敵がVtuberに対して何をしてくるか知らなければ防ぎようがない。ファンを自称するならアンチの攻撃手法を知っておくべきである。
そもそもアンチはアンチで攻撃の技術を高めているのだから、ファンはファンで防御の技術を高めておかなければならない。
随分と前からファンへの煽りが下手糞なアンチに対して先輩アンチが指導するところを何度か見かけている。
一方で下手糞な推し方をしているファンを教育するファンは見かけたことがない。
今のファンに足りないのは学習である。
しかしながら、私はファンでもなければアンチでもないので、正しい攻撃手法を知っているわけではない。
客観的にVtuberの世界を見ていて攻撃だと感じたものを列挙していくこととする。
杞憂で終わってくれれば幸いである。
コメントによる誹謗中傷
基本中の基本である。説明は不要だろう。
Vtuberのメンタルにダメージを与えることが出来る。
また、ファンの気分を害することが出来る。
ファンに擬態して攻撃
Vtuberから見てファンとアンチを見分けるのは至難の業である。
これは未熟なファンが多いほど効果を発揮する。
ファンを名乗りながらVtuberのためにならない発言をする奴はいくらでもいる。
だからアンチが混ざっていても気が付かないし、頭の悪いファンが発言しているように見えるのである。
この攻撃によりVtuberはファンに失望する。
また、第三者に、このVtuberを推しているファンは頭がおかしいと思わせることが出来る。
対立煽り
ファンに擬態することで他のVtuberもしくはVTuberと関係ない個人・団体と戦わせる手法である。
これも未熟なファンが多いほど効果を発揮する。
一度対立させればファン同士勝手に殴り合ってくれるのでアンチへの負担が少ない。
Vtuberはファンの活動を止めるということが難しいため、鎮火が難しいという利点もある。
それに加えて評論家たちがワラワラと群がって事態を悪化させていく。
一度ハマれば永遠にダメージを与え続けることが出来るのである。
この攻撃により、Vtuberは他のVtuberと関わりにくい状況を作るファンに失望する。
また、第三者に、このVtuberを推しているファンに関わらないほうがいいと思わせることが出来る。
反転アンチ生成
人間は恩を仇で返す生き物である。
ファンをアンチに寝返らせてしまえば応援するよりも熱心にVtuberを攻撃する。
ファンがVtuberにべったり惚れ込んでいるほど効果が高い。
Vtuberのことをよく知っているからこそ的確に傷をえぐってくれるのだ。
仮に失敗しても、Vtuberを推すのを辞めてしまうのでファンの数が減るので無駄がない。
この攻撃により熱心なアンチを増やしつつVtuberの味方を減らすことが出来る。
低評価爆撃
説明不要である。低評価をつけてVtuberのやる気を削ぐ。
第三者からのVtuberに対する印象を悪くさせる効果もある。
外堀を埋める
攻撃したいVtuberに関係がありそうなVtuberに悪い噂を流す。
攻撃対象のVtuberの知らないところで自分の悪評が広まるため、気がついたときには手遅れ。
前から仲の良かったVtuber以外は関わってくれなくなる。
本人しか伝わらない方法で行動すれば、ファンも気がつくことができない。
特に運営がメッセージの内容を閲覧している場合、コラボの中止を働きかけることが出来るため、Vtuberは自由に行動ができなくなる。
この攻撃により、Vtuberを孤立させることが出来る。
また、行動制限により鬱憤が溜まったVTuberの謀反を発生させることも期待できる。
悪質な情報拡散
サイレントマジョリティが大好きなファンが多いほど効果がある。
ファンが何も言わないことをいいことに事実無根な情報を増やして事実にしてしまう。
アンチはスルーを馬鹿正直に守ると、沈黙が肯定となるため、Vtuberはファンが何もしないことに失望する。
もちろんファンが変な対応をすれば次の攻撃にもつなげることができるためリターンが大きい。
この攻撃により、Vtuberにファンが自分を守ってくれる存在でないとわからせる事ができる。
また、第三者に嘘の情報を信じ込ませてアンチの味方とすることが出来る。
内部から破壊する
VtuberはVtuberを警戒しない事が多いためこの攻撃が成立する。
Vtuberをアンチにすることで箱の崩壊を狙う。
もしくはアンチがVtuberになって内部からの破壊工作を行う。
箱の信頼を落として利益が出ないようにすることで、Vtuberの運営を継続できない状態にすると、本人にやる気があっても廃業に追い込む事ができる。
この攻撃により、箱を潰す事ができる。
また、信じていた仲間に裏切られることで大量引退を誘発することもできる。
さらに見限ったファン(大半が厄介ファン)を別の箱へ連れて行くこともできる。
企画倒れを狙う攻撃
Vtuberは配信内容を事前に知らせてくれるため、その配信ができないように妨害する攻撃である。
YoutubeのアカウントをBANしたり、やる予定のゲームのサーバにアタックして停止させたり、様々な方法が考えられる。
やりたいことができないことでVtuberとしての活動意義をなくしていくことが出来る。
この攻撃により、ファンがガイガイする姿を見ることが出来る。
Vtuberにダメージが行かないため、ファンの民度調査にもってこいである。
ダイレクトアタックへの誘導
Vtuberの個人情報を拡散することでリアル世界で犯罪に巻き込まれるようにする手法。
ファンが自宅に押しかけたり、ストーカー被害にあったり、最悪殺人事件に発展する。
この攻撃により、精神的なダメージでVtuberに配信できなくさせる。
拠点の破壊
平和な日本だから見過ごされがちだが、災害などで活動終了を余儀なくされるVtuberも存在する。
当たり前だが企業勢には現実世界に本社が存在する。
誰も心配していないが、本当に頭のおかしい奴に狙われたら一番被害を受けやすいのは、住所が確定しているそこである。
京アニの放火事件があったように、Vtuberも所属している事務所が襲撃されて被害を受ける可能性はある。
個人勢でない限り機材だけでなくスケジュールの管理や営業など運営が実施しているものは多々あるため、拠点を何らかの方法で破壊されると大ダメージを受ける可能性は否定できない。
この攻撃により、最悪Vtuberの大量引退が発生する。
また、事件に巻き込まれて死亡するVtuberも出る可能性がある。
有能なファンの除外
現状、有能なファンは一握りしかいないため、有能なファンを引き剥がしてしまえば、Vtuberは無能なファンによって勝手に潰れていく。
一つは有能なファンのやる気を削ぐ方法。素晴らしい作品を作れる人間でも、性格や思想に問題があることは稀によくある。
オリンピックの演出に選出されるような著名人が、実は過去に・・・というようなことが頻発したように、その地位に至るまでに何もやらかしていないことはないということはない。
また、再生数やフォロー数など数字に取り憑かれているファンも相変わらず多いため、作品を評価しないということが活動の放棄につながることも多い。
二次創作者と同人ゴロの差はそこであるように、ファンの良し悪しもそこで決まる。
いずれにしろいい作品を作るファンがいなければVtuberの活動が認知される機会も減るのである。
もう一つは、別のVtuberに鞍替えさせることである。
この通りの現状であるので、優秀なファンはVtuberよりも貴重な存在である。
優秀なファンを多く獲得したVtuberが数字が伸びて人気となるのはよく知られている。
だからアンチのみならずファンまでもが優秀なファンを引き抜こうとしているのである。
この攻撃により、Vtuberのモチベが下がる。
また、有害なファンの比率を増やすことで箱の評価を下げることが出来る。
業務委託
今やあらゆる作業はビジネスとして業務委託が可能である。
部屋の掃除、宿題代行といった小さなものからサイバー攻撃や戦争のような国家規模のものさえ金を払えば他人にやってもらえるのである。
アンチの活動も例外ではない。
たった一人のアンチでも、荒らしを仕事にしている団体に金を出せば24時間攻撃をし続けることが可能となる。
そもそもネットを検索すれば誹謗中傷を止めるサービスが有るのだから、マッチポンプの可能性は考えておくべきである。
逆に推しを代わりに応援してくれるようなファン代行サービスはない。
ファンにとっては応援することが生きがいなのだから他人の手を借りてしまうと楽しくないのだ。
数字を盛る作業だって自分でやるから達成感があるのだろう。
ファンとアンチ、どちらが効率的であるかは言うまでもない。
この攻撃により、アンチ側はリソースを消耗しないで標的を24時間365日攻撃し続けることが出来る。
その結果、Vtuber側に負荷をかけ続けて精神を消耗させられる可能性がある。
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