世界には、人類に似た姿の獣がいる。
亜獣と呼ばれる生物がそれで、分類上の特徴として体の一部から半分ほどが人、特にヒュームに似たつくりをしている。
彼らは独自の言語を持つものや、一部の人語を解するものもいるが、その知性は高くない。
また、神の叡知を授かっていない彼らはアニマを有してはいるが魔術は使えない。
その点、知能の点では彼らと大差ないと言われるゴブリンが魔術の力を行使できるのは、今もって生物学上の不思議と言われている。
亜獣は基本的には人の社会の外に独自の集団を作り、草原や岩山、小島など人里離れた場所で生活している。
その生活は原始的なものが多いが、一部で道具を作って使用するなどの知的活動がみられる種もある。
群れで生活する亜獣だが、高い知能を有してはおらぬので、狩りの連携なども野の獣と同じ程度であることがほとんどである。
その一方で、彼らは独自の言語による同種族間の意思疎通をしていると考えられており、その分だけ単なる獣よりも厄介な存在であると言える。
→婦蜘蛛(アラクネ)
→人馬(ケンタウルス)
→人蛇(ナーガ)
→妖婦鳥(ハルピュイア)
→山羊小人(パーン)
→獅蠍(マンティコラス)
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