり、この番組を見れるのは6月いっぱいまでだった。
知る人ぞ知るドラマなので、見てみたらどうだろうか
…責任は取らないが
BSに番組枠を確保してから追記修正お願いします
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