最初に書いておいたが、この作品の目的はVtuberのアンチを増やすことではなく、Vtuberを支えられるファンを増やすことである。
ここまで熱心に私の二次創作を読んでくれるのであれば、正しいファンになるためのヒントくらいは掴んでくれているはずだ。
まさか、Wiki全体が創作物だと思わずに読み進めている馬鹿はいないだろう。
ここまで気を使ってVtuberが悪くならないように話を進めていったのだから少なくとも事実ではないことがわかっているはずある。
だが、ソースもないのに自分の都合のいいように解釈して信じるような馬鹿だらけなので不本意だが一応記載しておかねばならない。
私は二次創作をしている者である。よって、ファンではない。
いくらVtuberを理解しても文章に書き起こせば二次創作になってしまう。
だから、Vtuberを支える役目は他の人に託さなければならない。(無惨並の発想)
とはいえ、何も引き継がずに役目を渡せば大惨事になることは確定的に明らかなので、わかっていることだけ書き記しておくことにする。
今大切なのは、まともな人間をどれだけ生き延びさせることができるか、ということである。
法律に則った方法か非人道的な方法かは知らないが人間の数を減らすことが行われるのは目に見えている。
「世の中を新しくするには腐った人間をすべて排除しなければならない」ということは誰でも考えつくことであるからである。
だが、いつの世でも腐った人間だけを消滅させるということはできない。
腐った人間の代わりにまともな人間がなくなっていくのはいつも一緒。
だから、ここまで読み進めたからには、ただ生き延びてほしい。そう思っている。
歴史を正しい方向にすすめることができるのは生き延びた人間だけなのだから。
ファンはどんなVtuberを推すべきか
ファンになりたての頃は、大きな箱のVtuberを応援するべきではない。
というのも、ファンが多ければ多いほど間違ったことをしていても本人が気が付きにくいからだ。
これは知名度のあるVtuberに共通の問題である。
しっかりしたファンが応援してくれているからVtuberが活動を続けているのに、マナーのなっていない少数派のファンとなることで長い間自分の間違いに気が付かない。
少数でも推しの許容量を越えると、卒業や引退を考え始めるのである。
だから最初はすぐに潰れそうな小さい箱のVtuberを推すことをおすすめする。
大きな箱のVtuberは今更一人や二人ファンが増えたところで端数にもならないし、すぐに推さなくても引退しない。
他人を幸せにする方法も知らないくせに下手な推し方をして大きな箱を潰すほうが問題である。
また、小さな箱のほうが自分の行動が反映されやすく、間違いに気づきやすい。
Vtuberが引退すれば、それにぶら下がっているすべてのファンが迷惑する。
そのうえ、ぶら下がっていたクソみたいなファンが別のVtuberのところに行って暴れだすため、ファンの些細な悲しみより遥かに大きい悲劇がすべてのVtuberに降りかかるのである。
新しい環境に訪れるときは外来種のつもりで慎重に事をすすめるべきなのだ。
そして、一度に複数のVtuberを推すことで、Vtuberを推すことの難しさを知ってほしい。
はっきりいって箱の方針と本人の考えが一致していない場合のほうが多い。
だからこの箱はこういう方針だからと推し始めると、最悪箱が半壊する。
Vtuberを推すときは、一人ひとり推し方を変えなければならない。
数が増えれば増えるほど一人あたりに割ける時間も少なくなり労力もどんどん増えていく。
一人だけに絞って押す方法もあるが、大きい箱ほどコラボでどんどん関係性が増えていくため、嫌でも他のVtuberを見て理解しなければならない。
Vtuberを推すなんて仕事は学校では教えてくれない。
何の準備もせずにアンチの栄養になりに行くくらいなら、アンチの目に届かないところで準備をしてから現場へ向かってもらいたい。
どんな箱も最初は小さかったのだから、だれも知らないようなVtuberを推すことは無駄ではないのだ。
現状を見ていると、大きな箱が潰れたあとのことを考えて立ち回っておくのが利口だと言える。
Vtuberにとってファンの応援は拷問である
タイトルで理解できる人にとっては読み飛ばしても問題ないくらい当たり前のことだが、私でもこの2つを結びつけて説明できることに気がつくまで3年くらいかかった。
それはきっと、私がVtuberのファンではないせいだろう。
これを理解するためには拷問について正しく認識していなければならない。
まず、拷問は職業である。趣味ではない。
大体の人は間違えているが、無理もない。拷問を学びたければ、拷問に対して好意を持ってはならないため、ほとんどの人が学ぶことなく拷問を取り扱うことになるからである。
そもそも拷問は機械的に行わなければならないのである。
相手に感情を悟られてはならない。目的を達成するために淡々と行わなければならない。
だから拷問をする人がつけるマスクというのが存在している。
これは主に未熟な拷問官が使用する。
また、相手の嘘を見抜かなければならない。苦痛から逃れるための嘘を信じてはならないのである。
拷問する側はお人好しであってはならないのだ。
素人が拷問しようとすると、勝手に正解を決めてそちらに進ませようとするが、それでは仕事として不合格である。
ロボットがあれば解決するようなことを当時の人間たちがやっていたのだから驚くべきことである。
今の人間が考えているような娯楽としての拷問ではなく、仕事としての拷問。
人間という生物の恐ろしさばかり強調されるが、称賛されるべきはいかなる時も機械的に仕事をこなせた人間の心の方である。
ところで、この拷問をする受けるの関係は、Vtuberとファンの関係に似ている。
Vtuberはほとんどの状況でファンの感情を読み取ることができない。
文字だけを見てファンを理解しなければいけないのだが、ほとんどは苦痛を与えるものである。
エゴサは拷問の苦痛から逃れられる方法を探す行為に似ている。
自分にとって都合の良いコメントを探すことでファンから与えられる苦痛からなんとか耐えようとしているのである。
また、ファンはVtuberに対して疑心暗鬼でなければならない。
Vtuberは当たり前のように嘘をつくので、騙されないように細心の注意を払わなければならない。
拷問によってVtuberを引退させるようなことがあっては、ファンの仕事として失敗である。
ファンは拷問をする側であり、Vtuberは拷問を受ける側である。
ほとんどのファンは拷問を娯楽として捉え、苦しむ姿を楽しんでいるのだから、Vtuberが活動を休止したり引退したりするのは当たり前なのだ。
ファンはその状況を理解しなければならない。
ファンとVtuberは1対1の関係ではない。
ファン全員でよってたかって1人のVtuberを拷問しているのだと考えるべきである。
ところで、拷問には感情を挟める部分がある。
それは相手を治療するときである。
アニメや漫画などでは省かれてしまうが、拷問するときに一番重要なのは拷問の後の治療である。
私がズタボロのVtuberばかり興味を持ってしまうのも、拷問が好きなのではなく、ただ単に治療が好きだからだろう。
だが、ファンは拷問を楽しむことに全力を尽くしている。それも間違った拷問をである。
配信を見て満足して帰ってしまうファンに支えられているVtuberの寿命は短い。
いかに手厚く治療できるかがファンとして仕事できているかの差となる。
企業勢のVtuberがなかなか引退しないのは、会社の人や仕事仲間がファンの代わりに治療してくれているからである。
適切な治療をしないにしても、周りが強制的に活動休止させることで自然回復を待つこともできる。
そして、その治療を中断させて拷問に場へ引きずって来ようとしてくるのはファンである。
ほとんどのファンは安定した収入があるから辞めないのだと勘違いしているが、それは一番の理由では無い。
ファンが情けなくても会社側でなんとかしてくれる範囲だから辞めないのである。
許容量を超えれば世界一になってもVtuberは引退する。
アンチはそれを理解しているが、ファンは考えもしていない。
拷問を趣味だと思っているからだ。
推しの引退条件を考える
ファンである以上、推しを幸せにするために毎日活動していると思う。
だが、推しの引退条件を知らずに推し続けるのは危険である。
ファンが自覚しないうちに推しを卒業or引退に追い込んでいることがあるので、アンチでなくともどうしたら推しが活動をやめるか考えておくべきである。
適当に考えるだけでもいろいろなパターンがある。
- 飽きる。
- 社会人になる。
- 契約終了あるいは事務所の廃業。
- 会社の方針と合わない。
- キャラ選択に無理があった。
- 仲間がいなくなる。
- アンチが増える。
- ファンが嫌いになる。
- 目標がなくなる。
- リアルでトラブルに巻き込まれる。
- 病気になる。
- 犯罪者になる。
やはりファンがどうにかできるものとできないものがある。
本人が原因の引退だとファンとしても諦めるほかない。
ただし、外的要因が原因の場合は、ファンが解決してあげられないこともない。
ファンに失望して引退を決意させてしまうのは論外である。
まず、普通に働きながら活動できないと考えてしまわないようにすること。
「Vtuberは、ほぼ毎日配信するもの」だという空気ができてしまうとよくない。
配信ジャンキーとか配信モンスターはどこにでもいるので、一ヶ月配信しないだけでも罪悪感を感じてしまうVtuberもいるようである。
そもそも先輩方がバンバン配信していると後輩にとってもプレッシャーになりがちである。
加えてファンが配信するように催促してくるので無理をして体調を崩し、邪魔にならないようにフェードアウトというのもある。
次に路線変更に寛容になること。
なんとなくVtuberを始めて特に目標がないと活動欲も湧かないものである。
やりたいことがあったけど早々にやり尽くしてしまって数字を伸ばすくらいしか楽しみがないというのも同様である。
環境が整っていて目標が達成しやすいといろいろなことに手を出していく必要があるし、その変化をファンは止めるべきではない。
ファンの方で道筋を一つに決めてしまうと推しがそっちにしか進まなくなり、この先はVtuber辞めたほうがいいという決断をさせてしまうこともある。
もともとVtuberは簡単に事務所を変えたり転生したりできない存在なので行動制限は割とある。
それをさらにファンが狭めるというのは引退に近づけるということである。
そして、仲間がいなくなるパターンである。
箱の中でメンバー同士がギスギスしてというのもあるが、仲の良かったVtuberがいなくなって生きがいをなくすという場合もある。
ファンは箱推ししていてもイチ推しのVtuberとどうでもいいVtuberに分かれるものであり、どうでもいいVtuberに関しては割と引退することに寛容になっている。
Vtuberに一番近いのはファンではなくVtuberなので、一見何の関係もなさそうなVtuberが引退を引き止めていることはよくある。
「この人が抜けたらこの人はやばいな」というパターンと「この人が抜けるならこの人も抜けるな」というパターンに注意しなければならない。
Vtuberにも「推しのVtuber」と「親友のVtuber」がいる。
推しが引退して一緒に辞めるVtuberはそんなにいないが、親友が引退したいから一緒に辞めるVtuberは結構いる。
ファンから見れば無理心中かも知れないが、VtuberはVtuberで覚悟決まってる状態になっているので、どでかい風穴を開けて出ていくケースもある。
いかにファンが気がつくことができるかという部分である。
いずれにしろファンは「Vtuberは突然辞めるもの」だと思いこんでいる節がある。
実際は引退を決断するまでにいろいろあるのだ。
いかに引退を決断する材料を減らせるかがファンの腕の見せ所なのだが、悲しいことに引退するまでに自分の夢を叶えてもらおうとするファンの方が多い。
よくあるのが「最近活動に積極的だし自分の意見も通るだろう」パターンである。
どこに陸地があるかわからないのに全力で泳ぎ始める人がいるだろうか。
先がわからないときはペース配分を考えて進むものである。
そして、ゴールが見えたら、そこに向かって全力を出すのが普通だろう。
しかしながら、ほとんどのファンはVtuberがゴールを見つけたことに気がついていない。
やる気を出してくれたのは自分のおかげだと思い、引退を決意した推しの背中を押してしまう。
そうなってしまうのは、ファンが引退の可能性を常に考えていないからである。
推すなら引退しないVtuberにしようと考えているため、推し始めてから引退の心配をしなくなる。
特に世界観を大事にしてキャラを演じているVtuberはわかりにくい。
早期発見できるのはファンだけであり、アンチが先に気がついた場合は対応が後手に回ってしまうことに注意しなければならない。
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