キンカン(薬)

ページ名:キンカン_薬_

登録日:2012/04/18(水) 17:16:49
更新日:2023/09/29 Fri 13:20:08NEW!
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薬品 夏の風物詩 グッチ裕三 塗り薬 金冠堂 魅惑のニオイ スースー キンカン塗ってまた塗って♪ キンカン



虫さされ、肩こりに、

キンカン



株式会社金冠堂が発売している約80年の歴史がある由緒ある液体。液体にはアンモニア水、 l-メントール等の有効成分が含まれる。
主なライバルにムヒ等がある。


効用は「虫さされ、かゆみ、肩こり、腰痛、打撲、捻挫」等だが、実際はこれ以外にも効用がある。詳しくは後述。



名前の由来についてはよくわからないが、とりあえずキンカンの販売元の社名は『金冠堂』である。
因みに果物の方は『金柑』。



【特徴(特長)】
◆効用が広い
前述したように、虫さされ・肩こり以外に様々な効用がある。厚生省が書くなと言ってるだけで表記されてないものもあり結構万能。切り傷とかにも効果がある。


表記されてないもので有名なのは火傷で、元々キンカンは火傷がメインだった。
キンカンがこうして普及しているのは、開発者自ら腕に熱湯をかけ、そこにすかさずキンカンを塗るという実演販売で日本全国を回ったから。
因みにこの開発者、山崎栄二は海軍の衛生兵だった。



スースー
塗るとスースーする。更に魅惑的なニオイも放っている。人によってはクセになるらしい。


スースーの元はアンモニアの吸熱とメントールの気化による冷却によるものである。ニオイの元もコイツら。


ただニオイを嗅ぎすぎるのはあまりよくない。そもそもアンモニアだし。飯の味が暫く分からなくなる。


それと、ないと信じたいが、間違えてもビンカンな所に塗ってはいけない。
塗った後のスースーで気が気でなくなるどころか、その部分が熱傷等の危険な症状に侵される。そもそもアンモニアは粘膜部には毒。


こう聞くと皮膚に塗っても大丈夫なのか?と不安になる人もいるかもしれないが、アンモニアは皮膚から吸収されることはない。ただ塗り過ぎは良くない。



◆虫さされについて
キンカンは虫さされがメインであると思っている人もいるだろう。確かにその通りである。


かといって、虫さされ全般に効果がある訳ではない。
実際は"虫さされ"に対しては直接的にかゆみを抑えることが特長。かゆみの原因の方ではない。
したがって、かゆみがひどかったり、腫れが残ったりするようなら『キンカンルギンクリーム』の方。
…と金冠堂は推奨している。


それと、虫と言ってもハチの場合は別。アンモニアはその手の毒には効果がない。
同様に「ハチにさされたら小便」も効果がない、というか腫れかねない。
なので、そういう時は『キンカンルギンクリーム』の方。
…と金冠堂は推奨している。



【バリエーション】
◆キンカンルギンクリーム
クリームタイプ。こっちは腫れが残りやすい毒虫に効く。夏でも使いやすい優れもの。
但し、キンカンとキンカンルギンクリームを同時に使用してはならない。キンカンが乾いた後に塗るのはOK。(金冠堂HPより)
因みにルギンに特別な意味はない。



追記・修正はキンカン漬けにされた人にお願いします。


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  • 何かの4コマで「おまたに塗ったら、超激痛~♪」で爆笑した記憶がある -- 名無し (2015-03-05 10:33:35)
  • キッチョメン石神井先生がやたら推してたな -- 名無しさん (2019-08-03 18:28:10)

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