家柄や血筋で能力の決まる魔導師の中にあって、彼のように平民の出でありながら魔導騎士の最高位にまで登り詰めるというのは例がなく、絵に描いたような平民階級の夢とあこがれの具現である。
赤の魔導騎士団所属だが、騎士団長ではない、
彼は単独戦力としてみた場合非常に優秀だが、集団の指揮能力や人望といった、人の上に立つ資質に欠けており、騎士団内部での立場は上位騎士と同等程度であるが、本人はそれをまったく気にしていない。
神聖騎士拝命時に彼の使役する妖精レイアと揃いで聖遺物の模造品である「ガレス・レプリカ」を拝領しており、杖としての機能も兼ね備えたその鍔には緋の宝玉がはめ込まれており、赤の魔術の負担を軽減する力がある。
が、彼自身の魔術師としての力量はさほど高くなく、にも拘らず彼が神聖騎士にまで選ばれたのは、彼の妖精であるレイアが戦闘妖精としても圧倒的に強力であるためである。
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