カルダンは魔術の才に恵まれず、常人離れした高い身体能力のおかげで魔導騎士団の入団試験に合格したものの、魔導騎士としては三流だった。
しかしカルダンには、それを補って余りある才があった。
カルダンは「爆発」の魔術を詰めた魔導石を使って鉄の球を撃ち出す攻城兵器を開発。
さらにカルダンは工夫を重ね、炸裂する弾を開発して攻城兵器を対人兵器として転用できるようにした。
この新たな兵器をカルダンは魔導砲と名付け、王立騎士団に魔導砲を扱う兵科「魔砲科」を設立する。
この功績を持って、カルダンは王国魔導騎士として最高の名誉である神聖騎士の称号を贈られ、ダルモント家は再び過去の栄光を取り戻したのである。
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