登録日:2010/04/06(火) 17:55:18
更新日:2023/08/31 Thu 13:08:53NEW!
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リンドブルム みんなdeクエスト 芯海の楽園 ゲーム スクエニ 島 スクウェア・エニックス サービス終了 ca以前 コンテンツ
『みんなdeクエスト~芯海の楽園~』は、フィーチャーフォン向けオンラインゲーム。
提供元:Lindwurm/インデックス/SQUARE ENIX
提供期間:2002年6月17日-2005年7月31日
利用料金:月額300円
半日毎に行動を選択し、その結果をメールで受け取るメールプレイングゲーム。
行動結果は携帯小説の体になっている。現在はSQUARE ENIXのサイトで公開されているので読んでみても。
装備や戦闘中の行動は予め設定する。連携と相手の行動対策を考える必要があり、それなりにゲーム性がある。
1日2回アクセスすれば良く、拘束時間が短い為、忙しい社会人に喜ばれた。
当時はパケット代が怖かったので、はしゃぎ回る悪質プレイヤーもあまり見なかった。
舞台となるフローリア諸島は、ランドリート、コルトレカン、アノーレ、エルツァンの4つの島からなる。
東大陸グローエス五王朝(『みんなdeクエスト〜虹色の夜〜』の舞台)と西大陸アラセマ皇国の間に横たわる大海『芯海』。
フローリア諸島はある日突然そこに現れたという。
その島には貴重とされる理石・神木が手つかずのまま多量に存在し、この世界においてほぼ姿を見ることのなくなった亜獣・亜人が楽園を築いていた。
更に島には芯なる者と呼ばれる古代存在が造った『芯形機構』を内包した未知なる遺跡が多数残っていることから冒険者達からは『最後の楽園』と呼ばれる。
しかしその資源の他国への流出を危ぶんだアラセマ皇国が他国の介入を禁止。
そして十数年をかけて入植を繰り返し島々を整備していった。
数ヶ月前、東大陸グローエス五王朝にて虹色の夜という現象が発生。
美しい極彩色に輝く夜空に人々が見とれた翌日、
まるで御伽噺でしか聞かなかったような怪物や、鋼色の建造物、浮遊列島などが次々と召喚され王朝内を混乱させた。
まるでそれに合わせるかのようにフローリア諸島内で亜獣・亜人の凶暴化、土地概念の変質によるゲル状化や粉状化などの変化、
陰性概念存在『鬼種』の急激増加が発生した。
アラセマ皇国軍はその対処に追われ軍を派遣すると共に、その補助として冒険者への入島規制を緩める。
――そして数多くの冒険者が楽園へ向かう船へと飛び乗るその中にはあなたの姿もあった。
●以下公式キャラクター紹介
『冒険家』ハマダン・オリオール
本名 ハマダン・ワイゼン。
アラセマを統べる六家の一つ、ワイゼン家の次男として生まれるが、軍へ入るのを拒み、若くして国を出奔。
東大陸の大国フォータニカへと移り、そこで学者兼探検家として名を馳せる。
特に、少し前に東大陸の国グローエスで発生した『虹色の夜』事件での活躍は目覚しく、その名声は西大陸にも伝わっている。
そんな彼がフローリア諸島へとやってきたのには何か特別な理由がありそうだ。
『古書収集家』ユーリ
サリクトラム在住の古書収集家。
キヴェンティ(フローリアに古くから暮らす人間種)の村に住む唯一の外来者。
コルトレカン島の歴史について詳しく、島に棲む鬼種についても多くの知識を持っている。
『召喚剣士』ネスカート・ワイゼン
アラセマ陸軍第六師団師団長。
召喚師の家系にあって異端児のネスは肉体派。
戦いに際しては他概念世界から剣を召喚して使役する。
召喚に応じる剣は「極星剣セプテントリオ」、「七星剣ウルサ・マヨル」、「十字剣インフェル・クルシス」等。
キヴェンティとの交渉に辟易し、また退屈している。
●歴史
- 初期
ランドリートからコルトレカンに渡った後に何をすればいいのか分からなくなるプレイヤー続出。
それもそのはず、その当時コルトレカンイベントは実装されていなかった。
ある日いつものように港を歩いていたプレイヤーが突然黒い肉塊に襲われたのはまさにイベントの通りの展開である。
- 中期
なかなか解放されないアノーレ島。暇を持て余したプレイヤー達は武器の強化、技の強化を繰り返し怪物のような強さを誇っていた。
そんな中解放されたアノーレ島シナリオ。潔く次なる島に乗り込んだ彼らの前に立ちはだかったのは、彼らに合わせた強力なモンスターだった。
その有り得ない難易度に歴戦の冒険者達が倒れていった。
- 終期
敵地潜入シナリオにて詰まるプレイヤー多数。「制服を奪う」という言葉から推理し、アラセマスソルジャーを狩り続ける者が現れる。
しかしシナリオは進まない、そもそもシナリオは解放されていなかったのだ。
やがて訪れる最後のシナリオとエルツァン島の解放、サービス終了のお知らせ。
その超難易度の壁と迫るタイムリミットに背中を押されプレイヤー達の最後の戦いが始まった。
称号『芯海の英雄』を得た者は真の英雄とされ、さらなる未知の領域エルツァン島へと赴いたのだった。
そして終わりが訪れた。アノーレ島をクリアした者は0.1%未満だったという。
四角い悪魔こと■eが当時モバイルコンテンツの大幅縮小を行ったために、
どうやらコルトレカン以降は大幅な打ち切りの為のシナリオ変更があったようである。
それでも芯海のシナリオや文章は評価が高く、Lindwurmファンとなった新規が多い。回収されていない伏線が多いのが悔やまれる。
その後、サイバーエージェント提供で復活したが終了した。詳細は『みんなdeクエスト〜芯海の楽園〜』を参照。
更にSQUARE ENIX提供で『みんなdeクエスト〜那由多の道と異界の扉〜』として復活したが以下略。
世界観を共有する作品として『エルアーク』、『Lord of Monsters(ロドモン)』がある。
エルアークはサービス終了しているが、ロドモンはリメイク版がプレイ可能。メールプレイングゲームじゃないけどね。
マレーネ「以降のネタバレ・設定に珍なる追記修正があらんことを…」
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