自らも「発雷」の魔術を使い、術者の支援を当てにせず独力で戦うのを得意とする。
どちらかというと、ラミレス自身の魔導騎士としての実力は人並みであり、それを守りながら戦うという足枷を背負ってなお王国武術大会を勝ち抜けるだけの実力を有している。
その力は聖遺物の写しである「ガレス・レプリカ」を手に握るにふさわしいと言われている。
戦場において、彼女は常に単騎でいることを好み、守るべきもののない彼女は正に稲妻のごとき活躍で、「深紅の稲妻」という二つ名で恐れられている。
その苛烈さは平時から表れており、自らの術者を「下僕」と呼んで憚らず、周囲に対しても高圧的な態度を改めることはしない。
しかしそんな扱いを受けるラミレスは、周囲に親しみを持って受け止められている。
それはレイアが畏怖される存在であるほど、強く当たられるほど、周囲は笑みを持ってにこやかに受け止めている。
その辺り、強くなるほどに周囲から孤高になっていくレイテンファルトとフォウオージュとは対照的である。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧