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各クラスの概要です。詳しくはリンク先の各クラスページを参照してください。

目次

Druid[]

ドルイド。自然の守護者。自らも動物に変身可能。

目的によって適切なフォームに変身して戦うことのできるハイブリットクラス。

(2021.09.12 追記:全クラス中で唯一スペシャリゼーションを4つも備えるクラス。近接攻撃役、遠距離攻撃役、タンク、ヒーラーという全てのバリエーションをカバーする上、ステルスまで備えるという究極の万能性が一番のウリ。他のスペシャリゼーションからスペルを継承できる「アフィニティ」という特性を持つため、「ヒールも出来る前衛」、「遠距離射撃しつつヒールする後衛」、「タンク並みに硬くなれるヒーラー」、「自己回復出来るタンク」など、実に多彩な組み合わせが可能。ドルイドが出来ない事を探す方が難しいほど高い対応力を持つ。反面、他のクラスが究極まで育った場合に比べると、出来る事にやや限度があるきらいもある。また、近接攻撃ではトラ、タンクではクマ、遠距離攻撃ではフクロウ、回復では本来の姿にそれぞれ変身しなければならないため、どの姿で何が出来るか完全に把握していないとポテンシャルを引き出せない。全クラス中で最も多彩な動きが出来る反面、念入りな戦闘準備と熟練が必要。自分の専門を絞れば初心者でも比較的扱いやすいクラスではあるが、強くなろうとすると独自の研究が必要になる。逆に言うとやり込み要素が非常に多く、調整次第では最も自分の好みに近付く可能性を秘めたクラスであるとも言える。屋外ではシカや鳥に変身して高速移動できる上、ステルスを駆使した潜入も出来るため、全クラス中で最も高い機動力と活動範囲を持つ。

スペシャリゼーションはエレメンタル・シャーマンとよく似た遠距離攻撃役【バランス】、アサッシネーション・ローグとよく似たステルスと毒DoTを駆使して戦う近接攻撃役【フェラル】、プロテクション・ウォリアとよく似たタンク役【ガーディアン】、レストレーション・シャーマンとよく似たヒーラー【レストレーション】の4つ。アフィニティでそれぞれのスペシャリゼーションから一部のスペルを借用できるため、「メイン職+サブ職」のような組み合わせが可能。構成の幅が非常に広いため、念入りに調整すると理想に近い動きが出来るようになるかもしれない。)

Hunter[]

ハンター。動物を相棒とし、罠を駆使して戦う。

遠距離武器が効果的に使用可能な唯一のクラス。ペットが一緒に戦ってくれるためソロにおすすめ。

(2021.09.12 追記:ペットに攻撃を肩代わりしてもらい、自分自身はペットの専属ヒーラー兼攻撃役になるという二役を一人でこなせるクラス。PvEではソロ最強と謳われており、「3人パーティ奨励」と書かれているクエストの討伐対象MOBをたった一人で倒せる事さえあるという凄まじいポテンシャルを持つ。半面、ペットの操作をしくじってしまったり、攻撃範囲が非常に広いスペルを誤爆してしまったりすると、予期せぬ敵を釣ってしまう事もしばしばで、これが原因で死につながる事も。特に 恐怖(Fear) の状態異常をかけてくる相手のインタラプトをしくじると、飼い主とペットが別々の方向に逃げて大量の敵をリンクさせてしまう可能性があるため、特にダンジョン攻略ではパーティ全滅に直結するリスクが格段に上がる。ただ、ペットは死んでも戦闘中に蘇らせる事が出来るため、飼い主が死にさえしなければ「ゾンビアタック」が可能。その代わり飼い主自身を回復する手段は非常に乏しく、ペットの蘇生は詠唱時間がかなり長いためペットが復活するまで無防備になってしまう。戦闘を仕切り直しにすると敵のHPは全回復してしまうが、《死んだふり/Feign Death》を使って逃げた方がいいかどうか戦局を見て即座に判断出来るようになると生存率が格段に上がる。

スペシャリゼーションはペットを大量にけしかけて物量で制圧する【ビーストマスター】、ペットの弱体化と引き換えに射撃能力と射程の長さに特化した【マークスマン】、遠距離攻撃を諦める代わりに多彩な近接範囲攻撃を得た【サバイバル】の3つ。中でもビーストマスターは扱いが比較的単純な上、飼い主が殆ど何もしなくてもペットが自動で戦ってくれる上にそもそもPvEではかなり強力な部類に入るため、初心者にもお勧め出来る構成と言える。ただ、前述のとおり 恐怖(Fear) の状態異常が究極的な弱点で、大量にけしかけたペットがばらばらの方向に逃げて大量の敵を釣ってくるという地獄絵図になり兼ねないため、恐怖(Fear) をかける相手のスペルは《カウンター ショット/Counter Shot》で確実にインタラプトしていきたい。)

Mage[]

メイジ。神秘魔法を自由自在に操ります。

高い攻撃力を誇るが、防御力が低い。テレポートポータルの作成や魔力から食べ物を作り出すことも可能。

(2021.09.12 追記:とにかく脆い。同格の敵と一対一をしていても、操作を少しミスしただけでたまに死ぬほど脆い。そのためWoW初心者にはお勧め出来ないクラスの筆頭株。半面で大陸間どころか異世界とさえ自由に行き来出来るテレポート呪文を扱える。遠距離攻撃の金字塔とも言える存在だが、死にやすさのせいでソロプレイだと成長し切るまで苦難の連続になり兼ねない。ただ、前衛が攻撃を引き付けてくれていれば、持ち前の攻撃能力を遺憾なく発揮できるため、パーティプレイ向きのクラスと言える。

スペシャリゼーションは単体攻撃特化の【アーケン】、呪文詠唱のスキを極限まで減らした代わりに扱いが非常に難しい【ファイア】、相手の足止めと範囲攻撃能力に特化した【フロスト】の3つ。ざっくり評価するならダンジョンボスなどの強敵向きなのが【アーケン】、PvPで活躍するのが【ファイア】、雑魚敵を大量に始末する事に優れるのが【フロスト】と解釈しておくと大きな間違いはない。)

Monk[]

モンク。鍛え上げた己の肉体と「気」によって敵を撃破。

タンク、近接DPS、ヒーラーが可能なハイブリットクラス。

Paladin[]

パラディン。「光」の力を招いて戦う「光」の伝道者。

DPS、タンク、ヒーラーが可能なハイブリットクラス。

Priest[]

プリースト。「光」の力で回復したり、「影」の力で戦ったり。

多彩な回復魔法を使用可能。影なる姿で戦うこともできる。

(2021.09.12 追記:最強の回復役、とされているものの、実際には「小規模パーティ向きヒーラー」と「大規模レイド戦向きヒーラー」と「ソロで遊ぶ時の遠距離攻撃役」を選べる器用なヒーラー、と称する方が正しい。スペシャリゼーションは前述のとおり小規模パーティ向きのヒーラー【ディシプリン】、大規模レイド戦向きヒーラー【ホーリー】、遠距離攻撃役【シャドウ】の3つ。【ディシプリン】はレストレーション・ドルイドと同様にインタラプト手段に乏しいという弱点があり、【ホーリー】は詠唱時間が長い呪文が多いためPvP向きとはやや言いづらく、【シャドウ】はエレメンタル・シャーマンと同様にかなり扱いづらいという欠点がある。こう言うと弱そうに聞こえるが、シャドウ・プリーストはソロでもPvPでも大活躍できる可能性を秘めているし、ホーリー・プリーストはレイド戦では回復の要として引く手数多だし、ディシプリンは仲のいい友人と小規模なパーティでプレイする際に最も活躍できるヒーラーと言える。「誰とどう遊ぶか」によって戦闘スタイルを自由に変えられる器用なヒーラー、というのが最も正確な説明となるだろう。

ヒーラー役として遊びたいプレイヤーは、選択すべきクラスとしてはやはりプリーストが筆頭候補に挙がる。ドルイドとシャーマンが次点であり、キャラメイク時にヒーラー性能を見比べるならレストレーション・ドルイドとレストレーション・シャーマンと比較検証して検討するのが好ましい。モンクとパラディンがさらにその次に来るが、モンクとパラディンは遠距離攻撃手段を持たないため、ヒールの傍らで手が空いたら攻撃サポートするという事がやや難しい事には十分留意されたい。)

Rogue[]

ローグ。毒のスペシャリスト。神出鬼没でトリッキー。

ステレスを使い、毒を操るクラス。目標の無力化に優れる。

(2021.09.12 追記:全クラス中で最も扱いづらいクラスの一つ。スペルを使用すると減っていくメーター式のゲージ「エナジー」と、スペルを当てた回数だけ溜まっていくメダル式のゲージ「コンボ ポイント」の二つを持つ。基本的にエナジーを消費して「コンボ ポイントを溜めるスペル」でポイントを溜めていって、溜まったポイントを全て消費する事で強力な攻撃を繰り出す「フィニッシング ムーブ」を使い、大ダメージを与える。そしてゼロになったポイントをまた溜め直して再び フィニッシング ムーブ を放つ、という運用方法になる。システムはデスナイトと似ているが、メダルとバーの関係が逆になっている。MPしか扱わないクラスに比べるとステータスが複雑になっている上、使用可能なスペルが多く、適切なタイミングで咄嗟に適切な対応が出来るかどうかが生死を分けるため、プレイヤースキルが非常に問われるクラスの一つ。メイジの次ぐらいに打たれ弱く、奇襲に失敗した場合は諦めて逃げる決断力と判断力も必要になってくる。メイジと同様に1回のミスが死に直結しかねないシビアなクラスであるため、WoW初心者にはお勧めできない。

ステルスを自由に使えるクラスはローグを除けばドルイドしかいない。そしてステルスからの奇襲のバリエーションや、緊急時にステルスで退避する能力では他のクラスの追随を一切許さない。潜入、窃盗、破壊工作など、スパイ活動では抜きん出た性能を誇る。格上MOBが徘徊する危険地帯へもステルスで潜入出来るだけでなく、敵を気絶させてものを盗み、近くの鉱石や薬草を採集し、戦闘せずに盗るだけ盗って去るという泥棒プレイも可能。他のクラスとは全く異なる遊び方ができる。また、PvPではステルス能力を活かした独自の役割がある。特に早い段階でヒーラーを昏倒させたりして戦闘から排除すれば戦局を大いに左右できる上、一対一での戦闘ではプレイヤースキル次第では相手を完封する事さえ可能というポテンシャルを備える。MOBの位置や徘徊ルートを観察して即興で戦略を立てて攻略に挑むという楽しみがあるため、ステルスゲーが好きなプレイヤーにお勧め。ただし、ローグの特性をよく知る相手とパーティを組まないと、せっかく昏倒させた敵にダメージを与えて叩き起こされたり、そのせいで要らないMoBをリンクさせてしまったりと、味方に足を引っ張られる事もしばしば。プレイヤー本人だけでなくパーティメンバーにもある程度の知識や心得を要求する。必然的にソロプレイしてた方が気楽という結論になって一匹狼になりがち。ダンジョン攻略やレイド戦では昏倒が効かない敵が多いため役者不足になりがちというのもソロプレイ化に拍車をかける大きな原因になっている。

スペシャリゼーションは毒を駆使してDoTで戦う【アサッシネイション】、瞬間火力を活かして短期決着を狙う【アウトロー】、本来はステルスからの奇襲でしか使えない昏倒技を戦闘中にも繰り出して相手を封殺する【サトルティ】の3つ。サトルティ・ローグは全クラス中最も扱いの難しい構成の一つだが、プレイヤースキルの高い人が使うと圧倒的な性能を見せる。)

Shaman[]

シャーマン。四大元素の精霊の力を呼び出して戦います。

魔法だけではなく近接DPSやヒーラーもできるので、パーティーの足りない部分を補うことができる。

(2021.10.12 追記:近接攻撃役、遠距離攻撃役、ヒーラーの3つの役割をこなせる器用なクラス。全クラス中最も優秀なインタラプトスペル《ウィンド シアー/Wind Shear》や、恐怖(Fear)、誘惑(Charm)、睡眠(Sleep) という非常に厄介な状態異常3種を解除して無効化する《トレモー トーテム/Tremor Totem》を配置出来たりと、「痒いところに手が届く」クラス。《転生/Reincarnation》で「1度だけ死んでもその場で即座に復活出来る」という非常に稀有な能力も持っており、「残機1」の特性のお陰で他のクラスとは一線を画した運用が出来る。半面で育ち切るまでは「痒いところにしか手が届かない」クラスになりがちで、大器晩成型と言える。ミニオンを召喚して壁にしたり、《呪術/Hex》で敵一体をカエルに変身させて戦闘から排除したりといった防御行動を咄嗟に取れないと死に直結する。出来る事が多い反面、プレイヤースキルも要求するクラス。扱いが難しいため初心者には若干お勧めしづらい。

スペシャリゼーションはバランス・ドルイドに似た遠距離攻撃役の【エレメンタル】、フロスト・デスナイトに似た近距離攻撃役の【エンハンス】、ヒーラーの【レストレーション】の3つ。どれも独自クールタイムを持つスペルが多く、扱いに少々クセがある。ごく限られたボタンを連続で押しているだけではダメージ効率が上がらないため、それぞれのスペルの特性やクールタイムをしっかり把握してローテーションさせる必要があるため、他のクラスと比べると難易度が比較的高い。ただ、ヒーラーの【レストレーション】はホーリー・プリーストとレストレーション・ドルイドの良いとこ取りのような存在で、扱いが難しいヒーラーの中では比較的素直な部類になる。トーテムを用いた設置型範囲回復能力に優れるため、最悪回復トーテムや《回復の雨/Healing Rain》を配置しておくだけでもある程度活躍できる。《ウィンド シアー/Wind Shear》や《キャパシター トーテム/Capacitor Totem》でのインタラプトや《トレモー トーテム/Tremor Totem》を駆使したサポートも咄嗟に出来ると、PvEでは最も優れた支援役になり得る。半面でPvPではトーテムを真っ先に破壊されてしまうため、あまり活躍できない。)

Warlock[]

ウォーロック。悪魔を従え、悪魔の魔法で戦います。

ハンターのように悪魔を召還して戦う。範囲攻撃などがつかえるがメイジのようなバーストダメージはない。

ヘルストーンやソウルストーンの作成などのいくつかのユーティリティースペルを持つ。

Warrior[]

ウォリアー。戦況に応じて戦い方を変える、戦闘の達人。

主にタンクとして活動するが、状況に応じて近接DPSになることも可能。

(2021.09.12 追記:攻撃に特化した斬り込み隊長。バケモノじみた攻撃力のバーサーカーになるか、鉄壁の防御力を誇るタンクになるか、どちらにせよ装備品が充実すれば全クラス中でトップクラスの性能を発揮できる。逆に装備品が心許ない時はダメージをロクに与えられない上にタンクをするには紙装甲過ぎるという何をやるにも中途半端な職になってしまいがち。大器晩成型のクラスの筆頭候補。ただし究極まで育ったウォリアはPvEはもちろんPvPでも手が付けられないほどの猛威を振るう鬼神にまで成長する。成長し切るまでかなりの根気を要するため、初心者にはややお勧めしづらい。

スペシャリゼーションはDebuffを駆使して器用に戦う【アームズ】、本来なら両手で持って扱う大剣や長槍や戦鎚を片手持ちして、なおかつ二刀流で振り回すとい離れ業をやってのける暴力の化身【フューリー】、防御だけでなく範囲スタンやインタラプトも器用にこなす【プロテクション】の3つ。性質上、【アームズ】は装備品が整っていない状態でもある程度戦えるため、装備品が整うまでは【アームズ】、装備品が整ったら【フューリー】で暴れるか【プロテクション】で防御に徹するかどちらかを選ぶという形になる。プロテクション・ウォリアはPvPでは敵陣からフラッグを持ち帰るのに最も優れた優れた構成の一つであり、逆にフューリー・ウォリアはPvPでは敵陣のど真ん中に突っ込んでいってダメージをばら撒いて殺しまくるという攻撃の要になる。ウォリアの強さの8割は装備品で決まると言っても過言ではないため、プレイヤースキルも大切だがそれよりも装備品の質を高めていく事が求められる。)

Death Knight[]

デスナイト。死そのものとなって戦う戦士。冷気・血・不浄の力を用いる。

レベル55以上のキャラクターを所持することで作成可能になる。2人目のキャラクターとして最適。

(2021.09.12 追記:バージョン9シャドウランズのアップデートに伴い、初期Lvは8に改訂された。敵を「手元に持ってくる」稀有なスペル《死の掌握/Death Grip》を持つクラスであり、PvPではこの能力を活かした独自の役割を持つ。早い段階で相手のヒーラーやメイジを引きずり込んで味方で袋叩きにする事に成功すると、戦況を大きく左右出来る。そのため装備品の性能に関わらず《死の掌握/Death Grip》が大きな魅力となっている。

ローグのようにメダル式のリソース「ルーン」と、メーター式のリソース「ルーニック パワー」の二つのパラメータを持つ。メダル式のルーンの最大値は6で固定されており、スペルによっては1ルーン消費するものと2ルーン消費するもの、例外的にごく少数3ルーン消費するものがある。メーター式の ルーニック パワー は、メダルを消費する他の多くのスペルを使用すると溜まっていく。溜まった ルーニック パワー を消費して繰り出すスペルの代表格として、敵にダメージを与えつつ自身のライフを回復する《デス ストライク/Death Strike》がある。基本的にメダルを消費してメーターを溜めて、メーターを消費して自身のHPを回復する、という運用になる。そのため基本的にメダルとメーターは反比例の関係になり、ローグとは逆の動きをする。

扱いは若干複雑ではあるものの、板金鎧(Plate) を装備出来る上に《デス ストライク/Death Strike》で自己回復も出来るため、生存能力と火力が共に高水準でバランスが良い。なおかつ《死の掌握/Death Grip》で「狙った敵だけ持ってきて戦う」事が出来るため、不用意なリンクも避けられる事も生存率を高める事に貢献している。

スペシャリゼーションは範囲攻撃能力に優れるタンク【ブラッド】、片手剣の二刀流で戦う【フロスト】、アンデッドを大量に呼び出して相手を袋叩きにする【アンホーリー】の3つ。周囲の雑魚敵をまとめて手元にかき集めて一気に殲滅する効率狩りが出来るため、ブラッド・デスナイトは人気を博している。アンホーリー・デスナイトは最大15体ものゾンビを一気に従える事が出来るため、瞬間火力が凄まじい。しかし生成したゾンビは常駐させられる2体を除いて時間経過で自動消滅してしまう上、ゾンビを呼び出すスペルのクールダウンがかなり長いので、全力で戦える時とクールダウン中の差が非常に激しい。そのためアンホーリーに限っては初心者には若干お勧めしづらい。)

Demon Hunter[]

デーモンハンター。「DH」と略称される事が多い。DPSの ハヴォック(Havoc) スペシャリゼーションが全クラス中でもトップレベルの機動力を持つため、熱狂的な愛好者がいる。

キャラメイク直後の初期レベルがなんと 98 であり、20スロットのバッグ を4つも装備した完璧に近い状態から始まる。そのため、課金サービスのLv120ブーストを使わずとも、あまり苦労せずに エンドゲーム コンテンツ まで辿り着ける。しかし「1レーム につき 1キャラクター しかデーモンハンターは作れない」、「デーモンハンターになれるのはナイトエルフかブラッドエルフの2種族のみ」という非常に重い制約も課されている。また、クラス固有のイントロクエストの難易度が比較的高いため、一度は他のクラスでWoWのゲーム性を体感してからデーモンハンターを触る方がいいかもしれない。あらゆる面で他のクラスとは一線を画した非常に特徴的なクラス。

(2021.09.12 追記:シャドウランズのアップデートと、それに伴うレベルキャップの引き下げ処理に伴い、デーモンハンターの初期Lvは8になりました。その代わり「1レームにつき1キャラしかデーモンハンターは作れない」という制約がなくなりました。)

Evoker[]

2023.03.14追記:イヴォーカー。名実共にドラクシア (Dracthyr) の専用クラス。ドラクシア以外の種族はイヴォーカーになれない。ドラクシアはイヴォーカー以外のクラスになれない。種族でドラクシアを選べば確定でクラスはイヴォーカーになるし、イヴォーカーのキャラクターを作りたければ種族は確定でドラクシアになる。それ以外の選択肢は今のところ存在しない。

バージョン 10 Dragonflight で実装された。初期Lvは58で、24スロットのバッグを4つ装備している。バージョン 7 レギオン や バージョン 8 BfA 時代のデーモンハンターを彷彿とさせる。デーモンハンターと同じくクラス固有のイントロクエストがある。デーモンハンターと並んで唯一《滑空/Glide》が使える。また、全クラス中で唯一《ソアー/Soar》が使える。そのため ドラゴンアイル (Dragon Isle) ではドレイクを解禁するまでの期間は屋外で最も機動力が高い。(Blizzardが今後ドラゴンアイルを通常のフライトマウントで飛行可能にする仕様変更を行う場合はその限りではない。また、ドレイク解禁後は全種族全クラスが自由に飛び回れるようになるため、ドラクシア固有技の《ソアー/Soar》を誰でも使えるようになると言っても過言ではない。そのためドレイク解禁後は《ソアー/Soar》は「ドレイクの ヴィガー (Vigor) をリチャージしている間でも飛べる」という補助的な使い道に変化する。)

デーモンハンターと同じくスペシャリゼーションが2つしかない。DPSの デヴァステーション (Devastation) とヒーラーの プレザベーション (Preservation) の二つのスペシャリゼーションを持つ。クラスとしての特徴はバランスドルイドに似ている。遠距離攻撃呪文が中心になるが、回復も器用にこなす。タレントで習得可能な《土砂崩れ/Landslide》が相手を 移動不能/Root 状態にする能力を持つだけでなく、《ウィング バッフェ/Wing Buffet》が非常に強力なノック技である上に《ホバー/Hover》という「向いている方向に瞬間的に高速移動する」というスペルも持つため、デーモンハンターにも勝るとも劣らない機動力とハンターに匹敵する相対距離コントロール能力を備える。そのため開けた場所では敵との相対距離をコントロールしながら一方的に遠距離攻撃でダメージを与えたりブレスをしっかりチャージしてから当てたりといった戦術が可能になる。クラス固有のブレス技は「ボタンを押しっぱなしでチャージし、ゲージが溜まった状態でボタンを放すと発射する」という特異な特性を持つ。フルチャージのブレスは雑魚敵に対して致命傷を与えるほどの非常に高い威力を誇る上、タレントで習得可能な《ティップ オブ スケール/Tip of Scales》というスペルで『フルチャージ状態でインスタントキャスト出来る』という恩恵を受ける事までできる。しかしクールダウンが長いという欠点を持つため、PVPではどの程度実用的なのか若干未知数。PvEでは文句なしの効力を発揮する。

欠点は敵が密集しているような場所だと相対距離のコントロールが難しく、持ち前の機動力を活かしづらい状況になる懸念があること。また、良くも悪くも範囲攻撃スペルが多く、単体攻撃が《リビング フレイム/Living Flame》と《ディスインテグレイト/Disintegrate》ぐらいしかないため、各個撃破したい状況では持ち前の範囲攻撃能力の高さが仇となってしまう可能性もなくはない。とはいえメイジに比べれば遥かに生存能力が高い上、プレザベーションはヒーラースペックとしては非常に高火力の部類になるため、もしもデヴァステーションで死亡率が高くて辛くなる場合はプレザベーションを試してみても良いかもしれない。



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