キミの記憶(川村ゆみ)

ページ名:キミの記憶_川村ゆみ_

登録日:2011/06/12(日) 00:21:09
更新日:2023/08/31 Thu 13:19:41NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



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ペルソナ ペルソナ3 p3 目黒将司 川村ゆみ 喜多修平 キタの記憶 ed 名曲 涙腺崩壊 キミの記憶 ゲームミュージック



儚く たゆたう 世界を君の手で守ったから

今はただ 翼をたたんで ゆっくり眠りなさい

永遠の安らぎに包まれて love through all eternity


優しく 見守る 私の この手で眠りなさい

笑ってた 泣いてた 怒ってた 君の事覚えている


忘れない いつまでも決して until my life is exhausted



キミの記憶


作詞:目黒将司

作曲:目黒将司

歌:川村ゆみ


「キミの記憶」は川村ゆみが歌う、PS2専用ソフト「ペルソナ3」のED曲。「Persona3 Original Snundtrack」に収録。
「ペルソナ3フェス」(Episode yourself)及びPSP専用ソフト「ペルソナ3ポータブル」でもEDとして採用された。
川村ゆみは「ペルソナ3」ではこの曲以外にもOP「Burn my dread」等、多くの楽曲のボーカルを担当している。


喜多修平によるカバー版もあり、こちらは「Breakin' through」のカップリングとして収録されている。
ゲームの楽曲ということで残念ながらカラオケで歌うことはできないようである。
一時期喜多verは歌えたらしいが…




【背景】
詳しいストーリー・ゲーム内容は「ペルソナ3」で。


全てが終わった後、3年生である桐条美鶴・真田明彦らの卒業式が開かれていた。
卒業生代表の美鶴がスピーチをする中、彼女が自らの父の死因にひっかかるものを感じ、無意識に言葉を止めたのをきっかけに、
美鶴を含む特別課外活動部…『S.E.E.S.』に所属していた生徒たちは忘れていた記憶と『約束』を思い出し、式を放り出してある場所へと走り出した。


一方、『約束』を忘れていなかった主人は、自身を呼びに来たアイギスと共に、一足先にそこにいた。
体調が優れない主人公は、アイギスに膝枕されながら、彼女が『S.E.E.S.』としての活動を通して得たものやそれにまつわる想いについての話をまどろみつつ聞いていた。


そこに、『約束』を思い出した仲間たちが現れた。
その中には、主人公への想いを吐露しながら、まどろむ彼/彼女の元に駆け寄ってくる恋人の姿もあった。


そんな中で主人公に提示される最後の選択―


そして…(Continue to 「Episode Aegis」)




【概要】
歌詞で描かれるのは、主人公の面影、共に戦い乗り越えた夜。そして皆で過ごしたかけがえのない思い出…


主人公と共に特別課外活動部のメンバーの成長を見てきたプレイヤーの中には涙した人も多いはずである。


しかし、その中には、
「今はただ大切に偲ぶよう」
「無くしても取り戻す」
「I will never leave you(あなたを一人にしない)」
等など、まるで仲間のうち、だれか一人と別れることになるとも受け取れるフレーズが存在する。
そこに『ペルソナ3』の上述のラストの描写を加味すれば、別れるのはおそらく主人公であろう。


これらが何を意味するのか?それを描いたのが「ペルソナ3Fes」で追加された後日談、「Episode Aegis」である。
様々な理由で賛否両論ある「Episode Aegis」だが、あのラストの先を知りたいのなら、プレイするといいだろう。


なお、PSP移植版(P3P)では、上述のラストシーンで無印になかった展開が追加されている。
それは、「主人公の元に駆け寄り、アイギスから彼/彼女を託されて膝枕する恋人(S.E.E.S.限定)」という展開。
まどろむ主人公をアイギスから託され、膝枕しながら主人公への想いを吐露する姿は胸にくる。
主人公が女性(ハム子)であり、かつ、コミュを進めて恋人になっていた場合、あの人との再会も果たされる。
ちなみに、無印と同じようにずっとアイギスに膝枕してもらうことも可能。



【その他】
フレーズはゲーム中のBGM「学園の記憶」「街の記憶」に、歌詞の一部は「ペルソナ3Fes」にも使用されている。
サビ部分に息継ぎのタイミングが無く、川村さんは何度か意識を失ったことがあるとか。


「PERSONA MUSIC LIVE」でも勿論毎回歌われる曲である。
「2009」では、アンコールの最後として川村ゆみ&「ペルソナ4」の平田志穂子の二人で最高の締めくくりを演出してくれた。
DVDも発売されているので、気になる人は買って盛り上がれ!


たまに「ペルソナ4」のED「Never more」とどちらがいいかと比較されたりするが、
どの曲もそれぞれのゲームのEDとして、最高の曲である。
それを作品の垣根を踏み越えて比較するのはとんだ見当ちがいであろう。


曲にも、ゲームにも、両方を作詞・作曲した目黒氏や歌っている両人にも失礼であるのは言うまでもない。
やめておいた方がいいだろう。…まぁそんなことする奴のことなんかどうでもいいけど。







プレイヤーがこの曲に感動を覚える理由の一つに、「ペルソナ3」というゲームのストーリーの進み方があるかもしれない。


「ペルソナ3」はマップを進むと次のステージへ、といった感じのRPGとは違い、1日ごとのカレンダーによりゲームが進行する。
すなわちプレイヤーは主人公や仲間と共に「一年間」を過ごすことに他ならない。


ゲームの中とはいえ、「主人公=プレイヤー」はその中で一年間を過ごしたのだ。
多くのプレイヤーはゲーム中のキャラクターに感情移入したことだろう。



「一年間」の中で経験した多くの出会いと別れ…。
それら全てを見てきた者へのこの曲が最後の別れとなる。噛み締めながら聴こう。
それから1つ。NevarMoreも君の記憶もどちらも最高の曲だということだ。






二周目はじめれば、また会えるんだけどな!







追記・修正はアイギスの膝の上でお願いします。


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  • 「ぶち壊しにされる」はないだろう。むしろよかった -- 名無しさん (2013-12-09 17:36:30)
  • 口ずさむと切なくなる。後は息苦しくなる。サビが息出来ないのなんの…… -- 名無しさん (2014-02-26 20:01:02)
  • 映画で多分最終章の4章でこれが流れたら号泣する自信があるわ -- 名無し (2014-03-20 04:30:50)
  • ↑流れないわけないわ… -- 名無しさん (2014-04-09 16:45:44)
  • ↑新アレンジ版が流れると予想 -- 名無しさん (2014-04-09 19:18:54)
  • これ本当にカラオケに入れて欲しいな。歌えないけど -- 名無しさん (2014-06-10 20:07:44)
  • もし映画でアレンジバージョンが流れたらアニソンっていうことでカラオケで配信とかあるんだろうか -- 名無しさん (2014-06-22 23:42:14)
  • ↑むしろ早くカラオケ導入しろと。Burn my Dreadと一緒に -- 名無しさん (2014-09-05 15:37:03)
  • ペルソナQのアレンジが、流れた時は切なくなった。 -- 名無しさん (2014-11-23 13:10:38)
  • 大学の時 君の好きな音楽は何?って聞かれたから キミの記憶っていうゲームのエンディング曲です。って答えたら、は?って言われたWWWWW -- 名無しさん (2014-11-30 09:27:46)
  • ↑そこは空気読むべきだったな、音楽ってあんまり聞かないんですよ~とか言っとけばいいんだよ。心の中でエリザベスをprprしとけばいいんだ -- 名無しさん (2016-02-05 14:56:23)
  • すごくどうでもいいんだけど、↑2の「好きな音楽」ってのは曲名じゃなくてジャンルを聞かれてたんじゃない?ホントどうでもいいのだけれど -- 名無しさん (2016-02-05 15:25:18)
  • ↑ 明らかにジャンルだよな。 『好きな歌は』って聞かれたならともかく『好きな音楽』って括りなんだし。 -- 名無しさん (2016-02-05 16:18:55)
  • 自然の摂理は非情…だが、そこがいい -- 名無しさん (2020-10-01 01:11:38)
  • 確か今はもうカラオケで川村版入ってたはずだよ、こないだ歌ったし -- 名無しさん (2022-08-23 16:29:04)
  • マジで名曲 -- 名無しさん (2023-03-06 19:57:14)

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