弟のモートンと共にダーナン河流域を荒らして回る狼騎兵を率いている。
モートンとは異なり決して前には出ようとせず、一番大きな三眼狼に跨っている。
弓を扱う腕前は確かだが、猜疑心が強く臆病ともいえるレミーはモートン以外の者を信用しようとせず、協力関係にあるサンダルカスの鎌団のウインディ・ルーナでさえも疑いの目で見ている。
モートンと同じく、黒の魔術に通じているレミーは、時間がかかるものの効果が高い「精神支配」の魔術を使うことができ、森の牙団で支給されている薬物と共に使うことで、配下がレミーに弓引くことができないような体制を作っている。
ソシェという名のレミーの妖精は「不可視」の魔術を使っての偵察や不意打ちを得意としており、目に見えるレミーの矢に注意を払っていると、ソシェの不可視の一撃によって致命傷を負わされる。
この戦術は思いのほか強力で森の牙団の討伐に出た南域騎士団を返り討ちにしたという話も記憶に新しい。
レミーとモートンの名乗っているアラゴスキという姓は、その時騎士団の一隊を率いていたパラデオ・アラゴスキという騎士隊長の姓で、討伐隊を返り討ちにしてパラデオを殺した後、勝手に名乗っている。
そのため、アラゴスキの一族からは恨みを買っている。
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