或真敷ザック

ページ名:或真敷ザック

登録日:2019/01/09 (水) 17:30:48
更新日:2024/03/28 Thu 13:31:41NEW!
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逆転裁判 マジシャン 手品師 魔術師 マジック 手品 イリュージョン 或真敷一座 父親 行方不明 マント クローバー 豪快 破天荒 逆転裁判4 或真敷ザック 奈々伏影郎



‥‥これが、或真敷の奇跡さ。
はっはっはっはっはっはっ‥‥



或真敷ザックとは『逆転裁判シリーズ』の登場人物である。



大魔術団「或真敷一座」のマジシャン。登場時は40歳。本名は「奈々伏影郎」
肌はやや浅黒く、ワイルドな雰囲気の大男。ステージ衣裳はピンク色で、シルクハットとマントを着用している。
ちなみに一座のメンバーや娘のみぬきも同じデザインの衣裳を着ている。マントの留め具はクローバー。
妻は天斎の娘である或真敷優海。


或真敷一座の花形であり、座長の天斎に次ぐ実力を持つ凄腕のマジシャン。
相棒の或真敷バランと共に様々なイリュージョンを披露し、人々に夢と感動を与えていた。
国際マジック協会のコンテストでグランプリを受賞した事もあり、文化庁から表彰を受け一座の3人が図案となった記念切手が発行された事もある。
逆転検事』の第3話では、直接登場はしないがマックス・ギャラクティカと一座のメンバーとでマジック対決を繰り広げている。


その見た目どおり豪快で荒っぽい性格。
彼の古い友人である記者の葉見垣正太郎によると「気持ちのいい男だったが、すこぶる荒っぽい人でもあった」らしく、取材中も何度か殴られた事があるという。
“負け”がとても許せない質であり、「自分が負けるのは師である天斎1人で十分」だと考えている。
なので勝つためには手段を選ばないところもあり、ポーカー勝負で勝つためにイカサマ師と手を組んだ事もある。
そんな彼も愛娘のみぬきには甘く、彼女の前では優しい笑顔を見せる。


逆転裁判4』の第4話『逆転を継ぐ者』の過去編に登場。
本編から7年前に発生した天斎射殺事件の容疑者として逮捕・起訴される。
だが裁判の前日になって急遽成歩堂龍一と面会し、ポーカー勝負をした後で彼に弁護の依頼をし、前任の弁護士を解任した。
ちなみに勝負の後で「私が本当に必要としているパートナーを見つけた」と意味深な事を呟いている。
その後は成歩堂に事件についての話をなぜかほとんどせず、開廷直前に「今日この私に有罪判決が下る事はない」と断言し成歩堂を元気付ける。
その事を成歩堂に突っ込まれると「私に判決を下すのは不可能」と言うが‥‥



以下、重要なネタバレ


















審理中に弁護側が捏造された証拠品を提出した事で裁判は中断。
その証拠品を用意したのは成歩堂ではなかったが、これが元で成歩堂は弁護士資格を剥奪される事となる。
そしてザックは裁判長から弁護士を変えて上告する権利がある事を説明されるが、そんな状況にもかかわらず「私に判決を下すのは不可能」と笑う。
その理由は「“存在しない”被告人に判決を言い渡す事は出来ないから」だと言うが、その直後に法廷から逃走し、そのまま消息不明となった。


彼が消息不明となった事で天斎殺害事件の裁判は未結審のままひとまず終わりを迎える。
そして彼が消えた後に残されたみぬきは、弁護士資格を失った成歩堂の養女となり「成歩堂みぬき」として彼の新たな事務所「成歩堂芸能事務所」の看板マジシャンとして活躍するようになる。



以下、さらなるネタバレ


















天斎殺害事件の裁判から7年が経過した現在。
ロシア料理店「ボルハチ」でピアニストとして働く成歩堂の前に、「浦伏影郎」という旅行者として葉見垣を連れて現れる。
7年前と違って顎髭が生えており、表情もやや堅くなっている。
また7年前からそうなっていたかは不明だが、頭頂部が禿げている。


成歩堂と再会して早々「キミには迷惑をかけた」と謝罪し、ここに来た目的は「成歩堂にポーカー勝負で勝つため」だと話す。
そして勝負に入る前に、7年前の事件の真実を語った。


7年前の事件当夜に天斎の病室に呼び出されたザックは、天斎の思惑通りの行動*1を取った後で彼を言葉を交わし、彼からマジックの興行権を譲り受けていた。
その直後に事件に巻き込まれ、天斎殺害の犯人として逮捕されてしまう。
捕まった後はとにかく法廷から姿を消す事だけを考えていた。この事を成歩堂に一切伝えなかったのもそのためであり、真相を語っている間も成歩堂に申し訳なさそうにしていた。
逃走から7年間姿をくらましていたが、今になって現れたのは成歩堂との勝負の他に「興行権を財産としてみぬきに相続させるため」という理由があった。
7年前に興行権譲渡の書類を譲り受けたザックは、これの正当な後継者をみぬきにしたいと考えていた。
行方不明になった人間は満7年をもって「死者」と見なされるため、天斎の生前に後継者として名前が挙がっていなかったみぬきに権利を渡すためには、「死者」になる前に公証人を交えて譲渡書類を作成しなければならないのである。
公証人の資格を持つ葉見垣の前で成歩堂に署名を求め、譲渡書類を完成させる。
その後はもう1つの目的である成歩堂とのポーカー勝負に移ろうとするが、成歩堂にサイコ・ロックを解除され、或真敷一族が持つ「人の緊張を感知する能力」「みぬきと王泥喜法介が父親違いの兄妹である」事も明かした。
最後には人生の“後始末”と今も尚あらぬ疑いをかけられ苦しんでいるバランを救うために「自分が天斎を射殺した」と嘘の自白書を作成し、ようやく成歩堂とのポーカー勝負に移った。


今回の件で成歩堂に多大な迷惑をかけていたが勝負となったら話は別で、成歩堂のポーカー無敗伝説を崩すためにイカサマ師の逆居雅香と組んでまでして彼に勝とうとする。勝った後は再び闇の世界へと身を隠すつもりであった。
だが偶然にも成歩堂にこの企みを見破られてしまい、敗北した途端つい逆上して逆居をジュース瓶で殴打してしまう。
そして成歩堂が人を呼びにその場を離れている間に、7年前に一方的に解任した弁護士・牙琉霧人が現れ、7年前にプライドを傷つけられた事を未だに根に持っていた彼に撲殺されてしまった。
ちなみに身分を証明するものは所持していなかったので、「浦伏影郎」という謎の旅行者が殺害された事件として処理される事となった。


なお、彼の死はみぬきにも伝えられており、人知れず涙を流してその死を悲しんだ。




追記・修正は7年間行方をくらましてからお願いします。


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  • 宣言通りリセットと警告を追加しました -- 名無しさん (2019-01-20 07:51:07)
  • 記事には公平な事実しか書かれてない筈なのに行動の何もかもが滅茶苦茶過ぎて笑ったw -- 名無しさん (2019-11-17 17:53:15)
  • コメント欄まっさらでワロタ。この検閲のされ具合でこのキャラに対するプレイヤーの低評価ぶりが窺える -- 名無しさん (2020-06-05 05:54:03)
  • なんか悲劇みたいな扱いで忘れてたけどそういえばワインボトルで殴ってたわ… -- 名無しさん (2020-09-16 23:28:49)
  • 気持ちの良い人ではあるんだろうけど、確かに破天荒だな。成歩堂を殴った理由が一周回って笑えてくる -- 名無しん (2021-04-18 13:11:04)
  • 一話はこの人がイカサマ師側だったらそれほど矛盾なく進んだような気がする… -- 名無しさん (2022-06-01 14:52:30)
  • メタな話をすると1話作成時点では良くも悪くも謎の男って設定だったけど、シナリオの都合でアルマジキ一座の一人ってことになったのでちょっとしたちぐはぐはそのせいか。何よりマジシャン服が似合わねえのなんの。 -- 名無しさん (2023-12-04 15:46:17)
  • 4が叩かれる結構な部分をこのキャラが負ってるよな。行動は支離滅裂ヘイト集めまくりなのに、劇中ではヒロイン実父としてスルーされ、しんみり扱いなのが脚本のガバとしか言えない状況だし -- 名無しさん (2024-02-02 01:08:31)

#comment

*1 「額を撃て」との指示され、ピエロの額を撃った。

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