建国神話の後期に王国の西の海を荒らしまわっていたとされる龍王の一柱。
「凍結」の魔術を用いる巨大な水竜種で、幾度もの討伐の軍船を差し向けられたが、逆にその船を沈めてきた。
王国の冒険者であった英雄ザルカディアスは、父であるカルザミスにこの悪辣な龍王を倒す方法はないかと問うたところ、カルザミスは妹神である風の四姉妹にザルカディアスの船を守るよう命じた。
またザルカディアスには、船の衝角を真銀で覆い、それをソルレギオに突き立てよ、と助言をした。
ザルカディアスは以降王国を奔走し、当時の国王パトロ・アルヴァレスの協力を得て三隻の軍船を率いてソルレギオと戦った。
ソルレギオの「凍結」の魔術は海を凍らせ、それを軍船にぶつけようと試みたが、風の四姉妹の加護を受けた三隻の軍船は襲い来る氷塊を避け、真銀で覆われた衝角をソルレギオの体躯に深く突き立てた。
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