両国とも銀の算出は多く、良質な貨幣を作る技術にも長けている。
それ以外の地域では歴史的な経緯や、信用ある通貨を作る経済力の面で劣る部分があり、両国から貨幣を買ったり、重さで計量して取引に使われる、
銀貨の下には銅貨もあるが、こちらは帝国と王国の周辺でのみ流通しており、両国内でも辺境ではあまりいい顔はされない。
金貨は主に東域で流通しており、どちらかと言えば通貨というよりも交易品という側面が強い。
開孔銅貨が五枚で大銅貨、それが十枚で涙型銀貨、涙型銀貨五枚で大銀貨とそれぞれ等価値であると定められており、金貨は概ね大銀貨一枚と交換されるが、東域では大銀貨二枚分と両替される。
その差額を利用して、アルトゥーンとアルチュカリドを往復することから東西交易路は始まったとされている。
冒険者は硬貨を持ち歩くのはかさばるため、銀の粒や砂金で持ち歩くことも少なくない。
その場合は重さで価値を量ることになる。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧