登録日:2012/04/19(木) 23:19:29
更新日:2023/08/21 Mon 13:41:03NEW!
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シャーマンキング 最終回 打ち切り プリンセスハオ 公式が病気 男の娘 女体化 みかん ファンタジー 超展開 どうしてこうなった 夢 伝説の最終回 武井のみかん 即デレ
いつか 知らんが
どこかの国のどこかの城に
憎しみの魔王にとらわれた
姫様がおりました
そ の 名 も
プ リ ン セ ス ハ オ
姫を救い出すため
集まった五人の戦士は
長い旅路の果てに
ついに姫のとらわれた
G.S城に辿り着いたのです
追記・修正お願いします。
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プリンセスハオとは、一言で言えば「シャーマンキングのオチ」であったネタである。
【プリンセスハオまでの流れ】
シャーマンキングとはアニメ化もされた武井宏之の描く漫画作品であり、かつて週刊少年ジャンプを代表する人気作品だった。
そう人気作品「だった」のである。
2003年以降を境に、徐々にアンケートも伸び悩み掲載順も後ろになった本作は、いわゆる「打ち切り」の憂き目にあってしまう。作者が「王道が楽しい」とかいってグダグダ迷走していたのも一因だが。
ともかく、そんな本作品にもとりあえずのオチをつけなければならなくなった。
と、ここまで描けば言い方が悪いが「いつものジャンプ」なのだが、武井宏之氏は他の漫画家と一味違った。
それがこの「プリンセスハオ」、あるいは「みかん」と呼ばれる超展開の一コマである。
【プリンセスハオとは?】
さてさて……その本題の本誌連載版の最終回なのだが、
その流れは「足りない伏線をやや強引にまとめる」→「主人公達に関わりのある人々の描写」→「主人公の『俺たちの戦いはこれからだ!』」
と言うテンプレ……で終わるハズだったのだが、最後の最後で何故かまん太の見た夢でシメになった。
その夢の内容が
- ラスボスであるハオの悪い顔をバックに、何故か妙に似合う女装をしながら目を瞑ったハオが、まるで王子様を待ったヒロインの様な表情をしている。つまりハオが二人いる。
- そして何故か葉率いる主人公達がファンタジーやRPGの勇者パーティみたいな格好をしている。
- しかし阿弥陀丸を筆頭に、持霊達はいつものまんま。
- しかも最終決戦に着いてきた竜やファウストはいない。
- 唐突にみかん。
- コマの右上にでかでかと「プリンセス・ハオ」
と、あまりにも意味不明な終わり方をしてしまい、
その後数年にわたって史上最悪レベルの打ち切り漫画としてネタにされ続けることになってしまった。
【以下、プリンセスハオの真意】
以下、完全版ネタバレ注意
そんなプリンセス・ハオネタだったのだが、描き下ろしによる最終決戦を収めた「完全版」が発表された現在では、
「最終決戦を1コマに収めた」
として、逆に評価する声すら聞かれる。
その理由について説明する前に、まずは完全版で明かされたハオとの最終決戦について説明しよう。
シャーマンキングの最終決戦は一言で言えば「G.Sと同化したハオと五人の戦士の心のどっちが先に折れるか?」と言う内容になっており、結論から言えば最終的に「寂しがりやなマザコンのハオが皆の優しさと愛と折れない心に満たされてハオの方が心が折れて野望を捨てる」
と言うオチになっており、ハオも戦いの後は葉達とも和解する事になった。
ぶっちゃけるとハオが寂しがりやだったり理解者を求めてると言う描写は、実はわりと早い段階からあったりする。
しかも「元々のハオの人格は綺麗で純粋」「五人の戦士達は五大聖霊の力を借りて愛の心で迎え打つ」
「五人の戦士の元々の持霊達は戦いとは別な形でサポート」と、最終決戦の描写をプリンセスハオの1コマに収めていたのだ(一番大きなツッコミどころであるプリンセスも、項目最初のモノローグも含めれば「憎しみの感情(悪い顔をしたハオ)に捕らわれながらも救いを求めているハオの本心(プリンセスハオ)」と解釈でき、見事に合っている)。
その事さえ理解していたら散々ネタにされたプリンセスハオのコマの見方も変わるだろうか。
ちなみにこのコマに描かれたみかんは、恐らく「未完」の暗喩か。
なお、プリンセス・ハオのコマ自体はまん太の見た悪夢として処理されている。
講談社移籍後に改めて刊行された単行本32巻はプリンセスハオが表紙を飾っている。
【2021年版アニメでは…】
2021年には講談社版準拠で再アニメ化。
後期OP映像ラストカットにプリンセスハオが登場し、視聴者の度肝を抜いた。
そして迎えた第49廻Bパートラストにおいて遂に完全再現。
プリンセスハオ→4期ED→Cパート…という徹底した構成となった。
【プリンセスハオその後】
コンビニコミックス版のおまけでやっぱりネタにされました。
ちなみに冒頭のネタはジャンプリミックス版のREMIX TRACK:15の魔界侵略:プリンセス決戦のものである。
ちなみにこれを見ていたたまおかみは吹き出していた。
その登場人物についても一応説明。
◆王子ヨウ
姫の双子の弟と言う設定。
王子様ルックな格好を微妙に恥ずかしがっていた。
◆黒騎士レン
茶番劇に付き合うつもりは無いらしい。
尖っている仮面の人。
◆剣士ホロホロ
なんとなくヨウに付いてきたと言う設定。
剣士なのにある意味魔法使いとばっさり切り捨てられていた。
◆魔法使いリゼルグ
炎を操る魔法使いで姫の殺害を狙うと説明されている。
ちなみに本人は何かについて否定しているが「姫の殺害」か「自分の腹黒さ」についてかは不明。
◆選手チョコラブ
選手じゃねえか!!
やっぱり本編と同じく笑いのセンスが全く無い。
◆プリンセス☆ハオ
魔女に毒リンゴを潰されてミカンになってしまった最強にて最弱のラスボス。
なんだかんだでハオが女顔で女装が似合う為、腹立つ事に無駄にかわいい。
弟に即デレた人。
追記・修正はプリンセスなラスボスの夢を見てからお願いします
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▷ コメント欄
- 当時、ジャンプで読んだ時あまりのクソッぷりにブチ切れで単行本全部売っちまった。 -- 名無しさん (2015-01-01 09:12:09)
- ハオは陰陽師の師匠にガン掘りされる程度にはかわいいからねしょうがないね -- 名無しさん (2015-02-08 06:51:23)
- ちなみにコンビニのおまけ漫画のキャラ説明をよく見るとプリンセスハオは女装した男なんだ(震 -- 名無しさん (2015-06-29 14:17:39)
- これのせいでアニメの終わらせ方を原作レイプ呼ばわりされてるのを見るたび、原作も大概だろって思ってた -- 名無しさん (2015-12-26 09:07:40)
- ハオ最後まで強すぎる -- 名無しさん (2016-01-26 21:10:55)
- 作中最強をキープしたラスボス退治ってのは、倒される事すら納得できなくなるもんなんだよ。プリンセスハオといい地上最強のエア夜食といいぶっ飛んだ形になるのは必然なのかもしれん -- 名無しさん (2016-02-15 08:28:16)
- よかった 最初から古本屋で最終巻買ってて んでこのネタバレ見てて 得をした -- 名無しさん (2016-04-05 12:29:27)
- 最終回が最悪とはいうが、それ以前から力のインフレに強キャラのかませ化に使い捨てキャラ大量生産にクソ長い過去編とバトル漫画のダメなところてんこ盛りだったんだよなあ…… -- 名無しさん (2016-06-17 13:31:08)
- ↑×3 ジョジョ2部のカーズはジョセフに負けたけど、カーズがジョセフより弱いとは全く思わなかったけどな -- 名無しさん (2016-06-17 19:47:18)
- あれはまあ、ジョセフもカーズに負けないぐらい強かったから……力では劣っていても、ジョセフの真の武器である智謀なら、それこそ数万年生きたカーズでも張り合うには10年早いのだからな -- 名無しさん (2016-06-17 21:50:53)
- 打ち切り当時から作者の言いたいこと(描きたかったもの)はなんとなく伝わってた まあ、その結構前から本編すらわけわかんない状態になってたから、最後にトチ狂っただけと思われてもしょうがないわな… -- 名無しさん (2016-06-28 16:33:32)
- ネットでよくみるから項目見に来たが、どういうことだこれは -- 名無しさん (2016-08-07 12:13:11)
- なおjusでは蜜柑を振り撒く精になったもよう -- 名無しさん (2016-09-29 16:50:49)
- 小学生の頃 買ってもいなかった。 今は、3冊買ってもう二度と買わない -- 名無しさん (2016-11-21 19:56:23)
- 過去編は単行本で通して見れば普通に面白いんだが本誌だとキッツいよなぁ、入るタイミングも悪いし。 -- 名無しさん (2018-12-19 07:58:46)
- OPでネタバレww -- 名無しさん (2021-10-31 07:44:22)
- 「王道が楽しい」←「寄り道が楽しい」の誤字では? -- 名無しさん (2022-03-25 12:49:41)
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