●この度も短い間ですがよろしくお願いします。
出品されている商品で購入を迷っているものがあります。
支払いをもう少し時間下さい。
一つ相談なのですが自分のヴィヴィオがアイドリング不調になってしまいました。
エンジンを掛けた直後はいいのですが少し経つとアイドリングが不安定になります。
やはりISCVでしょうか?
思い当たる事があったら教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
1.一番考えられるのが、二次エアーの吸入かと思います。
まずエアーのホース類すべて、穴やヒビ、切れなどがないか確認します。
エアバイパスバルブから出ている、細い3~4本のバキュームホース、インタークーラー前後のホース、スロットルボディガスケット、スーパーチャージャーダクトなどです。
たいていは目視で見て、大丈夫と判断される場合が大半ですが、実際は結構な確率で見逃しがあったりします。
パックリ切れていたり、穴があいてそこからヒューヒュー空気が出入りしている、というならわかるのですが、まずそんなことはありません。非常に小さな亀裂や、圧力がかかった時にあくような小さな穴だったり、見えない裏側だったり、見ただけではわからないことがほとんどかと思います。
しっかり確認するには、ホースを一つずつ外していって、汚れを拭いて、指で広げたり触ったりしてクラックを見るしかないかと思います。劣化しているホースは、ダメであってもなくても、どうせ交換するつもりでその際に取り換えてしまうのがベストかと思います。ゴム系ホースよりシリコン系ホースの方が、持ちはいいと思います。
参考:
【整備45】インタークーラーホース 交換 その1
http://www.nakagomibuhin.com/gallery/2010/05/1-17.php
【整備165】ポート加工 その6 インテークマニホールド 組立
http://www.nakagomibuhin.com/gallery/2011/01/-1-20101214.php
【整備281】エンジン換装C型⇒A型 その22 エアクリーナーケース取り付け
http://www.nakagomibuhin.com/gallery/2011/05/22-2.php
【整備282】エンジン換装C型⇒A型 その23 バキュームホース シリコン化
http://www.nakagomibuhin.com/gallery/2011/05/23-2.php
2.ISCV
おっしゃるとおり、ISCVも怪しいです。A・B型と、C・D・E型で若干形状等が違いますが、いずれにしましてもここはブローバイなどですごく汚れますので、エアーの流れが悪くなったり詰まったりしますと、エンジン不調になるかと思います。オイルキャッチタンクを付けていると多少汚れ方は軽減されると思いますが、好不調にかかわらず、1、2年に一度とか、定期的に清掃しておくに越したことはないかと思います。
キャブクリーナー(EFIクリーナー)などで、結構簡単に主な汚れは取り除けます。キチンとやるなら、分解清掃オーバーホールです。
【整備244】エンジンOH その52 C型エアクリーナーボックス・スロットルボディ2
http://www.nakagomibuhin.com/gallery/2011/04/-50.php
【整備245】エンジンOH その53 C型エアクリーナーボックス・スロットルボディ3
http://www.nakagomibuhin.com/gallery/2011/04/-51oh.php
3.バルブ欠け
ご存知、ヴィヴィオの持病、バルブ欠けです。
1気筒死んだ感じになる、走るけどなんとなく力がない、ボクサーエンジンサウンドになる(私はよくわかりませんでしたが)、などは、バルブ欠けが考えられます。
こちらの原因特定は、いたって簡単です。シリンダーの圧縮を測ってみれば、一発です。コンプレッションゲージを持っているか、借りて来られればいいのですが、実際は難しいと思いますので、整備工場やディーラーなどで、コンプレッション(圧縮)を測ってもらいます。1気筒(中には2気筒、3気筒も)が圧縮ゼロで死んでいたら、決定です。
2番シリンダーが死んでいる可能性が7割くらいかと思います。あとは1番、3番が複合している場合があります。4番シリンダーが死んだ情報も、1件あります。
シリンダー番号の見方は、ヴィヴィオの前に立って、エンジンルームを上から見て、 エンジンの運転席側(エアクリーナー側)から、1番、2番、3番、4番シリンダーとなります。
修理は、バルブ交換となります。欠けているバルブはほとんどエキゾーストバルブですが、こちらを交換するのにシリンダーヘッドを外しますので、オーバーホールと同じような作業になり金額もちょっとかかります。
エキゾ-ストバルブは、新品は熱対策された最終形となりますので、予算によっては8本全数替えた方が後々の心配がなくなります(対策されたものが、再び絶対欠けない、と言う保証はありませんが)。
4.カム角センサー
通称、カムセンと呼ばれる、DOHCヘッドの上から見て右側についている、カムシャフトの角度を見ているセンサーですが、精密機械ですので、こちらの調子が悪くなってもエンジン不調は起こります。
根元のオーリングが熱による硬化で劣化したり痩せたりして、よくオイル漏れ(オイル滲み)を起こします。そのオイルが内部に侵入して、ピックアップ部を汚したり、また別の原因で回転がズレて著しく進角・遅角を起こしていたりすると、やはり不調になると思います。
5.
プラグコード
プラグコードが劣化してリークしたり、コイルやプラグにしっかり刺さってないと、安定した電気がプラグに供給されず、エンジンがバラついたり、1気筒死んだような状態になることもあるかと思います。
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