ジャル・ド・バゴー

ページ名:ジャル

建国神話の頃に実在した、サンドフォークの族長。

ジャル・・バゴーはいくつものサンドフォークの族長を糾合し、帝国に対して独立戦争を仕掛けた。

当時、帝国の支配下に置かれていた東域では亜人排斥政策もあり、伝統的なサンドフォークの生活は脅かされていた。

また、東西交易路の成立以降、隊商や遊牧の民が増え続け、猟場を荒らされるサンドフォークたちはそれを快く思っていなかった。

ジャル・・バゴーはこうした不満を糾合し、東域行政府に対して独立を宣言。

黄金色の砂漠を領土とし、東域行政府に相互の不可侵を要求した。

これは数年に渡る戦となったが、帝国魔導騎士アクヴァール・メシーナにより鎮圧され、ジャル・・バゴーも捕縛される。

アクヴァールサンドフォークに対し、東域領内での生活を保障する代わり、隊商や遊牧民への攻撃を禁止し、ジャル・・バゴーは自身の命と引き換えにサンドフォーク全体を生かすためにそれを約束した。

ジャル・・バゴー自身はそれをすべての氏族に通達して後、処刑されるが、その時の誓いは今もってなお「ジャル・・バゴーの誓い」としてサンドフォークの間に伝わっている。

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