登録日:2026/06/26 Fri 05:52:07
更新日:2026/07/08 Tue 08:57:07NEW!
所要時間:約 5 分で読めます
▽タグ一覧
これはひどい クソゲー ゲーム シミュレーションrpg シミュレーションゲーム セガサターン 問題点しか見当たらない 大冒険 これはひどい項目 セガサターンクソゲー四天王 セントエルモスの奇跡 大航海時代←ではない 超魔海王 追記修正のハードルが低すぎる項目
これは ひどい
概要
「大冒険 セントエルモスの奇跡」とは1996年に有限会社パイより発売されたセガサターン用航海シミュレーション+RPGである(「シミュレーションRPG」ではない)。
1年後にPlayStation用に、内容を多少改善した「大冒険デラックス 遥かなる海」が発売されたが、改善と共に本作の独特の味が無難な内容になっており、その点を惜しむ声も聞かれる。
プレイヤーは貿易によりお金を稼ぎながら、各港町に巣食うモンスターを退治したり、海賊たちと戦う事になる。
あらすじ
「これは ひどい」
舞台は中世時代のヨーロッパ。
ある朝、バルセロナの港に駆けつけた青年リオンが見たものは、見るも無残な姿で帰着した父ファルの船だった。
同日にリオンを王宮に呼びつけたバルセロナの女王は、父ファルが代々モンスターを倒せる特殊能力を持つ家系である事、そして最近動きが活発になったモンスターどもの根源を絶つ使命を帯びて旅立ち、行方知れずになった事を明かし、同じ力を受け継ぐリオンに父に代わって使命を果たしてほしいと懇願する。
父の果たせなかった使命を受け継ぐため、そして姿を消した父の行方を追うため、リオンは友人と共に船でバルセロナから旅立った。
キャラクター
- リオン・アベンチューラ
主人公の青年。モンスターを倒す特殊能力を持つ一族の生まれであり、女王に頼まれて海に飛び出す事になる。
父親は先述した通りに行方不明。
ゲーム開始時に名前を入力するのだが、これはセーブデータの登録名であって主人公の名前は常にリオンと表示される。
- トレビール・エステバ
リオンの親友。海に出る主人公に同行してくる。
このゲームを象徴する迷台詞「これは ひどい」を発した張本人。
本作では経験値でレベルアップするのはリオンとトレビールだけ。
リオンは海賊との一騎討ちでいくらでも経験値を稼げるが、トレビールが経験値を得られるのはモンスター(※有限)との戦いのみ。
なのでトレビールが死んだまま戦闘を終えるとその分最終レベルが低くなってしまう。
- ロフィーナ・フィロ
リオンとトレビールの幼馴染の少女。
故郷のバルセロナでリオンの帰りを健気に待っている。
パッケージにリオン・トレビールと共に並んでおり、この子がヒロインなのか……と思わせておいてセリフが一つしかなく名前があるだけの実質モブという不遇なキャラ。
- アンジェリカ・ルーラ
三大海賊の一人。自由な人生を求めていたところを、ウールジに騙されて海賊に足を踏み入れていた悲しき過去を持つ。
倒した後は雇って仲間に出来る。
- シルバー・レイス
三大海賊の一人。海賊たちの手から妹を守るために土地から出て行ったが、ウールジの策略により善悪を忘れてしまった悲しき過去を持つ。
倒した後は雇って仲間に出来る。
- ウールジ・バルバロッサ
大艦隊を率いる三大海賊のボス。特に悲しき過去は無い。
- モンスター
各港町を根城にする怪物達。
どいつもこいつも訳の分からないことを言っており、気色悪い見た目をしている。
システム
どこかのメーカーの大航海時代なるゲームに酷似した航海と貿易システムを持つ。
水夫を雇い、水と食料を積み込んで貿易する内容。
戦闘においては魔法などというシステムは無いが、途中で指輪という物が手に入り、戦闘で使用すると属性攻撃や、回復などができるようになる。
回数制限があるが、各港町にある教会で礼拝すると使用回数が回復する。
追記・修正はこれはひどいと思った人にお願いします。
&link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー}
項目変更&link_copy(text=項目コピー )&link_diff(text=項目変更点 )&link_backup()&link_upload(text= アップロードページ)
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
[#include(name=テンプレ3)]
これは ひどい
これはひどい問題点
前置きを終えて本題に入ろう。
知ってる人は知ってるだろうが、このゲームはとてつもなく有名なクソゲーである。
セガサターンを代表するクソゲーであるデスクリムゾンに匹敵すると言えば分かるだろうか。
序に言うならデスクリムゾンは「デス様」なる呼び方をするコアなファンが存在したり
実際には「覚えゲー」なので慣れればRTAを走れたりと後年再評価されたりもしている。
しかし本作セントエルモスに関してそんな要素は一切存在しないのもこの作品がどういうシロモノかを物語っている。
セガサターンマガジンの読者投票レースにて、初登場した瞬間にワースト3位を獲得。
その後も他のクソゲー達と熾烈な最下位争いを繰り出す中で、こいつ自身も最下位を争っていたのである。
その異名は誰が付けたか、超魔海王。
それでも中々に最下位の座を得られなかったが、ドベ1位を取った時は同雑誌の編集部から絶賛された。
これは ひどい
これはひどいグラフィック・BGM
ムービーだけは多少まともではある。
しかし、ゲーム画面を一度でも見れば分かるのだが、RPGツクール製かと間違うぐらいの低品質なのだ。
他の港街をよく見なくても分かるが、コピペしたと言っても過言ではないぐらい酷似したマップが多い。
その中でもモンスターは更に酷い。比喩や冗談抜きで子供の落書きレベルである。
戦闘中は画面上をちょこまかと動き回り、攻撃時などにはグラフィックの差分もあるが、後述する戦闘システムの酷さも相俟ってむしろ鬱陶しい。
ついでにネーミングも妙ちきりんなのが多く、悪い意味でインパクトが強い。
クソゲーの最後の砦のBGMも、航海や戦闘などゲームの大半を占める場面のものに限って曲調が単調で1ループも短い。
曲全体で見れば質はさほど悪くないとされる…が、プレイ中は延々と聞かされる羽目になるのでやっぱりキツい。
これは ひどい
これはひどい貿易システム
コーエーの大航海時代からシステムをパクってるようなもんなので、航海や貿易。そして海戦パートなどは基本的に問題無い。
これもクソだったら人気投票で他のセガサターンクソゲー四天王を超えていたかもしれない。
なおこのゲーム独特のシステムとして、銀行に金を預けていると利子が付く。
そして、航海中は時間が流れるので利子で金が増えていく。更に水夫を1人にすれば食料の減りが極限まで減少する。
……貿易などという面倒臭い事をしなくても、限界まで金を預けてから海を彷徨っていれば資金稼ぎは簡単という事である。
襲って来る海賊が面倒?
ある程度陸から離れて海賊が湧かないポイントに行こう。
嵐のイベントが面倒?
資材を積み込みましょう、それか良い船首像を買えば嵐イベントは起きなくなります。
これは ひどい
これはひどい戦闘システム
当然のように戦闘のテンポは終わっている。
コマンドを終えた後に4秒ぐらい間が開くのはジャブみたいなものであり、
本作の魔法アイテムである指輪を使った時には10秒ぐらい待たないといけない。
さてストーリーでは、子供の落書きみたいなモンスターと各港町で戦う事になる。
これが普通のRPGの戦闘システムから色々と差っ引いた上にクソ化した感じになっている。
まず、子供の落書きモンスターだが、全てが単体で出現して、どれもが単体攻撃のみを行う。
シンプルすぎる行動である。
ゲーム後半では魔法を吸収する鎧が手に入るのだが、前述したように魔法攻撃を使って来る敵など存在しない。これ何の役に立つの?
決まったルートから外れて次の街に行くと、モンスターの強さが跳ね上がって、こちらを一撃でゲームオーバーにしてくる。
なお、適正なレベルと装備でも一撃でこちらのHPを半減させてくるのが普通に居る。
状態異常系の攻撃を揃えたりしたり、次の街で早めに強い武器を揃えたりなど、そんな普通のRPGの常道など無い。
つまりはこのゲームはどこにでも行けるように見えて、その実は自由度など全く無いような物である。
ちなみにラスボスは凶悪と言ってもいい。
手抜き戦闘システムから逸脱はしてないのだが、スペックの暴力でこちらを蹂躙してくる。
素早さ最高値の仲間相手にですらほぼ先手を取る敏捷性から、ほぼ二撃でこちらを殺してくる。
しかも妙に高い回避率に加えて、HPは最高値。
他にも主人公の必殺技も問題がある。
まずは名前である。
必殺技(1)、必殺技(2)、必殺技(3)、必殺技(4)、必殺技(5)、必殺技(6)、必殺技(7)、必殺技(8)。
別にこれは表記間違いとかではなくデフォルトでこれなのだ。
更に使った時の問題があり、まず半々で外れるふざけた命中判定を乗り越える必要がある。
しかもその後にランダムで必殺技が発動するというシステム。運が悪いと何度やっても最低威力の必殺技しか使わない。
これは ひどい
これはひどいストーリー
1.港町に巣食うモンスターの退治。
2.海に跋扈している三大海賊の退治。
と言うのがこのゲームにおけるイベント全て。
空気ぐらい中身が無いと言っても過言ではない。
港町で子供の落書きモンスターを倒して、次の港町で子供の落書きモンスターを倒して……という展開をひたすら繰り返すだけで、ゲームに起伏が生まれない。
ドラマチックなイベントなど無い。本当に無い。
一応、モンスターとの戦闘前には台詞も見られる……が、何故かその文章は全体的に錯乱気味で狂気を孕んだ代物。
エンディングの伏線とも言えなくもないが。
ちなみに三大海賊はこのひたすら希薄なメインストーリーに関わらない、襲って来るのを倒すだけ。
他のゲームで言えばサブイベントと言ったような物。
これは ひどい
ここまで散々虚無すぎるイベントを繰り返した果てに、離れ小島に行った主人公達。
そこで現れたラスボスはこう言う。
待っていたぞリオン……お前のような奴が来るのを……お前のような純粋な心の持ち主が来るのを……
私は元々お前のいる世界で生き、夢 希望を持っていた。しかし、その世界はあまりにも汚い世界だった。
夢や希望は次第に妬みや憎悪に代り、自己嫌悪と人間不信の中で、全てを捨てて、その世界から逃げ出したかった。
お前もそうなのだ。そう、お前達も逃げだそうとしているのだ。逃げだそうとしてこの世界に迷い込んだのだ。
この世界の住人になる方法を教えよう。簡単なことだ……お前が心から世の中を憎めば良い!
自分以外の人間を見下し、全てを捨てることにより、その素質が認められる。
かつて私がそうであったように……もっと仲間が欲しい……そして私は待った。
お前の父を囮にしてお前が来るのを……そこから何が見える?
そう……お前の目の前にはしっかりとお前の仮の姿が見えているだろう?
そしてラスボスは最初に設定した名前を口に出す。
この世界は作られた空想の世界であり、妬みや憎悪が強い者はモンスターとなり、悲しみや挫折感の強い者は弱い人間として生まれるのである。
これは港町の人の台詞にも伏線があり、
主人公が聞いた事も無い言語を喋る事を不思議に思ったり、主人公の影や目の奥にもう一人の人間を見付けたり、
寝ている時にもう一人の自分がこの世界は空想の世界と言ってきた不思議な夢の事を口に出す。
モンスターに関しても、空間の隙間から滲み出て現れた時に、何故か人の形に見えた。などと伏線を張っていたりする。
ラスボスを倒した後に、空想の世界から主人公が離れたら自分達は消えるのかと親友と父親に詰め寄られるのだが、主人公は何も答えない。
そして、ゲーム開始時と同じように主人公は母親に起こされて眠りから覚める。
唯一違う点として、その手には見知らぬ指輪があった。
外に出たら、ゲーム開始時と同じセリフを言いながら駆け込んでくる親友。
どうやら主人公は空想の世界で生きる事を選んだようだ。こんなクソゲーの世界の中で生きなきゃならないのか……。
という感じで当時としては珍しいようなメタネタである。
ここまで惰性で進めたプレイヤーの大多数が死んだような目でこのエンディングを見ていただろうが。
そしてプレイヤーはこう言っただろう。
これは ひどい
これはひどい余談
定価は普通のサターンゲームと同じ6800円(税抜)。
セントエルモス(聖エルモ)は「船乗りの守護聖人」を指すが、タイトルの「大冒険 セントエルモスの奇跡」の意味はストーリー的にもよく分からない。本作の発売が「奇跡」、プレイそのものもある意味「大冒険」と言えるが
先述したようにこのゲームは他のクソゲー達と熾烈な最下位争いをしていた。
その面子とは、デスクリムゾン、プラネット・ジョーカー、スタンバイSay You!。
これは ひどい
追記・修正はこのゲームをこれは ひどいと思った人にお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\これは ひどい/
#vote3(time=600,1)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ これは ひどいコメント欄
- みんながよく知ってるレベルでのクソゲーの解説とはいえ2つ3つ連続で立ててるのは何かおかしい、どっかから剽窃してませんか? -- 名無しさん (2026-06-26 06:49:45)
- ↑前から作ってたのを投稿しただけで、他サイトから文章をパクったとかはないですね。 -- 名無しさん (2026-06-26 07:26:14)
- ps移植版はイベント追加があってかなりマシになったと聞く -- 名無しさん (2026-06-26 07:52:18)
- 意外にも今まで無かったのねこの項目 -- 名無しさん (2026-06-26 07:56:33)
- とにかくモンスターの電波セリフの方が怖い -- 名無しさん (2026-06-26 08:54:02)
- このクソゲーの世界で生きるハメになったというエンド、どのゲームのバッドエンドよりひどいと思う -- 名無しさん (2026-06-26 09:14:52)
- 常に訳が分からん世界を冒険するディアボロの大冒険と何方がマシなのか -- 名無しさん (2026-06-26 11:12:30)
- これはひどいの元ネタっぽく書いてあるけど、このセリフ自体の元ネタはニャンちゅうのはず -- 名無しさん (2026-06-26 12:00:06)
- 一般形容詞に『元ネタ』なんてないぞ -- 名無しさん (2026-06-26 13:23:53)
- 書き溜めしていたならまあ問題ないのかな、失礼しました -- 名無しさん (2026-06-26 13:39:48)
- このまま残りのセガサターンクソゲー四天王も作ってくれ -- 名無しさん (2026-06-26 14:29:41)
- グラフィックがツクールレベルというか前世代のスーファミ・メガドラ世代でも低品質な印象を覚えるレベル -- 名無しさん (2026-06-26 15:43:13)
- ↑4ミームとしてのネタで、ひらがな表記なのも元ネタ通りだぞ。元ネタには諸説あるが -- 名無しさん (2026-06-26 18:04:42)
- >これはひどいの元ネタ ニャンちゅうの卵かけご飯事件は大冒険の発売よりも後やで。ニャンちゅうがきっかけでネットミームになったのは確かだが、クソゲー愛好家界隈では元々知られてた -- 名無しさん (2026-06-26 18:56:50)
- ビジュアル面のショボさに加えてゲームとしても全然面白くないし、ストーリーは盛り上がりもなくて、ラスボスで突然テキストに気合が入るんだけどただただ困惑するしかない内容だし、オチもなんとも言えないんだよなこれ… 癖のあるテキストや笑えるバグがあるようなタイプの面白クソゲーではないので、正直あんまり語りたくならないんだ… -- 名無しさん (2026-06-26 19:17:24)
- 山も谷も無いまま進むゲームだが。開放しなきゃいけない街の数は68個。修行僧育成ゲーム -- 名無しさん (2026-06-26 19:48:21)
- まぁ正統派クソゲーよね。「純粋につまらない」という意味で。個人的に褒められる点は最初の町で雇える女傭兵が可愛いこと -- 名無しさん (2026-06-26 19:53:05)
- 動画で見ただけだが各地のボスの常軌を逸したセリフは結構好き。実際にプレイした投稿者には頭が下がるわ -- 名無しさん (2026-06-26 20:18:15)
- このメタネタで思い出したが、あのmoon(ゲーム)とほぼ同時期に出たゲームなんだな…内容に天と地の差があるけど -- 名無しさん (2026-06-26 22:28:32)
- 当時は珍しい話でもないっちゃないが、6800円で売ってたのがまたこれはひどい -- 名無しさん (2026-06-30 14:56:41)
- ぴるぴるぴる ネタ項目を 読み漁る こんな 快感って 他にないよな ぴるぴるぴるぴる -- 名無しさん (2026-07-01 03:32:42)
#comment(striction)
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧