陣営一覧
ここでは、複数の国家の集合体(組織)を一覧化している。目次1 軍事・安全保障組織 軍事的な連携を目的としたより硬い国際組織2 経済連携組織経済的な連携を目的とした比較的緩い国際組織3 共通された目標を...
宗主国のイギリスに続く形で1940年に日本との全面戦争に踏み切ったオーストラリアだったが、南鳥島沖での米海軍の壊滅的敗北とコロンボ空襲による東洋艦隊の壊滅を受け、1941年時点で豪州政府とその海軍には聯合艦隊の進軍を食い止めるという身の丈に合わない任務がのしかかっていた。1942年のダーウィン港空襲により国内で恐日論が高まる中、1943年8月初頭に米豪遮断作戦である『FS作戦』が発動する。これにより珊瑚海海戦にて西村祥治中将が指揮する第一遊撃部隊とオーストラリア艦隊による艦隊決戦が繰り広げられるが、圧倒的戦力差から大敗を喫し、豪州艦隊は事実上壊滅する。この報はニュージーランド降伏と共に国内世論を講和に傾けさせるのには十分すぎる理由であったが、連合国盟主のイギリスは橋頭堡保持の為にもアーサー・ファデン首相に対し、徹底抗戦を指示する。
ファデン首相はイギリスからの要求を飲み、日本政府からの降伏勧告を黙殺し、国民に対してラジオ越しに何度も日本軍への抵抗と忍耐を呼びかけた。この動きは白豪主義者からは支持される一方で、戦時体制に困窮してきた一般市民や富裕層ら宥和主義者は声高に非難し、双方の溝を深めることになる。そして、1943年12月10日、ポートモレスビーの陥落と共に本土への空襲が激化し始め、翌年1月9日にはティウィ諸島とダーウィンに日本軍が上陸作戦を敢行し、同都市を明け渡す。国内では反戦運動と白豪主義者の自警団間の衝突が起き始め、もはや日本軍と戦う余裕は無くなっていた。そして2月中に行われたシドニーとブリスベンへの艦砲射撃により政府は遂に無条件降伏を宣言。4年間続いた戦争に終止符を打った。
44年2月から始まった日本軍占領下では遮断作戦により物資枯渇とインフレで混乱していた国内を安定化させる為、石渡荘太郎大蔵大臣の提言の元、経済安定指針が示され、オーストラリアドルに代わって大洋州銀行券が発行される。石渡の経済政策が功を奏し、国内のインフレは収まりを見せるが、同時にキャピタルヒルに旭日旗がたなびいている事に我慢ならない白豪主義者の暴動は日に日に過激になりつつあった。致傷沙汰は勿論のこと小規模な銃撃戦が度々行われ、街中に死体が転がっているのが日常となりつつあった。
この様な混乱の中、1945年9月2日の連合国講和会議の後、大洋州総督府は設立された。初代総督には畑俊六大将が任命されており、彼は国内の反乱分子の鎮圧を念頭に置いた統治を行なった。こうして、1947年までの2年の月日の中で12万人ものオーストラリア人が逮捕された。この様な弾圧に絶えかねた白豪主義者や労働者階級の人間は西部の都市パースにて抗日戦線を掲げるオセアニア白人連盟の成立を宣言する。こうした経緯で今日に至るまでオーストラリア大陸は東西に分断されている。
このような内乱も重なって総督府内の人口は一時期700万人まで落ち込み、畑俊六は総督職から更迭される。後任には珊瑚海海戦で圧倒的勝利を収めた西村祥治海軍中将が就任した。西村は畑の恐怖政治的な統治方法を改めた『大洋州改革要綱』を打ち出し、国内の安定化と市場としての開拓、そしてオーストラリア人の思想改革を掲げた。西村の政策は前任者と比べ大きく宥和的となり、市民生活への憲兵や特高の介入を減らし、オーストラリア国民への配慮を見せた。だが、その裏で西村はオーストラリア、ニュージーランドの原住民への過剰なまでの優遇措置を打ち出す。『原住民優遇法』と呼ばれるこの政策はかつて虐げられていた人種を対等な関係に持ち上げる事で白人優越主義を根本から破壊しようというものであった。
この法案により、アボリジニやマオリの中で自分たちの国を作るという思考の土壌が耕され、52年にはマオリ党によるニュージーランド諸島の分離独立(アオテアロア)が成されている。一方、オーストラリア原住民であるアボリジニはそもそもの人口が少ない事もあり、総督府からの育児助成金や土地返還政策を通して人口回復が最優先事項とされている。51年から進められているこの政策により、45年時点で6万人だったアボリジニは1960年には22万人にまで回復している。
数多の抗日運動やテロを抑えながらも大洋州は安定した成長を見せ、総督府誕生と同時に設立された大洋鋼鉄会社は国内の豊富な鉱物資源による貿易で共栄圏内で満州に迫る利益率を叩き出していた。
シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。
ここでは、複数の国家の集合体(組織)を一覧化している。目次1 軍事・安全保障組織 軍事的な連携を目的としたより硬い国際組織2 経済連携組織経済的な連携を目的とした比較的緩い国際組織3 共通された目標を...
重慶軍閥正式名称中華民国略称重慶閥タグCHO公用語中国語首都南京(事実上:重慶)国家元首孔 祥熙政府首班孔 祥熙政府思想-与党中国国民党人口-人成立1912年1月1日所属陣営中華統一戦線重慶軍閥は、反...
製作メンバー[]※製作メンバーにおける主要管理人のみ管理人[]にっしんGB副管理人[]T75_kareraisuア無理・ロイせつなれいんらぺ會長んしゅぱらコーディング部長[]んしゅぱらシナリオ製作部長...
自由フランス正式名称フランス共和国略称自由フランスタグFFR公用語フランス語(名目上)首都ブラザウィル国家元首シャルル・ド・ゴール政府首班シャルル・ド・ゴール政府思想権威民主主義与党-国家解放委員会人...
1900年-1910年1911年-1920年1921年-1930年1931年-1940年1941年-1950年1941年9月11日~1943年6月15日 太平洋戦争1941年6月22日 ヴァ―モンド作...
独ソ戦戦争第二次世界大戦年月日1941年6月22日~1947年5月28日結果連合国の勝利交戦勢力勢力1連合国ソビエト社会主義共和国連邦グレートブリテン及び北アイルランド連合王国フランス共和国アメリカ合...
無政府主義は、一切の権力を否定し個人とその集団の自由を全く拘束することの無い社会を実現しようと主張する政治思想である。目次1 思想1.1 ・経済構造1.2 ・分派2 サブイデオロギー思想無政府主義の主...
満州国特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
沙桑羅問題(しゃさろもんだい)は、カリフォルニア州連合の国家承認や大日本帝国の責任、アメリカ西海岸におけるアジア人による人種差別問題といったカリフォルニア州連合による様々な国際問題の総称。第二次世界大...
欧州基本条約署名1950年8月5日署名場所ソ連 モスクワ発効1951年1月1日寄託者ソビエト社会主義共和国連邦政府内容第二次世界大戦、特に独ソ戦後における欧州の在り方に関する基本的な条約欧州基本条約は...
横浜講和条約署名1946年7月15日署名場所日本 横浜発効1947年1月1日寄託者大日本帝国政府内容第二次世界大戦における連合国と大日本帝国の間の平和条約横浜講和条約は横浜で開かれた横浜講和会議で正式...
横浜講和会議条約横浜講和条約期間1946年5月1日~7月13日日本側代表吉田 茂連合国側代表ジョン・フォスター・ダレス目的横浜講和条約の締結横浜講和会議は、太平洋戦争を正式に終結させるために横浜で開か...
このぺージでは、この世界ではどのように核開発が行われたかを解説する。目次1 ・米国の核開発と戦後1.1 -マンハッタン計画2 ・核開発競争2.1 -ソ連の核開発成功2.2 -ソ連の水素爆弾開発の成功・...
東トルキスタン社会主義共和国正式名称東トルキスタン社会主義共和国略称東トルキスタン所属陣営オムスク条約機構目次1 歴史2 政治3 軍事4 経済5 その他6 関連記事歴史政治軍事経済その他関連記事オムス...
日本=オホーツク海問題は、日本海、オホーツク海における日ソ間の勢力圏拡大による対立抗争及びそれに関連した紛争である。目次1 経緯2 紛争2.1 紛争・事件一覧3 影響経緯第二次世界大戦後、日ソは両国を...
冷戦戦争冷戦年月日1946年~(諸説あり)交戦勢力勢力1大東亜共栄圏・大日本帝国勢力2オムスク条約機構・ソビエト社会主義共和国連邦指導者・指揮官指導者・指揮官1大東亜共栄圏・大日本帝国指導者・指揮官2...
広域アジア連携会議場所日本 東京期間1945年10月10日~11月10日主導大日本帝国参加国-目的アジア共同条約の締結(大東亜共栄圏の形成)広域アジア連携会議は、大日本帝国が主導し東京で開催されたアジ...
ここでは、50年代以降から開発が急速に進んでいる宇宙開発の歴史について解説している。宇宙開発力においては、ソビエト社会主義共和国連邦が最も高く、次いで大日本帝国、イギリスと続く。目次1 ソ連の宇宙開発...
太平洋戦争 洋上を航行する聯合艦隊戦争第二次世界大戦年月日1941年9月11日 - 1944年結果大日本帝国側の勝利。英米との条件付き講和。交戦勢力勢力1枢軸国大日本帝国満州国蒙古国ビルマ国タイ自由イ...
大洋州総督府正式名称大洋州総督府略称豪州/大洋州タグAST公用語豪州諸語/日本語/英語首都キャンベラ特区国家元首西村祥治政府首班西村祥治政府思想-人口996万人成立1945年9月3日所属陣営大東亜共栄...