生きるは、変わる。
社名: メディテックス製薬(Meditex Inc.)
部門: 薬学・生理学・生物学研究開発事業
概要: 新世界戦争前から大きな力を有していたメディテックス製薬は、戦争後の開拓された土地でもその勢力は充分すぎるものだった。魔導研究が進み、即効性かつ持ち運びも容易なシリンジ型の万能医薬品"Medipod(メディポッド)"が開発されて以来、エルディガルシティに住まうレジデントの死亡率は下がり、寿命は格段に延びていった――結果的に、少子高齢化のひずみが大きくなってしまったことも指摘する声が上がっているのは言うまでもない。
Medipodの開発は、実のところ多くの犠牲があって成り立ったものとしてあげられる。その犠牲者の多くはエルディガル原住民たちであり、何十万という命がメディテックス製薬の実験によって命を落としている――それも、非常に残酷で、苦痛を伴う方法を用いてである――。そのような経緯のためか、ネイティブたちは、もし仮にMedipodを手にしたとしても、自らにも誰かにも使用することもなく、"弔いの儀式"をあげて供養する例が企業連邦評議会に報告されている。
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