ジャル・ド・バゴーはいくつものサンドフォークの族長を糾合し、帝国に対して独立戦争を仕掛けた。
当時、帝国の支配下に置かれていた東域では亜人排斥政策もあり、伝統的なサンドフォークの生活は脅かされていた。
また、東西交易路の成立以降、隊商や遊牧の民が増え続け、猟場を荒らされるサンドフォークたちはそれを快く思っていなかった。
ジャル・ド・バゴーはこうした不満を糾合し、東域行政府に対して独立を宣言。
黄金色の砂漠を領土とし、東域行政府に相互の不可侵を要求した。
これは数年に渡る戦となったが、帝国魔導騎士、アクヴァール・メシーナにより鎮圧され、ジャル・ド・バゴーも捕縛される。
アクヴァールはサンドフォークに対し、東域領内での生活を保障する代わり、隊商や遊牧民への攻撃を禁止し、ジャル・ド・バゴーは自身の命と引き換えにサンドフォーク全体を生かすためにそれを約束した。
ジャル・ド・バゴー自身はそれをすべての氏族に通達して後、処刑されるが、その時の誓いは今もってなお「ジャル・ド・バゴーの誓い」としてサンドフォークの間に伝わっている。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧