初心者向けチュートリアル

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種族、クラスを選ぶと各種族の初期村からスタート。 WoWは、クラス間のバランスがよく、どれか特定のクラスを選ぶと極端にレベル上げが不利になったりすることはない。また、種族差も長い目で見れば決定的 な違いというほどではない。従って、長期間プレイする気が起きるようなお好みのクラス・種族を選ぶのが一番かと。友人と始める場合、陣営は同じにしておく 必要がある。でないと一緒に冒険に行くどころか会話もできないので。同陣営であれば、別種族であってもすぐに(Lv10前、その気になればLv1でも)合 流できるので、安心して良い。

( 2019.07.28 追記 : 上記のとおり、アライアンス(Alliance) はアライアンス同士と、ホード(Horde) はホード同士とでしかパーティも組めませんしアイテムのトレードも出来ません。ギルドももちろん自分の陣営のものにしか入れません。それどころか、アライアンス側のプレイヤーのチャットウィンドウでは、ホード側プレイヤーの言葉が「オーク語」としてデタラメなアルファベット表記で表示されてしまい、コミュニケーションすら満足に出来ません。ホード側でプレイする場合も同様に、アライアンス側のプレイヤーの言葉がデタラメなアルファベット表記で表示されてしまいます。唯一エモートだけが文字化けせずに通用します。(一応翻訳パターンは解析されているようで、「オーク語」のアルファベットをコピー&ペーストすると自動的に本来の英語スペリングに翻訳してくれるWebサイトがあるようです。が、WoWのクライアントと翻訳サイトを同時に開いてプレイするのは少々厄介ではないかと思います。)

また、2019年より「過去のWoWのリバイバル」である「World of Warcraft Classic」がスタートしました。クラシックは全てのエキスパンションが追加される前のいわゆる「バニラ」状態のWoWで、Lv上限が(おそらく)60、ドラナイ、ウォーゲン、ブラッドエルフ、ゴブリン、パンダレンの5つの追加種族なし、8種類のアライドレースなし、多くの追加エリアや追加システムなし、いくつかの追加アビリティなし、という非常にシンプルな状態のゲームです。長年WoWを楽しんだ方々が懐古的に楽しむために作られました。また、新しく参入した人たちが「WoWって昔はどんなゲームだったんだろう」というのを体験する事も一つの大きな目的とされています。全てのシステムが同梱され、Lv上限が120である最新版の バージョン 8 バトル フォー アゼロス(Battle for Azeroth) (以下「BfA」と表記します)をプレイしたい場合、Blizzard app のログイン画面で、「バージョン」を「World of Warcraft」にしてください。「World of Warcraft: Classic」を選択すると、クラシック版をプレイする事になります。現在自分がプレイしているバージョンがどちらなのかは、ログイン画面の種族の多さで一目で分かります。最新版の「Battle for Azeroth」と「Classic」では、セーブデータが全く同期されないので、間違えないように注意してください。

それと、もしもご友人と一緒にプレイしたい場合、サーバーを同じ レーム(Realm) に設定してください。でないとせっかく一緒に始めたのにアイテムやお金のトレードが出来なかったり、同じギルドに入れなかったりと、様々な障害が生じます。一応、レームをまたいでパーティを組む事はできますが、前述のとおりアイテムやお金のトレードが出来ないため、戦利品を分ける際や、或いはご友人のために用意したプレゼントが渡せなかったりと、様々な困難が予想されます。レームの変更ボタンはログイン時のキャラメイク/キャラ一覧画面の右上にあります。キャラクターを作成した後でも有料サービスでレームを変更することも出来ますが、1キャラクターあたり3000円弱というかなりの費用がかかってしまうので、よほどやり込んだキャラクターでもない限りはあまりお勧めできません。もしも始めてからあまり時間が経過していないなら、レームを切り替えてキャラクターを作り直した方が恐らく安上がりです。

また、キャラメイク後にご友人とすぐに合流したい場合は、同じ種族で始める事をお勧めします。クラシックから既に実装されている8種族は、陣営が同じであれば他の種族のキャラクターとも比較的合流しやすいです。しかしエキスパンションで追加されたいくつかの種族は種族固有のイントロクエストラインを隔離エリアで行う事になります。このイントロクエストを一通りクリアするのに大体4~6時間ぐらいかかり、イントロクエスト中は他の多くのプレイヤーが集まる首都や大都市にはアクセス出来ません。また、イントロクエストのエリアは他の地域から完全に隔離されている専用の固有エリアであるため、他の種族のキャラクターや、或いはイントロクエストを既にクリアしてしまった高レベルのキャラクターを呼び寄せることも出来ません。その場にいるプレイヤーとパーティを組む事は可能ですが、基本的にキャラメイクされたばかりの新しいキャラクター同士、或いはソロでクエストを進めていくことになります。ゲームバランスは比較的簡単に設定されていますが、一部クリアするのが難しいクエストもあります。Youtubeなどで攻略動画を見ると参考になるかもしれません。

種族で ウォーゲン(Worgen) を選択した場合、スタート地点が ギルニーアス(Gilneas) になります。イントロクエストが終わるとナイトエルフの首都である ダーナサス(Darnassus) へ移動し、そこから自由に行動出来るようになります。ダーナサスの船着き場にはアライアンスの首都である ストームウィンド(Stormwind) へと通じるポータルがあります。地形が入り組んでいる カリムドール(Kalimdor) はクエストの難易度が比較的高いため、ポータルでストームウィンドに移動して イースタンキングダム(Eastern Kingdoms) でクエストをこなしていった方がLv上げはラクかもしれません。

ちなみに「現代」の時間軸では、ギルニーアスのあった場所は「ギルニーアスの廃墟(Ruins of Gilneas)」というマップになっており、ウォーゲン自身を含むどの種族のキャラクターでもアクセスできます。ただし人影一つ見当たらない完全な廃墟と化しており、野生動物がいくらか徘徊しているのみになっています。

種族で パンダレン(Pandaren) を選択した場合、スタート地点は ワンダリング・アイル(Wandering Isle) になります。ワンダリング・アイルのクエストラインの最後では、アライアンス側に所属するか、それとも ホード側に所属するかを選ぶ事になります。そして一度陣営を選べは基本的に二度と変更できません。一応リアルマネーを払って陣営を変更するサービスはありますが、3000円以上かかるのでお勧めはできません。

また、種族にかかわらずクラスを デスナイト(Death Knight) にした場合、スタート地点が イースタン・プレイグランド(Eastern Plaguelands) になり、リッチキング(The Lich King) にまつわる一連のクエストラインをクリアするまでは、やはり他のプレイヤーが大勢集まる大都市にアクセスできません。デスナイトは初期Lvが55と割と強力な状態から始まります。とはいえ、クラス固有のクエストの難易度が高いため、デスナイトをキャラメイクする前に少なくとも一度はLv1から冒険を始めてWoWのシステムを大まかに理解しておいた方が良いかと思います。

デスナイトと同じく デーモンハンター(Demon Hunter) も特殊なクラスです。アライアンス側では ナイトエルフ(Night Elf) のみ、ホード側では ブラッドエルフ(Blood Elf) のみしかデーモンハンターになれません。デーモンハンターは バージョン7 リージョン(Legion) で追加された真新しいクラスで、初期Lvがなんと 98 に設定されている上、20スロット のバッグを 4つ も装備した完璧に近い状態からスタートします。ただし、デスナイトと同様に他のクラスのキャラクターと合流するにはクラス固有のイントロクエストラインを全てクリアする必要がありますし、バージョン2 バーニング クルセイド(The Burning Crusade) 時代のストーリーをある程度知っていないと、イントロクエストで何をしているのか見失いやすいのも弱点と言えます。また、デーモンハンターは非常に優れたアドバンテージを持った状態でスタートする半面で、「各レームで1キャラずつしか作成できない」というかなり大きな制約が課されています。必然的にアライアンス側かホード側かどちらか片方でしかデーモンハンターを扱えないという事になりますので、デーモンハンターを選択する場合はお友達がどちらの陣営にいるのか、どちらの陣営でより長く遊ぶ可能性が高いかを少し検討してみてからの方がいいかもしれません。

ギルニーアスやワンダリング・アイルでの一連の種族関連イベントが終了する頃には、クエストをかなりこなしているはずなので、必然的にストームウィンドやダーナサスに着く頃にはおそらくLvが15近くにまでなっているかと思います。ダーナサスの船着き場にはストームウィンドと エクソダー(Exodar) 行きのポータルがあるので、そこから自由に行き来できます。ストームウィンドからダーナサスに行く場合は、ストームウィンド港(Stormwind Harbor) にポータルがあるので、そちらを利用してください。また、ストームウィンドと アイアンフォージ(IronForge) は地下鉄で繋がっており、自由に行き来出来ます。地下鉄の駅はストームウィンド内の ドワーフ街(Dwarven District) の一角にあります。大きな歯車の内径が入り口になっています。それと、メイジクオーター(The Mage Quarter) の中央にある螺旋階段を持つ塔の中にポータル室があり、ポータルから様々な場所にテレポートできます。ただし、メイジタワーのポータルを使用するには特定のLvに達していなければなりません。

ホード側の場合は オーグリマー(Orgrimmar) が首都になります。オーグリマーの中央のエレベーターを昇った先に飛行船の発着場があり、飛行船を使って様々な場所に移動できます。行き先は トーレン(Tauren) の首都 サンダーブラフ(Thunder Bluff)、イースタン・キングダムの南端に位置する ストラングルソ―ン渓谷(Stranglethorn Vale)、ノースレンド(Northrend) の ウォーソング・ホールド(Warsong Hold) です。また、アンデッド(Undead) の首都である アンダーシティ(Undercity) へのポータルもあります。それと、オーグリマーの南ゲート付近に オーグリマー・ポータル室(Orgrimmar Portal Room) があり、アライアンス側のメイジタワーと同様に様々な場所にテレポートできます。ただしこちらも適正Lvに達していなければ利用できません。例外的にノースレンドへは飛行船を使ってLv1でもその気になれば行けてしまうため、注意してください。ノースレンドは適正Lvが 60以上 です。アンダーシティからオーグリマーに戻ってきたい場合は、まず銀行がある中央のセクションに行き、上の階層の細い通路の奥にあるエレベーターを使って地上に出ます。アンダーシティの地上部分は「ローデロンの廃墟(Ruins of Lordaeron)」と呼ばれています。地上に出た後、北側の城門から外に出て、ローデロンの真北の見張り台の上にオーグリマーとストラングルソ―ンに繋がるポータルがあります。)

  • Lv1~Lv5

基本的な操作の仕方は、クエストをこなしたりしているうちに画面中央下部に表示される、一口解説(Tooltip、画面上は枠の中に大きな「!」が表示されるので、見逃すことはないはず)を読むだけでも、何となくわかるようになっている。 もっとも、ESCを押してシステムメニューを出し、Key Bindingsを開いて、どんな行動がどんなキーで出来るかざっと目を通すと、効率が随分違う。 とりあえずは、「L」(小文字でもよい、以下同じ)でクエスト一覧が表示されること、同様に「C」で装備画面、「M」で地図、「P」でスキル・魔法、「K」で生産・武器等の技能、「シフトキー+B」で持ち物が、それぞれ一覧表示されることを覚えておくと便利。


最初の村では、クエストをやりつつWoWのシステムを理解していく。 クエストを受けられるNPCは頭上に黄色い「!」が表示されているのですぐにわかる。 クエストの条件を満たすと、NPCの頭上に黄色い「?」が表示されるようになり、同時にミニマップ上でもNPCが黄色い丸で表示されるようになる。 クエストは、いっぺんに25個まで同時に受けられる。難易度が高すぎるといった理由で、終わらせられないクエストは、「あきらめる (Abandon Quest)」を選択すると取り消せる(あきらめても特に不利益はない。もっとも、最初の村で受けられるクエストはいずれも難易度は低いので、この段階で はあきらめるケースはまずないと思われる。)すぐに分かることだが、クエストの目的には大体どのような種類があるのか覚えておこう。よく出てくる単語とし ては、1、slain=そいつを殺してくる 2、head=殺して頭を持ってくる。 3、固有名詞=大体がアイテムなのでそれを持ってくるor持って行く  4、speak=人物を見つけ話しかけるだけ 等が度々見受けられる。覚えておこう。


かなり早い段階で、各クラスのトレイナーのもとに足を運ぶクエストが受けられる。トレイナーからはお金を払ってスキルや魔法を習得できるが、その後も、レベルが2つ上がる毎に新しいスキル・魔法を習得するために足を運ぶことになる。 (注:BfAではトレイナーにお金を払わなくても、新しいスキル・魔法を習得するようになりました。)


モンスターは、名前が赤で表示される敵はアクティブ(感知範囲内に近づくと襲ってくる)、黄色で表示される敵はノンアクティブ(近づいても襲われない)となっている。 モンスターを倒すと得られるアイテムのうち、名称が灰色で表示されているものは、ゲーム内での利用価値はなく、基本的に商人に売却して、お金を稼ぐためにある。 なお、持ち物を収納する袋は、最初はバックパック1つだけだが、後で4個まで追加(購入、生産、クエストの報酬、モンスターのドロップ等)することができる。


  • Lv5~10

最初の村のクエストを一通り終える頃になると、次の村へのお使いクエストが発生するので、最初の村でのクエストがすべて片付いたら、次の村に冒険の場所を移すことになる。 一時間に一回使える街に帰還するアイテム(Heartstone)は宿屋の主人(Inn Keeper)に話しかけて、その宿を定宿として設定して貰うと、旅先でそのアイテムを使用することによりその街にワープできるようになる。基本的に無く ならないので使いまくると迅速に動ける。


ここらへんから生産・採集その他のProfession(直訳すれば職業)の習得を始めるとよい(本業は2つまで、副業は3つまで習得可)。 Professionのうち、「副業」(Secondary profession)という位置付けの3つ、つまり釣り(Fishing)、調理(Cooking)、応急処置(First Aid)は全部習うとよい(First Aidだけは、回復魔法が使えるクラスはパスしてもいいかも)。自分自身のために使うほか、小銭稼ぎになることもある。 本業たる生産・採集系のProfessionは、自分のクラスで必要だと思うものを選べば良い。後でリセット(無料、但しスキル経験値は無くなる)して、別の選択をすることも可能。 補足しておくと、生産には興味ないけど金が欲しいぜええええって人は、Mining、Herbalismなどの採集系のProfessionを選ぶと良い。 逆に「多少の貧乏は我慢する代わりに、生産を楽しんでみたい」という方は、自分のクラスと相性がよさそうな生産を楽しんでみてもいいかも。 しかし、Enchantingスキルだけは初心者には扱いづらい代物となっているので、その性質や辛さがわかっていないなら大人しく回避するのが吉。 また、有効なスキルの組み合わせがあり、HerbalismとAlchemy、Blacksmithingと Mining、といった具合に、採集+(その採集したものでできる)生産という組みあわせが無難な選択肢だと思われる。

[ スキルのページ ] に詳しくまとめてあります。

(2019.07.12 追記:BfAでは 応急処置(First Aid) は 裁縫(Tailoring) に吸収合併されました。ファーストエイドのプロフェッション・トレイナーだったNPCは、現在では バンデージ・トレイナー(Bandage Trainer) となっており、包帯レシピを専門的に教えてくれます。包帯以外の通常の裁縫レシピは裁縫のプロフェッション・トレイナーから習えます。クラシックではおそらくファーストエイドをまだ習えます。

また、現在ではセカンダリ・プロフェッションに 考古学(archaeology) が追加されています。考古学を習得すると、ミニマップに赤い円で表示されるエリアで《サーベイ/Survey》のアビリティを使用できます。エリア内で《サーベイ/Surbey》を使用すると、自分が現在立っているポイントに測量機が配置され、遺跡が埋まっている方向を示しつつ、赤、黄、緑のいずれかのランプが点灯します。赤であれば遺跡が埋まっている場所からかなり離れている事を意味し、黄色はやや近く、緑はすぐ近くにある事を示します。遺跡のほぼ真上で《サーベイ/Survey》を使用するとルート可能な遺跡のオブジェクトが出現し、これをルートすると特殊なアイテムと経験値がもらえます。考古学で集めたアイテムは、《アーキオロジー/Archaeology》のアビリティを使用することで、特殊な見た目装備やペットなどを入手するために必要なアイテムに変換することができます。考古学で得られる経験値はLv上げにかなり有利ですが、場所によってはアクティブMobが大量に徘徊している場所での調査になりますので、Lv60以上になって飛行できるようになってから本格的に調査するのが良いかもしれません。)


レベル10近くになると、各種族の首都(各陣営3箇所づつある)へのお使いクエストが発生したりして、首都を訪れる機会もでてくるだろう。 各種族の首都では、番人NPCを右クリックすると、各種トレイナー等の居る位置を教えてくれる。ミニマップとワールドマップに印が付くので分かり易い。 また、同じ街の中に該当するNPCが居ない場合はどこどこへ行け、と教えてくれる。


ログアウトする時は各種族の首都か、各地の宿屋が良い。これによって一定の時間内(ログアウトしていた時間に比例。ただし上限あり)は、戦闘での取得経験値が2倍になる特典が得られる(Rest XPの獲得)。


  • Lv10~15

レベル10になると、Specialization(専門化)を3つ(Druidは4つ)の中から1つ選択できるようになる。後でお金を払ってリセットすることもできる。(クラシック)また、レベル10あたりになると、そのクラス特有のクエストをトレイナーから受けられる例が多い。これまでのクエストよりは概ね幾分難易度が高いが、新しい能力や気の利いた装備などが報酬としてもらえたりする。

( 2018.09.29 追記:バージョン8 BfA では スペシャリゼーション(Specialization) のリセットには一切費用が必要なくなりました。戦闘中でなければいつでもどこでも簡単に切り替える事が出来ます。また、バーニング・リージョン(Burning Legion) でのイベントにより、それぞれのスペシャリゼーションに固有の強力な武器、アーティファクト(Artifact) が入手可能になりました。バージョン7まではこの武器を強化する事で凄まじいアドバンテージが得られていたのですが、バージョン8で廃止になりました。現在ではネックレスの「ハート・オブ・アゼロス(The Heart of Azeroth)」、および頭、胴、肩の鎧のアーティファクトがこの代わりの役割を果たしています。

頭、胴、肩のアーティファクトには、それぞれ選択式のアビリティが備わっており、アクティベートすると Specialization 固有の技や魔法を大幅に強化する付加効果が得られます。ただ、選択しなかったアビリティの効果は得られないので、事実上その装備は特定の Specialization 専用になってしまいます。アビリティの選択をやり直したい場合は、アゼライト・リフォージャー(Azerite Reforger) にお金を払って選択前の状態に戻すことができますが、やり直しを繰り返す度に料金が上がっていくので注意してください。アライアンス側はボラルス(Boralus)、ホード側はダザーラー(Dazar'alor) で利用できます。トランスモグリファイアのすぐ隣にいます。 )


各主要都市には飛行生物(グリフォン等)に乗れる施設がある。あらかじめ乗り場のNPCに話かけておくと、別の街・村の乗り場から空を飛んで戻ってくることが可能になる。


競売所(Auction House)は、各種族の首都、および主な中立都市(Booty Bay, Gadgeztan, Everlook)に設置されている。ちなみに同盟関係にある3つの都市の競売所はお互いにつながっている(共通の市場になっている)。この共通競売所 は、種族間の競売所とは独立している。


最初のエリアは、だいたいレベル12くらいまでに卒業。 次にどこのエリアに進むべきかは、クエストをこなしていれば自然にわかる。競売所が各種族の首都に配置された現在、この段階で危険を冒してこれ以 外のエリアに向かう必要性は薄れた感がある。ただ、お使いで別種族エリアに派遣されることもある。戻ってくるか、新天地で戦うかは好きにしてよい。自分の Lvにさえあっていればどこのクエストでも報酬は似たり寄ったりなので。


  • Lv15

レベル15になると、タレント(能力)を覚えられる。タレントはクラスの特徴を伸ばすものでLv15, 30, 45, 60, 75, 90ごとに3つの中から1つ選択する。後でお金を払ってリセットすることもできるが、これはリセットするたびに一定金額まで費用が増加していくので注意。(クラシック)

( 2018.09.29 追記:BfAではタレントのリセットには費用が一切必要なくなりました。都市や宿屋など休息ボーナスを得られる場所でなら、どこででも自由に変更が可能です。また、都市や宿屋に居なくても、「トーム・オブ・トランキル・マインド(Tome of the Tranquil Mind)」もしくは「トーム・オブ・クワイエット・マインド(Tome of the Quiet Mind)」という消耗品を使用する事で、戦闘中でなければどこででもタレントの振り直しが可能です。また、Lv100のタレントが追加され、使用できる技や魔法が少し増えました。 )

この頃になるとダンジョン(いわゆるinstance)にクエストなどで入る機会ができるが、 instanceにいるモンスターはフィールド上のモンスターよりもレアアイテムをドロップする確率が高いので時間に余裕がある時にgroupを組んで挑むとよい。 ただ、必ずこなさなければならないということはない。当然だが、instanceのモンスターはフィールドのそれより遥かに強い。同じレベルでは ソロでは絶対に勝てないと思った方が良い。必ず複数人数で挑むこと。ちなみに、モンスターのステータス欄が金色の豪華な縁で飾られているのが instanceモンスターである。


また、レベル10以降、Warsong GulchというBattle Ground(PvP用のフィールド)に参加できるようになるので、対プレイヤー戦闘に挑戦してみたい方は、冒険に行く前にしかるべき場所で参加申し込み をしておいてもよい。特にレベル19近くになると、かなり楽しめるようになるはず。なぜ19かというと、10~19、20~29といった風に割り振られる ため、10や20だと全く役に立たないで終わることもあるからだ。


( 2018.09.29 追記 : Lv60以降のこと。

Lv60になると、アライアンス側では ストームウィンド・シティ(Stormwind City) で、ホード側では オーグリマー(Orgrimmar) で、フライング・マウント(Flying mount) を入手できます。このフライング・マウント(空飛ぶ乗り物) によってプレイヤーは イースタン・キングダム(Eastern Kingdoms) 、カリムドール(Kalimdor)、ノースレンド(Northrend)、パンダリア(Pandaria)、そして「この世とあの世の狭間」とでも言うべき異次元「捩れし冥界(Twisted Nether)」の一角に浮かぶ巨大な浮遊大陸「アウトランド(Outland)」の計5つの広大な大陸を自由に飛び回る事が出来るようになります。世界が一気に広がったと感じる事でしょう。

フライングマウントについては、[ マウントのページ ] にて、詳しく解説しています。

(ちなみに、アウトランドは オーク(Ork) の生まれ故郷である惑星「ドラエナ(Draenor)」の変わり果てた姿です。悪魔の軍団「バーニング・リージョン(Burning Legion)」の侵攻を受け、故郷である惑星「アルガス(Argus)」から遥々逃げてきた ドラナイ(Draenei) の疎開先でもありました。が、ドラナイを追ってきた悪魔の軍団により滅ぼされてしまい、捩れし冥界を漂う事になってしまったようです。

Lv60になったらアウトランドとノースレンドへ渡航する事が出来るようになり、文字通り冒険できる世界が広がります。アウトランドへはイースタン・キングダムの南東に位置する ブラステッド・ランド(Blasted land) にある ダークポータル(Dark Portal) からテレポートできます。ノースレンドへはアライアンス側ではストームウィンド港から船便が出ています。ホード側ではオーグリマーから飛行船でノースレンドにアクセスできます。また、アライアンス側ではメイジタワーのポータル室から アウトランドの中心に位置する大都市 シャトラス(Shattrath City) と、ノースレンド上空に浮かぶ空中魔術都市 ダララン(Dalaran) へ直接テレポートできます。アウトランドでは荒廃したドラエナ跡地で策謀を巡らせるグルダンやイリダンと戦う「バーニング・クルセイド(The Burning Crusade)」、ノースレンドではアンデッド軍団を率いるリッチキングと戦う「ラース・オブ・リッチキング(Wrath of the Lich King)」のクエストラインを開始できます。「バーニング・クルセイド」がバージョン2時代のコンテンツ、「ラース・オブ・リッチキング」がバージョン3時代のコンテンツになります。

Lv70でフライマウントの速度を上げる事ができ、Lv80になればさらに高速化出来ます。ただし、それぞれのアップグレードに最低でも4000ゴールドという大金が必要になります。

Lv80になると、パンダリア、ディープホルム(Deepholm)、ヴァシュジール(Vashj'ir) 、ハイジャル山(Mount Hyjal) 、ウルドゥム(Uldum) 、トワイライト高原(Twilight Highlands) など、様々な場所にアクセス出来るようになります。Lv80になると新しいクエストラインを開始できる通知がプレイヤーキャラのもとに届き、アライアンス側では ストームウィンド城・本丸(Stormwind Keep)、ホード側では グロマッシュ ホールド(Grommash Hold) へ来るように促されます。ここで開始されるクエストを受諾すると バージョン4「カタクリズム(Cataclysm)」もしくは バージョン5「ミスト オブ パンダリア(Mists of Pandaria)」時代のクエストラインを開始できます。(が、カタクリズムは水中マップであるヴァシュジールが冒険の主な舞台となるため何かと不便なことが多く、多くのプレイヤーから敬遠されています。パンダリアを冒険してキャラクターのレベルをもっと上げて、強くなってからストーリーを楽しむために戻ってくる方がいいかもしれません。)クエストをある程度進めると、アライアンス側ではストームウィンドのメイジタワーのポータル室からパンダリアの ジェイド・フォレスト(Jade Forest) に通じるポータルを利用できるようになります。また、アライアンス側ではストームウィンド城の北の湖に浮かぶ小島のポータルが使用できるようになり、ハイジャル山やウルドゥムなど様々な場所にアクセスできるようになります。ホード側にも同じ機能を持った施設が飛行船の発着所のすぐ北の高台にあります。

Lv90になると、バージョン6時代のコンテンツである「ウォーロード・オブ・ドラエナ(Warlords of Draenor)」のクエストラインを開始できます。大魔導士カドガー(Khadgar) 率いるアライアンスとホードの連合軍は、悪魔の軍団に滅ぼされる前の過去の惑星ドラエナへと乗り込み、ダークポータルを悪用しようと目論む グルダン(Gul'dan) を止めるため合同作戦を展開します。クエストをある程度こなすと自分好みにある程度作り替えられる 駐屯地(Garrison) にアクセス出来るようになります。ここで毎日ハーブを収獲したり鉱石を採掘したり、それに伴い経験値を入手出来たりと、出来る事がかなり増えます。また、駐屯地に直接テレポートできる二つ目のハースストーン「ギャリソン・ハースストーン(Garrison Hearthstone)」を入手できます。

( このマップでは残念ながら初期状態ではフライマウントで飛行する事が出来ません。ただ、手持ちのキャラクターどれか一人でも、「ドラエナ・パスファインダー(Draenor Pathfinder)」の実績を解除すれば飛行が可能となり、他の全てのキャラがその恩恵を受ける事が出来るそうです。ただし非常に面倒です。 )

Lv100になり、駐屯地をランク3までアップグレードすると、タナン・ジャングル(Tanaan Jungle) でのクエストラインが発生します。タナン・ジャングルはバージョン6時代の追加マップであり、ウォーロード・オブ・ドラエナのイントロクエストラインでまず最初に降り立った場所でもあります。ただ、駐屯地をランク3にアップグレードするためには 2000 ギャリソン・リソース(Garrison Resources) と 5000g という大金がかかるため、このクエストラインを無視してバージョン7のコンテンツを楽しむこともできます。

Lv98になると、バージョン7時代のコンテンツである「リージョン(Legion)」 のクエストを開始できます。上記のバージョン7時代のクラス固有アーティファクト武器の入手クエストも開始できます。このイベントにより、以前はノースレンド上空にあった空中都市 ダララン(Dalaran) が ブロークン・アイル(Broken Isles) に移動します。( が、依然としてノースレンド上空の旧ダラランにも行けます。) ダラランが移動した段階で、ブロークン・アイル上空のダララン(以後「新ダララン」と呼称)に直通する専用の三つ目のハースストーン「ダララン・ハースストーン(Dalaran Hearthstone)」がもらえます。

Lvを110まで上げると、新ダラランの ヴァイオレット・シタデル(The Violet Citadel) にいるカドガーから、ブロークン・アイルでの ワールドクエスト(World Quest / 通称:WQ) をアンロックするクエスト「ユナイティング・ザ・アイル(Uniting the Isles)」を受けられます。受けた瞬間にカドガーに話しかけるだけでクリアできますし、同時に直近のフライトマスターポイントに移動する「フライトマスター・ホイッスル(Flight Master's Whistle)」という非常に便利なアイテムを入手できます。また、カドガーから別のクエストを受けると「リージョン」の追加マップであり、ドラナイの本来の生まれ故郷である惑星 アルガス(Argus) の探検も可能になります。アルガスはバージョン7時代の追加マップになっています。

ブロークン・アイルもドラエナと同様に、初期状態では飛行できません。「ブロークン・アイル・パスファインダー、パート2(Broken Isles Pathfinder, Part Tow)」の実績を解除すると、やはり飛行が可能になります。こちらはドラエナ・パスファインダーよりも比較的容易に解除できます。ただ、ブロークン・アイルではフライトマスター・ホイッスルが利用可能なので、飛行出来なくても移動はかなりラクです。 )

Lv110になると、2019年現在の最新コンテンツであり、バージョン8である「バトル・フォー・アゼロス(Battle for Azeroth / 通称:BfA)」のクエストラインを開始できます。そしてジェイナ・プラウドムーアの故郷である クル・ティラス(Kul'Tiras) 、ならびにタランジ王女の本拠地である ザンダラ(Zandalar) で冒険できるようになります。ちなみに上記のフライトマスター・ホイッスルは、Lv120になると クル・ティラス と ザンダラ でも使用可能になります。また、Lv120になると クル・ティラス ならびに ザンダラ でのワールドクエストを受けられるようになります。そして 2019.07.30/バージョン8.2 現在で最新のマップであり、BfA の追加マップである ナージャター(Nazjatar) 、メカゴン(Mechagon)、そして ホリフィック ヴィジョン(Horrific Visions) も探索できるようにもなります。「バトル・フォー・アゼロス・パスファインダー、パート2(Battle for Azeroth Pathfinder, Part Two)」の実績解除で クル・ティラス、ザンダラ、ナージャター、メカゴンでの飛行が可能になります。)

  • 若干の補足

WoWは、どんなクラスを選んだかにかかわらず、ソロで、クエストをこなしているだけでも、レベル上限(現時点ではレベル80)まで到達することが可能。

( 2018.11.05 追記 : バージョン 8 のパッチにより、BfAではLv上限は120になっています。とはいえ、依然としてソロプレイは十分可能であり、ギルドに参加したりパーティを組む事は必須ではありません。ただLv118辺りになってくると、装備品と敵の強さとの比率の関係で、ソロでクリアするのが難しいクエストが幾分か出てくる可能性があります。最高Lvである120になってワールドクエストをこなしながら装備品をアップグレードしていくと、この問題はある程度解消されます。ですので、クリアが不可能と思われるクエストは一旦諦めて、他のクエストで自キャラや装備品のLvを上げ直してから改めて後で挑むのも一つの選択でしょう。

110以降のLv上げには アイランド・エクスペディション(Island Expedition) が便利です。アイランド・エクスペディションは味方3人一組で挑む小規模のインスタンス・ダンジョンで、参加表明をするとランダムな味方とマッチングしてダンジョンに挑むことになります。あらかじめ3人パーティを組んでおけばマッチングの必要がないので待機時間を節約できます。敵を倒したり アゼライト(Azerite) と呼ばれる特殊な鉱物を採掘したりしてポイントを稼ぎ、難易度が最も低いものでは合計 6000 ポイント集めればクリアになります。クリア報酬はLv120未満の場合は経験値で、Lv120に到達しているキャラクターの場合は「ハート・オブ・アゼロス」の経験値であるアーティファクト・パワーがもらえます。また、Lv120以降では毎週合計36000ポイントを集めると大量のアーティファクト・パワーと宝の地図がもらえます。宝の地図は、アライアンス側であればボラルス港の 7thリージョンの戦闘艦「ウインド リデンプション(Wind's Redemption) 」、ホード側であれば フォーセイクンの戦闘漢「バンシーズ ウェイル(The Banshee's weil)」のミッションテーブルにミッションを追加する消耗品で、ミッションの成功報酬は2500アーティファクト・パワーや5000ゴールド、限定ペットや特殊な見た目装備など、非常に豪華です。どの報酬が出るかはランダムです。アイランド・エクスペディションは、アライアンス側ではウィンド・リデンプションのさらに奥、フリン・フェアウインド(Flynn Fairwind) の隣のテーブルから参加できます。ホード側は、ダザーラーの南端が港になっており、港の西側にいる キャプテン・レゾクーン(Captain Rez'okun ) の隣のテーブルから参加できます。

それと、毎日クル・ティラスかザンダラの計6つの地域(ティラガード・サウンド(Tiragarde Sound)、ドラストヴァール(Drustvar)、ストームソング・バレイ(Stormsong Valley)、ズルダザー(Zuldazar)、ナズミア(Nazmir)、ヴォルドゥーン(Vol'dun))のいずれかで アサルト(Assault) ミッションが発生します。アサルトは他のWQとほぼ同じで、特定のボスを倒す、ないし特定のアイテムを集めたりオブジェクトを破壊したりすることでクリアできます。アサルトイベントが発生すると5つのWQがマップ上にあらわれ、そのうち4つをクリアすると追加で一つクエストが自動発生します。これをクリアすればデイリークエスト同様に報酬がもらえます。こちらはキャラクターのLvが120に届いている場合はアイテムLv340~370の装備が報酬としてもらえますが、120に届いていないキャラクターには1時間の経験値ボーナスBuffが付与されます。この経験値ボーナスとアイランド・エクスペディションを併用することで非常に効率的なLv上げが可能になります。アサルトミッションは発生してから6時間半で消滅するので、クル・ティラスとザンダラのマップをこまめにチェックするといいかもしれません。

2019.07.09現在では、クル・ティラスとザンダラのワールドクエスト報酬で得られる装備品の最高Lvは390となっていますが、入手時にランダムでLvが5~20ほど上がる場合があります。ワールドクエストは数時間ごとのサイクルで更新され、一度クリアしてしまったWQでも次の日には補充されています。また、毎日特定の地域のワールドクエストを3つまたは4つクリアすると豪華な報酬がもらえるデイリークエストも受けられます。このデイリークエストでは、最大で(おそらく)Lv460以上のアイテムがもらえます。

アイテムレベルの平均値が320以上になると、約2週間に一度開催される バトル・フォー・ストームガード (Battle for Stromgarde) に参加できます。また、アイテムレベルの平均値が335以上になると バトル・フォー・ダークショア(Battle for Darkshore) に参加できます。イベント開始時に一度だけクエストを受けられ、ストームガードの戦いではアイテムレベル370以上、ダークショアの戦いでは400以上という非常に強力な装備品が報酬としてもらえます。また、それとは別に、毎回の参加報酬としてストームガードの戦いではレベル340以上、ダークショアの戦いでは355以上の装備品がもらえます。入手時にランダムでそれ以上にまでレベルが上がったり、特殊な効果が追加されたりする場合もありますので、以前はアイテムLvを上げる絶好のチャンスでした。

ただ、パッチ8.2で「ベンシーク(Benthic)」と呼ばれる装備品が追加されました。入手直後の状態ですらアイテムレベル385という非常に高い性能を誇るものですが、ナージャターでのみ使用可能な特殊通貨「プリズマティック・マナパール(Prismatic Manapearl)」を使ってアップグレードでき、もともと高いアイテムレベルをさらに上昇させることができます。ヴォイドバインダー(Voidbinder) がベンシーク装備のアップグレードを担当し、アライアンス側では Sturzah(スターザ―?) が、ホード側では Zorlan(ゾーラン?) がそれぞれの陣営のナージャターの拠点にいます。ベンシーク装備そのものはナージャターのワールドクエストの報酬か、或いは 5プリズマティック・マナパール で特定の部位を購入することも可能です。アライアンス側では Artisan Itanu(アーティザン・イタヌ?) が、ホード側では Finder Palta(ファインダー・パルタ?) がベンシーク装備を販売しています。このベンシーク装備は入手直後の状態では「装備品」ではなく「使用すると自分のクラスに符合した装備を作成する」という消耗品です。「装備品を作る前の段階」、例えるならば開封前の箱詰めされた状態ならば、同じアカウント内の別のキャラクターにメール等で送ることができます。ウォリアであれば板金鎧、ハンターであれば軽装鎧、メイジであれば衣服といった感じで「開封」した時点で自動でキャラクターのクラスに符合した装備になるため、「別のクラスの装備品を引いてしまって無駄になる」というリスクはありません。このおかげでセカンド以降のキャラのアイテムレベル上げは非常にラクになりました。プリズマティック・マナパールさえあればアイテムレベルをどんどん上げていけるので、現在最新のマップであるナージャターでWQやデイリークエストをしていれば最速で強力なキャラクターを作り上げる事ができます。ただし武器、指輪、装身具の3種はベンシーク装備が存在しません。武器、指輪、装身具については、クル・ティラスやザンダラの通常のWQ、デイリーの4つのクエストクリア、プロフェッションで作成されたアイテム、オークションハウスで買う、あるいはダンジョンやレイド戦の報酬を狙うしか今のところは方法がありません。

また、パッチ8.3では ブラック エンパイア(Black Empire) 装備が追加されました。ン・ゾス(N'zoth) の侵攻に晒された地域の敵からランダムでドロップする装備で、ベンシーク装備と同じく「同一アカウント内の他のキャラクターに移送可能」、そして「開封した時にアイテムを作成する」という機能を持っています。ただし、ウォリアやパラディン用の板金鎧や、ハンターやシャーマン用の軽装鎧、メイジやプリースト用の衣服など、装備の種類が固定的であるため、ベンシーク装備と違ってあまり融通が利きません。サブキャラのクラスに符合したアイテムを手に入れたらラッキー、程度に思っておくといいかもしれません。

話は大きく変わりますが、バージョン8のパッチの影響で、BfA以前の古いコンテンツの一部のMobが異常に強かったり、あるいは一部のクエストのクリアが極端に難しくなったりしている場合があります。Lv上限を120にまで引き上げる前に、Lv110以下のプレイヤーキャラ、Mob、装備品などを一律で弱体化してゲームバランスの過剰なインフレを避ける措置が取られました。そのため一部の「処理し忘れた」Mobのステータス、ないし使用する技や魔法の効力が弱体化前の強いままになっている場合があります。Blizzard社が鋭意修正中ではありますが、いかんせんWoWには膨大な量のデータが存在するため、まだ各所に「やり残し」が存在します。

もちろん、元々難易度が高いクエストはいくつかあります。クエスト欄に「奨励人数:〇人」と書かれていたり、或いは敵をターゲットした際に、敵のネームプレートに後述の「エリート(Elite) 」の目印である銀、金、或いは黒鉄色のドラゴンの縁取りがある場合は「パーティプレイ奨励」の難易度の高いクエストですから、ソロプレイの際は避けた方がいいかもしれません。また、それとは別に上記の「やり残し問題」のせいで明らかにおかしいダメージを与えてくる敵がまだ幾ばくか存在します。そういった敵との戦闘は極力避けて、他のクエストでLvを上げる事を強くお勧めします。 )

クエストのリストに「エリート(Elite)」とか「ダンジョン(Dungeon)」と表示されるものは、基本的にグループでこなすことを想定し た難易度となっている。グループを組むのが面倒、もしくは難しい場合には、スキップしてしまっても全く差し支えない(レベル上限に達するための支障になる ことはない)。スキップしたことで美味しい報酬がもらえないという弊害はあるが、それも少し上のランクのクエストをやるとすぐにお役ご免になったりするの がザラなので気にしなくて良い。 どのレベル帯も、常に3つ程度のエリアが提供されているので、仮にレベル上げで壁にぶつかってしまったら、同じレベル帯の別エリアに移動して簡 単そうなクエストをこなしてみるのも一つの手。ちなみに、全てのクエストを残らずこなすのは膨大な時間が必要なある意味廃人プレイである事を追記してお く。面倒なクエストはある程度無視してしまうのが賢いやり方だ。


全種族に共通する、キャラを作って生まれてからぶち当たる初期エリアまでの事でぶち当たりそうな壁を記載。みんな足りない部分補完ヨロ。

( 2018.11.05 追記 : 現在では製品版を購入した場合、クラストライアル(Class Trial) システムを利用できます。プレイヤーキャラはいきなりLv110の状態から始まり、全ての技、魔法、タレントを使用できます。選択したクラスの基本的な戦い方をレクチャーするチュートリアルクエストの後、両陣営とも バトル・フォー・ローデロン(Battle for Lordaeron) という大掛かりな戦闘を経験する事になります。アライアンス側は攻城戦、ホード側では撤退戦を経験する事になります。アライアンス側は [ こちら ] でクエストを開始できます。ホード側の概要は [ こちら ] 。

いきなり大きなイベントに直面するため少々戸惑うかもしれませんが、仲間のNPCキャラが大勢いて勝手に敵を倒してくれるので、最悪自分自身はほとんど何もしなくても味方の軍勢に同行して傍観しているだけで大きな問題は生じないかと思います。前に出すぎると敵の集中砲火を喰らうため、戦端が開かれてから各個撃破を狙う方が良いかと思います。また、イベントの途中でホード側が毒ガスを散布する戦略を取るため、地面が緑色に変色しているところを避けて後退する必要がある事は覚えておくといいでしょう。ホード側はガスマスクを着用すれば毒ガスによるダメージを無効化できますが、ガスマスクが有効な場面とそうでない場面があります。また、仮に死んでしまってもさほど大きなペナルティはないので、安心して挑んでいただければと思います。

(ちなみに、戦いの舞台となったローデロンは、元々は アーサス・メネシル(Arthas Menethil) が治めるアライアンス側の領土でした。しかし フロストモーン(Frostmourne) を引き抜き、その呪いに囚われて リッチキング(Lich King) と化してしまったアーサス本人によって滅ぼされてしまいました。リッチキングが率いる死者の軍団 スコージ(Scourge) は、殺した相手をアンデッドにして支配する事で無限に増殖する凶悪な軍勢でした。多くの人々や地域がスコージに滅ぼされ支配されていきましたが、リッチキングの精神支配が弱まった際に、犠牲者の一人であった シルヴァナス・ウィンドランナー(Sylvanas Windrunner) が自我を取り戻し、反旗を翻しました。同じくリッチキングの支配から自由になった アンデッド(Undead) たちがシルヴァナスの旗のもとに集い、リッチキングに敵対する新たな軍団 フォーセイクン(Forsaken) を組織しました。フォーセイクンはローデロンの地下に アンダーシティ(Undercity) と呼ばれる巨大な城砦を作って本拠地とし、それ以降アンダーシティはホード側の領土となっていました。しかしバトル・フォー・ローデロン以降、最早誰も住むことが出来ない不毛の地と化してしまいました。

余談ですが、バトル・フォー・ローデロンが起こる前の「過去の」ローデロンには、ローデロンの城壁のすぐ外にいる Zidormi(ジドルミー?) に話しかけるとタイムトラベルする事が出来ます。また、リッチキングにまつわるストーリーは、主にノースレンドで体験できます。Lv110のキャラクターであれば、おそらくソロでもバージョン3時代のダンジョンやレイドをこなせるかと思いますので、興味があれば古いエキスパンションのエリアで冒険してみるのもいいかもしれません。)

本題に戻ります。

バトル・フォー・ローデロンの後、ホード側ではまず敵の本拠地であるストームウィンドに忍び込んで、牢獄に囚われた味方を救出する作戦を展開します。紆余曲折があって本来救出するはずだった味方の代わりに タランジ王女(Talanji) と 予言者ズール(Zul) を救出する事になり、ストームウィンドから脱出してからタランジ王女の本拠地である ザンダラ(Zandalar) に向かう事になります。(このイベントはアライアンス側のイントロクエストと比べてかなり難易度が高いため注意してください。牢獄を出てからはステルスミッションになります。敵との戦闘を極力避けて、先導してくれる ローカン(Rokhan) についていきましょう。特に、道中に登場する ゲン・グレイメイン(Genn Graymane) と ジェイナ・プラウドムーア(Jaina Proudmoore) との戦闘は必ず回避してください。)このイベントの後から、ザンダラで自由に活動出来るようになります。ザンダラの首都 ダザーラー(Dazar'alor) は、他のホードの都市と似てかなり高低差がある上にものすごく広いため、プロフェッショントレイナーや、ミッションテーブルのある オナーバウンド(Honorbound) の戦闘艦「バンシーズ・ウェイル(Banshee's Wail)」にアクセスするのに若干不便かもしれません。

この脱獄事件の後、タランジ王女の乗った船をアライアンス艦隊は追撃していました。長い追跡の末にようやく敵艦を射程圏内に捉えた直後、海霧の向こうに待ち構えていたザンダラ海軍から猛烈な反撃を食らって壊滅的被害を被りました。アライアンス側はこの事態を重く受け止め、海軍力の強化のためにかつての同盟国でありジェイナの故郷でもある クル・ティラス(Kul Tiras) に助力を求める事になります。しかしジェイナに付き添ってクル・ティラスに到着すると、アライアンス一行は全く歓迎されませんでした。ジェイナは生まれ故郷のクル・ティラスでは、実の父親である ダエリン・プラウドムーア(Daelin Proudmoore) を殺害した裏切者として扱われており、プレイヤーキャラ共々監獄島「トール・ダゴール(Tol Dagor)」に送られてしまいます。トール・ダゴールに潜入していた フリン・フェアウィンド(Flynn Fairwind) の協力のもと、監獄島から脱出して ボラルス(Boralus) に到着した後、自由に行動できるようになります。ボラルスは主要な施設がかなり狭い地域に密集しているため、ホード側に比べて便利かもしれません。

クラストライアルは、そのキャラクターで合計8時間プレイするか、もしくはこれらのイントロクエストをクリアするまで無料で楽しめます。試用期間が過ぎた後は、キャラクターは凍結され使用不能になります。が、7000円程度するLv110ブースト権を購入してアンロックする事で恒久的に使用できるようになります。また、製品版を購入すると自動的にLv110ブーストが一回分ついてきます。

クラストライアルをやってみた結果「このクラスは自分には合わないな」、あるいは「このクラスならLv1からでもやれそうだな」と思ってトライアルキャラクターを破棄したくなった場合、キャラクター選択画面の「デリート(Delete)」ボタンを押せば削除できます。「本当にいいですか?」という確認メッセージが出るので、「delete」と入力すれば完全に削除されます。ただ、キャラクターをデリートしてから1か月間は、そのキャラクターにつけていた名前と同名の名前は使用できなくなるので注意してください。

クラスは全部で12種類あり、それぞれのクラスが3種類の スペシャリゼーション(Specialization) を持っています。ドルイドのみ例外的に 4種類 持っており、逆にデーモンハンターのみ例外的に 2種類しか持っていません。全てのクラスがそれぞれものすごく異なった戦い方をしますし、スペシャリゼーションを変更するだけでも全く別のキャラに化けたりするため、最終的にどのクラスが自分に一番合っているのかをクラストライアルで確かめてみる事をお勧めします。上記の バトル フォー ローデロン のイベント後には首都のストームウィンドやオーグリマーに移動しますし、旧市街にあるカカシを相手に戦闘訓練が出来ます。それぞれのクラスとスペシャリゼーションでどんな戦い方が出来るのか、どんな技や魔法が使えるのかを体で体感してみれば、Lv110ブースト権を悔いなく使える事でしょう。冒頭で述べたとおり、デーモンハンターは Lv98 からスタートするため、デーモンハンターに限ってはブースト権を使う必要がほとんどありません。ただし、繰り返しになりますがデーモンハンターはそれぞれの レーム(Realm) につき1キャラしか作れないので、アライアンスかホードかどちらの陣営にするのか慎重に考えましょう。

スペシャリゼーションの変更は戦闘中でなければいつでも自由にできます。スペシャリゼーションウィンドウは、画面右下のボタンから呼び出せるほか、Nキーを押しても同様のウィンドウを開けます。そしてウィンドウ内で変更したいスペシャリゼーションを選択してアクティベートボタンを押すと通常の魔法と同様に詠唱が始まり、詠唱が完了すると選択したスペシャリゼーションに完全に変更されます。アクションバーも自動で変更されますし、スペシャリゼーションの変更に伴って装備品を自動変更する機能も備わっているため、事前にしっかり調整しておけばアクティベートした直後からほぼ完全な状態で活動できます。装備品の自動変更を行う「イクイップメント・マネージャー(Iquipment Manager)」は「キャラクター・インフォ(Character Info)」ウィンドウの右上にあり、「現在装備している装備品一式」をセーブする機能を持ちます。セーブが完了したら歯車のマークを押してスペシャリゼーションを選択すると、そのスペシャリゼーションをアクティベートした時に自動で保存してあるセットを装備します。ただし上位互換アイテムを入手して古い装備品を破棄してしまった場合など、インベントリの中から旧セットの装備が見つけられなかった場合、装備品の変更が行われません。新しい装備を入手したらイクイップメント・マネージャーで保存するようにするといいかと思います。

それと、スペシャリゼーションを変更した場合、一部のスペシャリゼーション固有Buffがリセットされるほか、レイジやマナやコンボポイントやルーニックパワーがゼロに戻ってしまう事には注意してください。特にマナがないと致命傷のヒーラーやメイジの場合、戦闘に入る前に食事等でマナ回復が必要になります。ハンターの場合はペットを呼び直す、アサッシネイションローグの場合は武器に毒を塗るのを忘れないようにしましょう。

クラストライアルを始めた直後はチュートリアルに従ってごく限られた技や魔法しか使えないのですが、チュートリアルを終えた段階からスペシャリゼーションもタレントも好きなようにカスタマイズ出来るようになります。パーティプレイで役割が被ったらダメージディーラーからヒーラーに鞍替えしたり、或いはエリートMOBと戦って負けてしまったら、死体回収した後で専攻を変更して全く異なる戦術で挑む、なんて事も出来ます。特に他の専攻の一部の技や魔法を継承できる アフィニティ(Affinity) を持つドルイドは、他のクラスよりもパターンの組み合わせが多いため、自分好みにしっかりカスタマイズしてみると理想に近い戦い方を発見できるかもしれません。

話は少し変わりますが、Lv1からスタートした場合、技や魔法がほとんど使えない上に騎乗も出来ないため、移動速度の遅さに悩まされる事になります。もちろん、ゲームの基礎を理解するために一度はLv1から始めてみるのもとてもいい経験になるでしょうが、移動速度の遅さがゲーム進行速度の絶対的な遅さとしてネガティブに体感されてしまいがちで、少々根気の要る作業が必要になってしまいます。また、序盤で手に入るアイテムの売却額は後半で手に入るアイテムの1万分の1ぐらいの価格しかなく、クエストを達成してもらえる報酬金額も後半に比べると雀の涙ほどの額です。獲得したアイテムを格納するカバンも、序盤にもらえるものは6~8スロットと大変制約が大きく、後半でプロフェッションで作成したり他のプレイヤーからオークション経由で購入できる30スロットのカバンとは雲泥の差があります。カバンを新調するためにお金を稼ごうにも、売却用アイテムを格納するスロットが足りずに泣く泣く諦めざるを得なくなったり、他のプレイヤーに売れるものを作るために生産素材を溜めておこうにも大容量の銀行スロットをアンロックするのにそもそも馬鹿にならない金額が必要だったりと、何をするにも苦労の連続になってしまいがちです。

それに比べてLv110のクラストライアルは全ての技や魔法が使える上に、最初から22スロットのカバンを4つも装備しているので、所持品の格納場所にはしばらく困らないかと思います。クエストをこなしてもらえる報酬もLv1のアイテムや金額と比べると雲泥の差で、冒険を効果的に進めるために集めておくべき必需品を揃えるのにとても重宝します。

WoWには「ヘアルーム(Heirlooms)」という「全キャラ共通で使える装備品ライブラリシステム」が存在します。アライアンス側ではアイアンフォージの ホール・オブ・エクスプローラー(Hall of Explorers) に、ホード側ではアンダーシティの ローグ・クオーター(The Rogue's Quarter) にヘアルーム商人がいます。また、頭とマントとパンツについては、ギルドに入ってギルド商人から購入する事になります。ギルドに入らなくても肩、胴、武器、装身具、首飾り、及びヘアルーム装備のアップグレードキットは購入・アンロックが可能です。装備を購入すると、そのアカウントでヘアルーム装備が恒久的にアンロックされ、全てのキャラクターで手に入れたヘアルーム装備品のコピーをいくつでも生成できるようになります。このヘアルーム装備品には獲得経験値にボーナスを与える能力が付与されたものも存在し、攻撃力や防御力など装備品自体の性能もキャラクターのLvに応じてある程度自動的に成長します。初期状態では装備品の成長上限は Lv60 までですが、装備品の成長上限を上昇させる「ヘアルーム・アーマー・ケーシング(Heirloom Armor Casing)」および「ヘアルーム・スカバード(Heirloom Scabbard)」を使用する事で、最高レベルである 120 まで対応できるようになります。ランク2にアップグレードする「エンシェント・ヘアルーム・アーマー・ケーシング(Ancient Armor Heirloom Casing)」が Lv90 まで対応しており、価格が 500g。ランク3のアップグレードが「タイムウォーン・ヘアルーム・アーマー・ケーシング(Timeworn Heirloom Armor Casing)」で、価格が 1000g、対応Lvを 100 まで上昇させます。ランク4のアップグレードが「ウェザード・ヘアルーム・アーマー・ケーシング(Weathered Heirloom Armor Casing)」で、価格が2000g、対応Lvを 110 まで上昇させます。そしてランク5のアップグレードである「バトルハーデンド・ヘアルーム・アーマー・ケーシング(Battle-Hardened Heirloom Armor Casing)」で、最高Lvである 120 まで対応できるようになります。ただし価格は 5000g であり、ランク1から5まで必要なヘアルーム全てをアップグレードするにはかなりの大金が必要になります。ですが、ヘアルーム装備品でほぼ全身を固めていた場合、新しく入手した装備品といちいち性能比較したり交換したりする手間さえも省略でき、ずっと経験値ボーナスを受け続けられます。(首飾りについては Lv110 以降はハート・オブ・アゼロスを使用する事になるでしょうから、最大Lvまでアンロックする必要がありません。)このヘアルーム装備があると無いとではプレイ効率が恐ろしく変わってきてしまいます。

ですから、ファーストキャラでLv110ブーストを使ってクル・ティラス、ザンダラ、ナージャターをある程度探索し、セカンドキャラ用にお金、カバン、ヘアルームやベンシーク装備などを揃えておくと手間や時間を大幅に短縮することができます。ただ、別のレームにキャラクターを作ってしまうとアイテムの移送ができないため、同じレーム内でしかこの方法は通用しません。ヘアルームはどのレームでも、あるいはどの陣営ででも複製可能なので、「アライアンス側でプレイしていたけれど、ホード側でもプレイしたいな」と思った場合はヘアルーム、マウント、ペット、玩具は継承できます。また、パスファインダーの実績もレームや陣営を問わず継承されます。これだけでも冒険はかなり楽になるでしょう。

ヘアルーム商人からはヘアルーム装備、アップグレード用のアーマーケーシングやスカバードだけでなく、イースタン・キングダムでのフライトパスをアンロックする「トゥ・モダナイズ・ザ・プロビジョニング・オブ・アゼロス(To Modernize the Provisioning of Azeroty)」もしくは「ザ・アゼロス・キャンペーン(The Azeroth Campaign)」と、カリムドールのフライトパスをアンロックする「サバイビング・カリムドール(Surviving Kalimdor)」もしくは「ウォーキング・カリムドール・ウィズ・ジ・アースマザー(Walking Kalimdor with the Earthmother)」という地図も購入できます。それぞれ購入した場合、アライアンス用のフライトパスアンロック用玩具とホード用のフライトパスアンロック用玩具の両方を習得し、アカウント内の全てのキャラクターでレーム、陣営を問わず使用できるようになります。最初から活動範囲を広げておけると受けられるクエストの選択肢が広がるため非常に便利かと思います。アライアンス側で購入しても、ホード側で購入しても、敵対陣営の地図も自動的に入手できるため、敵対陣営でわざわざお金を溜め直して買い直すような面倒はありません。

前述のとおり、前半で手に入れたアイテムのうち98%ぐらいは完全下位互換になってしまうので、よほど思い入れのあるアイテム以外は売却ないし破棄する事になるかと思います。いくつかのアイテム、特に装備品は、装備した際ないし入手した際に「ソウルバウンド(Soulbound)」といって「他のキャラクターに譲り渡すことが出来ない」制約がかかります。ですから中古品の装備をセカンドキャラ用にとっておこうという作戦は残念ながら通用しません。また、「見た目が気に入っているのに性能がガッカリ」という装備品がいくつもあるかと思いますが、自分のクラスに符号した種類であれば、ソウルバウンドがかかった時点でコレクションの装備品の外見ライブラリに保存されます。主要都市にいる「魔改造師(Transmogrifier) 」にお金を払うことで、性能の高い装備品の外見だけを別の装備に変更する事ができるため、最高性能の装備でもオシャレを十分満喫できます。ですからライブラリに登録済みの見た目装備は倉庫にしまっておく必要がありません。ライブラリは全てのキャラクターで共有できます。が、ウォリアであれば板金鎧、ハンターであれば軽装鎧、メイジであれば衣服といったクラスに応じた制約が発生します。同じ種類の装備能力を持ったクラス同士でしか装備品の見た目を共有出来ない事には注意してください。

ですので。まずはLv1から始めて「WoWってこんなゲームなのか」というのを学んだ後で、クラストライアルに切り替えて、それぞれのクラスで何が出来て、今後どんなことが出来るようになるのか体験してみるとモチベーションに繋がるかと思います。 )



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